Sherwood S-2100
FM Stereo Tuner
(1962-1966) |
はたしていつどこでこれを買ったのか、もうほとんど覚えていません。
オレゴンかワシントンの、北に向かう郊外の片側1車線の田舎道、
ぼつんとあった道路沿いの一軒家にYARD SALEの手書き看板が出ていて、
一服休憩がてら止まり、家人さんと挨拶をして、
でもあんまりめぼしいものはなくて、
5ドルの値札がついていたこれを買ったのだ・・・
と記憶しています。
たしかそのお宅はスミスさんと言ったような、
あるいはそんな感じの、中学の英語の教科書に出てきそうな平凡で古風な感じのお名前だったかと。 ガレージラボでテストすると、チューナとしてきちんと動作していることが確認できました。 けれど結局これを実用機としてラジオを聞くことはなく、 さりとて手放すこともなく、帰国の船便コンテナに乗って太平洋を渡り、 その後22年間、段ボール箱の中で眠っていたのでした。 |
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[このセクションは整備作業が終わった後に書きました] Sherwood S-2100は、1962年秋に発表された、Sherwood社初のFMステレオ-AMチューナです。 1961年04月にアメリカのFMステレオ放送の標準形式としてGE-Zenith方式 - パイロットトーンマルチプレクス方式が正式採択されたことを受け、 先代S-2000II FM-AMモノラルチューナにデマルチプレクサを搭載してFMをステレオ化したモデルです。 1960年代初頭のアメリカならではの、淡いアイボリーのフロントパネルにゴージャスなシャンパンゴールドのフロントベゼルで飾られた、 高級オーディオ機です。 通常のFMチューナよりも20%長い大型横行きダイヤルの中に、 美しいライトブルーに発光するチューニングインジケータと、 FMマトリクスステレオ信号を受信したときにオレンジ色に光るステレオインジケータを持ちます。 FM高周波増幅段
アンテナ端子から入った信号はバンドパスフィルタを通過したのちに6BS8 双3極管を使ったカスコード増幅回路で非同調増幅されます。
この段はAGC制御を受けます。
FM周波数変換段とFM局部発振回路
FMの周波数変換は6CB6 5極管で行われます。
高周波増幅段の出力はバリコンで同調されるLC共振回路を通った後、
FM局部発振器の出力が加えられ、
6CB6のコントロールグリッドに入ります。
FM局部発振は12AT7A 双3極管の片側セクションで発振されます。 FM周波数変換はアッパーサイドインジェクションであり、 局部周波数発振器は受信周波数よりも10.7MHz高い周波数を発振しています。 12AT7Aのもう一つのセクションはAFCとして働きます。 FM中間周波増幅段
FM中間周波信号は2段の中間周波増幅回路で増幅されます。
第1段は6AU6 5極管による極めてシンプルなゲイン固定のカソード接地増幅回路。
第2段は6BA6 リモートカットオフ5極管で、FM受信時には飽和領域で動作し、
振幅制限器 - リミッタとして動作します。
こちらはAM受信時の中間周波増幅段も兼ねます。
FMリミッタ
3つめの中間周波トランス2次側から取り出されたFM中間周波信号は6BN6ゲーテッド・ビーム管でさらに振幅制限され、
AM成分が排除されます。
ハッシュ・コントロール
本機には、FMの局間ノイズを抑制するハッシュ・コントロール機能があります。
信号レベルが低いとき、6AU8の3極管セクションが導通し、
リミッタの出力をシャントして、局間ノイズが出ないようにします。
ハッシュコントロールのしきい値はリアパネルのトリマで調整が可能です。
FMドライバ
リミッタで振幅一定のパルス列になったFM中間周波信号をレシオ検波器に入れる前に増幅します。
これは6AU7Aの5極管セクションが用いられています。
レシオ検波
FM復調回路はゲルマニウムダイオード2本によるレシオ検波器です。
検波後の平均電圧はAFC制御電圧としてAFC管に送られ、
局発周波数を若干量変化させることによって、
いったん合わせた放送局をロックし続けるようになっています。
AFCのON-OFFはフロントパネルのスライドスイッチで切り替えることができます。
パイロットセパレータ
レシオ検波で得られた復調信号は、6EA8の3極管部に送られます。
ここで19kHz同調コイルを用いて復調信号の中から19kHzのパイロット信号が取り出されます。
この管はまたコンポジット信号のバッファアンプとして動作します。
この回路中に、サブキャリア周波数67kHzのストアキャスト信号を除去するためのトラップコイルが設けられています。
パイロット増幅
19kHzのステレオパイロット信号は6EU7の3極管部に入り、増幅されます。
ロックドオシレータ/ダブラ
19kHzパイロット信号は6EA8の5極管部に送られます。
この管のカソード-グリッド間には19kHzの同調回路があり、
受信されたパイロット信号に正確に位相ロックされた19kHzが発振されます。
さらにこの管で19kHzの2倍の38kHzが生成されてFM副搬送波となり、
次段のバランストミキサに送られます。
これらFMステレオ復調用の真空管 - パイロット増幅とロックドオシレータ/ダブラは、 フロントパネルのファンクションスイッチがFM StereoのポジションにあるときのみB電源が給電されます。 バランストミキサ
本機のステレオデマルチプレクサは、ゲルマニウムダイオード4本を用いたバランストミキサです。
コンポジット信号に38kHzのサブキャリアが注入され、
マトリクス処理の結果として右チャネル・左チャネルの音声に分離されます。
フロントパネルのファンクションスイッチがFM (Mono)のポジションにあるときはトランスのセンタータップが切り離され、 バランストミキサはモノラル復調を行います。 オーディオ出力&デエンファシス
バランストミキサの出力は12AU7 双3極管に入り、
デエンファシスされつつ電圧増幅され、リアパネルのオーディオ出力となります。
デエンファシスのための時定数素子は3端子のセラミックパッケージに素子が封入されたICであり、
内部の素子定数は回路図からでは読めません。
AM高周波増幅
アンテナからのAM信号は6BA6で高周波増幅されます。
6BA6のコントロールグリッドはAGC電圧でバイアスされており、
アンテナ回路バリコンのステータにはAGC電圧が出ています。
なお高周波増幅管とつぎの周波数変換管はフロントパネルのファンクションスイッチがAMポジションにあるときだけB電圧が給電され、
FMポジションの時は停止しています。
AM周波数変換
AMの周波数変換は6BE6ペンタグリッドコンバータによる自励式です。
局部発振回路は第1グリッドを使った、インナーグリッド・インジェクション式です。
高周波信号は第3グリッドに注入されます。
第3グリッドにAGC電圧が印加されています。
AM中間周波増幅
AMの中間周波増幅は1段のみです。
FMの中間周波増幅第2段と兼用です。
この管はAM受信時のみAGC制御を受けます。
この管のプレート回路はFMの中間周波トランスとAMの中間周波トランスが直列に接続された形となっています。
この段の出力中間周波トランスの2次側はフロントパネルのAM WIDE - AM NARROWスイッチで切り替えられ、
AM WIDE時には通過帯域を広げ、高音が伸びた良好な音質を実現しています。
AM検波 / AM AGC
双2極3極管6BN8の2極管のひとつがAM検波として用いられています。
もうひとつの2極管がAM用AGC電圧発生用として用いられ、
ディレイドAGCを構成しています。
AM音声出力
AMダイオード検波の出力は6BN8の3極管セクションによるカソード・フォロワを介して、音声出力となります。
この管のグリッド回路にはハイカットフィルタがあり、
フロントパネルのAM WIDE - AM NARROWスイッチがNARROWポジションにあるときに高域を減衰させます。
チューニングインジケータ
チューニングインジケータにはEM87指示管が使用されています。
FM受信時にはリミッタ管6BN6の入力レベルから生成したFM AGC電圧が、
AM受信時にはAM AGC管で生成されたAM AGC電圧がコントロールグリッドに加わり、
蛍光発光部分の大きさを変えます。
STEREOインジケータ
FM Stereoモードのとき、19kHzのパイロット信号が一定以上のレベルで検出されると、
フロントパネルのネオンランプが点灯します。
この制御に6EU7の片側の3極管部が使われています。
パイロット信号検出判定はこのランプの点灯消灯を制御するのみで、 パイロット信号がないとき すなわちモノラル放送のときでも、 本機のステレオデマルチプレクサは常時ステレオ受信で動作します。 モノラル放送を良好な音質で聴きたいとき、 あるいは良好なステレオ復調を行うには信号強度が不足するときは、 手動でファンクションスイッチをモノラルポジションに切り替える必要があります。 電源回路
電源トランス2次側の電力はシリコンダイオード1本で半波整流され、
平滑キャパシタとドロッピングレジスタでリップルを除去したのちに装置各部に200V/155V/110V/100Vの電圧を供給します。
ヒータ巻線は6Vで、12V球はセンタータップを用いて6V点火されています。
FM高周波増幅/FM第1中間周波増幅/リミッタ/19kHz増幅の各真空管のヒータはインダクタを通したのちに給電し、
ヒータ配線を経由した高周波の回り込みが起きないように配慮されているほか、
FM高周波増幅管ヒータにはバイパスキャパシタが入れられ、ノイズ対策・不要輻射抑圧の対策になっています。
本機のフロントパネルのダイヤルスケールは2個の6V豆電球で照明されます。 このランプはヒータ巻線で点灯されています。 |
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2021年05月、
夢と時空の部屋のエアコン設置工事
に向けての準備作業の途中で、
この真空管FMチューナーが出てきました。
そのスタイリングは25年間ずっと覚えていましたが、
正直なところメーカー名も型番も忘れていて、
自分の中ではただ「真空管FMチューナ」という認識でした。
電源をつないでみると、しかしまったく反応しません。 入手したのはおそらく1996年〜1997年のころ。 そのころはWindows95が普及して多くの人がPCを使うようになっていましたが、 ようやく56kモデムが広まったころで、 データ通信はテキストが主流、 画像は一枚一枚ダウンロードしていくのに近い感覚でした。 サーチエンジンもYahoo!が急速にシェアを伸ばしていた時代。 ラジオの修理に必要な情報はネットニューズに投稿して誰かが回答してくれるのを待つ、 といったふうでした。 だからこのチューナに関する情報はほとんど得られなかったのです。 それを考えるといまはほんとうにいい時代。 本機の型番 - Sherwood S-2100 - で検索すると、 回路図もサービスマニュアルも入手できました。 よし、そのうち修理してあげよう。 2021-05-12 段ボール開梱 |
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2021年12月、
在宅勤務に使う夢と時空の部屋も当然冷えますが、
朝の1時間ほどエアコンを入れて暖めれば、
その後は
ハリクラフターズS-20R
の真空管9本で夜まで暖かく過ごせました。
けれど2022年年明け
ヤマハA-501
のサービスをしているときは、部屋は寒いまま。
トランジスタアンプでは暖まらないなあ。
冬はやっぱり真空管だね。
つぎはSherwoodに取り掛かろう。
真空管13本で暖まりたい。 以前は動作していたのだから、 電源プラグのブレードが酸化して接触が悪くなったとかかな。 はたしてそうだったのか、ブレードを軽く拭いて何回かテーブルタップに抜き差ししてからスイッチを入れると、 フロントパネルのランプが点灯し、15秒ほどしてマジックアイが水色に光りはじめました。 なんだ、簡単に直っちゃった。 2022-01-10 動作開始 |
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同調指示管EM87のライトブルーの表示の動きもスムースで、
FMもAMも快調に受信できています。
が、不定期にパリパリとノイズが入ります。
キャパシタの劣化でしょうね。
でもそれも数時間動作させるうちに消えて出なくなりました。
再生音は自然ですが、高域の輝きは弱いように思えます。
リキャップすれば良くなるかな。
まあ実用に不足はないので、
そのうち問題化してきたら作業しよう。
いまはこのまましばらく、身も心も温まる暖房器具として使うことにします。 6時間ほど動作させ、パリパリノイズは出なくなったものの、あれえ? 突然受信できなくなり局間ノイズが。 ダイヤルを合わせなおすと受信できましたが、 その後数分でまた受信できなくなります。 どうも受信周波数がときおりすうっと数100kHz動いてしまうようです。 局発周波数が変動しているのかな? そうだとすれば原因は何だろう、 局発同調回路に入ったキャパシタの劣化、 あるいは局発発振管のスクリーン電圧がバイパスキャパシタのリークで変動してしまうとか、かな? 2022-01-10 受信周波数の変動を確認 |
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調べてみると、周波数が動いているのはチューナではなくてシグナルジェネレータのほうでした。
2000年ころにジャンク屋で買って22年間使っているシグナルジェネレータ、
とうとうイカれたか。 FMで周波数を88MHz以上にセットしたときに、周波数がふらりふらりと数100kHz変動してしまいます。 幸いに30MHz以下では安定していますので、 ダメになったのは78MHz〜110MHzを出すFM帯用のシンセサイザ部分であるようです。 サービスマニュアルも回路図もなくて修理は無理だろうなあと思いつつ内部を見てみますが・・・ とても直せる気がしないなあ。 さらにいろいろ試してみて、あれれ? 無負荷なら周波数は安定しているよ? どうやら原因の半分はS-2100チューナ側にもあって、 シグナルジェネレータ出力を直接S-2100のアンテナ端子につなぐと症状が発生するようです。 直接に接続するのではなくて4.7kΩの抵抗を介してつなぐと周波数は安定しています。 470Ωでは症状発生。 100pFのキャパシタなら、いまのところ大丈夫なようす。 S-2100のアンテナコイルの関係なのでしょうかね。 ともかくMSG-2161は続投可能なようです。 ただし、ひょっとするとFM帯のRF出力レベルは狂ってきているのかもしれませんけれど。 2022-01-11 問題はMSG-2161出力をS-2100に直接接続したときに発生することを確認 |
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1962年モデルの真空管FMステレオチューナだなんて実際のところどうなんだろう。
アンプでは言うまでもなくいまも真空管は現役ですし、
アンプは真空管に限る! という熱烈なファンの方が大勢いらっしゃいます。
けどね、FMステレオチューナですよこれは。 この時代、 アメリカではすでに19kHzパイロット信号によるマルチプレクス方式がFMステレオの標準方式として採択され、 大都市には複数のFMステレオ局が運用され、 このS-2100のような高級FMステレオチューナが発売されていました。 いっぽう日本で1962年といえば、まだFMステレオの試験放送も始まっていないころです。 メーカー製のFMステレオチューナなどないに等しく、 既存のFMチューナを改造して組み込むための後付けデマルチプレクサユニットが売られていたりした時代。 本機では、 音質のカギを握るFM復調回路にはレシオ検波が、 そしてステレオデマルチプレクサにはバランストデモジュレータが使われています。 これは民生用FMステレオ受信機技術の第一世代といっていいでしょう。 そしてそれは、 シンセサイザもなければデジタル音源もない、素朴な音楽ソースしかなかった1960年代のオーディオ機器です。 低価格でもPLLデマルチプレクサやデジタル復調が当たり前の現代のモデルに太刀打ちできるとは思えず、 デジタル音源デジタル編集が当たり前の現代のソースを鳴らし切れるかどうかは疑問があります。 けれど聴いてみると、どうして立派にきちんと鳴ってくれます。 音質はナチュラルだし、低域も豊か。 セパレーションは良好で、音像もくっきりしています。 1960年代にはなかった強力で複雑な逆位相成分をたっぷり含むソース - たとえば美有耳虚無頭さんの"Keep On Loving You" - C-CLAYSさんのアルバム「幻想天舞」 のトラック4 - は、 1970年製の日幸電子STA-301 ではまともに復調できませんでしたが、 S-2100はじゅうぶんに美しく響かせます。 TR-i のアルバム "No World Order"から"Property 1.0"も全く問題なし。 これでもか的にベースが大レベルで20Hz近くまで落ちる LOGICAL EMOTIONさんのアルバム"Touhou Project pops arranged instruments" のトラック7、"亡き王女の為のセプテット" も腰砕けにならず鳴らし切ります。 さらに驚くべきは、AMラジオの音の良さです。 フロントパネルのAM選択度切り替えスイッチをWIDEにすると、 選択度は-6dB帯域幅が±15kHzに広がり、 とてもAMとは思えない音で音楽を楽しめます。 シンバルやハイハットがきれいに聞こえるAMラジオなんてそうそうないよ? しかしAM WIDEだと、夜になって近接周波数の混信を受け始めると、 とたんに9kHzのビート音に悩まされることとなります。 よっぽど強い局を聞くのでない限り実用的ではありません。 この場合はAM NARROWポジションに切り替えることによって、-6dB帯域幅が±5kHzになり、 近接妨害から逃れることができます。 ただし高音の伸びは普通の音の良いAMラジオ程度になりますが。 ちなみに本機はリアパネルに90度可動式のバーアンテナを持ちます。 バーアンテナの外装は厚手の紙の成型品と見えて、 ここは時代を感じさせます。 |
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パリパリノイズが出始めました。
やっぱりもう一度ケースを開けて、今度はシャシー底面カバーも開けておいて、
診断と修理をしよう。 ケースを開ける工程で何べんか本体を動作させたまま横倒しにしたり逆さにしたりしましたが、 その都度ノイズの出具合 (発生頻度) が変わります。 キャパシタなどの素子故障よりも、どこかの接触不良の可能性が高いですね。 じゃああそこは直しておこう。 FMステレオ出力アンプの12AU7。 ここの真空管ソケットに接触不良があることは分かっていました。 真空管をゆするとノイズが出ます。 ので接点清掃。 あわせ、オーディオ出力のRCAピンジャック外周部も磨きました。 内部ピンは接点洗浄剤を入れて細いドリルの歯で軽ーく磨き。 よし、ノイズは出なくなった…か、あるいはまた隠れたか。 この12AU7 双3極管はステレオ音声出力アンプですが、デエンファシス処理もここで行われています。 本機はアメリカのメーカーによるアメリカ国内向けモデルですから、 FM放送のデエンファシスにはアメリカ仕様の時定数が使われているはずです。 デエンファシスネットワークは回路図上で素子定数が明記されておらず、 セラミックパッケージに複数の素子が封入されたモジュール部品として実装されています。 このため日本国内のFM放送を聞く場合はすこし違和感が出るかもしれませんね。 実際にはコントロールアンプでちょっとTREBLEトーンコントロールをいじってやれば済む程度なので、 神経質な楽しみ方でない限り気になりません。 2022-01-15 12AU7ソケット清掃 |
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