A self study of cognitive dissonance on SoftBank Toshiba X01T smartphone based on Windows Mobile 6 Professional [Jump to the latest topic in this crazily long web page] |
それまで使っていたNokia6680が不幸な事故で使用不能に。
6680には期待したけれど、多機能デバイスとして使うにはやはり機能・能力不足で、今度はやはりスマートフォンにしよう。
一台で今持ち歩いている携帯電話とLinuxザウルス、ICレコーダの機能が兼ねられたら便利です。 しばらくぶりにソフトバンクショップに行き新しいモデルをみたものの、決定打なし。 X01HTはよさそうだったけれど、ザウルスSL-C860の横640ピクセルでも苦労しているのだから、横320ピクセルの画面ではとても使えるとは思えず。 800ピクセルでWindowsMobile6Professionalで走るX01Tは大変魅力的でしたが、開発に苦労しているようで発売日は未定。 使える電話機がなくなり待っていられない状態なので却下。 するとヨメがアイデアを出してくれました。 特に不満もなくなんと7年も使い続けた東芝製J-Phoneを買い換えよう、 で、その電話機をX01Tが発売されるまでの間私が使っていればいい・・・よし、それで行こう。 あたらしいヨメの電話機は最新の東芝製。チタニウム外装が売りですが、がっかりしたことにその外装はわずか2日後には取れない汚れが残ってしまいました。 塗装強度に致命的な問題を抱えているようです。 Nokiaに慣れた後では日本流のユーザーインターフェイスは退屈で、新しい機械なのにほとんどいじらず。 半年近く発売が延期されようやく本日リリースされたX01Tを、そんな経緯で使い始めました。今度は大切に2年間使ってやろう。 というわけで、自分の忘備録を兼ねてX01Tとの付き合いをつらつら書いてみます。 このページのテキストは基本的にX01TのWord Mobileで書いた後にPCに転送し、XyzzyでHTMLに書き換えています。 日記的に追記していきますのでブログみたいな様式になってしまっていますが、 後日判明したこと等は適宜追記を入れています。 (注:あくまでも独り言で、大半の人には十中八九つまんないページです。 いろんなツールやガジェットをインストールしたり危ないハックをしたりとかといったドキドキワクワクな使い方はしませんので、 その手の情報をお探しの方は別のサイトへどうぞ。) |
MiniSDカードを使う機器は初めて。ヨメの電話用のと合わせて、パナソニックブランドの2GB MicroSDカードを2つ買いました。
汎用サイズの液晶保護フィルムを買って貼り付けてみましたが、タッチパネルが反応しなくなり、ダメ。ヨメケータイに回しました。 Noobow9100コンピュータにActiveSyncをインストールし、付属のUSBケーブルで接続テスト。 しかし何度やってもダメ。あきらめかけていたとき、 スタート→設定→接続タブ→PCへのUSB接続 の画面の「高度なネットワーク機能を有効にする」チェックボックスを外してみたら、 無事 安定して接続できるようになりました。 これはたぶんPC側の問題なのだろうと思いますが、どういうことかな。転送速度もかなり遅いしね。 私はプライベートではOfficeもOutlookも使いませんのでActiveSyncそのものの恩恵はなし。 仕事ではOfficeもOutlookも使いまくりですが、私物の装置を会社のコンピュータに接続などしようものなら首が飛びます。 そんなわけで、1999年に買ったZaurusPocket PI-1000にも2003年のSL-C860にも同期ユーティリティが付属してきましたが、使ったことはありません。 |
X01Tは、当然ですがウェブサーフィンでは電池の消耗が激しく、たとえパケット定額で運用していても一日サーフィン三昧というのは無理なようです。
複雑なフレーム構造でスクリプトを多用しているページではプロセサパワーもかなり食われてしまうようです。 X01Tを胸ポケットに入れ、Windows MediaでMP3音楽を2時間ほど聴いていると、筐体はまるでカイロのようにポカポカ。 で、それだけでバッテリーインジケータの残量表示は50%以下。カイロにもなるケータイなんて今の季節はありがたいですが。 |
MySoftbankにユーザ登録をし、XRoofをダウンロードしました。なんだか初期のXWindow用プログラムみたいな名前ですが・・・。
タスク切り替えが簡単にでき、ブラックのデザインはとてもいい感じ。しばらくこれで行こう。 Todayメニューの背景をプリインストールではない壁紙にしたら、 Todayメニュー選択のためにハイライトアイテムを上下させるとメニューテキストが消えてしまう現象が出ます。軽微なバグ。
(2008-01-19追記:Microsoft KB940300 2007年7月20日付けにて既知:
「Windows Mobile 6で画面サイズより小さな画像をToday画面の背景にした場合 スタートメニューの文字が欠けるまたはアイコンが消えることがある」-
「有効な回避策なし」、「キーを移動させて再度フォーカスをあてることでメニュー項目が表示されます」 )
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X01T専用にとnoobowsystems.orgドメインにPOPメールアカウントを新しく作りましたが、
X01TのOutlookからどうしてもログインできません。そこで、日本国内にある別のプロバイダのメールサーバで試してみます。
結果はOK。さっそくメーリングリストを一つサブスクライブしました。 本来使いたいメールサーバがつかえないのは残念。サーバ側の問題なのか、それともなにか相性のようなものでもあるのかな。 デバイスIDを定義する そういえばこのコンピュータにまだ名前をつけていませんでした。 Sharp Zaurus SL-C860はNoobow1000だった(実際にはhostnameは変えておらずデフォルトの"zaurus"のまま使っていました)ので、X01TはNoobow1100とします。 hostnameはWindowsMobile6ではデバイスIDと呼ぶようです。Windowsキー/設定/システムタブ/バージョン情報/デバイスIDタブ で設定画面になりました。 出荷時デフォルトで"X01T"になっていたものを"Noobow1100"に変更しました。 |
モバイルデバイス向けのウェブサイトを探す X01TではYahoo!ケータイが使えないので、今までちょっとした時間に読んでいた有料ニュースサイトが読めなくなってしまっていました。 スタンダードウェブサイトが読めるから困らない、と思いましたが、実際に使ってみるとバナー広告をダウンロードするのにとても時間がかかるし、 フレーム構成のページではレイアウトが乱れるし、 「スクリプト実行のため処理が遅くなっています」といったメッセージがでて、結局読みたいページが表示されるまでに5分は待たされるといった具合。 これじゃ実用的とはいえないな。 そこでモバイルデバイス用にレイアウトされたページを探しておきました。 ABC,BBC,DW,VOA,ZDNetの各サイトにはモバイルページが用意されていて具合よくニュースを読むことができます。 CNNのモバイルページは2日前は読めたのですが、昨日はダメ。 どうやら日本からのリクエストだと拒否されるようになっているようです。 CNN.jpが提供している有料ページを読め、ということのようです。 私は今までこのページを購読していたのですが・・・X01Tでは読めないんだから仕方ないじゃん。 同様に、日本国内のニュースサイトはたいてい日本の携帯キャリア端末でないと読めないようで、具合のよいサイトがなさそうです。 このへん、日本はスマートフォンの普及が遅れていることを示す例なのでしょう。 クリアタイプを有効にする X01Tを使い始めてすぐ気に入ったのは、液晶パネルの美しさとともに、ユーザーインターフェイスのフォントがきれいなこと。 カタカナはMicrosoftUI特有の臭いがありますが、まあ我慢できるレベル。 しかしフォントの設定は当然アプリケーションに依存しています。 すぐに気になったのが、Outlookのメッセージを読むときのフォントがたぶんMSPゴシックに固定されていて変更できず、しかもジャギーが目立つこと。 この理由だけでこのメーラは使いたくありません。 と、X01T関係情報を掲載しているパワーユーザさんのブログに、レジストリを書き換えてクリアタイプを有効にし、バッファのサイズも大きくするツールがありました。 使ってみると、おお、日本語フォントの表示がどれも美しくなり、また目立った不都合もありません。こりゃいいや。 すると、なんで出荷時からこうしなかったのかな。 おそらく何か問題が潜んでいるか、あるいはたぶんバリデーションが済んでおらずリリースが間に合わなかったとか。 Outlookのメッセージ画面の表示もきれいになりましたが、それでもMSPゴシックで英文を読まされるのはとてもイラつきます。 メッセージのエンコードを自動判定して、英語メッセージであればTahomaで表示してもらいたいところです。 Word Mobileで日本語入力中に「文字」キーを押そうとしてとなりのOKキーを押してしまうことがあり、そうするとWord Mobileが最小化されてしまいます。 Word MobileでOKキーの挙動を変えることはできないかなあ? あるいは確認ダイアログボックスでも出してくれるといいのですが。 Word Mobileで文字入力中に、フォント設定はMSPゴシックになっているのに入力された文字がおそらくUIゴシックで表示されることがありました。 いったん最小化してドキュメントを再ロードしたらMSPゴシックになっていました。これは軽度なバグだな。 [2007-12-22追記] すべての段落のフォントがPゴシックに設定されている既存の文書を新たに読み込んで、その文書の末尾に分を追記すると、 その部分は内部的にはPゴシックになっているのに表示はUI Gothicになってしまうようです。 さらに、文書の途中に新たな文を追加する場合でも発生することを確認。 このとき、日本語はUI Gothicなのに英字がCourier Newになってしまう場合があることを確認しました。 フォントオブジェクトの初期化ができていない、といったところでしょうか。 それともこれはクリアタイプの問題? [2007-12-22追記] インストールされているWord Mobileのリビジョンナンバーを知る方法はあるのかな? オートキャピタライズをやめさせる 文章先頭の文字を自動で大文字にするオートキャピタライズは、私にとっては邪魔物。 しかしオートキャピタライズについてはユーザーズガイドに記述がありません。 スタート→設定→個人用タブ→入力→オプションタブの画面にオートキャピタライズ有効・無効のチェックボックスがあります。 IMEアイコンを2回タップしてもこの設定画面を開くことができます。 上記は入力時のオートキャピタライゼーションですが、Word Mobileでは文が改行されるときその先頭の文字を大文字に変更してしまいます。 このおせっかいのやめさせ方はまだわかりません。 中点を打つ 某巨大掲示板の普及以降、語尾をぼやかす書き方をする際に句点の連続を使う人がでてきました。。。。 あの掲示板特有の、便所の落書きの風情を出すためにそこで使うだけならともかく、会社の電子メールで使われるとぶん殴りたくなってしまいます。 で、X01Tのキーボードでは中点はどう打てばいいのだろう・・・。 ひらがな入力モードでスラッシュ、つまり●+P、で打てることがわかりました。ユーザーズガイドには記述なし。 英文字の混じった日本語を書く 半角・全角というのはMS-DOS時代の呼び方ですが、妙に定着してしまいました。 私は日本語文の中の英文字は必ず半角で書きますが、 X01Tではそのたびに「文字」キーで変換モードを変えていました。 が、シフトキーを一回打ってからタイプすると半角英文字で入るようで、これなら楽。 これって常識なのかな。わたしは普段かな入力なので知らずにいただけなのかも。 [疑問点] スクリーンショットをとる方法はあるか? [疑問点] ファイルエクスプローラでファイルの拡張子を明示的に表示させる方法はあるか? |
Word Mobileで書く作業の場合、電池の持ちはどうだろう。
せめて6時間くらいは書けて、その後も短い通話ができる程度には電池が残っていてくれないと。
電話機とザウルスを持ち歩いているときはザウルスの電池が切れるまで書いていてよかったのですが、
電話とPDAが一緒になったことで別の心配が出てきてしまいました。 Word MobileはOfficeと名乗っていますが、文書作成に関してはザウルスのHancommWordと同程度かそれ以下の機能で、画像の貼りつけもできない様子。 WordPadだといえばもう少し納得しますが。 プロセサとOSの違いはあるにせよWord Mobileの動作はHancommWordより軽快で、これはよい点。 さて、フル充電からおよそ3時間ほどWordで書いて(途中30分ほどMP3を再生しながら)いたら、バッテリー警告ポップアップが表示されました。 残量ゲージは約30%を示しています。バックライトは下から2段目、Wi-FiもBlueToothもGPRS接続もなし。この状態であとどのくらい書けるかな。 11分経ったら2度目の、赤い縁どりのバッテリー警告ポップアップ。 残量ゲージは残り15%ほど。あと10分いけるかな? しかしわずか1分後、いきなりシステムが落ちました。 再起動を試みても、起動中にダウン。 どうやら最初の警告が出たらもはやスマートフォンとしては使用せず、電話連絡用としてエネルギーを温存すべきなようです。 [バッテリ切れによる停止 1回目] Word Mobileが文書を読みこんでいる最中だったのに、ファイルエクスプローラを立ち上げ、 そのファイルをフォルダ整理のために別フォルダに移動してしまいました。 特に意図して意地悪テストをやったわけではないのですが、結果としてはプロセス間の排他制御のテストになってしまいました。 結果、Word Mobileが起動不能になってしまいました。メニューから起動できず、エクスプローラで.docファイルをタップしても何事も起きません。 たぶんWordが成仏できずゾンビプロセスになっているような感じです。 デスクトップWindowsではしばしば起こることですがが、たいていはタスクマネージャでプロセスをkillすれば済みます。 しかしWindowsMobileのスタート→設定→システム タブ→メモリ→実行中のプログラム で表示されるのはプロセス一覧ではなく、 標準のツール類では強制的にプロセスをkillできるようではありません。 仕方なく電源ボタン長押しでWindowsMobileをシャットダウンし、再起動しました。 [障害による再起動 1回目] (電源キーによる手動再起動) [2008-02-24 追記: この障害はXRoofを使っていなければ発生しないことが判明] [疑問点] WindowsMobile プロセス/タスク管理のアーキテクチャについて学んでおきたいなあ。 |
IEだけでなくOperaもインストールされている、というのはポジティブな驚きです。
タブブラウジングは便利だからね。Operaはあとでゆっくり楽しむとして、しばらくはIEをいじってみましょう。 IEでのブラウジングでの上下カーソルキーはフォーカス移動とページスクロールの混合動作で、 ぎこちなかったり、感覚とあわないケースが多いです。 特に縦長モードにしておいてボタンだけでのシングルハンドの場合は、 ページ送りはオーバーラップが1〜2行しかなく、 慣れていないせいもありますがかなり読みにくいです。 Zaurus SL-C860には親指で操作できるジョグキーが側面にあり、とても使いやすかったのですが。ここはX01T完敗。 [疑問点] IEでのブラウジング、上下カーソルキーでのページ送り動作をカスタマイズできないか? |
Nokia6680のカメラの欠点は、たぶん私が使っていた単体の問題だったのでしょうが、画像の一部が茶色く変色してしまうこと。
一方、スライド式レンズカバーをあけてボタンを押せば写真が撮れるというのは軽快・明快で、画像メモをとるために大変重宝でした。 X01Tはボディ横のシャッターキーを長押しすればカメラプログラムが起動しますが、 デバイスロックがかかっているときはまずロックを外さねばならず、 したがって片手でポケットから取り出してそのまま片手で撮影、というのはほぼ不可能。 さらに、カメラの各種機能を設定するユーザーインターフェイスはセンスよくまとまっているものの、 あわてているときはどうにもぎこちない操作になり、ミスも多め。シャッターボタンの反応時間も遅く、今一つ軽快感に欠けます。 画像ファイルのファイル名はPH_で始まる一連番号。これもペケ。 一連番号はゼロリーディングでせめて4けたはほしかったし、あるいは日にちと時刻をファイル名にする機能がほしいなあ。 いくら撮像デバイスの画素数を謳ってもおもちゃみたいなレンズと軽すぎるボディではきれいな写真なんか撮れませんので、 私としてはイメージメモツールとしての機能と操作性を重視してほしいと願います。 ま、文句言っても始まらないので、カメラ操作の練習を積んでおきましょう。 |
Linux ZaurusのHancomSheetで書いていた都度更新タイプのワークシートをいくつかX01Tに移しました。
HancomWord対Word Mobileのケースと同じく、機能の乏しさは似たり寄ったり。 HancomSheetは100行×8列程度のたいして大きくないワークシートであっても編集を続けるとファイルサイズがどんどん大きくなり、 そのうち読み込むのに5分以上かかるようになったり、最悪はメモリ不足で読み込めなくなる酷い癖がありました。 これをZaurus単体の操作で回避する方法はとうとう見つかりませんでした。 Excelフォーマットで保存し、PCのOpenOffice Calcで読み出して保存し直すと、ファイルサイズがまっとうなものになり編集を継続できました。 ガベージコレクションがダメダメな実装だったようです。 斜陽のZaurusのこと、Hancomからのバージョンアップもなく、あきらめて使っていました。 Linuxアプリケーションは軽くて速く、Windowsアプリケーションははデブでよろよろ・・・という固定概念がありましたが、 X01TのExcel Mobileは動作が軽快で、今のところ顕著な障害にも出会っていません。 4年後発ですから直接比較は酷ですが、X01Tの勝ち。 X01TはUSBケーブルで充電できるという美点を持っていますが、USBホスト電流容量の規格を考えればやはり無理がありますね。 バスパワードのUSBハブに昼間ずっと繋ぎっぱなしにしてみましたが、 充電するというより、多少動作させてもバッテリーが減らない、といった按配です。 セルフパワードのハブでも買ってこようかな。 |
注文した充電用外部バッテリーパック2種類と液晶パネル保護フィルムが届きました。
バッテリーパックは一つはリチウム2次電池式、もう一つはアルカリ乾電池または乾電池型の2次電池用。
今夜は時間がないのでバッテリーパックを充電するだけ。 パネル保護フィルムは屋外での視認性に優れるマットタイプですが、屋内では表示がややにじんでおいます。 やはりクリアタイプがよかったかなとプチ後悔モード。 [疑問点] Word Mobile。 キーボード操作で文書の先頭に飛んだり、最後に飛んだりできないのかな? [解決] 2007-12-22発見。Ctrl-Aですべてを選択しておいて、↑キーで文書先頭へ、↓キーで文書末尾へジャンプできる。 |
通勤は電車じゃないし、外回りの仕事でもなく、出張もそんなに多くないので、
平均的な平日はプライベート携帯電話を使うのはせいぜいお昼休みにウェブのニュースとニュースレターを読む程度。
この程度であれば2〜3日は問題なく待ち受けできそう。 お気に入りの15分程度のムービークリップをWindowsMedia形式に変換し、X01Tに転送してみました。 なかなかいい感じで再生できましたが、本体内蔵のスピーカの音質はいまひとつ。 以前使っていた902SHはステレオスピーカでびびり音等なく良かったのですが。 [要調査] WordMobile使用中に「文字」キー+任意のキーで音量調整バルーンが出てくるけど、これは何? 音量調整バルーンが表示されている間はカーソルキーで音量の調整やオン/バイブ/オフの切り替えが可能。 またこの挙動はWord Mobile以外でも可能な様子。 |
私はネットから音楽をダウンロードすることはなく、ラボでのオーディオソースはテスト用のトーン信号以外はMP3で統一しています。
X01TはスタンダードなMP3の再生ができるシリコンオーディオプレーヤとしても使えるのだからICレコーダを持ち歩かなくて済むかと思いましたが、
メディアプレーヤにはトーンコントロールもバスブーストも見当たりません。
わたしは重低音が違和感なく豊かな音質が好みなのですが、X01Tの再生音質はあまりに低域が細く、このままでは音楽鑑賞には使えません。
ミニサイズのバスブーストつきヘッドフォンアンプでもつくろうかな。 [要調査] トーンコントロールあるいはバスブースト機能は実現できないものか? |
Linux Zaurus SL-C860はPDFが読めるということにかなり期待しましたが、
附属CDで提供されていたオープンソースのPDFビューワはエンジニアリングサンプルもしくはβ版であることを理解していても耐えられない完成度でした。
その後追加して買ったPicselBrowserForZaurusは、画質もフォント表示も文句なしでした。
が、ペン操作を基本とした極めて特殊なユーザーインターフェイスのため片手では操作できないこと、
そもそも640×480ピクセルのVGAではA4縦またはレターサイズに作成された文書では一行読むたびに左右にスクロールしなくてはならないこと、
が使いにくく、片手で文書あるいは本を読むという理想のスタイルは実現できませんでした。 追い打ちをかけたのが、ライセンス方式。 PicselBrowserForZaurusのソフトウェアはSDカードで提供されていて、カード個体識別番号でライセンスされていました。 そのため、後で1GBのカードを買ったところ、そのカードに入っているPDFファイルは読めないというばかばかしいことになってしまいました。 当初発売元は、オリジナルカードと新しいカードを郵送すれば有料でライセンスキーを移すサービスも行っていましたが、 お願いしようと思ったころには3年も経っていないというのにサポートが打ち切られていました。 Zaurus周辺ビジネスの衰退を見せつけられた一件でした。 そんなわけで、X01TもPDFのブラウジングはPicselBrowserであると知ったときはいささか警戒感を持ってしまいました。 最大の失望点であったライセンシングは、標準組み込みアプリケーションであるために心配なし。 ユーザーインターフェイスは、ファイル選択やオプション操作などはWindowsMobile標準UIと違いはないし、 カーソルキーだけでナビゲーションできるようになったので、片手も可能。 ユニークなUIを否定するわけではありませんが、いくつものアプリケーションの複合体としてみるときは、ガイドラインから大きく外れてはならないと思います。 画素数と表示の大きさは基本的にハードウェアに依存するわけですが、 独自レンダリングエンジンと横800ピクセルのパネルによりA4縦の文書もかろうじて横スクロールなしで読めます。 ただし当然文字はとても小さいので、老眼が始まった私にはキツいです・・・。 |
WindowsMobile附属のメモアプリケーションはテキスト・手書き・録音がひとまとめにでき便利ですが、
このファイル(拡張子.pwi)はデスクトップでも使うことができるかな? Officeなら使えるのかの知れませんが、ラボにはOfficeのライセンスはありません。 [要調査] メモ アプリケーションの.pwiファイルはどんなもの? [要調査] キーボードバックライトの点灯時間を変更することはできるか? 外部電源時と内蔵バッテリー時とで自動的に切り替えられたら便利か。 6680は周囲の明るさを検知してそれなりに高度なバックライト照度制御をしていました。 [要調査] ファイル エクスプローラでファイルの拡張子を明示的に表示することはできるか? [2008-09-26追記: GSFinder+等のファイラを使うか、またはFile Explorer用のエクステンションを使えば可能。] リチウムイオン外部バッテリーパック 先日買った充電式の外部バッテリーパック、JustMobile PP-07 Mobile Power Pack(モバイル パワーバンク ミニ)を試してみます。 本品は3.7V 2200mAのリチウムイオン二次電池を内蔵しています。X01T内蔵のリチウムイオン電池が1320mAHですから、ざっと50%増しのエネルギー源です。 このバッテリーパックはUSB形状の出力コネクタを持ち、最大1000mAを供給できます。つまりPCのUSBコネクタよりも充電能力があるはず。 Word Mobileで文書を書いていて、最初のバッテリー警告(30%)が出たのでバッテリーパックを付属のケーブルで接続しました。 付属のケーブルはミニUSBプラグに厚みがありすぎ、奥までしっかりと挿し込めません。 そっと置いておくなら大丈夫ですが、両手でタイピングするとすぐ外れてしまいます。 ケーブルそのものも太いため、バッテリーパックが振り回されてしまいます。 別に400円で買った、Wilcom用と称した巻き取り式USB充電ケーブルの方がずっと便利。 1時間ほどWord Mobileで文書を書き、15分ほどGPRS接続でウェブニュースを読み、5分ほど音声通話した後にバッテリー残量をみると、あまり増えていません。 動作は維持できるものの、充電も行うには供給能力が不足しているようです。 その後、X01Tをスリープさせて充電を続けました。 バッテリーパックを接続してトータル3時間04分後、バッテリーパックの動作LEDが消灯し、充電が停止しました。 X01Tをスリープから復旧させてバッテリー残量をみてみると、70%まで充電が進んでいました。ここからどのくらい文書を書けるかな? 試すと、途中適当に休憩をはさみつつ、2時間45分作業できました。 結局このバッテリーパックのおかげで最初にバッテリ警告が出てからさらに4時間は書くことができました。 新幹線の広島-東京間なら大丈夫そうですし、充電を期待せず動作電源供給として使うならもう少しいけそう。 単3電池式外部バッテリーボックス 今度は商品名Battery Extender II。 単3型電池4本を使う外部バッテリーボックスです。 アップコンバータを内蔵しており、セル電圧1.2VのNiCd電池でも5.6Vを出すことができます。 1.5Aでトリップする過電流保護回路つき。 アルカリ乾電池でも動作しますが、大電流を必要とするためNiMH二次電池の使用が推奨されています。 使用する電池の内部抵抗に依存しますが、定格電流500mAのUSBホストデバイスや、前述のモバイルパワーバンクミニの1000mAに比べても大電流を供給できそう。 本体の出力用USBコネクタにUSBプラグが挿し込まれるとアップコンバータが動作を開始します。 この挿入検出は、USB4線の中のGNDピンとプラグのシールドが接続されているかどうかを判定しています。 流通しているUSBケーブルにはGNDとシールドが接続されていないものもあり、そんな場合は付属の"スイッチコネクタ"を使え、と説明書にあります。 100円ショップのWilcom用巻き取り式USB充電ケーブルの場合はスイッチコネクタなしで使えました。 先ほどのテストで内蔵電池が放電しきってダウンしてしまったX01TにBatteryExtenderIIをつなぎ、Windows Mobileの起動から始めてみます。 やはり同様に、作業内容はWord Mobileでの文書書き。使う電池は三菱電気ブランドの新品アルカリ電池。 1時間ほど書いてからバッテリー残量をみると、40%まで回復しています。 し、使用中の本体はモバイルパワーバンクミニのときより明らかに温かく、充電が進行していることが実感できます。 ところが・・・1時間15分経過した時点で、充電が止まってしまいました。 電池切れです。 調べてみると、この電池ボックスに内蔵されているアップコンバータには過放電防止回路があり、 実測で電池の総電圧が3.6Vを下回るとシャットダウンしてしまうのです。 ブランドによってもかなり違うでしょうが、アルカリ一次電池の電流容量が700mAH程度だとして、定格3.7Vのリチウム電池相当に換算すると700÷3.7×6=1135mAH。 総エネルギー量はモバイルパワーバンクミニの半分以下。 しかもこれほどの大電流給電はアルカリ電池は苦手ですから、実際に取り出せるエネルギーはさらに減ります。 ということで、BatteryExtenderIIでアルカリ乾電池を使った場合の執筆可能時間はざっくり1時間半、とみておくべきでしょう。 もちろんこの外部バッテリーボックスの利点は、乾電池さえ用意しておけばいくらでも連続して使えること。 広島駅で単3アルカリ乾電池を12本買っておけば東京まで持ちます。あるいはオキシライドの出番。 けどそのくらいなら、新大阪までひかりレールスターのビジネスシートを使うとか、最前列シートを予約しておくとか、別の方法も考えた方がいいかも。 経済性を考えるならやはり取り扱い説明書にあるようにNiMH二次電池を使うべきです。 2200mAHで計4.8Vなのだから、本体内蔵電池の倍近くあるはず。 NiMH作戦の問題点は、NiMH充電器も別途持ち運ばなくてはならないこと。 日帰りのつもりが泊まりがけになったりしたら、結局アルカリ電池をいくつか買い込むことになります。 さらにバッテリーのコンディショニングもおこなう必要があるし、なかなか大変。 セカンドバッテリーがほしい 本体背面にワンタッチで装着できるセカンドバッテリーパックが用意されていてもいいような気がします。 ビジネス用のキーデバイスとして依存するためには、連続6時間は持ってほしいところです。 携帯電話としてはかなり重くなるでしょうが、ラップトップを持ち歩くことなく帰りの新幹線の車中、 ホームで列車を待っている間や満席でデッキに立っているときでさえ出張報告書の草稿を書ける、 またそれを電子メールで送れるというのを歓迎するビジネスマンは多いのでは。 ま、それが本当に幸せなことかは別にして。 私ならむしろゆっくり音楽を聞きながらとりとめのないエッセイでも書くか本でも読んでいたいですが。 Outlook 附属のメールクライアントであるOutlookも、使いだすといろいろ細かな注文をつけたくなります。 「フォルダの管理」スクリーンで新しいフォルダをつくろうと思ったら、フォルダツリーをタップアンドホールドするしか方法がなく、 キーボードだけでの操作は不可能。 また、フォルダ名を入力してEnterキーを押すと警告音が鳴るのみ。 Enterで確定、というのを期待していたのですが、OKボタンを押さなければならないようです。 Outlookで長いテキストメッセージを読むとき、PgUp/PgDnキーが効きません。結構フラストレーション溜まります。Zaurusのジョグキーは使いやすかったなあ。 OKボタンの怪 Outlookに限らずほかのアプリケーションでもそうですが、OKボタンの意味合いに戸惑うことがあります。 Zaurus SL-C860にはEnterキーのほかにOK/CANCELキーがありましたが、意味の解釈に戸惑うことはありませんでした。 どうやらWindowsMobileでは文化が多少異なるようです。 インド人は相手に同意すると首を横に振ります。わかっていても違和感がどうしても残ってしまうのですが、そんな感じ。 X01Tのマニュアルにはそのへんほとんど触れられていませんので、WindowsMobileの解説書でも読んでおくようかな。 |
私の場合、すぐメモ録音できる機能が必要です。特に車を運転しているときであれば、装置を全く見ることなく録音を開始できるのが理想。
マイクロカセットテープレコーダはずいぶん重宝しました。
手の届くところに置いておいて、さっと取り出すことができ、手の感触だけですぐに録音ボタンがわかり、間違いなく1秒以内に録音を開始することができました。 Nokia6680では音声認識コマンド機能があって、コマンドボタンを押して「ボイスレコーダー」としゃべり、真ん中ボタンを押すだけでした。 運転中に目をそらす必要はありませんでした。 6680の欠点は、一回の録音時間がわずか60秒に制限されていたことでした。そのため実用性は極めて低かったのです。 Linux Zaurus SL-C860の場合はそもそもマイクロホンを内蔵していないため、外部マイクの用意が必要でした。 また記録は非圧縮だったため、あっという間に大きなファイルがつくられてしまいました。 今使っているICレコーダは音質・機能・記録時間いずれも当然マイクロカセットより優れており、さすがに専用機だけあって操作性も悪くありません。 電源スイッチを入れて録音準備できるまで数秒かかってしまうので、ボタン一発というわけには行きません。 X01Tでは、メモ アプリケーションにボイスレコーダ機能があります。 音声と一緒にテキストや手書きの図を残しておけるのはすばらしいのですが、その操作は煩雑。 電源ボタンを押す→Windowsキーを押す→カーソルキーで「プログラム」を選ぶ→ 「メモ」を選ぶ→左ソフトキーで「新規」を選ぶ→右ソフトキーでメニューを表示させる→「録音ツールバーの表示」を選ぶ→スタイラスを取り出す→ 画面左下の録音ボタンをタップする、といった手順になります。 この一連の操作が片手で、機器を見ることなく、1秒以内で完了するはずがありません。 たしかにX01Tにはボイスメモ機能がありますが、使えるとはいえないのです。 WindowsMobileのヘルプを読むと、「録音キー」という語が出てきます。 どうやらそういった配慮がなされているモデルもあるようなので、X01Tにそれが実装されていないのは残念。 カメラのシャッターキーは長押しでカメラを起動することができるので、静止画・動画のほかに音声のみモードが用意されていればよさそうです。 あるいは、Todayのアイテムにボイスレコーダを置き、センターボタン2回で録音開始できるといいのですが。 サードパーティによるX01T用のボイスレコーダプログラムもあるようですが、どんな使い心地だろう。 |
Zaurus SL-C860のチクレットキーボードは操作感が今一つだなあを思っていましたが、
しばらくX01Tを使った後ではなんて使いやすいんだろうとびっくりしてしまいました。
SL-C860とX01Tを比べると、幅はほとんど同じなのですが、6段配置のSL-C860に対しX01Tは4段。
開発陣の苦労は想像できますが、操作性を保ちながら小さくするのはなかなか困難なことのようです。 キー自体は明確なクリック感があり気持ちよいのですが、それなりの押下力が必要で、 数時間タイプし続けると特に右手親指の関節が痛んできます。 外付けキーボードを使う人もいらっしゃるようですが、そのくらいなら工人舎の小型ラップトップを考えた方がよさそう。 [要調査] ファイル エクスプローラでファイルのファイル名を変更しているとき、 編集中の文字列をカットアンドペーストする方法が見つかりません。できないのかな? |
いまだに電信の受信が苦手。 練習するしかないのはわかっているのですが・・・。 で、WindowsMobileで使えるモールストレーナはないかな。 ひとつPocketPC用のものを試してみましたが、インストール時にOSのバージョン違いを指摘されて停止。 W1AWの電文を録音した.mp3ファイルを見つけたので、しばらくはメディアプレーヤでオーディオファイルを聞くという原始的な方法でいいや。 しかしなあ、せめて20WPMくらいはコピーしたいなあ。 |
Nokia6680での不満の一つが、イヤフォンジャックがなかったこと。
さらに6680は標準ではMP3の再生ができませんでした。
これは設定ファイルの一つをいじれば可能になるらしいのですが、
設定ファイルを操作するためには高機能ファイル管理プログラムをインストールする必要があったり、結構面倒でした。
さらには使用するメモリメディアが日本国内の一般家電店では取り扱われていなかったりと、面倒ずくめ。
結局、ミュージックプレイヤー機能は全く使いませんでした。 ハードウェア設計屋さんたちは0.1mm単位で小型化の努力をしていますから、 どうしても場所をとってしまうφ3.5mmのステレオミニジャックを実装したくないのはわかりますが、それでもなんとか装備してほしいです。 X01Tにはφ2.5mmの4極ジャックがあり、ステレオヘッドフォンとマイクロフォンを接続できるようになっています。 φ3.5mmステレオプラグが使えるイヤフォンマイクアダプタが付属しているので、まあ妥協できるところ。 アダプタはもう一つほしいし、いろいろ遊びたいので、あとでアダプタを作っておきましょう。 X01Tのジャックは、機械的にプラグを差し込むだけでは本体内蔵スピーカは止まりません。アクティブジャックセンシングしているようです。 |
X01T付属のCD-ROMから辞書プログラムと辞書をインストールしました。 ユーザーインターフェイスについてはいろいろ細かいリクエストがありますが、辞書の密度についてはとりあえず納得。 最近のZaurusなどは辞書に加え翻訳やらTOEIC教材やらがついていて英会話教材としてユーザーアピールしているようですが、 いまさらTOEIC700点だなんてものを押し付けられては買う気が失せます。 |
XRoofは便利ですが、ときたま何かの拍子にWindowsのスタートメニューが消えずに残ってしまうことがあります。
キーボード操作だけでは回復できず、スタートメニューをタップすることで正常に戻るのですが、
今日はその過程でWord Mobileが起動不能になってしまいました。電源キーでシステムを再起動させて復旧。 [障害による再起動 2回目] (電源キーによる手動再起動) [2008-02-24 追記: この障害はおそらくXRoofに起因するものと思慮] 気を取り直して、OSから新規に起動した状態でWord Mobileを立ち上げ、新しい文書をしばらく書き、さてファイル名をつけて保存しようとしたら、 「メモリ不足で保存できない」のダイアログが表示されました。あれれ。 文書はたかだか100行くらいだし、ほかには何もアプリケーションは起動していないし、文書記録用メモリがフルのはずもありません。 Word Mobileが変になってしまったのは明確。 とりあえず全文をクリップボード経由でExcel Mobileにコピーし保存できました。 1時間近くの作業は完全には無駄にならずにすみました。 Word Mobileに戻り、段落指定を解除したり、フォントの設定をシンプルにしたり、 短いファイル名を試したり別のフォルダや本体メモリを試したりしたものの、やはり同じ「メモリ不足」のダイアログが出ます。 次に、ファイル形式指定をテキスト形式にしてセーブを試みたら、装飾が失われる旨の警告ダイアログの後、セーブできました。 そのあとはWord形式での保存も正常に行われました。 やはり、Word Mobile内部で段落もしくはフォント指定処理の初期化に問題があり、 セーブしようとしたときにエラーが発生したのでしょう。 新規の文書を書く場合は最初からいっぱい書かず、数行書いて保存してから続きを書くのがいいのかもしれません。 [File Explorer] ファイル一覧表示画面で、オブジェクトの並べ替え順をキーボードから切り替える方法が見つかりません。できないのかな? |
MediaPlayerで3gpムービーを再生中に一時停止し、すぐOutlookのメール一覧に切り替えたら、
おそらく動画のオーバーレイがうまく終了処理されなかったようで、画面のにじみが残ってしまいました。
ビデオドライバ周辺はいつの時代でも熟成に時間がかかるもののようです。 ま、MediaPlayerにバグがあるといっても誰も驚きません。MicrosoftWordなどは目に見える不具合がなくなるまでに15年もかかったのですから。 |
何かを勉強しようと思ってウェブをサーチすると、よくまとめられたPowerpointスライドが見つかることがあります。
X01Tにコピーしておけば、ちょっとした空き時間に勉強できて便利。これはSL-C860では不可能でした。 Powerpointプレゼンテーションスライドが読めるというのは、新幹線車中で会議の準備をするにはよさそうですが、 簡単に紛失してしまいそうなこんなデバイスに最新のビジネス文書を入れて持ち出すことを許してくれる会社ってあまり信じたくないです。 ラボではOpenOffice Impressを使っていますが、スライドを書いてMicosoft Powerpoint2000形式で保存してX01Tにコピーしたところ、 Powerpoint Mobileで読むことができました。 フォントがMS UIゴシックに置換されていたり、ページ送りはその都度ページレンダリングを行っているようで、一呼吸かかります。 が、レンダリングはほぼ正しく、これなら実用範囲内。 文字の小さいスライドでは全画面表示では細かすぎて実用的に読むのは困難だし、拡大表示ではスクロールがおっくうなのはいたしかたないところ。 |
Word Mobileでウムラウトはどう打てばいいのだろう。それに、WindowsMobileでは内部表現はUnicodeなのだろうか。 |
SL-C860には、ずいぶん前に買ったワイヤレスウォークマンに付属していたケースがぴったりだったのでそれを使っています。 おかげで約5年経った今も傷らしい傷はなし。 X01Tについては、PDAショップでおしゃれなX01Tケースが売られているのは見ましたが、 自分の使い勝手を考えるとケースあるいはカバーを装着しながら使うことはなさそうなので、手を出さずにいました。 本日、100円ショップでちょうどいいベルクロ式ソフトホルダを発見しました。ベルトに装着できる通し穴付きで、とりあえず満足。 |
オンライン課金情報を見ようと思ってソフトバンクからの案内メールにあったURLにアクセスしたところ
「ページが見つかりません」のダイアログが表示されました。
おかしいなあ。そこで手打ちでソフトバンクモバイルのサイトにアクセスしたら、
ページ読みこみの途中でIEがハング。
全てのキーやタッチパネルはもちろん、本体の電源キー長押しですら反応せず。仕方なく電池をはずして落とし、再起動させました。 [障害による再起動 3回目] (完全にハングアップ - バッテリー取り外しにより強制停止) ・・・ということは、電源キーはソフトウェア管理だけで、ハードウェアによる強制電源遮断操作は行わないようです。 再起動後は、案内メールの中のURLから直接ソフトバンクモバイルのページを読むことができましたので、 問題はデバイス側のおそらくIEがすでにおかしくなっていたようです。 その前までメモリカードにダウンロードしておいたHTML形式の文献を30分ほど読んでいましたが、それがいけなかったのかな? オンライン課金情報ページでは、12月分のパケット代がなんと4万7000円以上。 これってパケットし放題が適用される前の料金なんだよね? あと数日中に請求がくるだろうけど、ドキドキ。 |
12月分のパケット代は正しくパケットっし放題が適用されました。びっくりさせるなよな。 でも、そう大して使った気はしないのに変動料金の上限を超えています。 定額制のメリットを享受しているとはいえ、一万円は高いよね。 3980円くらいにならないかな。 今後スマートフォンがもっと普及してくればパケット定額の価格競争にも弾みがつきそうですけれど。 まあ私も1999年頃は「速度は1MBPSでいいから、常時接続ができるなら月一万円でも喜んで払うぞ」なんて言っていました。 アメリカで使っていた電話サービスPacificBellは、12マイル以内は発呼回数での課金で、一回かければいくら長話でも料金は変わりませんでした。 テレホーダイ時間を待たねばならない日本のサービスはとにかく高く感じたものでしたので。 |
以前にWord Mobileが使用不能になる問題を書きました。
そのときは読み込み中の文書ファイルをファイルエクスプローラで消去したためと書きましたが、これはたぶん正しくなく、
正確には「Word Mobileが文書ファイルを読み込んでいる最中に画面右上の赤いXボタンをタップすると、以降 Word Mobileが使用不能になる」
というシンプルなものです。 今書いているこの文書は、そろそろ長くなってきたこともあり、読み込みに1分以上かかります。 中止しようと思って赤いXボタンをタップしてしまうと、再起動せざるを得なくなるわけです。こりゃ困るな。 [障害による再起動 4回目] (電源キーによる手動再起動) [障害による再起動 5回目] (電源キーによる手動再起動) [2008-02-24 追記: この障害はXRoofを使っていなければ発生しないことが判明] 文書読み込み中にOKキーを押してもこちらは無視されるようで、問題はありません。 多くのアプリケーションではCtrl-Qで終了できますが、 Word Mobileの場合はCtrl-Qでそれまでの編集を反映保管せずに終了します。 変更したくない文書をついうっかりいじってしまったときはどうすればいいのだろうと思っていましたが、Ctrl-Qを押せばいいようです。 半面、編集中にCtrl-Qを押してしまうと、それまでの努力が水泡に帰すいうわけ。ちょっとなあ。 |
File Explorerではファイル一覧表示画面で日付はMM/DD形式です。どうにしたら年がわかるのだろう。
Windows Explorerでの「プロパティ」メニューもないし。 [2008-02-25 解決] |
もうすぐMESSENGERがはじめて水星をフライバイするのでプロジェクトアニメーションでも見ようと思いました。
今までPCからX01TにファイルをコピーするときはActiveSyncを使っていましたが、今回初めてUSBマスストレージ機能を使いました。
問題なく使えましたが、速度は早くありません。ひょっとしてUSB1.0相当で動いているかも。 いままでActiveSyncを有効にしていたときは、PCのUSBポートにつなぐとX01Tはスリープモードに入らず、 したがって充電はほとんど進みませんでした。USBマスストレージを有効にしておけばX01Tはスリープに入れるので、充電が進みます。 ファイルをコピーした後で、QuicktimeムービーはMediaPlayerでは再生できないことに気がつきました。マヌケ。 このへんビジネス戦略的にいろいろあるのだろうけど、 さすがにAppleはWindowsMobile用のQuicktime Playerは出していないみたいです。 もしNewtonが失速しなかったら今ごろどうなっていてだろう、とふと考えてしまいました。 パーソナルコンピュータで動画を実現した初期の技術としてQuicktimeは称賛するものの、 ここ数年 Windows用のQuicktime Playerの安定性やファイルの互換性に不安定な印象があって、自分的にはQuicktime離れ状態です。 現状で私は.MOVを3gpやMPEG4に変換できるツールを持っていませんでした。やれやれ。 IMEで「ふぁいるのごかんせい」がうまく変換できないことに気がつきました。 まあ「ファイルのご完成」でもいいかな、とは思いますが。 一度「ごかん」だけで変換確定したら学習したようですが。 そういえば、IME2003などPC WindowsのIMEユーザ辞書をインポートするのはどうやるのだろう。 また、Windows Mobile IMEのユーザ辞書はどこに保管されているのだろう。 File Explorerで、そのフォルダに含まれるファイルの総数と合計サイズを知るにはどうするのだろう。 |
Word Mobileが大きなファイルを読み込み中は、XRoofが応答しません。 操作はキューされていると見えて、Word Mobileの読み込みが終わるとXRoofメニューが忙しくポップアップを繰り返します。 |
最初の頃から気がついていましたが、ときたま素早い操作を行ったとき、
Windowsメニューが表示されているのにキーボード入力はアプリケーションに渡ってしまい、
キー操作でWindowsメニューを消すことができないことがあります。
Windowsメニュー部をタップすると正常復帰します。 XRoofが問題を引き起こしているのかもしれません。
このへん、Windows MobileのStandardとProfessionalとで実装は異なるでしょうし、たぶんトリッキーでしょう。
またこのような場合テストでの100%実証は非常に困難であるかほぼ不可能でしょう。アーキテクトさんたちの苦労はよくわかります。 [2008-03-06 これはXRoofが引き起こしているものではありませんでした。] |
Windowsメニューから「設定」を選び、各種設定機能のアイコンが並んでいる画面でカーソルキーを操作していると、
何かの拍子に「どのアイコンもハイライトされていないし、どのタブもハイライトされていない」状態になることがあります。
この状態でEnterキーを押すと、その画面には属していない設定機能の画面がどういうわけか表示されます。
そしてさらにESCキーで設定アイコン一覧画面に戻ろうとすると、画面は真っ白。
こうなるとOKキーでもESCキーでも戻れず、タップも効かず、以降 「設定」機能を使うことができません。
XRoofの「すべて閉じる」を使えば「設定」を終了でき、正常復帰させられます。
ただ、Word Mobileがその直後に使用不可能になったため、再起動が必要でした。 [障害による再起動 6回目] (電源キーによる手動再起動) この問題は、システム起動後に「設定」プログラムが初めて動かされるとか、 いくつかのほかのアプリケーションをしばらく使ってから「設定」プログラムが使われるときに起こりやすいようです。 どうやらカーソル移動に伴って次のページを描画しようとするときにさらにカーソルキーを受け付けてしまい、 画面上でハイライトすべきオブジェクトと内部で選択状態になっているオブジェクトの間にずれが起こるのではないかと思います。 Enterキーで選択されて機能画面が表示され、ESCキーでアイテム一覧画面に戻ろうとしたとき、 表示すべきタブページとハイライトすべきアイテムが見つからない・・・といった動きのようです。 「設定」アイテムは、おそらくWindows Mobile標準のものとOEMが作成したものが混在しているようです。 OEM作成のアイテムがWindows Mobile標準のプログラミングガイドラインに完全には従っていない、 またはMicrosoftがあてたダクトテープがOEMアイテムにはあてられていない、などというのも考えられる理由です。 まあ推測にしかすぎませんけれど。 あ、それだけじゃないぞ。問題が起きているとき、画面上のバーには「設定」プログラムのアイコンが表示されていました。 また、XRoofメニューにもWord Mobileとならんで「設定」が動作中のプログラムとして並んでいました。 通常は、「設定」はフォアグラウンドでなくなるときはアンロードされるはずなのに。どうやら、この辺が問題なのかな。 さらにしつこくいじっていたら、”USBマスストレージ”設定画面でESCキーを押すと間違いなく真っ白画面になり、 バーに設定アイコンが残ることがわかりました。いくつかの原因が重なっているようですが、すくなくともひとつはスタティックなバグのようです。 Linux Zaurusのときは、Sharpからはまったくといっていいほどアップデートが出されませんでした。 Hancommからもそう。まるで売りっぱなし。ビジネスモデルとして成立しなかったのでしょうね。 初期のZaurusはそもそもプログラムのアップデートは考えられていませんでしたからそれと同じ。 ということは、せっかくLinuxカーネルとオープンなアーキテクチャを採用していながら、まったく利点を生かせなかった、ということです。 アマチュアもしくはセミプロの手によるアプリケーションはそれなりにありましたが、 基本機能の品質改善を続けずに奇妙なアプリケーションの本数だけ謳っていてはとても頼れる実用機とはいえません。 さて、X01Tはどうか? イコール、東芝はどうか? EX-80、J-3100やSatelliteを2台、さらにはR3906など、思い返せば東芝製品をとことん使いこんだ記憶があって、どれもハッピーな思い出となっています。 今度はどうなるか。今後のユーザーサポートに期待。 |
Linux Zaurusで記録していたフライト記録、つまり航空機の搭乗記録をX01Tに移そうとしました。
Linux ZaurusのスプレッドシートアプリケーションであるHancomm Sheetは、
ワークシートがちょっと大きくなるととたんに速度が落ちて実用的ではなかったので、この記録はテキスト形式で書いていました。
X01TではExcel Mobileを使おうと思います。 IrDAでファイルをX01Tに転送し、Word Mobileで開いてカンマ区切りにし、テキスト形式でセーブしました。 次にExcel Mobileに読み込ませようとしたら・・・カンマ形式を読ませる方法がわかりません。 Word Mobileで全文をクリップボードにコピーしてExcel Mobileに貼り付けると、一行全てを一つの文字列として扱ってしまい、カンマで区切ってくれません。 テキストファイルを拡張子.csvにリネームしたらいいかなとも思いましたが、File Explorerではそもそも拡張子は表示されないし、 Word Mobileは.csv形式で保管することできません。もしかしてX01T単体でこの処理を行う方法はないのかなあ。 |
X01Tですごいと思うのは、ユーザーズマニュアルのシンプルさ。
使い方は書かなくてもわかるよね、と言ってるかのようです。
オンラインマニュアルはほとんど内容がないし、SoftBankやMicrosoftのウェブサイトにもそれらしいユーザーズマニュアルが見つかりません。
まあ確かにそれでいいのかもしれませんけどね。Mystでもプレイする気分で使っていればいいでしょう。 IEのお気に入り、いわゆるブックマークは、いくつかのサブフォルダを作っておくと整理が楽です。 が、本機のIEでは、サブフォルダは作成できるものの、すでにブックマークしたURLを別のサブフォルダに移動する方法がわかりません。 これじゃ何のためにサブフォルダ作成メニューがあるんだよ!? (2008-01-19参照) |
IEのお気に入りのエントリは、文字色が黒のものと灰色のものがあります。 はて、どういうルールなんだろう。しばらくアクセスしていない古いエントリが灰色になるとかかな? それともキャッシュに残っているもの、とかかな? ひょっとしてPCのIEもそうなっているのかもしれませんが、普段はFirefoxを使っているのでよくわからず。それとも単なるバグだったりして。 |
IEのお気に入りのエントリは、FileExplorerで編集すればよいことを見つけました。
エントリをサブフォルダに移動すればカーソルキーでのナビゲーションが楽だろうと思いましたが、
スクロールするとご丁寧にハイライトされたサブフォルダを開いてくれるので、
全エントリをいちいち通過していく必要があります。ありゃりゃ。
キーボードスタイルのときはPgUp/PgDnで飛ばせるのですが、閉じているときはそれもできません。 東芝ホームページとかのプリインストールされているエントリも邪魔なので片づけたいのですが、 ユーザが登録したエントリとは別のところにあるのか、それとも非表示にされているのか、見つかりません。 ここ数日、CNN Mobileは問題なく読めています。サイト側の制限が解除されたのかな? ・・・とおもったら数時間後にはロックアウト。なにか裏技はあるんだろうけどねえ。 |
X01Tのソフトウェアはマイクロソフト製のものも東芝製のものも、細かい不満は多いものの、
そのグラフィクスデザインは全体的には洗練された印象を受けます。
が、どういうわけか、電卓はあまりにも稚な見栄え。
SDKに付属するサンプルか、そうでなければプログラミング入門教室の生徒が1時限目の課題に提出したもののよう。 一応私はエンジニアであるので有効桁数の大きい関数電卓は持っていたいし、 16進・8進・10進・2進数の変換機能もぜひほしいところ。Excelがあるとはいっても、電卓の手軽さは軽視すべきではありません。 まあ、この辺はサードパーティーまたはアマチュアプログラマの活躍の場としてとっておくべきでしょうけどね。 私もWindows3.1の頃に小さな単位変換プログラムを書いて一般公開したことがありました。Windows Mobileプログラミングに入門しようかな。 さらにいえば、BASICインタプリタがあればいざというときでもかなりのことができるのではと思います。 |
二つのWord Mobile文書を一つにまとめようと思いましたが、現在編集中の文書のカーソル位置に別のファイルを流し込む機能はないようです。
もちろんクリップボード経由でのコピーアンドペーストは可能なのですが。 このセクションから新規のWord Mobileファイルとして書いていますが、またまた「メモリ不足で保存できない」不具合が出ました。 今度はあわてず、いったんテキスト形式で保存し、すぐにWord Mobile形式で保存。回避方法は有効なようです。 それにしてもこんなバグはすぐにみつかりそうだけどなあ。 Linux Zaurus SL-C860では複数のアプリケーションプログラムを立ち上げておくとメモリ不足の警告をしばしば受けましたが、 Windows Mobileではそういったことほとんどないようです。 Windows MobileではアプリケーションをROMから直接実行しているのかな? タスクのスワップアウトとかのコンセプトがデスクトップOSとは結構違うようで、勉強しておきたいのですが・・・ 地方都市の本屋ではWindows Mobile関連書は見当たらず。悲しい。 |
902SHからNokia6680に変えたとき、Nokia特有のコネクタのためそれまで使っていた車載用ハンズフリーユニットが使えなくなってしまいました。
6680はBluetoothを持っていたのでBluetoothハンズフリーユニットを買おうとしましたが、近場では電気店でも自動車用品店でもまったく出回っておらず。 1カ月後の2006年2月にシュツットガルトのエレクトロニクスショップに立ち寄ったら、 Bluetoothハンズフリーはすでに市場が飽和するほど普及していたとみえて、 半分ホコリにまみれたようなパッケージのハンズフリーユニットが数種類、 店の片隅に無造作に積み上げられて投げ売りされていました。 喜んで買ったのは Anycom HCC-210 というモデルで、シガーアダプタだけではなく単3電池2本でも動作でき、 ニッケル水素電池2本と電池充電器も付属。車載用だけではなくて、少人数の電話会議にも使えるのでこれは便利そう。 6680とのパートナーシップも問題なく確立でき、動作も良好。 でも実際には、着信時にサイドボタンを押すだけでイネーブルできるNokia6680のスピーカーフォン機能は音量もたっぷりしていて、 旧世代ディーゼル車での走行中でも十分に使える優れ物でした。 ので、着信時に電話機に手を伸ばすことを除けば、運転中に目をそらす必要はなく、ハンズフリーユニットの必要はなかったのです。 これに対しX01Tのスピーカーフォン機能は、音量がやや不足気味。 さらに、デバイスをロックしている状態で着信したときは、まずロックを解除しないとタッチパネル上のスピーカーフォンボタンが反応しないのです。 電話が鳴ったときはまずオフフックキーを押し、左ソフトキーで「ロックの解除」を押し、次いでタッチパネル上の「ロックの解除」を押し、 そしてタッチパネル上のスピーカフォンボタンを押さなければなりません。 指先で探ることのできないタッチパネル上のGUIコントロール操作を伴うこの一連の操作を運転中に視線をそらさずできるわけがなく、 したがって運転中は使いものになりません (オレは使ってるぞ、というあなた・・・あなたはクルマの怖さをわかっていない!!)。 そこで、しばらく他の機材と一緒にうずもれていたAnycomを取り出してX01Tとのパートナーシップ設定を行いました。 ハンズフリー動作はうまくいったのですが、Bluetoothハンズフリーを使うか本体のスピーカとマイクを使うかはどう切り替えればいいのだろう。 クルマを降りて建物の中に入っても、距離が離れていなくてBluetoothリンクが張ったままだと、本体での通話ができません。 電話がかかってきてからWindowsキー → 「設定」 → 「Bluetooth」 → Anycom HCC → ハンズフリーのチェックボックスを外す、 を操作しろ、なんて言わないよね!? まあ、キーボードのBTをトグルする、というのがとりあえずの解でしょうかね。 X01Tにインストールされているヘルプには、その他のヘルプはWebでオンラインで読める、とあり、 それにしたがってマイクロソフトジャパンのサイトに行くと、 Windows Mobileヒント集 というのが読めます。 それに並んで "Club PocketPC" へのリンクがあります。 行ってみたところ、モバイルデバイス向けのコンテンツを提供しているサイトへのリンクが並んでいます。 ところが「ニュース」のカテゴリにある3つのリンクを試したら、その全部がリンク切れまたはとうの昔にサービスを停止したサイト。 こりゃひどいなあ。 田舎の自治体が作成した観光パンフレットを見て出かけたら、 そこに書かれているホテルも旅館も民宿もみやげ物店もレストランも食堂も観光スポットも全部数年前に廃業していて、 バカがくるくる回った黒いタイヤの跡とペンペン草だけが残っているだれもいない広い駐車場でただ一人風に吹かれながらタバコを吸う・・・てな感じ。 |
osweekly.comにWindows Mobile5のメモリ管理についての記述がありました。 Memory Architecture of Windows Mobile 5.0 By Manikantan Subramanyam 従来製品との互換性を保ちつつ新機能追加と規模拡大とを現実的にバランスさせるマイクロソフト流・・・ 妙にややこしくて泥臭い感じがします。 設計上管理可能なRAM最大が256MB、アプリケーションコードの最大サイズが32MBというのはそのうちまたまた拡大されるのでしょう。 まあ、FLASH1MBとRAM4MBそれにプロセサクロックが20MHzというのが15年前私が組み込みプログラマ現役だった頃のスペックでしたから、 ずいぶん進化したものです。 Windows Mobile6ではさらにどう変わったんだっけかな。 X01TはWindows3.1の頃の標準的なデスクトップ機よりもメモリ・外部記憶・プロセサクロックいずれもずっと優れているし、 事実当時は難しかった圧縮音声ファイルの再生や動画の再生などもこなします。 それに比べると、Office Mobileの機能がMS-DOS時代並みのまま、というのはちょっとアンバランスな気がします。 |
PocketZaurus PI-110には英和辞書があったので出先で英語の本を読むときなどに使っていましたが、
調べたい単語をタッチパネル上のバーチャルキーボードから打つのはおっくうでした。
それに比べれば、打ちやすいキーボードと機能ごとのハードキーを持つ電子辞書専用機(Casio Wordbank)は、さすがに使い勝手良し。
Linux Zaurus SL-C860の場合は、ウェブブラウザやHancomWordで英文を読むとき、
知らない単語をハイライトしてコピーするだけで自動的に辞書が立ち上がるクリップボード検索が使えたので、これはまた便利でした。 X01Tでは・・・DDCEViewerは専用機のような軽快な操作感はないし、クリップボード検索もないようです。 調べたい語句をハイライトし、コピーし、アプリケーションを切り替え、検索フィールドに貼り付けてEnterをたたく必要があります。 問題はないのですが、自分の操作がじれったくて、文章を読んでいる思考が明確に中断されてしまいます。 ユーザの思考を中断させない、というのはこの手の装置にはとても重要なことなのですが、カタログの宣伝文句になりにくいし、 仕様決めと実装が別の組織で行われてしまう現代の大規模ソフトウェア開発体制ではなかなか実現が困難。 ときとしてアマチュアプログラマが一人で書いたアプリケーションのほうが使いやすいことがあるのは、この辺に理由がありそうです。 10本100円のボールペンでも用が足りるところを、本当に自分にあった書き味を求めて何十万円も費やす人がいますし、 手作りの万年筆を作り続ける職人さんがいます。 コンピュータのアプリケーションプログラムでも同じはずで、その出来を左右するのははてさて一体何なんでしょうか。 |
自分的に携帯電話に必須の機能の一つは、実はLEDライト。
いつも小さなLEDライトをバッグに入れていますが、突然必要になったときに携帯電話ならいつも手元にあるので結構重宝します。
6680はサイドキーのアサインを変えられる機能を標準で持っていたので、ワンタッチでLEDライトを使えました。
バンガロールのホテルでも済州のデパートでも突然の停電に見舞われましたが、6680のおかげで数秒後には暗黒の世界から抜け出せました。 X01Tはカメラ用の白色高輝度LEDを持っていますが、標準装備の機能ではこれをワンタッチで点灯させることはできないようです。 カメラを起動させ、ライトアイコンをタップすればOK。カメラの起動に数秒かかるし、片手だけでの操作は難しいですが、 カバンをまさぐるよりは早そう。 そのうちキーカスタマイズツールでもインストールしておきましょう。 で、朝 ハイエースの中がガソリン臭かったので、 夜 リアハッチをあけてホンダEu9i発動発電機のフューエルフィラーキャップエアバルブが正しく閉まっているかどうかを確認しようと思いX01TのLEDライトを点灯しました (100円ライターでやったら大変なことになるよね!!)。 フィラーバルブは問題なかったのですが、LEDライトを消そうとしてうっかりシャッターキーを押してしまい、 すぐにOKキーを押したら・・・固まってしまいました。ええっ、脆すぎるぞ!! 数分後バックライトが消えましたが、やはりどのキーもタッチパネルも反応せず、電源キー長押しも応答せず。 LEDライトは点灯したままで、X01Tは分割払いの超高級100円クリップライトと化してしまいました。 やむなくリセットボタンで強制再起動。 X01Tのユーザーはその大半がおそらくパワーユーザーさんで、 OSにもデバドラにもアプリケーションにもユーティリティにもなにかしらバグがあって当たり前と考えているのではないかと思います (なにしろWindowsだしね)。 なにもオーナー全員に500円のクオカードなんか配らなくていいから、定期的に修正版をリリースしてよね、ソフトバンクさん! [障害による再起動 7回目] (完全にハングアップ - リセットボタンにより強制停止) |
ウェブで見つけた記事を自分のスクラップブックにとっておこうと、
IEからテキストをコピーしてWord Mobileで編集していたら、
突然ソフトバンクのスタートアップ画面になってリブートしてしまいました。
いきなりかよ! 当然、編集中の文書はパア。
アポロ宇宙船のコンピュータならリスタートしてもさっきの続きから実行できるのになあ。
民生用機器はまだ40年前の宇宙用コンピュータ以下。 [障害による再起動 8回目] (突然リブート) |
PicselViewerが大きなpdf文書を表示させたままバックグラウンドタスクになり、
そのあとシステムがスリープモードに入ってから復帰したとき、
PicselViewerが「メモリが不足している」ダイアログを出すことがあります。
Today画面にしてデバイスのロックをかけた状態でスリープに入ると、さらに困ったことになります。
PicselViewerが「メモリが不足している」ダイアログを出しているのに、
ロックされているために確認のOKボタンを押すことができず、
またダイアログボックスが出ているためにロックを解除することができません。
まさにデッドロック状態。しかも急いで電話をかけたいときに限ってこういう状態に陥るものなんですねえ。
X01Tを使い始めて初めて叩きつけたくなってしまいました。 複雑なグラフィックスレンダリングを行っているせいか、 あるいはOS依存部を切り離し移植性を高めたアーキテクチャがOS固有機能対応を難しくさせているのか、 PicselViewerで100ページ以上あるような大きなpdf文書を読んでいると「メモリ不足」のメッセージが頻繁に出たり、奇妙なことが起きます。 「メモリ不足」ダイアログとデバイスロックのコンフリクトが起きたとき、電源キーでいったんスリープさせ、 また電源キーでスリープから復旧させると抜け出せるようです。次はあわてないで対処できるかな。 ・・・と思ったのですが、再度PicselViewerが「メモリ不足」ダイアログを出しているときにキーボードスライドさせてしまったらさらにワケわからず状態になり、 キーボードがまったく効かなくなってしまいました。電源キー短押しにも反応しません。 が、システムはクラッシュしてしまったわけではなく、タッチパネル操作をしているうちにデッドロックから抜け出し、 それまでに押してメッセージキューに溜まっていたキー操作が猛烈に動き出しました。 キーの反応がないといってガチャガチャやってしまうと、 あとでたまたまFileExplorerでのファイルやフォルダの削除操作などとして取り扱われてしまうかもしれません。 出先での重要会議開始15分前にプレゼンテーションスライドを消してしまったことに気がついて卒倒したり、 それが元で職を失い、再就職もできず、金も家も友人も家族も失い・・・・ああ怖い。 ときとして不幸は雪崩のように襲ってくることがあります。 こんな小さなデバイスに知らず知らずのうちに人生を託すことにならないよう、かならず完全独立な手段によるバックアップを持ち、 かつトラブルにはつとめて冷静に対処すべし。 |
ラボのメインPCであるNoobow9100に接続されているUSBハブにX01Tを接続したときは、ほとんど充電されていないようです。
ActiveSyncを有効にしているとUSBケーブル接続中はスリープにも入らないのでなおさらです。
USBケーブルの電源供給ラインの途中に電流計を入れて負荷電流を測ってみると、わずか190mAしか流れていませんでした。これじゃ無理もないよね。 サードパーティ製のUSB ACアダプタからの充電時は500mA以上流れていますが、 測定に使った サンワのアナログテスタ は直流電流レンジ最大が500mAのため、メータが振り切って正確な測定値は不明。 シストロン・ドナーのデジタルマルチメータを使ってみたら、わけのわからない測定値を表示します。 あれあれ、壊れちゃってるみたいだ。ラボにはほかにも電流計はあるはずなのですが、散らかりすぎていて探せず。 実験用USBコネクタ延長基板 630円 @マルツ USBプラグ 1個 105円 @マルツ USB延長ケーブル 2本 200円 @鶴ヶ島レモン うち1本を今回の実験に使用 |
都心で暮らしている人ならホットスポット主体で利用でき、高額なパケットし放題料金を払わないで済むかもしれませんが・・・
私の生活基盤のこの街のホットスポットはマクドナルドに1つあるだけ、というのは地方都市住まいの哀愁。 まあ、X01Tのブラウザと画面サイズではスタンダードウェブサイトの利用はなかなか困難が伴うので、 速度的にはGPRS接続でもやっていける気がします。 いままで無線LANはどうにもセキュリティの不安があったし、 そもそもアマチュアバンドを後から侵略しておきながら先住者への礼もなく汚い電波をたれ流すことに対する嫌悪感もあったので、 導入していませんでした。 が、せっかくのX01TのWi-Fiインターフェイスを使わないでいるのも悔しいし、 いつまでも頑固なことをいっていて世間から取り残されるのもどうかと思い、 とうとうブロードバンド無線LANルータを買ってしまいました。 この無線LANルータで既存のルータを置き換えることも可能でしたが、安定して動いている現行ルータはそのままにして、 新しく買った機械はブロードバンドルータ機能を止めて無線LANアクセスポイントモードに設定しました。 暗号化方式はデフォルトで標準WEPでしたが、これをAESに変更しなおしました。 またわがラボではDHCPを使っておらずすべてのノードのIPアドレスは手動設定なので、 X01TのWi-Fiインターフェイスに自ノードとDNSのIPアドレスを与え、Noobow9100からX01Tにpingを打って、開通を確認しました。 これで部屋の電気を消して布団にもぐったままでも快適にウェブブラウジングができるようになりました(ブラウザの能力の範囲内で)。 さて、インターネットには出ていけるようになったけれど、イントラネットはどうだろう。 ラボのファイルサーバであるLlinux上のSambaにはどうやって接続すればいいのかな。 [2008-01-30 解決] また、Windows Mobileではhostsは用意されているのかな。 |
セルフパワードUSBハブを買ってきました。
その辺に転がっている5V ACアダプタを使い、いままで使っていたハブをちょいと改造して・・・というのも研究としては面白そうでしたが、
普通の大型家電店で普通にひとつ購入。
負荷電流は500mA以上取れています。
これでUSB接続しながら充電ができるようになりました。 (このセクションはWord Mobileではなくxyzzyで直接タイプ) |
ぬくぬく布団に入ってウェブサーフィンするって素敵だなあ。
しかしWi-Fiトランシーバは消費電力が大きそうなので充電器をつないだまま。トータル・フリーダムにあと一歩。 と、あれあれ? 小一時間使っていたら、純正充電器をつないでいるのにバッテリ残量がかなり減っています。Wi-Fiはそんなに電力を消費するのかなあ? Wi-Fiをオフにして一晩おいた後も、バッテリ残量はほとんど回復していません。充電中を示す赤LEDは点灯したまま。 別の充電器を使ってみたら、きちんと充電できています。いったい昨晩のはなんだったんだろう。夢でもみていたかな、それとも寝ぼけていたかな。 |
File Explorerの「パスを開く」メニューで、
\\ホスト名\シェア名 と入れ、続くダイアログボックスでユーザ名とパスワードを入れてやることにより、
Linux上のSambaファイルサーバに接続できました。
自分の好きな音楽もオーディオブックもファイルサーバ上にMP3として置いてあるので、
これで完全オンデマンドのポケットラジオのできあがり!
と喜んだのですが・・・
File Explorerではファイルサーバのファイル一覧は見えるものの、
ファイルには直接アクセスできません。
いったん本体メモリなりメモリカードなりのローカルメディアにコピーしてからでないと使えません。ああ残念。 [2008-08-29 追記: GSFinder+を使えばネットワークボリュームをマウントでき、オンラインでネットワークファイルを再生できます。] |
何かの拍子にToday画面の壁紙がXRoofで指定したものではなくWindows Mobileのデフォルトのものに勝手に切り替わってしまいました。 そのあとまた何かの拍子に元に戻りました。どうでもいいけど、お茶目だなあ。 |
今朝は頭痛でダウン。薬が効いてすこし楽になってきたので、午後は寝ながらウェブを読みつつ休みます。 Wikipediaは本当にすごい! 手の中に収まる小さなデバイスからこれほどの量の知識にアクセスできるだなんて。 メインメモリ512バイトのマイクロコンピュータとカセットテープと白黒真空管テレビモニタから始めた私にはまったく夢のようです。 で、昔から辞書や事典で、まったく関係がないと思われる二つの事柄を結び付けられるか試すのが好きでした。そこで、Wikipediaではたして
InternetExplorerでのカーソルキーはリンクアイテムの移動であってページスクロールではなく、 こういった文献を読むには使いづらいのですが、 なにかの拍子に現在フォーカスされているリンクアイテムを示す細い囲み線が表示されなくなってしまいました。 マイナーなバグは多いなあ。これはIEの問題かもしれないし、X01Tのビデオドライバの問題かもしれません。 こんどは
|
WordMobileで短い文書を書いている途中でキーボードを閉じ、縦長モードにしてOutlookで新着メールをチェックしようとしたら、
右ソフトキーでメニューが開きません。
あれれ?
センターボタンもOKボタンもオンフックボタンもカーソルキーも効きません。
どのキーも効かないみたいです。
と、どういうわけか突然電話画面になり、最後に電話をかけた先に勝手にダイヤルし始めました。
うわわわ。すぐにタッチパネル操作で切断しましたが、何回かはリングトーンを鳴らしてしまったみたいです。 たまたま電話先はばあちゃんでした。「あんた、風邪は治ったんかい?」すぐさま折り返しのコールが来ました。深夜でなくてよかった。 たぶん少し後になって、ガチャガチャやっていた中のオフフックボタンとセンターボタンの操作が効いちゃったのでしょう。 X01Tでフロントパネルキーが効かなくなることはしばしばありますが、 思いつくのは、Word Mobileで書いていたときにシフトロックを有効にしていたことと、 キーボードを収納した直後の操作だったこと。 電話を思いもかけず発呼してしまった後も、 Word Mobileの文書選択画面でカーソルキーが効かなくなっていました。 また、Outlookのメッセージ一覧でカーソルキーを操作すると、 あたかもシフトキーを同時に押しているかのように複数のメッセージがハイライトされてしまいます。 この現象は、タッチパネルでファイルを選びWord Mobile文書を開いて閉じた後では正常に戻っていました。 シフトロックされているということとシフトキーが押されているというのは別の取り扱いではありますが、 どうやらキーボードを格納した後も「シフトキーが押下されたままである」状態になってしまっているようです。 たしかに、シフト+右ソフトキーではメニューは反応しません。 キーボードを出し入れするときは、画面の縦横切り替えと再描画のほかに、フロントパネルのカーソルキーのリマップが行われますが、 この辺の処理が絡んでいる気がします。 だとすると、ソフトバンクの責任でも東芝の責任でもなく、Windows Mobile 6 Professionalそのものの問題であるのかも。 初のWM6P機であるX01Tの発売の度重なる遅延は、たぶんこんなところも原因だったんじゃないかな。部外者の憶測ですけれどね。 それともキーボードドライバ? だとするとOEMコードかな。 Windows系OSの高機能・多様性・柔軟性は他を寄せ付けない素晴らしいものであることは間違いありません。 が、いくら組み込みシステム用に再設計しても、複雑すぎるほどに肥大化してしまったWindows系OSは、 絶対の信頼性が要求されるリアルタイムシステムに使うには依然として不安すぎますねえ。 マイクロソフトも頑張っているはずですが、IEC61508に認めてもらえるようになるのどのくらい先なんだろう。 Windows Mobileを採用したスマートフォンは、 残念ながら現在のところはレジストリをいじって喜ぶハイテクガジェット好きなユーザーのおもちゃに過ぎない、といわれても致し方ない状況。 このページでは自分でX01Tを使っていて出くわしたいろいろなトラブルを書いていますが、 これは製品にケチをつけようというつもりは毛頭なく、この情報を元にわずかでも製品の改善に役立てば幸いという願いなのです。 それがソフトウェアのアップデートで修正反映されればユーザーとして何よりの幸せだし、 Windowsという完成度の低いまま出荷され、 その後ユーザーとOEMの声(平たく言えばクレーム)で熟成されていくソフトウェア製品を採用したデバイスメーカーの責務であると信じています。 どのような状況下でも確実に価値を提供し、絶対の安心感を与え、ここぞというときに頼りになり、決してユーザーを裏切らない。 今こそ現役引退しているものの、エンジニアとしての私の理想はそういった作品です。ので、X01Tにはそうなってもらいたいと強く願っています。 |
カメラで3枚写真を撮って、終わりにしようと赤×ボタンをタップしたら、またまたフリーズ。
今度は電源キーが効いてWindows Mobileの終了ダイアログが出たので、
回復の可能性があるかなと思いダイアログの「キャンセル」をタップしました。
ところが数秒後画面が真っ暗に。あれ?OKをタップしちゃったかな?しかし今度は電源キーをいくら長押ししても起動せず。
もう面倒になってバッテリを外して再起動。 [障害による再起動 9回目] (起動できず:電池外しで回復) カメラでハングアップはこれで2回目。 しかしいくらなんでもカメラの操作くらいは十分にテストされているだろうから、 なにか私の操作方法に特有のクセがあるものと思われます。再現を試みてもすべて正常・・・これじゃありもしない難癖をつけていると言われそう。 いずれのときも指先で画面の赤×ボタンを押してカメラを終了しようとしました。この辺かなあ? |
X01Tが発売された当日から、X01TユーザーコミュニティではSoftBankメール プログラムへの不満が噴出していました。
POP/SMTPサーバが使えるようになった今、私はS!メールおよびSMSはもっぱら即時性が要求される受信専用です。
返信するにしても"R"一文字とか、"GM QTH NRT ETA 1400 CU SN VA 88"みたいなものですから、SoftBankメールプログラムに困ることはほとんどありません。 実際のところSoftBankメールプログラムの使い勝手の悪さと反応のトロさは劣悪で、 もうユーザ不在の製品と言い切ってもいいでしょう。 このソフトウェアはモバイル系の組み込みソフトウェアでは有名な某開発会社が請け負ったそうなのですが、 あまりのひどさに愕然。 いったいどうしたらこんなことになっちゃうんだろう? これならいっそのこと、どこかのアマチュアプログラマ(しかし腕とセンスとモチベーションはウイザード級) を何人かやとって好き勝手に作らせコンペティションを行い、 できあがったプログラムのルックアンドフィールをまったく損なわずにプロのエンジニアがピアレビューとインスペクションとバリデーションを行う・・・ ほうがよっぽどいいものができそうです。 基本的な通信エンジンだけはきちんと内製開発として品質を担保し、APIを用意しておけばセキュリティ上の懸念も回避できるだろうし。 そうしてできたコンセプトの異なる複数のメーラをユーザが選べるくらいにしてもいいと思うし、Windows Mobileはそれが可能なのですから。 そうではなくて工数不足でこの程度しかできなかった、のだとすれば、 ソフトバンク、東芝あるいは開発元の会社は信頼回復のためにいまからでいいから改良版をリリースするべきです。 大半のスマートフォンユーザはおそらくそれを歓迎するでしょうし、東芝にしておいてよかった、と好感を持たれるはずです。 |
WindowsLive! とかMSNとかのマイクロソフト系のサービスは絶対に使いたくないので、 これらを削除あるいはメニューに現れないようにしたいのですが・・・ たとえば「画像とビデオ」のメニューの「スペースに送信」を無効にするにはどうすればいいのだろう。 |
お昼休みにニューズレターでも読もうとX01Tを取り出し、Windowsキーをちょいちょいと押したら、あれれっ? 画面がおかしくなりました。
グラフィクスの横方向描画開始位置がずれてしまったようで、本来画面の最左端の部分がパネルの右側から100ピクセルあたりから始まって、
パネルの最右端から最左端にラップアラウンドしています。こりゃ妙だ!! それ以外はすべて正常。ちょうどグラフィックコントローラのレジスタ設定が狂ってしまったような感じです。 画面の縦横を変えて再描画させたら復旧できるかなと試しましたが、治らず。 やはり本来の画面左側がパネルの右側から表示されています。 そういえば縦横の縦横切り替えはWindows Mobile内部ではどう処理しているのだろう。 もしLCDコントローラの設定は変えずに、ビデオドライバの内部ですべてソフト的に縦横を切り替えているのなら、 ずれ方は縦横に関係なくパネルに対していつも同じようにずれそうなものです。するとビデオドライバ内部の問題なのかな。 あとで思えばWindows Mediaの動画再生がどうなるのか、またタッチパネルの横方向座標も変わっているのか見ておくべきだったのですが、 あまり深追いせずに電源キーでシステムを落とし、再起動させました。画面は正常に戻りました。ハードウェア故障じゃなくてよかった。 [障害による再起動 10回目] (画面描画位置ずれ:電源キーで再起動) 今日でほぼ2カ月使ったことになりますが、今回のケースは初めてですので、稀にしか出ない不具合なのかもしれません。写真を撮っておけばよかったなあ。 |
pdfで書かれた論文は、PicselViewerではどうしても左右スクロールしながらでなければ読めません。
じっくり読みたい場合はあらかじめテキストファイルにしておいてWord Mobileを使ったほうが読みやすいです。 今回読もうとしている論文はレターサイズで20ページ。 あらかじめAcrobatでテキストファイルにエクスポートしておきました。 テキストファイルのサイズは58.1KB。 このテキストファイルをX01Tにコピーし、File Explorerでタップして読もうとしたら・・・あれあれ。 画面がフリーズしてしまいました。5分ほど待っても応答がありません。 このときすでに別のExcelファイルを編集中でした。 Excelがテキストファイルを食わされて当惑しているように見えます。 システムがロックアップしてしまったわけではなく、他のタスクに切り替えることはできます。 ExcelをCtrl-Qで終了させ回復できました。 もう一度試すと、こんどは作業中シンボルがくるくる回ったままいつまでたっても読み込みが終わりません。 そのうちバックライトが暗くなり、やがてWindows Mobileがスリープに入ってしまいました。 スリープから目覚めさせ、Ctrl-Qで終了させることができました。 さらに試すと、こんどはものの数秒で正常に読み込みが終わりました。 3度めの正直、ってやつ。 バックグラウンドにExcelがいると発生するのかなと思い試してみましたが、必ずしもそういうわけではなさそう。 |
なんだかんだいってもX01Tは手放せない状態になっています。
フトンにもぐりこんでからもWi-Fiインターフェイス経由でウェブからダウンロードした論文を読んだり、
ウェブキャストを見たり、それをSambaサーバ上に保管したり・・・要するに電話機としてではなくて超小型PCとして使っているわけです。
英語の論文を読んでいればさほど経たずに自然と眠たくなってくるので、睡眠導入剤が欲しくなることも減りました。 おフトンPCとして使うのであればZaurusに無線LANカードを取り付けてもほとんど同じことができます (キーボードバックライトがないというのはかなりのデメリット)が、 Zaurusはいつも身につけておくにはちょっと大きすぎましたし、出先でのネット接続もいくつかの理由で行いにくいものでした。 ワイヤレスでラボのイントラネットに接続でき、出先ではGPRSでインターネットが使えるX01Tは、 私にとってのユビキタスコンピューティングの理想形にこれまでになく近いものになっています。 ううむ、次はVPNを使いたくなってきたぞ。 Wi-Fiインターフェイスはかなり電力を消費するようです。 60MB程度のファイルをインターネットからダウンロードしようとすると、純正の充電器をつないでいても充電はほとんど進まないか、 場合によってはむしろ容量がわずかに減っていってしまいます。 |
出先で検討しようと思い、比較的高い解像度でスキャンした回路図のjpgファイル、サイズにして2.5MB、をFile Explorerから開きました。
が、4色の丸がくるくる回ったまま。そのうち疲れてスリープしてしまいました。
スリープから起こしてみると、システムがロックアップしたのではなく、電話は使えるし、他のアプリケーションも動作しています。
反応がないのは、XRoofと「画像とビデオ」プログラム。
やはりグラフィックスビューワがハングアップしてしまっているようで、それにともなってXRoofがWindowsキーに応答できない様子。 データ記憶用メモリが消費され尽くして困っているのかなと思いましたが、「設定」→「メモリ」で確認してみても使用量はわずかです。 開こうとした画像は、4920ピクセル x 6996ピクセルの256階調グレイスケールで、展開後のrawイメージを保持するためには65.5MBのメモリを必要とします。 一方、現状ではデータ記憶用メモリは最大でも20MBしか取れません。 もしかして「画像とビデオ」プログラムがファイルを開くときに作業用のメモリを確保できない場合の例外が正しく実装されていないのかなあ。 まさかそんな基本的なことさえできていないとは思いたくないですが。 まあプロセッサパワーとメモリ容量を考えれば、この小さなマシンにそんな大きなラスターグラフィックスを食らわせるほうが無理なのですけどねえ。 ところでこの問題が発生しているときは、画面右上の時計が止まってしまいます。 スリープから回復したとき、また画面の縦横を切り替えると、画面上の時計は現在時刻を表示しますが、その後ちっとも進みません。 やはりXRoofが半分動けていないのが明らかです。 Today画面の時計は正しい時刻を表示しているものの、これでは機械にだまされてしまうかもしれません。 大切な商談に遅刻したり、最終の新幹線に乗り遅れたくないならば、XRoofの時計だけに頼るのは危険すぎます。 「画像とビデオ」もXRoofも、Windowsメニューから起動させようとしても何も起こらず。 さりとて、「設定」→「メモリ」→「実行中のプログラム」には「画像とビデオ」もXRoofも出てこないので、killすることもできません。 どうやら再起動させるしかないようです。 [障害による再起動 11回目] (「画像とビデオ」が起動せず & XRoof動作不良: 電源キーで再起動) ひょっとして昨日テキストファイルを読みこもうとしておかしくなったときから致命的ではないなんらかの内部的な障害が継続しているのかもしれないと思ったのですが、そうではありませんでした。 電源キーで再起動したのちに件の画像ファイルをFile Explorerから選んだら、まったく同様な症状になってしまいました。 この画像ファイルは、まるでシステムクラッシャーです。 [障害による再起動 12回目] (「画像とビデオ」が起動せず & XRoof動作不良: 電源キーで再起動) 再起動後に、同じ画像サイズながらファイルサイズはもう少し小さい、約1.5MBのjpgファイルも試しました。 結果はやはりNG。 もしかしたら256色グレイスケールっていうのがいけないのかなあ? ま、だとしたらせめて「サポートされていない形式です」とか何とかいってエレガントに正常終了するべきです。 [障害による再起動 13回目] (「画像とビデオ」が起動せず & XRoof動作不良: 電源キーで再起動) XRoofが悪さをしているのかと思い、再起動後 XRoofを終了してから件のファイルをロード。 結果は同じで、「画像とビデオ」が応答しなくなってしまいました。さらに、その後はXRoofが立ち上がらなくなってしまいました。 ・・もうこの画像ファイルを読むのはあきらめよう。 [障害による再起動 14回目] (「画像とビデオ」が起動せず & XRoof動作不良: 電源キーで再起動) 「画像とビデオ」プログラムは256色グレイスケールjpgが嫌いなのかと思い、16Mフルカラーにしたもので試しましたが、結果は同じ。 [障害による再起動 15回目] (「画像とビデオ」が起動せず & XRoof動作不良: 電源キーで再起動) 画像サイズを1024x1600ピクセルに縮小したファイルで試すと、これはOK。 1600x2400でもOK。 どちらの場合でも、「データ記憶用メモリ」はあまり減っていません。 2400x3600ピクセルで試すと、問題が発生しました。 どうやら画像サイズが大きすぎるとダメみたいです。 [障害による再起動 16回目] (「画像とビデオ」が起動せず & XRoof動作不良: 電源キーで再起動) もしプログラムの設計仕様あるいは利用可能なメモリ容量等の理由で扱える画像サイズに上限があるのなら、ダイアログボックスを出して礼儀よく断ってほしいものです。 頑張ってくれるのはありがたいけど、結局何の成果も出せず、 おまけにその後のシステムの動作に回復不能なダメージを与えてしまうというのは単なる無責任です。 しかしこれはキツいなあ。 File Explorerには「プロパティ」メニューがないので、開けるまでその画像のサイズを知る方法がありません。 ファイルサイズが大きい場合は、いちかばちかの賭けをするようなものです。 オリジナルの5000x7000ピクセルの画像ファイルも、あらかじめpdfにしておけば、PicselViewerでばっちり拡大することができます。 ただしPicselViewerはメモリ食いで、Word MobileとIEとDDCEVIewerとを開いておいて頻繁に切り替えて・・・というのは無理なときがありますから、完全な回避策ではありません |
●+→キーでのFile Explorer呼び出しは便利で、しょっちゅう使っていますが、これが効かなくなってしまいました。
思い当たることといえば、先ほど再起動したとき、
最初のToday画面が表示されてXRoofが起動中(XRoofのスプラッシュが画面中央に表示されている)に、ローバッテリ警告が出たこと。
もしかしたらこれが理由でキーマッピングが狂ったかなあ。
さらにこれは、WindowsMobile責か、それともXRoof責なのか? いずれにせよ、X01Tのプロダクトテストエンジニアさんは、
「起動中にローバッテリ警告が出る」シナリオがテストプランに入っているか、もう一度レビューしてみてね。 [障害による再起動 17回目] (File Explorerのショートカットキーが効かず: 電源キーで再起動) |
今日の昼間はまったくX01Tを使いませんでした。
夜になっていつものようにキーボードを開いてウェイクアップさせようとしたら、あれえ? まったく動作しない。
バッテリは昨夜もフル充電したし、朝のめざまし時計も正常に動作していました。なんでだろ。
なにか変わったことをしたかな。朝、Wi-Fi経由でソフトバンクのオンライン料金をチェックしたような気がするけど、そのせい? ともかく、電源キーでもキーボードスライドでもウェイクアップしません。電源キー長押しにもまったく反応せず。 ひょっとしてなぜかバッテリが完全に上がっちゃったのかなあ。 バッテリーパックを一回取り外してから電源キーを長押ししたら、Windows Mobileがブートしました。ああ、壊れたわけではなさそうだ。 その後はいつも通り。バッテリは80%以上残っています。どうして目を覚ましてくれなかったのか謎のまま。 [障害による再起動 18回目] (なぜかウェイクアップせず -機序不明- : バッテリ取り外しで再起動) [同様の障害が発生: 2008-03-04を参照] |
いろいろ使えばバグやら問題点に気づくのは当然として、使わないでいても止まっちゃうっていうのはどうしたもんかなあ。
で、思ったのは、X01T、というか今のWindows Mobileの完成度って、15年前のWindows3.0Aの頃みたい。 著名なアプリケーションプログラムのみならずデバイスドライバもOSそのものもとにかく不安定で、 どうしたらクラッシュを避けられるか、クラッシュしたらどのように回復するか、を調べたり試みたりする必要がありました。 放っておくだけでメモリリークのためにクラッシュすることもたびたびだったし。 さらに通を気取って得体の知れない品質の保証がどこにもないフリーウェアを入れたりしてなおさらワケわかんなくなって、 結局何一つ生産的なことができず、ただコンピュータを動かすためだけにコンピュータを使っていたような気がします。 いまのX01Tユーザの多くは、そういった使い方をするトイユーザなんじゃないかな。 マイクロソフトはWindows Mobileによる出先でのビジネス連携をアピールして業務用への導入を目論んでいるようだけれども、 まがりなりにも業務用を狙うなら、今のWindows MobileとOffice Mobileの、 中国製の玩具のような品質はがんばって改善していただかないと。 すべてのビジネスマンがRegEdit使えるわけじゃないんだし。 |
X01Tが発売されたときにすでにOfficeMobileのアップデートが提供されていたのは知っていましたが、
機能拡張の内容がOffice2007ファイル形式のサポートとのことだったので、必要ないため今までインストールしていませんでした。
でももしかしかしたら細かなバグフィックスもあるかもしれないと思い、本日アップデートを行いました。 [正規手順による再起動] 別のメモリカードを使っているとき、またUSBマスストレージがアクティブになっているときでもOfficeは使えるようにしたかったので、 本体内メモリにインストールしました。 データ記憶用メモリが5MBほど少なくなってしまい、この先厳しくなるかも。 他のバグフィックスがされてないなら、このアップデートは百害あって一利なし、かな。 Word Mobileで文書を開いて末尾に文を追加するとフォント表示が指定と異なる、という障害は改善されていません。いやな予感。 |
料亭の座布団に2時間ほど坐って食事をしたら、また腰にだるさを感じ始めたので、今夜もおフトンコンピューティングにします。 まもなくSTS-122がリエントリするのでライブ映像を見たいのですが、X01T標準のIEとWMPだけでは無理な様子。 動画ファイルの再生もすべてサクサクとは行かないので、画質と速度のバランスの取れたX01Tにちょうどよいエンコーディングを調べておくのは価値がありそう。 昨日DDCEVIewerが変になり、それ以降マシンの応答が遅く、電池の減りも早かったような気がしたので、念のために再起動。 [正常再起動:予防保全のため] で、今夜はlearnoutloud.comでバークレー大の初歩天文学の講義のPodcastを見つけたので、 学生でにぎわうバークレーのカフェの光景を思い出しながら学生気分を楽しむことにします。 Podcastとはいってもそれ用のソフトウェアをインストールしているわけではないので、MP3ファイルをダウンロードします。 このセミナーは、一回の講義が1本のMP3に収録されており、10数回の講義があります。 しかしWindows Mobile6に付属のIEは、複数のダウンロードを並行して行うことはできません。 そこでひとつひとつ地道にダウンロードしていきます。 きっとダウンロードスケジューラみたいなプログラムがどこかにあるんだろうけれど、こんなことは時間にゆとりがあるときしかしないから、探すつもりはなし。 WMPで講義を聞きつつ、Wi-Fi経由でIEで次の講義をダウンロードし、 メモリカードに空きをつくるためFile ExplorerでファイルをイントラネットのSambaサーバに移動する・・・ という作業は小さなX01Tにはかなり重労働のようです。 純正充電器をつないだままにしておいても総電力を賄えないようです。 そのうちバッテリが残り3割程度を割り込んで、Wi-Fiインターフェイスがローパワー警告ダイアログを表示して自動切断してしまいました。 純正の「急速充電器」は定格550mAとあるので、これがパワー不足なのかと思い、 定格1Aのサードパーティ製アダプタを使ってみましたが、状況はさほど変わらず。 本体内の電源回路がそもそもきついように見えます。 ラボには5V 200Aというバカみたいなスイッチング電源装置(純正充電器400個分!)があります。 これを使えばわずか1分で充電完了・・・だったらいいのですが。 いずれにせよ、ヘビーユースではAC電源を使ってさえ(および、どんなに大容量の外部バッテリを用意してあっても)、 連続運用できない・・・ってのはどうしたもんでしょうか。 プロダクトテストのときはどうにやっていたのだろう。バッテリパックをしょっちゅう交換していたのかな? バックグラウンドでファイルをダウンロードしているとき、IEの画面上部にプログレスバーが表示されます。 しかし、前から気になっていたのですが、そのバーは、13mm程度動いた後は先に進みません。 また、画面が再描画されるとバーは最初から始まります。 最後まで進んだのをみたことがありません。 それでもダウンロード処理そのものはは正常に進んでいます。 バーが表示されていれば「現在ダウンロードが完了していない」ことがわかりますが、 本来機能の「どの程度までダウンロードが進んだか」は知ることができません。 ダウンロードの途中でサイトからの応答がなくなってしまっても知る由がない、ということです。こりゃ使いにくいな。 GPRSのセッションが途切れた等の場合は、IEはダイアログボックスを表示して、ダウンロードを継続するかどうかを尋ねます。 この継続処理はうまく動作しているようで、さすがモバイル用としてよくできていると思えました。 IEのダウンロードは、保存先をメモリカードに指定してあっても、まずいったん本体内のデータ記憶用メモリに保存され、 すべてのダウンロードが終わったときにデスティネーションフォルダにコピーされる仕組みのようです。 ダウンロードしようとするファイルが本体内のデータ記憶用メモリの使用可能サイズよりも大きい場合は、 データ記憶用メモリがいっぱいになった時点でメモリカードに書き出し始めます。 |
いままで何度もハングアップしたトラブルの多くは、
アプリケーションプログラムを切りかえたり終了したりする際に発生していました。
ひょっとしたらXRoofがステートトランジションの管理に失敗しているのではないかと思ったので、
この先しばらくXRoofなしで生活してみます。
Word Mobileが文書を読みこんでいる途中でOKを押したりCtrl-Qを押したりしてもWord Mobileはきちんと動作します。むむ、ひょっとしてやっぱり?
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横河電機製作所のクラシックな精密級電流計が発掘できたので、安定化電源とこの電流計でX01Tの充電電流の様子をみてみます。 どうやら 愛用のアナログテスタは直流電流ポジションが故障して測定値が狂っている みたいです。 あれえ、いままでずいぶん騙され続けていたのかも。このページの上の方で測った結果はすべて間違いということになります。 X01TのミニUSBポートへの流入電流はぴったり440mAに制限されているようです。 それ以上は決して流れません。 ホスト機器のUSBポートに負担をかけないような配慮(バスパワードハブを使っている場合でほかにマウス等がつながれていても大丈夫なように)だと思いますが、 X01T内部の電力需要がこれを上回る場合は、充電器をつないだ状態であってもバッテリから放電供給されるのでしょう。 アイドル時の全電流は150mA程度ですが、キーボードバックライトは50mAを消費します。 明るいところではキーボードバックライトを消灯すればかなりの節電になると思います。 LCDパネルバックライトを最大輝度にするとトータルの消費電力は300mA程度にまで増えます。 バックグラウンドでMP3を再生すること自体はさほど電力を消費しないようです。 |
アップデートしたOffice6.1では、保存形式が.docxのみとなり、従来の.doc形式では保存できないことにやっと気がつきました。
そりゃないよなー。
これではOpenOfficeで開くことができないので、Office6.1アップデートは即刻アンインストールしました。 [正規手順による再起動] |
Wi-Fi経由でファイルをダウンロードするときは、アイドル状態に加えて150〜200mAを消費します。
ファイルをアップロードするときは、ダウンロードに比べてX01Tからの送信パケットがずっと多いわけですから、消費電力もずっと大きくなります。
USBポートで計測してみると、440mAの自主規制値になっています。アップロード中は外部電源を使っていても内蔵バッテリが消耗していくわけです。
この状態であっても「設定」ー「パワーマネジメント」の画面には”充電中”と表示されます。正しくは”外部電源使用中”と表示するべきですね。 ユーザーズマニュアルをみると、TVコール時の通話時間が最も短くて60分となっています。 カメラの消費電流は200〜250mA程度のようで、通常のスチル撮影モードで合計350〜400mAを食っています。 通常の電話通話の消費増は200mAとちょっと。 カメラと電話接続を同時に使うTVコールでは、やはりAC電源を使っていてもバッテリが減っていってしまうものと思われます。 私はTV電話を使うことはほぼないし、カメラも少ししか使わないので、さほど気にすることはないでしょう。 今日はお試しで、Wi-Fi経由でデータを連続アップロードするとどの程度でバッテリが尽きるか試してみます。 File ExplorerでminiSDカードのルートを選択し、それをSambaサーバにコピーします。 要するにメモリカードのフルバックアップを行ってみます。 USB経由のActiveSyncは現状フルスピードで接続できずにいるので、それよりは速いでしょう。 もちろん一番速いのはカードを取り出してカードリーダで読み込む方式でしょうけれどね。 結果は、フル充電の状態から2時間45分、2GBカードの約80%をコピーし終わったころに、バッテリ消耗のためにWi-Fiインターフェイスの電源が切られてしまいました。 ラボのSambaサーバはえらい老兵なので、サーバが速ければもっと早く終わる可能性があります。 Media Playerで動画再生中に右ソフトキーでメニューを表示させるとビデオ表示が乱れ、その後も他のアプリにも影響を及ぼす・・・の問題が再発し、 一向に直る気配がなかったので、この際バッテリを最後まで使いきって再起動させました。 [障害による再起動 19回目] (動画乱れ直らず : バッテリ放電で再起動) |
「Word Mobileが文書を読みこんでいる最中に画面右上の赤いXボタンをタップするとその後Word Mobileが使えなくなる」問題は、
XRoofを使っていることに起因する
ことがわかりました。
XRoofを使っていないときは、文書の読みこみ中は赤いXボタンは表示されませんので、この問題は起きないのです。 Office Mobileは、どうやらWordやExcelそれにPowerpointをまとめたランチャと、それぞれのアプリケーションの2段階で起動するようです。 この辺のステートトランジションをXRoofがうまくハンドルしきれていない、 あるいは、OfficeMobileは特殊な処理を行っていてかわいそうなXRoofがハメられている・・・といったところのようです。 [障害による再起動 20回目] (Word障害の再現実験 : 電源キーで再起動) |
Windowsキー→プログラム で呼び出せる「プログラム」画面はアイコンが並ぶスタイルで、
Windows2.0や3.0のプログラムマネージャを思い出します。
この辺は各自の好みでしょうが、私はあまり好みではありません。
せめて並び順を変えて、よく使うものは初期カーソル位置に近く、ほとんど使わないものは消すか隠しておきたい、と思います。
が、標準でそんな機能はないようです。
取り急ぎ、絶対使うはずがないWindowsLive!とMessengerは「プログラム」画面から削除しておきました。
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2008-01-12に、デフォルトでFile Explorerの日付表示はMM/YY形式で、
これじゃ何年に作成されたファイルだかわからないよと書きましたが、自己解決。
Windowsキー→設定→システム→地域→日付→短い形式でyy/MM/DDを設定しておけば、
File Explorerでファイルの日付が08-02-25のように表示されます。
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PicselViewerは今一つ安心して使えません。
大きなpdfで頻繁にメモリ不足が起きてその後動作が不安定になるほか、
ズーム調整が不連続(なかなか変化しないと思ったらいきなり極端に変わったり)だとか、
ページ送り操作をしていると突然勝手にページ早送りが始まって最後のページまで飛んでしまうとか。
OSのキーボードイベントのハンドリングがうまくできていないのでしょう。 Linux ZaurusのPicsel Browserも、 ときおりペンを滑らす動作を認識しないことがありましたので、 5年も経っているのにさして品質は改善されていないようです。 |
そろそろWindowsMobile用の他のアプリケーションも使ってみたいなあ。
純正のものに比べずいぶん使いやすそうだったり機能が豊富なものあるようだし。 今まで使ってきた3代のZaurusにあったのにX01Tにないのが、 ドローイングあるいはペイントアプリケーション。 簡単ななぐりがきなら「メモ」でもできますが、これではあまりにも貧弱。 出先で思いついたアイデアを簡単にスケッチしたり、あるいは文書では説明しにくいことを手書き画像で描いてメールで送信するといった使いみちもあります。 SL-C860のペイントプログラムはシンプルながら使い勝手がよく、 ポゴも4歳半になったころから上手に使えるようになりました。 お絵かき帳と色鉛筆を忘れてしまったときは、 レストランで食事が出てくるまでずいぶんたくさんの絵を書いていました。この点X01Tの「メモ」ではあまりにも寂しすぎます。 もうひとつはマインドマップ作成プログラム。 マインドマップは、実際に書いてみると、それまで気がつかなかったことに気づけることがしばしばあります。 ただしX01Tの小さな画面では、思考も小さくなってしまうかもね。まあ、20インチCRTを使っていてもさほどの差はないかも。 なにかしらとてつもなく大きなことに気づくためには、 小さな機械をいじっていたり部屋に閉じこもっているよりも、オフロードバイクで旅に出て、 地平線のかなたまで人っ子一人いない大地にテントを張り、星空を見上げるのが吉。 画面が小さくてマインドマップ作成が苦しいなら、代わりになにかいいアイデアプロセッサはないかな。 Microsoft Wordのアウトラインモードでもどうにか階層構造型のアイデアプロセシングはできますが、残念、Word Mobileにはアウトラインモードはありません。 PC-9801Eのころに使っていたHyper-Xというアイデアプロセッサは面白かったけどなあ。 |
XRoofのタスク切り替え操作はとても便利ですが、それが元でシステムクラッシュを招くのであれば残念だけどあきらめざるを得ません。
数日間XRoofなしで使い、なんとかやっていけそうに思われたので、XRoofをアンインストールしました。次はいつアップデート版が出るかなあ。 |
X01Tの小さな画面でオリジナルに近いマインドマップを書くのはちょっと無理そうに思えたので、
ツリー構造型のアイデアプロセッサ、IdeaTree for CEをインストールしてみました。
インストールはスムース。
何も書かないうちからタスク切り替え時に奇妙な挙動を示しましたが、機能的には期待できそう。これから2週間評価してみることにします。 |
3,7Vの内蔵リチウム電池充放電回路、USBポートからの電流制限つき充電回路。
プロセサのパワーセーブ動作とスリープモードでアイドルおよびスタンバイ電力消費を抑えつつ、常時動作しなければならない携帯電話無線送受信機を動作させる。
今の携帯電話のパワーマネージメントは、15年前のポータブル機器とは比べものにならない高度で複雑な処理を行っているようです。
実際に、安定化電源とアナログ電流計で外部電源からの流入電流を観察すると、とても複雑な動きをしています。 現在、「パワーマネージメント」設定画面で、外部電源使用時は10分でスリープモードに入るよう設定してあります。 操作をしないまま10分経つと、液晶パネルのバックライトが完全に消え、スリープモードに入ったように見えます。 しかしUSBポートからは相変わらず120mA程度流れていて、内部では相変わらずプロセサは動作を続けているようです。 画面が真っ暗になってさらに10分経つと、流入電流は20mAにまで落ち、本当にスリープ状態になります。 3日前の夜帰宅したとき、バッテリ残量が90%以上残っていました。 ほとんど休み時間なしで働いていたのでX01Tはまったく触らなかったのですが、 それにしても14時間経ってそれしか減っていないというのは初めてです。 最近シャットダウンまでバッテリを使いきったのが影響しているのかなあ。 一方で、XRoofを使うのをやめてからバッテリの消費が少なくなったような気がします。単なる気のせいだとは思いますが・・・。 |
ヒースローで起きた777ERの着陸失敗事故が気になっています。
アプローチの最終段階でエンジン推力を失い、滑走路手前のアンダーランエリアにほとんど失速状態でハードランディング。
主脚が折れて燃料タンクを突き破り大量の燃料が漏れたものの、幸いに出火せず、一人が足を折っただけで全員無事。 燃料が漏れたのだからガス欠ではなく、遠く北京から飛んできて着陸のほんの手前でエンジンがフライトアイドルになってしまった・・・というのだから、 エンジン制御ソフトウェアの問題だったのではなかろうか、と。 で、事故発生後1カ月、 AAIB が発表した調査の中間報告を読むことにしました。 報告書はpdfで、これをダウンロードしましたが、"Invalid Commandline"とかなんとかのダイアログボックスを出すのみで、 PicselViewerが立ち上がりません。 メモリ不足かなと思ってすべてのアプリケーションプログラムを閉じてから試したら正常に立ち上がりました。 XRoofがあれば簡単操作ですべてのアプリケーションを閉じられるので便利でしたが、 でも考えてみたら「まず他のアプリケーションをすべて閉じて作業用メモリを確保する」というのは、 「報告書を読みたい」というユーザの欲求と思考に対して完全な阻害要因です。 さらに、Windows95以降に使い始めた大多数のパソコンユーザは「コマンドライン」という用語の意味すら知ってはいないでしょうし。 さて、ヒースローの777ERは、オートパイロットは正しくスラスト要求をエンジンに対して出していたことがわかっています。 予期せぬスラスト低下が発生したとき、エンジン制御コンピュータは燃料流入量が下がったことに気がついていて、 流入量を増やそうとして燃料制御バルブを全開にしていたこともわかっています。 すると燃料系統か、あるいは燃料そのものの質の問題? しかし燃料系統のどこにも、また燃料にも断定的な異常は見つかっておらず、 燃料残量計測コントロールユニットの自己診断メモリにも過去故障は記録されておらず。 ただ燃料タンク内にいくつかの異物は見つかっていて、また高圧側燃料ポンプにキャビテーションと見られる異常な摩耗があり、 しかしそれでもポンプ自体はフルQを供給できるレベルであった・・・とのことで、直接の原因は不明のまま調査継続中。 複数の燃料タンクのポートに異物が詰まって流れが悪くなり、 それでも高圧側燃料ポンプは一生懸命吸い込もうとしてキャビテーションを起こし、 エンジンに燃料が行かなくなってしまった、といったところなのでしょうか。早く機序が判明し対策が講じられることを祈ります。 1983年5月、上高地を走っていた私のホンダ イーハトーブ TL125Sはエンジン不調を起こしました。 まるでガス欠と同じ症状でパワーを失い止まってしまうのですが、 タンクキャップを開けて見てみるとガソリンはたっぷりあり、すぐにエンジンがかかるのです。 しかし10分ほど走ると再発。 これを4回ほど繰り返して、原因がわかりました。 イーハトーブは垂直に近い極端な姿勢での走行を考慮されたトライアル車なので、 燃料タンク内への空気取り入れはタンクキャップに取り付けられたエアブリーザホースから行われます。 しかしそのときはタンク上にキャンプ用のシュラフを縛りつけていたため、 ブリーザホースが折れ曲がって空気を吸い込めなくなっていたのです。 エアがタンクに入ってこなければガソリンは出てくるはずがない・・・小学校の理科の実験のような常識に気がついてしまば、 あとは快調なトレッキングを楽しむことができました。 |
100円ショップで買った横置きソフトケースはベルクロが痛んでしまい、2カ月持たずにアウト。
600円の商品を1年間、あるいは1200円の商品を2年間使うのとコストは一緒。 で、YAESU VX-3用にと思い買ってあった縦型ソフトケースになんとか収まったので、こちらに切り替え。 これも100円ショップ品ですが、厚手のナイロン生地で、丈夫そう。 |
3月になり午後は寒くなくなってきたので、X01TでPlanetaryRadioでも聴きながらのんびりとファルコンの軽整備をしようと思いました。
が、X01Tのスピーカはポケットラジオとして使うには音量がちょっと不足。
何か工夫はできないかなとみると、Nokia6680にしてから使っていなかったのですっかり忘れていましたが、
ファルコン号にはハンズフリーアダプタがついています。
これは最初のJ-Phoneのときに買ったもので、φ2.5の3極プラグ仕様。X01Tにそのまま使えました。
X01T内蔵スピーカに比べればずっと大きな音でMediaPlayerの再生を聴くことができ、具合よし。 ハンズフリーアダプタのプラグはチップがスピーカ入力、スリーブがマイクロフォン出力です。 これに対しX01Tのジャックはφ2.5の4極で、第2スリーブがもう1チャンネルのオーディオ出力です(右チャネルか左チャネルか調べていませんが)。 ハンズフリーアダプタをつなぐと第2スリーブはグラウンドにショートされてしまいますが、 X01Tはジャックセンシングを行っているようなので、もしかしたら3極プラグを使うとX01Tはモノラル出力モードに切り替わるかもしれません。調べてみよう。 3時間半ほどPlanetaryRadioを聴き、ファルコンの内装掃除が終わったころ、バッテリ残量警告が出ました。 いけねぇ、Wi-FiインターフェイスをONにしたままだった。 ミュージックプレイヤーとしても便利に使っているサンヨーICR-S280RMでは、 アルカリ単4電池1本で22時間もの間余裕でMP3再生ができます。 ファイル管理のしやすさは、画面が大きくサブフォルダ作成が自由なWindows Mobileの勝ちですが、基本性能はやはり専用機の勝ちですね。 そういえばX01T用の純正オプションにUSBホストアダプタがあったなあ。 これを使えば出先でもボイスレコーダのデータをX01Tで管理できるかな。今度試してみようか。 ファルコンはきれいになったけど、また腰が・・・近年5回目。 |
IdeaTreeの開発元であるDicreはコンパクトなカード型データベース"TCARD"も出しています。IdeaTreeと並行して試用してみよう。 IdeaTreeと同様に、Windows Mobile6ネイティブではないので、画面下のルックアンドフィールが旧式ですが、操作に支障はありません。 [2008-03-20 追記: 設定を変えることによりWM6スタイルにできます。] データの保存フォーマットがプロプライエタリでなく、シンプルなCSVであるとのことで、これは歓迎すべき点。 私はMS-DOSのころは熱心な知子ユーザだったのですが、 1995年ころからは検索はさほど高速ではないもののNetscape Communicatorで同様なことができるのでそちらに移行。 しかしウェブ等で見つけた雑多な情報を気軽に保存しあとで検索できるスクラップブックデータベースというのは貴重です。 X01Tにおいては、Windows MobileのOutlookでは使いにくそう。IdeaTreeまたはTCARDで同等の作業ができるかな? |
XRoofを使うのをやめてからほぼ2週間。この間、 MediaPlayerでの画像乱れと、バグの再現実験を除いて、
不可解なクラッシュやハングアップは発生していません。
画面の縦横切り替えやタスク切り替え、スリープから目覚めた直後の操作など、以前よりも気持ち素早く行っているのですが、動作は安定しています。 Word Mobileがファイルの保存動作を行っている途中で縦横を切り替えたときに異常に時間がかかったことがありましたが、 クラッシュまでには至らず。かなり安心できる機械になりました。 |
今日は昨日からの下腹部鈍痛と筋肉痛が主体の腰痛でダウン。風邪かなあ? Sambaファイルサーバに接続するとき、「パスワードを保存する」チェックボックスを有効にしているのに、 しばしばパスワード入力を求められます。 どうやら、いったんスリープになったあと再び使いだすとき、新しいWi-Fiセッションになってパスワードを求めてくるようです。ちょっと面倒だなあ。 これはどうやら「パスワードを保存する」機能が動いていない予感。 どういう理屈だろ? [2008-05-24追記 Samba3にしたらパスワード保存が有効になりました。サーバ側の関係がありそう。] |
XRoofをはずしてから安心して使えるようになったと書いたばかりなのに・・・また目覚めず病が発生しました。
要はXRoofひとりが悪者ではないってことですね。
今回は、バッテリ駆動・Wi-Fi経由で次のウェブページ http://techonline.com/learning/techpaper/206107151 を開いて、IEがページをロードしている途中で5分ほど別の用事をし、X01Tに戻ってみると、スリープから抜け出せず。 電源キー長押しにも無反応。リセットボタンで再起動させました。 [障害による再起動 21回目] (スリープから回復できず-リセットボタンで再起動) あれ、これは02月13日に起きた現象とすごく似ています。IEがページをロードしている途中でスリープに入るのがいけないのかな。 とりあえずはさっきのページからペーパーをダウンロード。おや? IEのダウンロードプログレスバーが最後まで正常に動いたぞ。 再現テストを試みましたが、さすがに「IEでページを表示したままスリープに入るとウェイクアップしなくなる」というほどお粗末ではなく、 さらに何か別の条件が絡んでいるようす。 今日はバッテリパックの健康管理のためシャットダウンするまで使ってみました。 [正規手順による再起動 : バッテリ使いきり - バッテリコンディショニング目的] 再起動させたのちに安定化電源によるバッテリチャージを終え、さあ続きの作業をしようとしたら、 あれあれ、またまたウェイクアップしない。1日で2回だなんて初めてです。 リセットボタンで再起動。こんどはIEは使っていなかったので、ウェイクアップできずのトラブルの原因は別のところにあるようです。 [障害による再起動 22回目] (スリープから回復できず-リセットボタンで再起動) 急いで電話をかけたいときに起動できず、バックカバーを開けてリセットボタンを押し、 OSが起動完了するまで待たなければならないだなんて電話機としては絶対に失格。 数年前までは考えられなかったいろいろなことができるツールとしてスマートフォンは素晴らしい機械ですが、 こと電話機としての基本機能に関しては、今やすっかり姿を消した黒電話の頑丈さと絶対的な安心感には遠く及びません。 ひょっとして若手の民生用IT機器エンジニアもマネジメントも、クラッシュとかバグとか文鎮とかに慣れすぎてしまって、 あるいは目新しさとか新機能とかカタログスペックとかどうでもいいカスタマイズ機能とかばかりを追い求めてしまって、 当たり前のことを愚直にこなす誠実なシステムの重要性を忘れてしまったのだろうか? だとすれば日本の未来にとってこれはゆゆしき問題。 ・・・・それともただ単に、私の使い方になにかまずい点があるのだろうか? |
Windowsメニューが表示されているのにキーボードイベントがアプリケーションに渡ってしまう、
という現象は、XRoofを使っていなくても出ます。
これに関してもXRoofは無実。
動画再生途中でタスクスイッチするとビデオドライバが変になることがある、というのもXRoofのせいではありません。
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最初に買った携帯電話は、当時シャープのフラッグシップ機だったのに、とにかくグラフィックスデザインが小学生低学年向けでした。
よくこんなんで企画Go出したよな、と思えるほど。
その後買い替えるたびに、筐体のデザインもユーザーインターフェイスのグラフィクスデザインも洗練されてきました。 X01Tについては、不満はあるものの概ね満足しています。 が、それは見てくれ、あるいは写真映りのの話であって、実際に操作してみると問題点が多く見つかります。 カメラ。 カーソルキーで画面上部のアイコンを選択するとき、ハイライトされているものがどれであるか、屋外ではほとんど視認できません。 また、メニューアイテムのどれがハイライトされているのか、識別はほぼ不可能。 電話。 ダイヤル中の相手先情報のフォントがあまりにも小さく、老眼が始まった中年には厳しいです。 Windowsの「設定」→「システム」→「画面」で設定された基本フォントサイズは適用されないし、アプリケーションローカルな設定も考慮されていないようす。 ワイヤレス マネージャー。 これもハイライトが細い縁どりで示されており、視認性がペケ。 どうやら問題点はOEMプログラムに集中しているようで、他のメーカーと差別化を図りたいばかりにデザイン優先となってしまい、 ユーザビリティの研究がおろそかになってしまっているのではと勘繰りたくなります。 あるいはPC上のエミュレータ画面だけで開発を進めたため、実機液晶パネルで様々な外光条件での評価をおろそかにしてしまった、のかもしれません。 そう見ると、Windowsのグラフィックスデザインは中庸・無難路線を狙ってちょっと物たらなく思うことが多いものの、 視認性についてはひととおり研究されているんだな、と思います。 好きなテーマを選んで気分を変えるのは楽しいですが、これも見た目の美しさと実用性を両立させるのはなかなか難しい仕事。 本日wvgaThemeHelperをインストールしてMicrosoftの「2月のテーマ(梅)」に変えてみました。 ブルーのグラデーションが美しいテーマですが、Windowsメニューのハイライトがやはり見にくく、残念。 まるでウインカーとストップランプのレンズが透明な「ユーロテール」の車の後を走っているみたい。 ただ流行の品物を作れば売れるといった無責任なアフターマーケット品を無知なユーザが喜んでつけているだけならまだ微笑ましく蔑んでいればいいのですが・・・ 最近は純正で透明レンズ採用、しかも昼間のウインカーの視認性はアフター品よりずっと悪いなんていうひどい車を売る自動車メーカーがちらほら現れてきました。 困ったもんだなあ。 先進ASV技術とか安全ボディとか車間測距レーダーとかを開発していても、 見られやすいウインカーランプやテールランプの大切さを忘れてしまう自動車メーカーなんてまるきりデタラメです。 ま、気にくわないならテーマなんか自分で作っちゃえばいいんですね。これができるのはWindows Mobileの利点。ただし時間があれば、ですけど。 |
またまたカメラでハングしました。
今度はシステムの応答がなくなり、1〜2分後に液晶が真っ暗。電源キーちょい押しにも長押しにも応答せず。
しかしシステムは完全に死んでいるのではなく、フロントパネルキーおよびキーボードを押すと3秒間はフロントパネルのキーイルミが点灯します。
ただしキーボードバックライトは点灯せず。 [障害による再起動 23回目] (カメラ使用後応答せず : バッテリはずしで再起動) 今日は、ラボの超高圧縮領域から数年ぶりに発見されたお宝 (トリオT-18可変帯域型中間周波トランス、第2タップつきバージョンの新品!!) などの写真を数枚撮影していて、そのときは快調。次いでPlanetaryRadioのMP3を一本聴き、その後Outlookでメールを読み、 IdeaTreeでメモを書いていました。 しばらくしてからムービーを撮影して、これまた快調。 しかし直後にフラッシュライトのON/OFF操作をして遊び、カメラを終わりにしようとしてフロントパネルのOKキーを押した直後にトラブル発生。 以前にEu9i発電機のエアバルブを点検する際に発生したハングも、フラッシュライトの操作を伴っていました。 ひょっとしてこれはフラッシュライトの操作が関連しているのかな? カメラもフラッシュライトも消費電力の大きな回路で、おそらく電源管理が関係しているはず。 スリープから復旧できず、というトラブルも、ひょっとして共通のルートコーズを持っていたりして。これが電源回路のシリコンのバグだったりしたら・・・。 これもさすがに「フラッシュライトを使った後カメラを終了するとハングする」といった簡単なものではなく、何か他の要因がある様子。 一方、この問題についてもXRoofは無実でしょう。 |
IdeaTreeはスクラップブックとしても利用できそうで、おおむね順調。
ただし、UIはWM6標準にはなっておらず、ダブルタップがあるなど他のアプリととっかえひっかえ使うと多少混乱してしまいます。
ま、慣れればいいだけ。こちらの方がPCの使用感に近いものがあります。 Word Mobile6ではOKキーを押すとそのときまでの修正内容がなんのメッセージもなく上書き保存されますが、 IdeaTreeではOKキーはアプリケーションをバックグラウンドに回すだけで、変更内容の保存は行われません。 今回カメラ問題でシステムクラッシュしたとき、その直前のIdeaTreeはOKボタンを押しただけだったので、編集内容は失われてしまいました。 Word MobileではしょっちゅうクラッシュするからOKボタンで強制的に保存するようにしたのだ、といわれればとても納得してしまいます。 |
Windows MobileならPIMアプリケーションプログラムもいろいろ出回っていて、
自分に合ったものを見つけることができそう。
私の場合は、X01Tではプライベートなことしか扱いませんので、さほどニーズは高くありません
(本業では、山のようにある雑多なタスクをちまちまX01Tのキーボードから入力して、
どれから手をつけるべきかをスクロールしながら考えるほどの時間のゆとりはありません!!)。 なのでいまのところ純正搭載の「仕事」アプリケーションを使っています。 「仕事」アプリケーションでタスクの一覧を表示しているとき、あるタスクを完了したことにするには、 そのタスクをハイライトさせておいて左ソフトキーで"仕事の終了"を押せばいいのですが、 2日ほど前から、"仕事の終了"ソフトキーの表示がグレー文字で、キーを押しても反応しなくなってしまいました。 あれぇ、これじゃ仕事がたまる一方じゃん。 あるタスクを選択して"編集"を押し、タスク詳細画面で「進捗状況」を「終了」に変更することはできます。 一度この操作を行えば、それ以降はタスク一覧画面で"仕事の終了"が使えるようになります。こりゃ奇妙だな。 「仕事」も「予定表」も「連絡先」も、モバイル版Outlookの機能として実現されています。 そしてそのデータのバックアップは、デスクトップ版OutlookとのActiveSync連携としてのみサポートされています。 PCでOutlookを使っているならまったく問題がなく、高機能で都合も良いのでしょうが、私は自宅ではOutlookは使いませんので、 どうしたものでしょうね。 「仕事」や「予定表」は汎用性のあるファイルフォーマットを用いたサードパーティ製のものに置き換えれば良いのでしょうが、 「連絡先」は電話アプリとの連携があるから、難しいかも。 Outlook MobileがCSVへのエクスポートでもサポートしていればどうにか許せるのですが、 「へえ、PCではOutlookを使っていないんですか?」とでもいいたげなActiveSyncは非常に癪に触ります。このへんもうすこし研究してみよう。 |
TCARDの評価期間は2週間ですが、特にこの1週間は平日はX01Tをいじる時間が取れませんでした。
じっくり評価できるのは週末に育児の合間を見たわずかな時間だけですので、2週間だけで見極めるのは不可能。 幸いにTCARDは2週間をすぎても登録を促すダイアログが出るのみですので、評価を続けさせてもらいます。 本屋さんに立ち寄るチャンスは少ないので、面白そうな本があるととりあえず買ってしまいますが、 読む暇はなかなか取れず、そのうち買ってあったことさえ忘れて、気がつくと同じ本が2冊本棚に並ぶことがありました。 さらには本の置き場にも事欠いているので、かなりの本は第2研究所に移してあります。 そこで、TCARDを使って蔵書データベースをつくってみることにしました。小規模のカード型データベースにはおあつらえ向きのネタです。 選択肢タイプの項目の定義方法のユーザーインターフェイスに戸惑って簡単なことに30分以上費やしたり、 明らかに奇妙な現象が出たり、ファイルのセーブで無限ループ的な挙動を示しプログラムを強制終了させなければならなかったことが1度だけありました。 品質問題がまったくないわけではありませんが、Word Mobileと大差ないレベルだし、なにしろおおくの部分で私の好みにあっていますので、 そのうち正規登録しておこう。 |
文句ばかり言っていても仕方ないので、自分で工夫できるところは工夫しないと。
まずは定番のポケットの手を使い始めます。
しかしなんか懐かしいなあ、Windows3.1とかWindows95とかのころはクリーンインストール直後に必ずPowerToyとかTweakUIとかを入れていましたし、
それなしにはやっていけないと思っていました。
それがWindows2000の頃になるとほとんど必要性を感じなくなり、気がつくとここ7〜8年、その手のツールを使っていません。
私のリクエストはさして特殊ではない(と思う)ので、多くが標準でサポートされるようになったわけです。 PocketHand2はWindows Mobileの多くの細かな設定を行うことができますが、今のところ私のニーズ、 たとえばFile Explorerでファイルの拡張子を明示させたいとか、が解決できるわけではなさそう。 |
18日にTCARDとIdeaTreeのシェア送金を行いました。PayPalが使えたので送金は手間いらず。
CE版だけならあわせて2000円ちょっとですが、デスクトップ版も合わせて買ったので7000円を超えてしまいました。
わずか40分後に正式パスワードを受領。本日両ソフトウェアに登録処理をしました。 TCARDは「ソフトキーメニュー」をチェックすることにより画面下のメニューUIをWindows Mobile6に合わせることができ、いい感じ。 IdeaTreeも「ソフトキーメニュー」があるのですが、あれ?何も変わらないぞ。 |
Bluetoothデバイスを使おうとするときに2つの機器に関係を持たせ接続を有効にする手続きは、
Windows Mobileの設定→接続→Bluetoothの画面では「パートナーシップの設定」と書かれていますが、
これを「ペアリング」と書きあらわす本もあります。はて。 Bluetoothの公式ウェブサイトを見てみると、「ペアリング」と書かれており、「パートナーシップ」という語は出てきません。 なんでWindows Mobileでは標準として定義されている用語を使わないんだろう。 もっとも、個人的には「パートナーシップ」のほうがよりふさわしいと感じますが。 |
設定→その他の設定→PocketPC で、 のチェックを外してTCARD独自のダイアログを使おうとすると、開くとき・保存時にエラーメッセージが表示され、うまく行かない。 ファイルを新規に作成し、データが一つもない状態で項目をいくつか定義し、 そのうち一つの項目の形式を「選択肢」にしていくつか選択肢を定義して、ファイルを保存しようとするとクラッシュする。 |
今朝はポゴが機嫌が悪くて大泣きしたせいであわてていたのか、出かけるときにX01Tを忘れてしまいました。
深夜に帰宅し、遅い夕食の後X01Tをウエイクアップさせたら、
アラームエラー CALNOT.EXEを実行することができません
とのダイアログが出ていました。 きっとCALendarNOTificationなんだろうなあと推測しながらぐぐってみると、ほとんど正解の様子。 このエラーがしょっちゅう出て困っているとかいうブログとかユーザーフォーラムの書き込みが山のように見つかりました。 WindowsCEデバイスが、サスペンドにしておいてもきっちり一週間ごとに勝手に目覚めてしまう、というのもマイクロソフトのKBに書かれていて、こりゃ面白いや。 よくこれほど世界中でバグっておきながらWindowsMobile搭載機が相変わらずよく売れているというのはある種すごいことですね。 X01Tを買ってから3カ月半経ちましたが、特に怪しげなアプリやツールを使っているわけでもないのに、 今までに23回もシステムをリブートしています。 逆にいうと、しょっちゅうリブートしているから、メモリリークしているアプリケーションやドライバまたはサービス、 さらには1週間ごとに発生するバグがあっても気づきにくいでしょう。 XRoofをアンインストールしてからシステムの安定度はかなり高くなり、一週間以上連続稼働できるようになりました。 こうなると次第にメモリリークの影に怯えるようになります。 Windows3.0のときは1日落ちないとうれしかったほどだし、 WindowsNT4.5のときでさえNTサーバは1カ月かそこらでメモリリークで落ちていたような気がします。 Windows Mobileで楽しかったあの頃にタイムスリップ・・・・。 |
縦画面で一覧表示(項目表示なし)させた状態で横画面に切り替えると、一覧表示の横幅が縦画面時と同じままで、画面右側が再描画されません。 |
X01Tの工場出荷時設定では、jpg画像ファイルは「画像とビデオ」プログラムに関連づけられていますが、
「画像とビデオ」はズーム機能があまりに貧弱で(この際ないに等しいと言い切ってしまおう)、
地図のようなズームインズームアウトを繰り返したい画像を取り扱うことはほとんどできません。 ので、jpg/png/gifイメージファイルをPicselViewerに関連つけておきました。画面の大きさに助けられて、いい感じで地図を読むことができます。 |
ひさしぶりに起動できず病が出ました。
ラスターグラフィクスだけでできている約8MBのPDFファイルをPicselViewerで表示させた状態でスリープに入り、
しばらくして作業の続きをしようと電源キーを押したら反応なし。
キーボードスライドでも充電器を差し込んでもどのキーを押してもダメ。リセットボタンで再起動させました。 [障害による再起動 24回目] (起動できず:リセットボタンで再起動) トラブルの直前まで サンワU-70D の修理をしていて比較測定実験の結果をWord Mobileに書いていたのですが、 データの保存はしていなかったため、リセットボタンとともに約1時間の実験作業結果が水の泡となってしまいました。ちくしょう。 今回気がついたのは、右手片手でX01Tを持ち起動しようとしたとき、電源キーを押すと同時に、手のひらでカメラキーを押してしまうことがあること。 ひょっとして電源キーとカメラキーを押すタイミングで何か起きるのかな。 これも何回かガチャガチャやってみましたが再現せず。さすがに簡単に再現できるバグはそうは残っていないみたいです。 もっと怖いのは、このトラブルはスリープに入るときに発生するのか、それともスリープから起きようとするときに発生するのか、ということ。 もしスリープに入るときに発生し、その後プロセサが動けないままでいるのなら、次に使おうとして異常に気がつくまで、 電話着信やプッシュメール着信も動作していない、ということになります。 これは重大な不具合。そうではないことを(あるいはそうであることを)どのように実証すればよいのだろう? USBポートの充電電流や、内部回路からの漏れノイズを調べれば、プロセサが動作しているかどうかがわかるかな。 その疑問の回答とはならないけれど、今度同じことが起きたら、スリープから回復できないでいるときに電話の着信ができるかどうかを調べてみよう。 |
XRoofは画面上部に並ぶアイコンのデザインがカッコよかったので、アンインストールしてWindows Mobile標準にもどったら安っぽくて残念。
さらにその中の電池残量アイコンは、どういうわけかアイコンの中に数字らしきものが重なって描画されてしまい、残量がよくわからなくなっていました。
どうもXRoofの時計表示機能が不完全な形で残ってしまっている様子。 なんだかなあ、と思っていましたが、昨日のリブート以降、表示が正常に戻っています。 理由は不明ですが、ポケットの手をインストールして初めてのリブート以降に正常に戻っているということから、 ポケットの手がレジストリの一部を正常に戻してくれたのだと勝手に思い込むことにします。 |
恥ずかしい話ですが、買ってから約3カ月の間、フロントパネルのInternetExplorerのアイコンが描かれた部分がボタンになっていることに気がつきませんでした。
最初の日にここを押してみたものの全く押せなかったので、それ以来これは単なる飾りなのだと思い込んでいたのでした。でも単に私の指が太かっただけ。 まだ知らない機能があるかもしれないな・・・。これはきちんとマニュアルを読んでいない証拠でもあります。 ボタン4の存在に気がついてから、これに画面縦横切り替え機能をマップしてあります。 キーボードを開かずカメラを起動したときに、簡単に横長にできて便利。ボタン4の2回押しでフラッシュライト点灯、 長押しでボイスレコーダ録音開始、とかできたら便利なのになあ。どなたかこんなプログラム書いていただけませんか? |
確信は持てませんが、カメラとフラッシュライトの操作でシステムがフリーズしてしまうことがあること、
またスリープから復帰できず問題が発生するときは電源ボタンと同時にボタン3つまりカメラキーを押してしまっていたのではないかいうこと・・・から、
カメラやフラッシュライトを含むパワーマネジメントに何らかの不具合が隠れているのではないかと憶測してみます。
そこで、ボタン3をカメラ以外のアプリケーション起動に割り当ててみます。
こうしておけば、電源ボタンを押すときについカメラ起動リクエストを出すことがなくなるでしょう。 今回はボタン3をメモ アプリケーションに割り当ててみました。目覚めず問題の頻度は減るかな? |
パケットし放題の2カ月の無料期間をすぎた2月は昼休みにモバイルデバイス向けのニュースを読む程度で倹約してみましたが、
それでもパケット代は4000円以上かかってしまいました。これなら10000円ちょっと払って遠慮なしに使った方が割安感があります。 そこで、料金プランをブループラン+パケットし放題Bizに切り替えました。 私は音声発呼はさほどしないので、こちらの方がトータルで安く済むのではと思います。 ソフトバンクショップに立ち寄ったついでに、USBホストアダプタを注文しておきました。 |
目覚めませんでした・・・うそでしょ、いくら04月01日だからと言って。 今回は電源キーを押しても目覚めず、ではありません。 今朝は持ち主がなぜか珍しく朝早く目を覚ましたのですが、昨晩純正USB充電器をつないでおいたX01Tをみると、 画面は真っ暗ですがLCDバックライトは点灯しています。 はて、なぜだろう。USBコネクタを抜いても変化がなく、電源キーにもキーボードオープンにもどのキーにも反応がありません。 X01Tに電話をかけても着信せず、さらにめざまし用にセットしたアラームの時間になっても何も起きず。ただパネルのバックライトがついたまま。 これじゃあ、急ぎの電話も受けられないし、寝坊して遅刻するし、しかもそのうちバッテリは空っぽになっちゃうよ。 [障害による再起動 25回目] (起動できず、LCDバックライト点灯したまま、電話受けられず : リセットボタンで再起動) 再起動の途中で、X01Tはあわててめざましアラームを鳴らしました。もう遅いってば。 なにか変わったことをしたっけな。昨晩ラーメン屋でDDCEViewerを使ったのが最後。 寝るときはUSB充電器をつないで、Today画面にしておいたけど、電源キーでスリープさせたわけではありませんでした。 どうやら私が寝付いたころ、X01Tも深い眠りに落ちてしまったようです。 私が寝ている間、まったく電話を受けられない状態だった、ということ。 重要な電話着信が多いユーザは、X01Tのほかにもうひとつケータイを持ち、電話はそちらを使う方がよさそうです。 |
スリープから目覚めた直後にキーボードを開いて画面の縦横切り替えを行うと、ときたま妙なことが起きます。
毎回ではないし、その時々で現象が異なるので、ヘンないい方ですが・・・飽きません。 今日は、タイトルバーに現れるアプリケーション名と画面が一致せず、さらにキーマッピングも奇妙。 ついキーをガチャガチャ操作してしまい、そんなつもりは全然ないのにS!メールプログラムが動いてしまい、 最後に電話を受けた人に空メールを送ってしまうところでした。 その後画面縦横切り替えを行ったら、すべては正常に復帰しました。 |
うっかりX01Tをフローリングの床のうえに落としてしまいました。 落下中に足でひっかけてショックを和らげることができましたが、それでも100Gは出たのではないかと思います。 X01T本体は無事でしたが、スタイラス末端プラスチック部分の勘合部が折れてしまいました。接着剤で補修中ですが、新しいのを注文しておこう。 |
横800ピクセルのX01Tは多くのウェブページを意図されたレイアウトで表示できますが、画面が小さいので結局読むことはできません。
いろいろ試して、「一列に表示」が読みやすさとレイアウトの妥協点といえます。 しかしページによって最適な表示モードは違います。 「ページをどのように表示するかはユーザの自由であるべきだ」という本来のHTMLのコンセプトは近年かなり崩れてしまい、 スクリプトによってウインドウサイズまで勝手に変えられてしまったり、FLASHなしをまったく考慮しないサイトさえ出てきています。 FLASH必須というページは論外としても、「お気に入り」がそれぞれのページの表示モードも記憶しておいてくれればなあと思います。 |
今日はバッテリコンディショニングのための深放電日にします。 そろそろ車検のハイエースの車内清掃をしながら、久しく聴く時間がとれなかった PlanetaryRadio をMediaPlayerで聴きます。 今日はX01Tをオーディオ一体型ナビゲーションシステムのライン入力につなぎ、 DSPによる音場効果処理とパワードサブウーファーも使ってたっぷりの音量で7週間分の番組を、あわせ3時間半ほど聴きました。 途中しばしメンテの手を休め、 アーサー・C・クラークに黙祷。 これでバッテリー残量は50%ほど。 次いで、レストランで食事を待っている間にウェブからダウンロードしたペーパーを読みます。 今日のペーパーはWindows Vistaのgadget APIが内包している潜在的な危険性について。 Windows XPはようやく安定し枯れてきましたが、Vistaの新機能でまた新たなリスクが出てきたようです。 こういう記事を読むと新しいOSに移行するのをためらってしまいます。 レターサイズのペーパーを左右スクロールさせずに読むのはやっぱりつらいなあ。PicselViewerで30分ほど読んで、これで残り40%ほど。 夜はOutlookで未読のままたまっていたニューズレターを読みます。 テキスト形式の場合は英文メールであってもMSPゴシックしか選べず、美しくないフォントに我慢しなければならない・・・ のが私にとってOutlook Mobileの最大の欠点でしたが、動作は安定していました。 いました、というのは、本日クラッシュ一歩手前だったので。 特に変わったことをしていたわけではなく、テキスト形式でURLが本文中にちりばめられたニューズレターを読んでいただけ。 キーボードの上下カーソルキーで読み進めていたら、一時的にページ送りができなくなり、URLを取り囲むはずの細線が変に表示され、 そのうち応答がなくなりました。描画が異常に時間がかかっている様子。 またシステムクラッシュかと思いましたが、他のアプリの動作は正常で、Outlook Mobileだけが苦しんでいます。 画面のタップやOKボタンでメッセージ一覧に戻ることができました。 別の今度はHTMLメッセージを表示したところ、リンクアイテムの描画位置と細線のカーソルの位置がずれたまま。 完全には回復していないようなので、Ctrl-QでOutlook Mobileを終了させ、再度立ち上げたところ、正常に戻りました。ふう。 ニューズレターの中に、次のアーティクルを見つけました。 ううっ、来るべきときがとうとう来るのか!! 自分が死ぬまではそうならないで欲しいと願い続けてきたのですが・・・。 さらに、 を読んで、2ページ目に行こうと思ったらバッテリ残量不足でWi-Fiインターフェイスが停止。 今回は赤枠のバッテリ・クリティカリ・ローのポップアップが出たら放電終わりにしようと思ったのですが、 あれこれやっているうちにシステムが落ちてしまいました。 Windows Mobileは、バッテリが切れるときにアプリにシャットダウンメッセージを出さずにバチンとやってしまう設計なのかな。 [正規手順による再起動 : バッテリ使いきり - バッテリコンディショニング目的] |
X01Tを使い始めて4カ月が経ちました。稼働期間を2年間と計画していますから、6分の1を過ぎたところです。
Nokia6680のOSは携帯電話用のコンパクトで堅牢なSymbian Series 60、
X01Tは柔軟性・多機能と圧倒的なアプリケーション流通量が売りながら信頼性に欠け複雑で脆弱なWindows Mobile。さて、次はなんだろう。やはりAndroidかな? 3週間前かそこらにもらってきたFOMAの富士通製Windows Mobile 6 Standard機、F1100のカタログを眺めました。 いわゆるスマートフォンとしてではなく、普通のケータイに近づける実装が施されています。 画面はQVGAで、QWERTYキーボードもなく、Officeもない、となると、Windows Mobileを採用したメリットって一体なんなんだろう。 POP/SMTPメールクライアントが使えてPC上のOutlookとの連携が容易、というのが売りなのかな。 とすると、ActiveSync連携の必要性がまったくない私の場合は、ほとんどメリットなし。 これでWindows Mobileがしょっちゅうクラッシュしていたのでは、使いものにならないできそこないケータイ以外の何者でもありません。 どの程度安定しているんだろう。 ZDNetの 「読者が使ったことのないであろうOSベスト5」 は期待して読みました。 リストされているのは、OS/2, NeXTSTEP, BeOS, DESQview, GEOS。 この記事は邦訳で、DESQviewとGEOSは日本には入ってこなかったと思います。 日本国内向けに書き直すのならBTRONあるいは超漢字は有力候補でしょう。 私はというと、OS/2 1.3もOS/2 2.0も仕事で一日中使っていた頃があったし、 BeOSはi486用のおためし版をちょっとだけ使ってみたことがありました (テスト用のコンピュータNoobow8000 - i486DX4 80MHz - はとてもマイナーなビデオチップを使っていたのでうまく動かなかった)。 NeXTSTEP/NeXTcubeは憧れで、ブラックのモニタとブラックのキーボードがなにしろカッコよく、 NeXTのマウスパッドは何年も使ったけれど、個人でとても買えるものではなく、実際に使う幸運にはめぐり合えませんでした。 SymbolicsとかVMS(1年半使いました)とかは個人ユーザにはさすがに無縁でしたけど、PRODOSとかCP/M86とかOS-9とかも出てきそうなものですけどね。 「読者が知らないうちに使っているOSベスト5」なんてのを書くとすれば何だろう。 やはり組み込みOSでしょうね。自分で所有している自動車と家電品を合わせれば、5つくらいは簡単にそろいそうです。 |
なぜか時計が4分ほど進んでいます。突然ずれたのか、次第にずれてようやく気づいたのかわかりません。
いままで気にしなかったけど、基地局と接続した際に自動補正する仕組みがないか、あっても無効にされているのでしょう。
時計が内蔵RTCで動作しているのだとすると、あまりいい水晶を使っているようではなさそう。
Linux Zaurus SL-C860は、Linuxがソフトウエアで時計を動かしていたようで、バッテリが放電したまま放置すると、そのまま時計の進みも止まっていましたっけね。 |
Dicreのカード型データベースは、CE版とWindows版とでファイル形式が完全互換。X01Tで作成したファイルをデスクトップ版TCARDで開いてみると、なるほど、すんなり開けました。画面サイズやキーボードの打ちやすさ、マウスの使いやすさのため、操作性は当然のことながらデスクトップ版TCARDのほうがはるかに上で、また機能も豊富で、快適。 しかし、X01T Windows MobileのTCARDで新規作成したファイルには拡張子がなく、それをデスクトップ版で編集することはできますが、その後Windows Mobileに書き戻すと、TCARD for PocketPCでは開くことができません。Windows MobileのFile Explorerではファイル名の拡張子は表示されず、また編集することもできないため、拡張子を操作できるファイル管理プログラムを別途追加しない限りはX01T側では処置できません。いまだに純正File Explorerを文句いいながら使っているのですが、そろそろ高機能ファイル管理プログラムを入れるべきなのかも。 この辺は30年近く前のCP/Mなどの拡張子の概念とその呪縛をいまだに引きずっているわけですが、それがOSの基本仕様として残っている限りは、File Explorerに拡張子を表示させず操作もさせないというのは大きな誤りだと思います。 TCARDについては、ファイルサーバ上のファイルをTCARDが期待する本来の拡張子(.tcsvと.tcv)にリネームしてすぐに解決。 |
今週のPlanetaryRadioをダウンロードしようとしたものの、WJ46065Eなるエラーコードを示したページが表示され、ダウンロードが始まりません。どうもこのエラーコードはSoftBankのインターネットゲートウェイあたりから表示されているもののようす。さらにそれが何を意味しているのかは公開されていないようです。オープンアーキテクチャが基本のはずのインターネットで、しかもユーザの目に触れる画面でありながらその意味が明らかにされていないというのは困ったものです。 そういえばPlanetaryRadioのダウンロードは今まですべてWi-FiインターフェイスをつかってISP経由で行っており、GPRS接続では試したことがなかったような気がします。ひょっとしてソフトバンクのネットワーク経由ではファイルサイズが大きいとうまく行かないのかな? 私はネットワークストレージサービスみたいなものは使っていませんが、読まれても問題にならない類の大きいデータをウェブサーバの非公開域に一時置きすることはあります。X01Tなら出先からでもそういったデータを扱えるはず、と安心していたのですが、GPRS経由では大きいファイルを扱えないとなると、作戦を変えるべき。 |
入荷の連絡を受けてから10日後、ようやくソフトバンクショップに行く時間が取れ、USBホストアダプタを入手できました。 手元にあったUSB FLASHメモリをつないでみたら外付けハードディスクとして認識されました。 これなら簡単にバックアップが取れそう。 |
注文しておいたスタイラスを入手。デスクにいるときや愛用のデイパックが手近にあるときなら代わりのスタイラスなどどうにでもなりますが、手ぶらでいるときに本体組み込みスタイラスがないとやはり不便でした。 |
電源キーでウェイクアップさせ、キーボードを引き出して横長モードにし、●+→キーでFile Explorerを使おうと思ったら、タイトルバーだけはFile Explorerと表示されているのに画面はTodayのまま。スタートメニューからFile Explorerを選んでも応答なし。 ウェイクアップ直後でかつ画面の縦横切り替え操作が伴うとこういったことがよくあります。Windows Mobile6Professionalに内在する問題でしょう。今回はFile Explorerのみがハングアップしたようだったので、「設定」→「システム」→「メモリ」でFile Explorerを強制終了させたところ、再度●+→キーで起動させることができました。デスクトップWindowsではWindows Explorerは停止するとほとんどのユーザーインターフェイスが影響を受けますが、Windows MobileのFile Explorerは単なるファイラのようです。 |
PicselViewerとDDCEViewerはメモリ食いで、あるいはメモリ管理が下手で、
複数のアプリケーションはすでにロードされている状態では起動できなかったりバックグラウンド時に動作が不安定になったりします。
X01Tの本体内メモリはさほど大きくなく、それを致命的な欠陥だと考えるユーザーさんもおられるようですが、
しかし、メモリを上手に使いこなせないアプリケーションプログラムのほうを責めるのが本来だと思います。 その昔遅いプロセサと小さいメモリで何とかやりくりしていた世代のプログラマは多くが転職したか管理職に昇格してしまい、 一方で若い世代のプログラマのリソース・アウェアネスのなさは深刻な問題と捉え始められています(次のリンクを参照)。 http://www.embedded.com/columns/technicalinsights/207002084 Windows Mobileももっとアプリケーションの流通量があれば、よく考えられた小さくて軽い製品を選べるのでしょうが、 現時点では自由度はまださほどに大きくはありません。 さらに、いくらアプリケーション開発者が頑張ったところで、肥大化してしまった処理系では何ともならない、という面もあるでしょう。 .Net Frameworkは以前なら空想でしかなかった高度な処理を簡単な記述だけで現実のものにしてくれますから、すばらしい技術であることを疑うつもりはありません。 が、マシン語なら数10ステップで書ける高速のループ処理を一桁あるいは二桁も複雑な手続きで実行することがあるわけですから、 いくらプロセサが高速になってもたいしてパフォーマンスに寄与してくれないのでしょう。 DDCEViewer起動不調の新事実判明! 2009年01月11日参照。 |
3月末から本日まで、新研究所移転作業のためX01Tの様々な機能を便利に活用できました。
不動産業者や建築会社、各種工事業者、銀行や公共機関の連絡先を「住宅・公共」のカテゴリーをつくって整理し、
スピーカフォンで電話打ち合わせをしながら手書きメモに要点を書き残し、見取り図のスキャンをPicselViewerでみながら室内配置を検討し、
必要に応じて写真を撮り、行うべき事柄をIdeaTreeで思いつくまま書きだした後に順番に整理して予定表でスケジュールを組み、
MediaPlayerで音楽を聞きながらの梱包作業時は同時にTCARDとExcelMobileを使って梱包作業時の内容物を記録し、
出先から銀行支店の地図をウェブで確認。
さらに移転直後はメタルも光も工事が済んでいないため、X01Tが唯一の電話連絡及びインターネットアクセスの手段です。 大量の機材に引っ越し業者も予定時間を大幅にオーバー。 それでもなんとか搬入が済み、新研究所・・・今後は中央研究所と呼ぶことにします・・・に本拠を移せたので、 今夜は焼肉屋で祝賀の夕食。 奮発した特上カルビと生中の写真を記念に撮ろうとしてX01Tをウェイクアップしスタートメニューからカメラを選択したら、 あれ、タイトルバーには「カメラ」と表示されているものの、ウインドウ内はTODAYのままで、キー操作に応答しません。 なんとか回復する手だてはないものかとトライすると、●+右キーでFile Explorerを起動することができました。 キーボードの制御も戻ったので、設定→システム→メモリでカメラ プロセスを強制終了。 カメラをもう一度立ち上げると、しかし同じ症状。今度はすべてのアプリケーションを強制終了してみましたが、やはりだめ。 それだけではありません。TODAY画面にしても、一つ一つのアイテムを表示するのにとても時間がかかり、全部表示し終えるのに2〜3分を要します。 設定→システム→メモリでは殺せないプロセスが生き続けていて、プロセサパワーを消費している様子。 さらに回復の手段がないものか探そうとしましたが、特上カルビをヨメとポゴに食い尽くされそうだったので諦めました。 一生に2回はないだろう新居の入居祝いの特上カルビをX01Tごときに奪われたくはありません。 家に帰りビールの酔いがさめてX01Tを手にとってみると、画面は真っ暗なものの、背面がほんのり温かく、 スリープに入っていながらも何かでパワーを消費し続けているようです。 電源キーを押してみても、案の定反応なし。 仕方なくリセットボタンでシステムを再起動させると、いきなりバッテリ・クリティカリ・ローのポップアップが出ました。 焼肉屋から約4時間、システムは何もできない状態のまま、おそらくは電話の着信もできないまま、 ただバッテリだけを消費し続けていたのでしょう。なんてことだ。 [障害による再起動 26回目] (カメラの起動に失敗してシステム異常、ウェイクアップできず:リセットボタンで再起動) 最後にシステム異常により再起動したのは4月01日でしたので、ちょうど1カ月間 クラッシュやハングなしの最長不倒記録を達成できました。これはおそらくボタン3の割当てをカメラからメモに変えたのが効いているものと思います。 引っ越し準備と引っ越し作業の途中にカメラは何回も正常に動作していたし、完全な不具合再現パターンを見いだせてはいないのでエビデンスは不十分ながらも、ウェイクアップ中のカメラの起動はシステム異常を引き起こす可能性がとても高いように思えます。 ボタン3の割り当てを変えたのは3月27日で、その後4月01日にもシステム異常が起きていますから、カメラだけが犯人ではないようですが。 |
久しぶりにポケットの手の「メール設定」を使おうと思ったら、なぜだかうまく起動せず、画面が乱れ、システムの動作が極端に緩慢になってしまいました。設定→システム→メモリ でタスクを強制終了させたところ、動作速度は元通りに回復しましたが、画面の乱れは残ったままです。以前にもあった、ビデオオーバーレイにゴミが残ったままの症状です。ポケットの手が描画処理に失敗したか、あるいはビデオドライバのバグ? いずれにせよ、最上層のビデオレイヤを初期化してくれるアプリケーションプログラムがあればそれを使えばいいのですが、PicselViewerやMediaPlayerなどを試しても画面上のゴミは残ったままです。 前回と違って画面の一部だけなので我慢して使っていたら、ゴミが次第に小さくなりました。どうやらToday画面が文字表示をする際に消した様子。ひょっとするとウェイクアップなどのときTodayそのものがビデオの処理をしくじっているか、あるいはTodayが動作するときにビデオドライバのバグが健在化するのかな。排他制御に抜けがあって、まれにビデオへのアクセスコンフリクトが起きているとか。 |
今日は深放電することにしました。
バッテリクリティカリローの警告ポップアップが表示されたあとスリープに入ると、ウエイクアップしたときには再警告はされません。
今回数時間 間をあけたら、ほとんど空っぽになっていることを忘れて、バチンと落ちてしまいました。
現在は出荷時そのままのバッテリアイコンがあるだけで、残量を確認するためには毎回設定→システム→パワーマネージメント を使っています。
そろそろTodayのアドオンのバッテリ計でも使ってみようかな。
私はWindowsでもデスクトップにアイコンがずらりと並んでいるのは嫌いで、
WindowsMobileの場合でもToday画面にはあまり物をおきたくないと考えているのですが。 [正規手順による再起動 : バッテリ使いきり - バッテリコンディショニング目的] |
小型ラップトップコンピュータ工人舎SA5を買いました。プロセサクロックは500MHz台とX01Tと大差なく、
800x480ピクセルのパネルというのも解像度だけ見ればX01Tと同じ。
しかしパネルの物理的サイズはX01Tの3インチに対してSA5は7インチ。
読みやすさはまったく違います。X01TのIEを高解像度モードにすれば情報量は同じなのですが、3インチパネルでは初老の目ではさっぱり読むことができません。
当然のことながらSA5はポケットに入るサイズではありません。 Linux Zaurus SL-C860もポケットに入れるには無理がありました。 気兼ねなくポケットに入り、あるいは腰ベルトに取り付けておける寸法としてはX01Tくらいまででしょう。 となると、あとはX01Tの筐体サイズでどこまで大きな表示エリアを確保できるか・・・あるいはさらなるからくり筐体が必要。 |
新研究所に移転したのを機にファイルサーバを更新しました。
というより、1997年のNoobow9000コンピュータアップグレード後実に11年間もの間ほとんど連続稼働していたIwillのマザーボードが、
CMOSバックアップ電池が消耗してしまってBIOSセッティングが記憶されなくなってしまったのです。
PentiumMMXのプロセサクーラファンも回らなくなっているし、
搭載している3機のハードディスクのうち共有ファイル保管用のものはバッドセクタが目立ってきています。
どれも直せない故障ではありませんが、AT電源に至っては14年間ほぼ連続稼働という状況ですから、さすがにサーバ職はリタイヤさせるべき。 新しいファイルサーバ、といっても、これは壊れてジャンク市に出回ったPentiumIIIコンパクトデスクトップ機。故障の原因は、当時クラスアクションにまで発展した富士通の欠陥ハードディスク(出荷されたほとんど全数がコントローラチップの不具合で短時間で故障してしまう)のためでした。リコールされたはずだったのに、その通知が届かなかったのかもしれません。 今回これのメモリを256MBに増やし、これまた放置してあった120GBハードディスクに入れ替え、CD-ROMドライブをDVD-ROMドライブに入れ替え、 Fedora8とSamba3をインストールしました。ホスト名はNoobow6100。 Gnomeがクラッシュするなど安定性は今一つです(メモリが足りないからなのかも)が、基本的なSMBサービスは問題なさそうです。 03月04日に、X01TのFile Explorerでファイルサーバの共有フォルダを開くと「パスワードを記憶する」チェックボックスを入れておいてもウェイクアップ後は必ずパスワードを尋ねてくる、と書きました。新サーバではウェイクアップ後はパスワードを入れることなく接続できますから、これはサーバ側の問題だったのかも。 X01TのFile Explorerでは、「メニュー」→「パスを開く」に以前使ったファイルサーバへのパス(\\ホスト名\シェア名)が履歴として残っており、簡単に指定できます。が、もう存在しない古いサーバへのパスを消す、つまりいったん履歴に残ったパスを消すにはどうしたらいいのだろうか。レジストリを直接いじるようだろうか? |
ウェイクアップさせた直後にキーボードを引き出して画面の縦横切り替え動作をさせると、一通りの処理が完了するのに10秒程度かかります。この間にカメラをスタートさせないようにすれば、カメラによるシステムクラッシュはかなりの確率で防げるようです。 このページを読み直すと、X01Tを使い始めた頃はさほどクラッシュしていません。最初の頃は電源キーでスリープに入れるのではなくて、Today画面の「デバイスのロック」を使っていました。これだと、電源キーと同時に気づかないうちにボタン3を押すことはないため、カメラの起動によるクラッシュが起きなかったのでしょう。ただしデバイスのロックでは、ポケットやホルスターのなかでキーが押されるたびに液晶パネルのバックライトが点灯し、かつなかなかスリープに入らないため、バッテリの消費にもつながっていたようです。 X01Tを使い始めてほぼ半年経ちました。現時点で見いだした、X01Tを安心して使うための我流のコツは: X01T用XRoofとカメラアプリケーションのバグ修正(もしくは障害回避)が強く望まれますが、X01Tユーザーズマニュアルのソフトウェア使用承諾契約書を読んでみると、
4. 保証
本ソフトウェアは現状有姿で提供され、東芝は本ソフトウェアに関し、その品質、性能、商品性および特定の目的への適合性に対する保証を含め、あらゆる明示または黙示の保証も致しません。 こりゃひどい!!! というか、ここまで平気で言い切れる業界にあらためて唖然。だって、考えてごらんよ、あなたが安くないローンを組んで新車を買ったとしてさ、
4. 保証
本車両は現状有姿で提供され、NoobowSystems Automotive社は車体・エンジン・操舵装置・走行装置・ブレーキおよびエアバッグ等の安全装置を含む本車両の全てに関し、その品質、性能、商品性および特定の目的への適合性に対する保証を含め、あらゆる明示または黙示の保証も致しません。 まるきりインチキだよな。きょうび10年落ちの中古車だってたいていの店ではもうすこしマシな保証がつくぞ。 裁判沙汰になるのを防ぐためにそう書いておいたほうがよいという企業の事情はわからなくもないけれど、であれば実際に品質がよくて価値のあるプロダクトを提供することが企業に課せられた使命であるはずだし、もし現状がそうでないなら早急に是正すべき。いまのままではちっぽけなシェアウェアハウスと変わらないぞ。いやいや、良いシェアウェアハウスならその週のうちに修正版を送ってくれるから、怪しげなフリーソフト並みといったところか。 だいたい製品の基本契約書がこんな様子では、「このデバイスは玩具です」といってるのも同然だな・・・あ、だからみんな好き勝手にいじって文鎮にして遊んでいるわけだ。妙に納得。 |
時計の狂いはとうとう+10分になりました。1カ月で6分も進んだことになります。こりゃ100円ショップの時計並み。
普段は腕時計を見ますので実用上の問題はありませんでしたが、本日ソフトバンクのオンライン料金照会を見ようとしたら正常にアクセスできず。ひょっとしてと思いX01Tの時計を合わせてから試したら今度はうまく行きました。 本日もクリティカリローが出るまでバッテリを使用。リチウムイオン電池なのでほとんど意味がないとは思いますが。 |
\Windowsフォルダにあるimjp31u と imjp31lm っていうのはIMEの辞書なんだろうね。デスクトップWindowsからのインポートが可能かどうか、興味深し。 |
5月30日を最後に、Outlookで電子メールを受信することができずにいます。メールサーバへの接続とログオンはできるのですが、その後ステータス バーに「変更箇所を探しています」との表示が出たまま数分間。そのあとタイムアウトでエラーを示すダイアログボックスが出ます。
同じプロバイダの別のアカウントは、WindowsXPのThunderbirdから正常に使用できているので、どうもPOPサーバ側の問題ではなさそう。 ひょっとして、と思い、保存してあるメッセージを90件ほど消去してみたら、正常に受信できました。 保存してあるメッセージが多くなるとOutlook Mobileの動作がおかしくなるのかな? 私は電子メールのメッセージは原則全数保存で運用しているのですが、X01Tで受信したメッセージをどうすればほかの電子メールプログラム、たとえばThunderbirdにエクスポートできるのかわかっていません。しかしX01Tにため込んでおくばかりだとそのうち受信ができなくなってしまうのでは・・・困ったな。 |
時計を正確にあわせなおしてから5日間経過。 すでに23秒進んでいます。 システムの再起動のときにずれが発生する・・・のではなさそう。 常時わずかずつ進むのか、ウェイクアップの度にわずかなずれが発生するのかは不明。 |
Microsoft Mobile公式サイトの「今月のテーマ」は案外に気に入っていて、新しいのをもらおうと思ったら・・・メンバーシップ登録が必要になっています。
うむう、この手で個人情報を集める気なんだな。
で、無料テーマ欲しさにユーザ登録してしまいました。
もっともWindows3.0のころまではマイクロソフト オフィシャル ユーザIDカードを持っていましたので、いまさら反抗するのも意味のないことかも。
ヤマダ電機の店頭ポイントカード機に客の顔に向けてカメラがこっそり取り付けられているのに比べればまだマシかもしれないし。 X01TのIEではユーザ登録処理がうまくできない、というのもいかにもマイクロソフトらしくて良し(高精細モードでなら動作したかも)。 仕方がないのでFirefox2で登録処理をしました。 |
ファイルの拡張子が見えないことにやはり我慢できなくなったので、FileExplorer Extension 2.02をインストールしました。
ファイルサーバにアクセスしようとすると最初にものすごく時間がかかる(しばらく応答がなくなる)とか、
サーバ上のフォルダに対して変更を加えるとそれがファイル一覧に自動的には反映されず、必ず毎回「最新の情報に更新」を行わなければならないなど、
リモートファイルシステムに対する使い勝手には問題が残っている様子。でもこれはSamba3との相性の問題もあるかもしれないね。 FileExplorer Extensionのおかげで、拡張子を見たいという目的は達成できたけど、 Readmeに謳われている機能のいくつかは動作しません。Windows Mobile6との相性の問題かな。 [正常手順による再起動:ポケットの手でソフトリセット実行] 今日は腰痛がひどくて仕事にならず、安静療養。 工人舎SA5のほうが機能もパワーもはるかに上で、寝転んでも使えるけれど、仰向けでキーボードを打つのは無理。 X01Tはいいねえ。このページを読んでおられる数少ない方で「最近記事が少ないなあ」とお思いになったら、 それは私の体調がよくて仕事に忙しく、あるいは他のことを楽しんでいて、夜もぱったり寝付けているということだ・・・とお考えください。 |
Outlookは保存してあったメッセージをいくつか消すことにより受信できるようになりましたが、送信はできないままです。
プロバイダがOP25Bに切り替えたのが原因なのは明らかなのですが、SMTPのアドレスにポート番号を書いてもだめ、SMTP AUTHをオンにしてもだめ。
プロバイダ側に原因があるかもしれないな。 と、ふと試してみたら、X01Tを手に入れてすぐに用意した自前ドメインのメールアカウントが正常に動作しています。 ので、取り急ぎはこちらを使うことにします。 WindowsMobileのOutlookでCC:やBCC:、それとReply-to:を入れるにはどうすれば良いのだろう。 さらに、受信したメッセージのヘッダはどうすれば読めるのだろう。 いまのところスパムメールは来ていないのでよいのですが、身に覚えのない送信者からのメッセージの場合は必ずヘッダの中身を確認するようにしているので、 ヘッダが読めないとなるとかなり危険です。 それとも使い勝手のよいメーラに換えるようかな。 |
WindowsMobileに付属の「メモ帳」アプリケーションが作成する.pwiファイルを汎用・標準的な形式にエクスポートあるいはコンバートしてくれるツールがないものか探してみましたが、
すぐには見つからず。他のシステムで利用できないデータは作成するだけ無駄です。メモ帳アプリケーションでも探してみようかな。 X01Tを買ってすぐにActiveSync接続を試したときは、「高度な接続」オプションを有効にしておくとUSB接続できなかったのですが、 今はそれが可能。 はて、何が変化点なのだろう。 Noobow9100とパワードUSBハブをつなぐケーブルが違っているくらい。以前はUSB2.0に対応していない低品質ケーブルだったりしたかな? [2008-06-17追記 USBマスストレージは「高度な接続」有効でも動作しますが、ActiveSyncはダメなままでした。] |
「画像とビデオ」は回転やトリミングなど、ラスターグラフィックスの簡単な編集ができます。 が、編集を行ったあとは \Application Data\Volatile にサイズ0バイトの.tmpファイルが残ります。 サイズが0とはいってもディレクトリエントリ(って呼ぶのかな、今でも)の無駄使いには違いありません。 20も30も残っているのはいやなので消去しておきました。 |
OP25B化のあと送信できなくなっていたSMTPサーバから正しく送信できるようになりました。理由はまったく不明。プロバイダ側が何かしたのかな? ともあれ、これでX01Tから2つのSMTPサーバ・・・ひとつは群馬県内、もうひとつはデラウェア州・・・にアクセスできるようになりました。 使い分けを考えよう。 |
PicselViewerは「履歴」の機能として最近読んだファイルのファイル名を4つまで記憶しますが、
閲覧したページのサムネイルを.bmp形式で以下のフォルダに残しています。 \\Program Files\Picsel\FileViewer\history このサムネイルは最新の4つだけではなく、結構な数が残っていました。 これらは履歴のためというより表示処理のためのテンポラリファイルなのではないかと思います。 本来はきちんと消して終了するべきこれらのサムネイルが残っている理由は不明ですが、 システムがクラッシュしたりOSからkillされたりすると後始末ができずに食べ残してしまう、とかかなあ。 わずかずつとはいえ貴重な本体内メモリを浪費してしまうし、セキュリティ的にも重大な欠点といえます。 ま、現状では出荷状態のままのWindowsMobileにセキュリティを期待する方が間違っていますけどね。 これら全てのサムネイルは、PicselViewerのメニュー→設定→履歴のクリア で消去することができます。 |
またOutlookがメッセージをダウンロードできなくなりました。
すでに保存してあるメッセージを100件ほど削除したら、タイムアウトにならずダウンロードできるようになりました。 メールサーバからヘッダを取得するのに先立ってローカルに保存してあるメッセージの情報を整理するけれど、 その数が多くなると処理にとても時間がかかり、接続タイムアウトになってしまう・・・のかな。 |
面白そうだなとは思いつつもいままでTeleportは試していませんでした。
ので、本日トライ。結果は・・・うまく行きませんでした。
デスクトップ機Noobow9100にはWi-FiインターフェイスもBlueToothインターフェイスもないのでUSBで接続しようとしたのですが、失敗。
「高度なネットワーク機能を有効にする」をチェックしておくとデスクトップ側のTeleportにUSBが選択肢として現れてこないし、
「高度なネットワーク機能を有効にする」のチェックを外すとActiveSyncのリンクは張れるものの、
X01T側で「有効なアドレスが見つからない」とか何とかいわれてしまいます。 先日「高度なネットワーク機能」がいつの間にか使えるようになっていると書きましたが、 「高度なネットワーク」有効のまま動作するのはUSBマスストレージ機能だけであって、ActiveSyncは相変わらず動作していないのでした。むむ。 |
今日はFirefox3のダウンロードデー。普段は目新しいものに飛びついたりはしないのですが、今日は特別。
1994年以来もう14年もの間ほとんど毎日お世話になっているMozillaに感謝の意味をこめて、さっそくダウンロードして使ってみました。 ダウンロードもインストールも一瞬のうちに完了し、すべて正常。 今までの設定やブックマークがうまいこと継承されているし、起動もレンダリングも速いし、細部がよく改良されていて、英文のフォントも読みやすくきれい。 まさに正常進化、製品の開発と熟成はかくあるべし・・・と嬉しくなってしみました。 Netscapeの危機とオープンソース化、Mozilla1.7の開発の行き詰まりなど1ユーザとして心配した時期もありましたが、 Firefox3はオープンソース化の成功例として記憶されることになるのではと思います。 そういえばMobile Firefoxの開発は進んでいるのかな。Windows Mobile版はいつ出るのだろう。 |
Outlookのメッセージダウンロードは何とかできているものの、やはり1分以上もの間「変更箇所を確認中」が出たままになります。
さらにローカル保存しておいたメッセージを消すようかな、とメールフォルダを見たら、
昨日消したつもりのメッセージは削除済みフォルダに残ったままでした。お粗末。
ので、削除済みフォルダにあった119のメッセージを消去して、そのあとメールサーバに接続しメッセージのダウンロードを試しました。
すると・・・ステータスバーに「ヘッダーを確認中・・・119」とかなんとかが表示されました。
あれっ、この数字はさっき完全消去したメッセージの数と同じだ。 これはもしかして。Outlookのメールアカウント設定を調べると、「受信後サーバからメッセージを削除する」という項目はありません。 ひょっとしてメッセージはすべてサーバに残ったままなのか? Noobow9100のThunderbirdからそのアカウントを開き、手動ダウンロードに設定してあるので受信ボタンを押すと、 200件以上のメッセージがダウンロードされました。やはりメッセージはサーバに残ったままでした。 X01TのOutlookで「送受信」を押すと、Outlookは新着メッセージを探すためにサーバ上のメッセージのヘッダとすでに受信済みのメッセージの照合を行うのでしょう。 そして、サーバ上のメッセージが200を超えたあたりからこの処理を所定のタイムアウト時間内に完了できず、 新着メッセージをダウンロードできなくなってしまうのです。 [追記: 2008-09-26 も参照のこと。] デスクトップ機ではいままでずっと、受信したらサーバからは消す、という運用でやってきました。 X01TのOutlookにしても、受信したメッセージはすべてローカルに保管され、サーバからは消えていると思いこんでいました。 Noobow9100のThunderbirdにダウンロードされてサーバにメッセージが一つもなくなった後にX01TのOutlookで「送受信」を行ったら、 受信トレイにすでに届いていたメッセージが、未読も既読もすべて、見ている目の前で一つずつ消えて行きました。およよ。 レストランでのんびり食事をしていたら、食べ終わっていないのに断りもなくウエイトレスにお皿を持っていかれた、という感じです。 一方で、受信トレイから別のフォルダに移動しておいたメッセージはローカルに残ったままです。 むう、Outlook Mobileのメッセージのハンドリングはずいぶん通常のメールクライアントとは違うんだな。 もっとも、ローカルドライブの容量に制約のあるモバイルデバイスであって、 しかもActiveSyncでデスクトップ連携することを基本としているシステムコンセプトなのだから、まあわからなくもありません。 さて、そうなると今後どのように運用していけばいいかな。 X01Tで受信したメッセージのうちしばらく後でじっくり読みたいものはX01Tの別フォルダに移しておき、 かつ定期的にThunderbirdでダウンロードしてサーバから消去すればいいでしょう。 送信時は自アドレスあてにもCCを入れておく。 X01Tにあるメッセージはあくまでコピーであり、X01T内のメッセージのバックアップをとる必要はない。これで行こう。 |
時計はどのくらい進んだかなと見ると、ほぼ正確。ちっとも進んでいません。ありゃ、何故だ。
あ、そうか、昨日ActiveSyncで繋いだときにホストのRTCに同期されたにちがいない。
X01Tのユーザは間違いなくActiveSyncを使うのだから、
ホストPCの時刻に合わせておけばデバイスローカルのリアルタイムクロックの精度は悪くても気づかれないだろう・・・とでも考えたのかな? [2008-07-26 追記 ActiveSyncの ツール→オプション→オプションタブ→設定ボタン で現れる「PCの設定」ダイアログに、 「接続時にPocket PCの日時を同期する」オプションがあります。 |
Noriafさんが作成し公開されておられる
SunPunch
を使ってみました。
モバイルライトを点灯するだけのシンプルなプログラムですが、こりゃありがたい。
高輝度LEDの劣化を考慮して、このプログラムは1分間で自動的に消灯してくれます。
さっそくショートカットを作成して、今までほとんど使うことのなかったボタン4に割り当てました。これなら手探りでも使えそう。 現状での問題点は、1回しか使えないこと。 一度動作させるとプログラムはバックグラウンドに生き続けるため、もう一度点灯しようとしてボタン4を押しても、 1分間点灯処理完了の状態になったプログラムに切り替わるだけです。 設定→システム→メモリ→実行中のプログラム を使っていったんSunPunchを終了する必要があります。 現在のバージョンは0.90ですので、このへん改良されることを期待します。 |
ポゴは昨年、初期型たまごっちでずいぶん楽しんでいました。
最近はエンジェルごっちを使っていますが、あまりハマッていないようです。 で、ふと思いついたのは、X01T、あるいは現在のスマートフォンは大人のたまごっちなのかも。 しょっちゅうおなかがすいてピーピー言うし、頻繁にご機嫌を損ねるし、ときたまテンポラリファイルなどのゴミ掃除もしてあげなくてはならないし、 メモリ使用量をときおりチェックしたり。良いソフトウエアをインストールすれば使い勝手も機能も向上するし、あるいは病気になりにくくなるし。 本来の目的である知的生産活動のアウトカムよりもメインテナンスの工数のほうが大きいとなれば、 客観的に見たROIは1以下になります。 たまごっちを育てることに楽しみを見いだせるかどうかが、現時点でのスマートフォンをその人に勧められるかどうかのひとつの分かれ目でしょう。 |
デスクトップコンピュータでOutlookを使っていない現状ではデータの再利用性とバックアップにかなりの不安がありますが、
それでもWindows MobileのOutlook連絡先アプリケーションは今まで使ってきたどの携帯電話よりも応用が効きます。 プログラムの品質とユーザビリティについては、細かい不満点や不具合はありますが。 個人名一覧画面にしておいてカーソルキーでハイライトを移動していくと、ハイライトが通り過ぎるとアイテムが変化することがある、というのも笑えます。 昔BASICで画面にリスト表示させるプログラムを書いたときはこのようなバグをしょっちゅう出していました。 あれから20年経った今もなお、しかも公式リリースされたマイクロソフトの製品にこんな初歩的なバグがあるとはねえ。 一覧画面でOKボタンを押しても応答がない、というのもあります。 すでに存在しているアイテムを編集しようとして、うっかりキー操作を誤ってしまい、 そのアイテムに電話をかけてしまうことをなんべんもやってしまいました。 夜遅くに連絡先の編集をするときは、あらかじめ電話発信を無効にしておくほうが相手に迷惑をかけずに済むのでよさそうです。 |
東京電力のレーダー観測ウェブページはとても便利に使っています。
各地の雷雲・落雷・雲間雷・降雨の状況が数km程度の分解能で数分刻みに---ほぼリアルタイムに表示されるのだからすごい!
自転車で会社に行った日の夜に遠雷が聞こえてきたとき、いまから20分以内に通勤ルートに雨が降り出すかどうかがほぼ正確に推測できます。
降り出しまで20分ほどあるならただちに帰れば濡れずに済むし、
10分以内に降り出しそうなら雷雲が通り過ぎて路面の水たまりがひけるまでたまった仕事をじっくりと片づければ良いのです。 このウェブページは数分で自動再ロードされます。 インパネ近くに置いたX01Tにこのページを表示させておいて車を走らせれば、まるで航空機の気象レーダを取り付けたかのよう。 今日も東電レーダのおかげで雷雲の動きを読むことができ、洗濯物が夕立で濡れないうちに出先から帰ってくることができました。 寝る前にX01Tを手にとってみたら、あれえ? 温かい。 電源キーを押してウェイクアップさせると、やはりバッテリはかなり減っています。 X01Tを車載気象レーダとして使ったのは30分ほどで、その後は電源キーでスリープさせてあったし、それ以外にはほとんど使っていなかったのに。 電源を切っておいて数日間まったく使わなかったのにパケット代を課金された、と、 X01Tユーザコミュニティで一人のユーザさんが以前騒いでおられました。 そのユーザさんは電源を切るということとスリープに入れるということの区別がついていなかったようで、 実態はスリープ中になんらかのパケット通信が行われていた、ということだったようです。 確かに画面が消えていれば、 メールクライアントの自動受信チェックを有効にした場合および基地局とのリンク確立のほかには積極的なパケット通信は行われないように思うし、 ましてや画面が真っ暗ならば動作していないと一般ユーザが考えるのは自然なことと思えます。 では、今回のバッテリ消費の理由はなんだろう。 東電レーダページのように自動再読み込みが指定されているウェブページを表示させ、 GPRS接続を明示的に切断しないまま電源キーでスリープに入れただけでは、 スリープに入って画面が真っ暗になった状態であってもずっとパケット通信が行われている、のかな。 これはどう確かめればいいだろう。 小さな電界強度計をこしらえて送信動作の有無を見ればいいだろうか。それともバッテリの消費電流を測るのがいいかな。 案外に、電源キーでスリープさせたつもりがそうなっていなかっただけなのかも。 |
実態は公開されていないものの、「過去になかった深刻さの」DNSのセキュリティ問題を修正するため、主要OSは一斉にパッチの配布が行われました。
が・・・X01TのWindowsUpdateで手動更新チェックを行ってみても、「更新はありません」。
X01Tを使い始めてすでに7ヵ月、この間一度もWindowsUpdateは実際のアップデートを提供してくれていません。何のためのツールなんだろね。
やはりPCと違って携帯電話機の世界では買った後のアップデートなんて期待するほうが間違っているのかなあ。 |
朝、出かける直前に電話をかけようと思ったのに起動できませんでした。
昨日はセミナーに出席し、何時間にもわたってメモアプリケーションで受講ノートをとりましたので、
そのあたりが怪しいのかと思いましたが、そうではなくて単にバッテリ上がり。たぶん昨晩充電器USBプラグの差込みが悪かっただけのようです。 モバイルパワーバンク ミニのおかげで助かりました。 が、リチウムイオン二次電池は満充電のまま放置されることは苦手とのことで、こういった非常用の待機電源としては水素ニッケル系が向いているとの由。 そのうち買っておこう。 本日夜もバッテリ使いきりでダウン。 [正規手順で再起動:バッテリ使いきり] [正規手順で再起動:バッテリ使いきり(本日2回目)] |
またひどくなっているファルコン号のステアリングフリクションとポゴのワガママに走行中ついイラついてしまい、
ポケットから取り出したX01Tをシート脇においていたことをすっかり忘れて、車から降りたときにX01Tをアスファルトの路面に落としてしまいました。
X01Tを買って初めての、500G級の落下衝撃です。 路面に接触したのは幸いにリヤバッテリカバーで、ささくれが多数入ってしまいました。 が、バッテリカバーは着色プラスチックであり塗装仕上げではないため、軽くこすったら傷はさほど目立たなくなりました。 むしろキーボードスライド機構のがたつきがちょっと大きくなってしまったことの方が心配。 シート脇に置いていたときに妙なキー操作がされたと見えて、画面を見たら知らぬ間にOutlook予定表の画面になっています。 しかもその内容は本日の1200から1300までの1時間会議を開催、出席者は社内情報システム部のチーフの人と、インド バンガロール市内のホテル。なんなんだこれは!! |
東電レーダのウェブページでちょっと実験。
このページをInternetExplorerで表示させておき、OKボタンを押してToday画面にし、そのまま放っておくと、
3分後には画面のバックライトが暗くなります(そうなるように設定→システム→バックライトを設定してあります)が、
その後いくら待ってもスリープに入りません(設定→システム→パワーマネジメントでは4分間アイドルだったときにスリープに入るよう設定してあります)。 同じことを東電ページ以外、つまり自動再ロードのないスタティックなページで試すと、設定どうりに3分でバックライト輝度が低下し、4分でスリープに入りました。 つまりInternetExplorerはOKボタンが押されてバックグラウンドになっていても自動再ロードは行っているわけです。 大きなファイルのダウンロードならともかく、誰も見ていないページを再描画するだなんて生真面目なヤツだなあ。 というわけで、東電ページのようにスリープタイマ設定値より短い周期で自動再ロードを行っている場合は、スリープに入れずにいるわけ。 |
PCショップのワゴンセールでUSB電源アダプタが980円で売られていたので、ひとつお楽しみ用に買いました。
ACアウトレットに直接挿せてUSB電源になるほか、本体内に単3型水素ニッケル電池を2本入れられ、
電池の充電器としても使えるし、その電池からUSB電源を取り出すこともできます。 サイズはちょっと大きめで、純正のACアダプタとモバイルパワーバンクミニのセットよりはかさばるし、 バッテリーパックの容量としても小さいので、X01T日帰り運用のソリューションとしては劣ります。 一方、NiMH電池を充電しながらX01Tも充電できるのは便利。 これで本体内に単3型電池を4本持てるなら、さらに大きくなってしまうのはやむを得ないとしてもかなり安心できるソリューションになりそうです。 Arvel AGP04MBK "GETPOWER" USBバッテリー&アダプタ 一つ不安なのはこのUSBアダプタ、振ると中からカラカラ音がすること。 プラスチックの破片か、さもなくば小さいねじが転げまわっているかのような音です。 筐体ハウジングは接着で固定されているようで、非破壊では開けられなさそう。この辺が大特価の理由かなあ。 テスト用と称して単3型水素ニッケル電池が2本ついてきました。 外装には1800mAHと書かれています。 最初は充放電サイクルが極めて短かったのですが、あきらめずに何度か充放電を繰り返してみると次第にサイクルが伸び、 とりあえず使えるようになってきました。長期在庫であったために電池がやる気を失っていただけのようです。 X01Tのバッテリクリティカリロー警告が出てからGETPOWERをつなぎ、バッテリーパックとして使ってみました。 途中休憩をはさみつつ約1時間Word Mobileで書いたところ、GETPOWER本体のLEDがほぼ消灯。 X01Tの充電ランプは依然として赤く点灯していますが、ピークで40%まで回復していたX01Tのバッテリ残量計は落ち込み始めました。 パワーマネジメント画面には「充電中」と表示されていますが、以前にも書いたようにこれは「外部電源接続中」とでも表示すべき。 GETPOWERでは結局、およそ1時間30分前後は書けるようです。 BatteryExtenderIIで単3アルカリ1次電池4本を使ったときとほぼ同等かそれ以上です。 その後、X01Tの充電ランプは依然点灯したままなのに、本体バッテリ残量は10%を割り込みました。 普通ならWindows Mobileがシャットダウンしてしまうレベルです。 X01Tは充電されていると思っているために、クリティカリロー警告も出ません。ありゃりゃ。 GETPOWERのランプが消えたら充電ケーブルは抜いてしまうべき。 |
X01Tの液晶パネルは精細で美しく、クリアタイプに助けられて文字のジャギーも目立たずとても気に入っています。 が、最近なんだか発色がくすみだしたような気がします。何が変なのだろう。 困るほどではありませんが、あと1年半はあまり劣化しないでいてくれるといいなあ。 |
夜飲んだコーヒーが効いたのか寝が浅く、夜中に目覚めてしまいました。
珍しくX01Tの中をいろいろいたずらしていて変な状態になってしまったので、再起動しようと電源キーを長押ししました。
「電源を切りますか」ダイアログが出たものの、このダイアログが応答しなくなってしまいました。 電源OFF確認ダイアログ自体が一つの小さなプログラムのようで、そのほかのプログラムを起動したり操作したりものできるのですが、 電源OFF確認のウインドウは他のアプリよりも全面に配置されているようで、その下に隠れている他のアプリを操作することができません。 そのため、電源OFF確認プログラムを「メモリ」画面からkillすることもできません。 仕方なくリセットボタンで再起動。すると、GPRS接続でのパケット通信ができなくなってしまいました。うわわ。 いろいろ試して、結局「インターネットに自動的に接続するプログラムの接続方法」の設定が変わっていたためでした。"Internet"に戻して復旧できました。 うう、冷や汗かいたぞ。消えていなかったから助かったけど、アクセスポイント名のopen.softbank.ne.jpとか ユーザ名のopen001softbankとかはメモしておいた方がいいな。 [バッテリ使いきりで再起動] TestCameraSwitch.exe実行後にシステム速度低下、直後にバッテリ電圧低下で停止-これは覚悟のいたずらなので「障害」にはカウントせず [リセットボタンで再起動] Tfwifi.exe実行後に電源OFF確認アプリがハング、リセットボタンで再起動-これは覚悟のいたずらなので「障害」にはカウントせず |
昨日の強烈な夕立では東電レーダの雷画面はもう都市名がまったく読めないほどに群馬県全域のおびただしい落雷を示していました。 今日も目をさますと朝から弱い雷。 またまた東電レーダを確認して電源ボタンでスリープに入れたのですが・・・そのあとめざましアラームが鳴って電源が入り、 裏で東電レーダページの自動更新が働きだし、スリープに入れなくなったようです。 会社につくころにX01Tが警告音を発して気づき、見るとバッテリがクリティカリロー。 そうか、昨夜はバッテリを充電していなかったんだ。 さらに間抜けなことに、デイパックを家に置いてきちゃった。 ポゴのプールセットとお昼寝布団を忘れないようにとそちらにばかり気をとられたのが敗因かな。 ACアダプタもバッテリーパックもUSBケーブルもなく、X01Tはそのうちバッテリ切れでダウン。 まあデジタルカメラ用のUSBケーブルでも借りてきてPCから充電すればいいのですが、 私有のX01Tを会社のコンピュータにつなぐわけには行きませんから、今日はX01Tはお休みの日ということにしましょう。 [正規手順で再起動:バッテリ使いきり] |
X01TのMediaPlayerにはイコライザやトーンコントロール、あるいはバスブーストがなく、
そのままでは低音が細すぎ中音が耳につく音質なので、私にとってはとてもじっくりと音楽を聴けた代物ではありません。
帰りの新幹線の中で出張報告書を書くときに小さめの音量でバックグラウンドミュージックを聴く、のであればなんとか許せますが、
宿泊出張でホテルについてワインでも飲みながら心ゆくまで音楽を楽しむ・・・という優雅な時間を過ごすには完全に落第。 私はそれほど耳が肥えているわけではないので、いわゆるロック向けにプリセットされたイコライザとバスブーストがあれば簡単にごまかされてしまうんですけどね。 VITO TechnologyのVITO SoundExplorerはスペックを見る限りとても機能が充実しており、 イコライザ機能もあって価格も安いのでとても魅力的。 さらにボイスレコーダとしても使え、任意のハードウエアキーにスタートボタンをマップできて、理想的に見えます。 期待してダウンロードしインストールしてみたのですが、残念、うまく起動できませんでした。 WVGAにGUIが対応できないようです。 日本のベンダでX01T用として販売しているものがあるけれど、製品説明のページにはイコライザが使える、とは書かれていません。 試用版はなさそうなので確認できず。 同じくVITO TechnologyのVITO AudioPlayerも試してみました。 こちらはうまく動作したのですが、オプションのバスブーストを有効にしてもヘッドフォンの音はまったく変わりません。 これでは現行のMediaPlayerに対するメリットはほとんどありません。ひょっとしてX01Tのハードウエアの制約かなにかがあるのかなあ? 今夜は仕方なくBigRRadio.comで音楽を聴きました。 バスブーストやイコライザがなくても、ストリームラジオなら、980円のトイFMラジオを使って新幹線車内のミュージックチャンネルを聴いている、 あるいは国際線旅客機のエコノミークラスの安っぽいヘッドフォンでオーディオサービスを聴いていると思えば腹も立ちません。 最近のビジネスクラスではノイズキャンセリングヘッドフォンが使われている機体も出てきましたが、 いい音だなあと思えるフライトは残念ながら経験できていません。 ま、最近はたまにしか乗らないからね。 [2008-08-29 追記: VITO AudioPlayerもSoundExplorerも標準のMediaPlayerに対する優位性がないのでアンインストールしました。] [2010-02-06 追記: 現在 BigRRadio.com はセキュリティ上の問題が報告されています。] |
X01TのInternetExplorerの「お気に入り」の操作性がどうにも今一つなので、
自分専用のポータルとして簡単に
http://www.noobowsystems.org/mobile/
を作成しました。ニュースを読むならこっちの方が便利。 真新しい中央研究所に移転して電話工事をNTTに申し込むにあたって、WANはBフレッツ光ネットワークにしましたが、 電話はクラシックなアナログメタルのトーン回線にしました。 「なぜ電話も光にしないのですか?」 といぶかるNTTの営業には、 「NTTの光ネットワークはよく落ちてまだ信頼性が低いから、メタルをバックアップに持っておくのだ」と言っておきました。 「アナログ回線を新規に引くとさらにこれだけ料金がかかりますがよろしいですか?」との問いには、 「たったそれだけの支払いで光だけに頼る不安から解放されるのならまったくもって安い買い物だ」と答えました。嫌味な客だね。 中央研究所付近の住宅はすべて光接続だけだったと見えて、工事の日には高所作業車が2台きて、 かなり離れた幹線から研究所内の支線までメタルケーブルを引っ張ってきていました。 たった5000円かそこらの追加で大掛かりな工事をしてもらえてとても得した気分。 大規模災害時のアベイラビリティは大差ないかもしれないけれど、 地区停電があってもおそらくメタル回線なら通話可能。これは大きな差です。 そして、天災よりも可能性が高いのが網制御ソフトウェア障害によるダウン。 アナログ交換網でも交換機はコンピュータ制御ですから可能性はどっこいでしょうけれど、両方同時にダウンする可能性は低くなるはずです。 私が使っているISPは障害情報ページにNTT地域IP網の障害情報を掲載してくれるのですが、それを見るとIP網の設備故障はずいぶん起きていることがわかります。 今回、Bフレッツ経由でnoobowsystems.orgドメインに接続できなくなるトラブルが発生しました。 不思議だな、ほかの一般サイトは問題なく接続できるのに。 X01TのGPRS接続のソフトバンクネットワーク経由では正常にnoobowsystems.orgに接続できます。 し、メタル回線でUSRスポーツスター56kアナログモデムでダイヤルアップした場合も正常。 Bフレッツ経由でホスト名を引数にしてpingを打つとデスティネーションIPアドレスが表示されますのでDNSは正しく動作しているようなのですが、 httpでもFTPでも接続できません。 ISPからの調査1次回答では、Bフレッツ接続の場合は別のISPのローミングを受けているとのことなので、ローミングISPのどこかでトラブルがあるようです。 noobowsystems.orgドメインをサービスしているホスティングサービス会社が突然すべてのサービスを別会社のホストに移管した (なんだか経営が怪しくなってきた様子)のですが、その切り替えが影響しているのはほとんど間違いなし。 whoisでそのホスティング会社がサービスしているドメインを調べてアクセスしてみると、 X01Tのソフトバンクネットワーク経由なら接続できるし、56kモデムでISPにダイヤルアップしても大丈夫。 でもBフレッツ経由ではことごとくアクセスできません。まさか移管先のホストがローミングISPのブラックリストに載っている、とかだったり? 数日後、ようやくBフレッツのローミングプロバイダが調査を開始。 しかしその回答は「当方のネットワークからは正常にアクセスできます」。同じ頃、わがラボからも正しく読めるようになりました。 結局、原因は分からずじまい。 ローミングプロバイダが何かに気がついてこっそり直してしらんぷりしたのかもしれないなあ、と思いながらも、 それ以上調べる元気もなくイシューをクローズしました。 |
5月01日にカメラの起動に失敗してシステムダウンして以来、
3カ月以上も安定して使えていました(変ないたずらをしておかしくなったのを除いて)。
が、連勝も今日でストップ。InternetExplorerでNHKニュースを読んでいたらいきなりのリブート。 このページを読み返してみると、同様な症状・・・突然のリブートは1月23日にも起きていました。 共通項は、どちらの時も湘南新宿ラインの電車で走行中だったこと。 ひょっとしてウェブブラウジング中のハンドオーバー制御が悪さをしているのかな? [障害による再起動 27回目] ウェブブラウジング中にいきなりリブート |
光電話機の障害で総務省が通信業者に行政指導を出したとかなんとか。
なんでも電話機が249日目に使えなくなってしまうとやらで。
ふうん、32ビット有符号整数で10ミリ秒を数えたんだろうな。
あるいは32ビット無符号整数で5ミリ秒かもしれないけれど。正確には248日と13時間12分ちょっと、なのだろうと思います。 この手のバグはあまりにありきたりだから、開発部門自前の設計ガイドラインに注意喚起を書いておいたり、 またユニットテストでラップアラウンドの動作を確認するのか普通。それでもこんなお粗末がスルーしてしまうのもまた現実。 こういった時限爆弾バグはいまや世の中のありとあらゆるところに仕込まれています。 内部カウンタのラップアラウンド、次回のGPS EOWイベント、うるう秒挿入、クラシックなtime_t型のオーバーフロー。 100年休まずおじいさんと一緒にチクタクできるようなマシンは現代のテクノロジーではおそらく実現困難なんじゃないかな。 今も走れる60年前のブガッティは現存するだろうけれど、レクサスがいまから40年後に走れるとは思えません。 EEPROMの書き換え寿命回数に到達したために、 あるいは1個10円の電解キャパシタがドライアップしたためにやむなく廃車にされる車も出てきそう。 スマートフォンの耐用年数って要求仕様書では何年とされているのかな。おそらくそんなもの無いんだろうな。 X01Tはといえば248日もノンストップで稼働できるほど安定していませんから、 同様のバグはあっても顕在化しないでしょうね。 良かったというかなんというか。 似たようなことを・・・ 2009年01月01日参照。 |
100円ショップで売価400円のシガレットライター電源アダプタを買ってきました。
Willcom用と表示された、カールコードの先にミニUSBプラグがついたものです。ひとまずは使いものになるかな。 中身は単純なシリーズドロップギュレータでしょうか。 だとすると、入力14V で440mA出力ならシリーズドロップでの電力消費は9V×0.44で約4W。 24V車にも使えると書かれていますがそのときは20W前後も発熱するはず。 とてもそんな熱を逃がせるような本体には見えません。するとスイッチング式だろうか? シガープラグ部からDC12Vを供給して、アダプタ本体部にAMポケットラジオを近づけるとザーッとひどいノイズを出しているのが確認されました。 スイッチング電源であるのは間違いなさそうです。 400円ならもうひとつ買って分解調査を楽しむのもアリかも知れませんが、お楽しみは他にも山積みなので今回はパス。 [正規手順で再起動(2008-08-17):バッテリ使いきり] |
携帯電話網は現状では大規模災害時のアベイラビリティをあまり期待できません。
必ずバックアップを持て、というポリシーからすると、モバイルデバイスの接続としては災害に強いPHS網も持ちたいですが、
しかし現状なかなかそこまではコスト的に手が出せずにいます。
アマチュア無線家のたしなみとして外出時は超小型のハンドヘルドトランシーバを必ず携帯していますが、 組織だった災害訓練が行われるアメリカに比して日本のアマチュア無線は非常通信の錬度も組織もあまりに貧弱で、 有事の際のアベイラビリティはお寒い限り。 アマチュア無線に限らず、日本人の「社会に奉仕する」あるいは「自分の安全は自分で守る」といった観念の貧しさは悲しくなってしまいます。 冠水した道路に水没した車両にとり残された女性が死亡したのは消防も警察も出動しなかったからだ、 とマスコミが騒いでいますが、それは的外れです。 水没した車両から脱出する方法を教育してこなかったことのほうが問題なのです。 車内の浸水が進めば水圧差がなくなってドアは必ず開く、ということを知っていればパニックにもならず、まず間違いなく脱出できたケースでした。 ホテルで火事にあったときに煙にまかれないよう避難する方法はそこそこ知れわたっています。理由は単純。消防の到着を待っていたのでは遅いからなのです。 自分を救えるのが自分しかいない状況に陥ったときに取った行動が、携帯電話で家族に最後の別れを告げることだったとはあまりにも悲しい出来事でした。 ご冥福をお祈りします。 |
1カ月前にいたずらをしてネットワーク設定を乱してあわてて以来、実はイントラネットに接続できなくなっていました。
どうでもいいやと放っておいたのですが、「接続」画面で「プライベートネットワークに自動的に接続するプログラムの接続方法」を
"Internet"(これはopen.softbank.ne.jpへの接続が定義されています)にしておけばよいことを見つけ、復旧。 Sambaサーバに再びつなげるようになったので、X01T導入後9ヵ月経ってようやくGSFinder+をインストールしました。 さっそくネットワークボリュームのオンラインマウントを試すと問題なく動作し、 ファイルサーバ上のMP3ファイルをオンラインで再生することができました。 これでオンデマンドポケットラジオが完成。すばらしい!! GSFinder+に大感謝です。 [正規手順で再起動:GSFinder+のネットワークマウント機能を有効にするため。ポケットの手のソフトリセット機能を使用。] |
YouTubeやらニコ動やらの動画サイトをわざわざモバイル端末で見るべき理由も時間もないのでその工夫はしていませんが
(デスクトップマシンでも動画サイトを見るのは2ヵ月に1回、15分程度かなあ・・・見始めると止まらなくなるからね〜。)、
KCBSラジオを聴きたくてFLASHを組み込んでみました。
結果はうまく行かず、残念。
いろいろ技を使えばできそうですが、今は深入りしないでおこう。 ローカル/ナショナル/インターナショナルを含んだ24時間ニュース・天気・交通情報のAMラジオ局がどうして日本にはないのか、 いまだに不思議なのですが。 [正規手順で再起動:ソフトウェアインストレーションのため。電源キーで再起動。] |
TODAYのカスタマイズは楽しそうだしプラグインも多く出回っているのでついいろいろやりたくなりますが、
反面システムを不安定にしたりバッテリ電力やメモリなどのシステムリソースを無駄食いするコードもまま流通しているので、
慎重にやった方がよさそう。 今回はバッテリ残量を表示できるプラグインを探しました。 選んだのはPDAStatus。 インストールは順調、ただしバックライト輝度レベルの数値表示が奇妙です。 どのみち必要ないから、と、それを表示しないように設定を変えました。 すると同じアイコンが2つ並んでみたりと奇妙なことがおきました。やはり品質的にはアマチュアらしさがあります。 |
LM386を使ったバスブースト機能つきのミニステレオアンプ
をつくりましたので、これでX01Tの音楽を聴いてみます。
アンプのバスブーストは、組み合わせている小型バスレフブックシェルフ(ウーファー口径φ10cm)での低域不足を補うためのもので、
それだけでは低音はまだ不足。
当然ソースにもよりますが、途中に入れたコントロールアンプでさらに低域を+2dBほど持ち上げてやればX01Tをいい感じでバランスよく聴くことができます。
低音がきちんと再生できるヘッドフォンを使い、 X01T側に2dBないし6dBのバス増強トーンコントロールがあれば、 あるいはバスブーストつきのアクティブヘッドフォンがあれば、 私の耳など簡単にだまされてしまって音楽を楽しめるのになあ。 私はX01Tのオーディオデバイスがどいういうハードウェア構成なのか知りません。 ハードウェアのトーンコントロールを持っておらず、プロセッサの演算だけでバスブーストを行うしかないとしたら、 ただでさえ短いバッテリ動作時間がさらに短くなってしまうかも。 MediaPlayerでの音楽再生でもうひとつ文句をいえば、再生の開始や終了、 それと複数のMP3ファイルを連続再生するときのつなぎ目でブチッというノイズが耳につきます。 デリカシーなさすぎ。 これはMediaPlayerが原因なのか、オーディオデバイスのシリコンあるいはデバイスドライバの手抜きなのか? いずれにせよ、音楽が聴きたいのならスマートフォンなんかに過度な期待はせず、 ケンウッドあたりのきちんと音作りをしたシリコンオーディオプレイヤーにしたほうが幸せになれそう。 |
GSFinder+や、また類似の機能を持つソフトウェアを使えば、
Sambaファイルサーバのボリュームを/Networkフォルダの下にマウントして、あたかもローカルディスクのように使うことができます。
いったんマウントしてしまえばFile Explorerを含むほかのアプリケーションでも使うことができてとても便利。
それならなぜ純正File Explorerにその機能が実装されていないのだろう?
なにか明らかな問題が未解決のままなのか、それともリリース日程までにバリデーションが終わる見込みがなかったのか? 少なくとも問題点がひとつ。 File Explorerは最後に表示していたフォルダを記憶しており、次に起動するとまずそのフォルダを表示します。 ところが、最後に表示させていたフォルダが/Network以下であってスリープ復旧の後に再びFile Explorerが起動してそのフォルダを表示しようとしたときに、 Wi-Fiは有効でサーバホストは応答するけれどサーバのブラウジングサービスが応答しないという条件になると、 File Explorerはサービス応答を待ち続けてしまうようなのです。 実は本日、WindowsXPで動作しているNoobow9100コンピュータがFedoraファイルサーバに接続できなくなり、 Explorerがハングアップ状態になってしまいました。 マウス操作が一切できないのでキーボード操作でTaskManagerを呼び出してコマンドプロンプトを起動し、 ファイルサーバにpingを打つと、正常に応答します。 変だなあと思いX01TからSambaファイルサーバへの接続を試すと、 X01TのFile Explorerがハングアップ。 GSFinder+を試すとこれまたハングアップ。 そうこうするうちにX01Tは完全に機能停止になってしまいました。 ただし電源キー長押しで終了ダイアログボックスは正常に現れたので、 /Networkを参照するアプリケーションは動けなくなったものの、そのほかはカーネルを含み正常だったようです。 Fedoraのコンソールをみてみると、そもそもマウス操作に応答しません。 Fedoraが半身不随になっていたのです。 リモートログインする手もあったかもしれませんが、手っ取り早く強制的にリブートさせました。 Fedora上でsmbdとnmbdのデーモンが正常にサービスを始めたら、Noobow9100もX01Tもいつも通りの状態に復旧しました。 [障害による再起動 28回目] File Explorerが機能停止。ファイルサーバのリモートブラウジングサービス停止に影響されてX01Tが共倒れ:終了ダイアログボックスで再起動 |
MP3ファイルをMediaPlayerで再生すると、そのファイル全体がいったんまるごとヒープに読み込まれているようです。
アナログアルバム1枚を丸々エンコードしたMP3ファイルだと60MB近くになりますので、
X01T本体RAMユーザーエリアのかなりの部分を占有してしまいます。
ヒープの空きがなくなるとガベージコレクションを始めてしまうためか、
再生が途切れたり他のアプリケーションが一時的に止まったり、あるいは応答がなくなります。
こんな使い方をするとやはりX01Tの本体メモリの少なさが恨めしくなってきます。
・・・AppleIIの2000倍もあるのにね。 一方、/NetworkフォルダにマウントしたWi-Fi接続のリモートファイルシステム上にあるMP3ファイルを再生する場合、 再生し始めてファイルのすべてがヒープに読み込まれた後は、Wi-Fiを停止または切断されても最後まで途切れません。 PDAStatusがモニタしている項目に変化があって表示をアップデートするときに、 他のTODAYアイテムもすべて表示更新されます。 MediaPlayerでMP3の再生を始めてすぐにTODAY画面に切り替えると、RAMのフリーエリアがどんどん減ってゆき、 よってTODAY画面は描画更新され続けます。 TODAY画面の全更新処理は結構重いようで、バックグラウンドのMP3再生が途切れたりします。いわゆる自家中毒ってやつだな。 |
電源キーでウェイクアップしません。久しぶりだな、なんでだろ。 本体はわずかに、しかし明らかに室温よりも温かく、液晶バックライトは消えているものの、 おそらくプロセサは寝付けずにいたようです。 リセットボタンで再起動。起動後「Repllog.exeを実行できません」なるダイアログが出ていたけど。 [障害による再起動 29回目] ウェイクアップできず、原因不明。 リセットボタンで再起動。 |
バッテリはほとんど毎日半分以下まで放電し、毎晩充電しますので、すでに充放電サイクルは300回を超えたでしょう。
バッテリの容量はかなり減ってきています。
X01Tの前に使っていたNokia6680では、頼んでもいないのに無料で新品バッテリパックを郵送してくれましたが、
X01Tではそんな気の利いたサービスはないようです。
サードパーティの電池の品質には大きな疑問がつきまとうものの、新しい電池を買うなら大きなやつにしちゃおうかな。 バッテリ残量ゲージが20%を割り込んだときに急速充電器をつなぐと、 ほんの10秒ほどで50%以上にまで回復します。 もちろんそんなわけはありません。 バッテリ残量表示は端子電圧を主体にしたシンプルなアルゴリズムを使っているのではないかと思います。 SOCを演算しているふうには見えません(しているとしたらバッテリの劣化モデルが考慮されていないのかも)。 |
以前に、受信したメッセージの数が多くなると「変更箇所の確認」に手間取り、 新たなメッセージの受信がタイムアウトになる、と書きました。 どうやらあれは、受信したメッセージをサブフォルダに振り分けていたのも要因だったようです。 あれ以降、受信したメッセージは受信トレイにおいたままサブフォルダには移動せずにおいたら、 受信済みメッセージが300件以上あっても問題なくダウンロードできています。 どこまで溜め込んだら再発するのか試そうかとも思いましたが・・・ X01Tにおいておく必要のないメッセージで本体FLASHが占有されるのもナンなのでThunderbird側にダウンロードして、 X01Tは空にしました。 |
X01T本体のヘッドフォンジャックはφ2.5mmステレオヘッドセットジャックで、φ2.5mmの4極プラグを使います。
X01T純正付属のステレオイヤフォンマイクアダプタを使えば、φ3.5mm3極の普通のステレオミニプラグを接続でき、マイクも同時に使えます。
これは便利ではあるものの、出先で音楽を聴くとき、またヘッドセットで運用するためにも、このアダプタをいつも持ち歩く必要があります。 ステレオヘッドフォン用、また外部アンプ接続用のアダプタをもうひとつ作っておこう、あるいはX01T専用ヘッドフォンとしてプラグを交換してしまうのもいいかと思い、φ2.5の4極プラグを買ってきました。 試してみると、プラグのボディが細くないとX01Tの筐体に干渉してしまいうまくありません。 純正アダプタを使ってφ3.5ステレオミニプラグに変換し、さらにステレオピンプラグに変換して外部オーディオアンプで聴こうとすると、 X01T本体のスピーカが切れないのも困ったものです。 これはX01T側でジャックセンシングを行っているためで、 インピーダンスが8Ωとかのイヤフォンまたはヘッドフォンを使うと本体スピーカは切れるのですが。 実験してみたところ、負荷直流抵抗が27kΩ程度にまで下がるとジャックセンシングが効いて本体内蔵スピーカが切れます。 22kΩであれば確実。外部アンプで聴くときのために、負荷抵抗を組み込んだケーブルをつくっておきたいな。 |
セミナーを受講するときに以前ならSL-C860で、いまならX01Tでノートをとります。
受講中にラップトップコンピュータを叩くのはあまり感心しません。
携帯電話もどきをずっといじり続けているのも受講マナーの悪さとしては大差ありませんが、
キーボードのタップ音は小さいのでそこは美点。
X01TはSL-C860のチクレットキーボードよりはカチカチ聞こえてしまいますが。 X01Tは手書きメモ、手書き変換、キーボードあるいは短時間であれば音声録音もできるのでなかなかに柔軟性がありますし、 講義の内容や進行に適したアプリケーションを使えるのもいいところ。 今回の講義は内容がツリー状に表現できるものだったので、IdeaTree for CEを使いました。 バージョンアップでWindows Mobile 6のソフトキーにも対応されましたが、 ソフトキーの描画(メニュー選択後の消去処理)にじれったさがあります。 オリジナルのファンクションキー描画の方が軽快なので、 セミナーのペースにおいていかれないようそちらを使いました。 このプログラムはショートカットキーもいい感じで配置されており、気に入っています。 SL-C860は1日コースセミナーの8時間をかろうじて乗り切ることができていましたが、X01Tでは無理。 今回は朝に通話したためセミナー開始時にすでにバッテリ残量が65%まで減っており、 最初からモバイルパワーバンクミニをつないでの作業。 3時間経過してお昼になったところでモバイルパワーバンクミニのバッテリ残量LEDは全消灯になり、午後の部はフル充電できたX01T単体で。 これでは最後まで持たないかもしれないと考え、モバイルパワーバンクミニはほかの人のPCにつないで充電しておきました。 が、意外なことに、午後5時の講義終了まで本体バッテリだけで持ちこたえました。お、今のバッテリはもう少しは使えそうだな。 |
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アメリカのラジオはAMもFMも数多くの専門局がダイヤルを埋め尽くすようにオンエアしていたので、
自分の気に入った局を見つけてしまえばあとは家でもオフィスでも車でも一日中かけっぱなしで楽しむことができました。
パワフルなロックにつかれたらソフトロック局にダイヤルを合わせ直せばいいだけ。
車の中にカセットを持ち込む必要性はほとんど感じませんでした。
もっともそのDelco製カセットステレオは新車の純正品のくせにテープ速度偏差がひどくてとても使う気にならなかったのも理由でしたが。 日本に戻ってきてからはかけっぱなしにできるようなラジオ局がなくてしばらくはさみしかったのですが、 そのうちインターネットラジオ局が増えてきて、ずいぶん楽しみが増えました。 自分の好みにあう選曲、心地よいトーク、CMの少なさ、ビットレートと音質のバランス、適度な音の味付け、そして接続の安定性。 年を追うことにインターネットラジオの質も上がってきていますが、すべてを備えた局はまだそれほど多くありません。 Windows MobileのMediaPlayerで再生可能となるとさらに少なくなってしまいます。 ここのところもっぱらRadio Kozが気に入っており、ラボでもオフィスでもこればかり聴いています。 曲によってはバスドラムに合わせて中高音域のマスク感が目立ってしまったり、 トークのボーカルがひずみ気味だったりすることがあるので、CD音質とは行きません。 が、オフィスミュージックとしてヘッドフォンで聴くなら、この局の音は低音の細いX01Tでもじゅうぶん楽しめます。 小さな.wmaファイルを保存しておけばInternetExplorerを使わずともMediaPlayerから直接接続できて便利だし、 GSM接続でも何時間も安定していており、まるでローカルFMを聴いているかのよう。いい局を見つけられました。 しかもこれがロケーションフリーで楽しめるんだからすばらしい! ただしGSM網につなぎっぱなしではバッテリ残量を気にしなければならず、ここはポケットトランジスタラジオに及びません。 外部電源としてGetPower USBパワーアダプタを使うと、 アダプタ内蔵のアップコンバータのノイズがヘッドフォンから聞こえてしまいます。 このへんはさすがに中国製のいい加減な設計だな。 格安品だからノイズフィルタとかケチっているんだろうな。 ひっょとすると気にしてさえいないかもしれないね。 そのうちバッテリで少なくとも12時間は連続動作でき、 あらゆる種類・あらゆる地域の放送がライブとオンデマンドの両方で聴けるようなポケットラジオができるかな。 X01Tとインターネットサービスそれに移動体通信網はいいところまで来ていると感じます。 でもこれが実現されると、いよいよ短波ラジオは役目が終わりそうだな。 移動体通信網が整備されていない発展途上国向けの放送はしばらく残るでしょうけれど。 |
心配した雨もほとんど降らずにポゴは保育園最後の運動会を元気に楽しむことができました。
お気に入りのかき氷屋さんで昼食をとった後は、のんびり秋の午後を過ごすことにしましょう。
庭にアウトドアチェアを出し、ジュースみたいな味の冷えたフルーツワインをちびちびやりながら、
Zen and the Art of Motorcycle Manitenace
を読み返します。
音楽もないとさびしいから
DaveKoz Radio Show
を聴きましょう。
Radio Kozのスムースジャズの選曲は読もうとしている本とちょっとずれている気がしますが。 Radio KozはX01T単体の3Dネットワーク接続でも調子よく楽しめますが、イヤホンやヘッドフォンは使いたくないし、 X01Tの内蔵スピーカでは低域は全く出ないのでペケ。 そこで、FTTH接続されているNoobow9100コンピュータでストリーム再生し、 TW-172D FMステレオトランスミッタ で送信し、FMラジオで聴くことにします。 パワーのあるステレオラジカセでもいいのですが、単1電池8本の消耗を考えるとためらってしまいますし、 AC商用電源を引っ張ってくるのも大袈裟。 今日は弱った単2電池3本で楽に鳴ってくれる SONY ICF-5500 を使います。 TW-172Dはずっと前から計画しているパイロット信号バンドパスフィルタの追加をいまだに行っていないので、 しっかりしたステレオFMチューナを使うと音の濁りが明らかですが、スカイセンサー5500はモノラルですので気になりません。 こんなシーンではBlueTooth接続のバッテリ駆動ポータブルステレオスピーカが欲しくなります。 スピーカ口径φ120くらいのラジカセスタイル(CDラジカセスタイルじゃなくてね。 )で、単2電池4本で長時間動作でき、きちんとした音が出るのはないかなあ。 ちょうどポータブルステレオFMラジオで、チューナにBlueToothがある感じ。 あるいはX01T内にFMトランスミッタが内蔵されていればそれも便利でしょうね。 FMトランスミッタでは混雑した電車内では他局と混信して使いものにならないでしょうけど。 Sharp Linux Zaurus SL-C860のHancomm Wordでは、 Zen and the Art of Motorcycle Maintenaceの全文は大きすぎて実用的に取り扱うことができず、4部に分割する必要がありました。 X01TのWord Mobileで試すと、1.4MBあるファイルのロードに数分かかってしまいますし、途中で疲れてスリープに入ってしまうことがあります。 むう。 読み込んだファイルは、見出しなどが段落番号つきのリスト書式になっていたので、それらを書式なしに変更しセーブしました。 が、もう一度開くとまた段落番号つきリスト書式に戻っています。 あれれ。 Microsoft Wordにありがちな、わけのわからない不具合です。 SL-C860で読んでいたファイルは拡張子.docですが、ラボではMicrosoft Officeは使っておらず、OpenOfficeか、あるいはHancomm Wordで.doc形式として保存したもの。 この辺も不具合の原因なのかも。 読むのには困らないけれど、カッコ悪いのでどうにかしたいな。 いちどプレーンテキストにエクスポートして、新しい空のWordにインポートすれば回復できるかな。 2年ほど前に一度は読了した本ですが、さすがに英語では理解できなかったところが多かったので、 日本語訳の本とかわるがわる読んでみました。 今日は通しで真剣に読むのではなくて、気になった部分だけを拾い読みします。 テキストを読むだけならキーボードを閉じて片手で気軽に読みたいですが、数百ページある長編のなかを素早くめくりたいときはページアップ・ページダウンキーが使えないのがつらいところ。 でもスクロール動作そのものはスムースで快適です。 やっぱり英語で一回読んだだけで理解するのは私にはまだ無理でした。 しばらく行ったり来たりを繰り返し、それまで細切れだった理解がなんとか全編の流れとしてつながってきました。 さて日も暮れて寒くなってきたし、バッテリクリティカリロー警告も出たし、 入江の駐機場で昼寝するポルコ・ロッソみたいな優雅な午後のひとときは終わり。 |
Zen and MotorcycleのWordMobile文書の書式が正しく保存されない一件で、
いったんテキストファイルに書き出しておいて読み込ませ、新しいWordMobile文書として保存してみる、というのをやってみました。
結果は上々。
新たに設定した書式は正しく保存されるし、何よりファイルサイズが半分になりました。
読み込みも保存も速く、これなら取り扱いも楽。スクロールも快適です。 この本に出てくるPhædrusという人名(主人公が脳の電気ショック治療を受ける前の人格につけられた名前)は、 テキストファイルとして保存する際にPhadrusと変換されました。 これはWordMobileフォーマットにしたのちに一括置換でPhædrusに戻しました。 æの文字をWordMobileは正しく表示できるのだから、ドイツ語のウムラウト文字を使う方法もありそうですけれどね。 ドイツ語の文書からコピー&ペーストしてみると、表示はうまくいきます。 しかしキーボードでタイプする方法がわかりません。 漢字登録を試してみたら、うまく行きそうです。面倒くさいけど漢字変換作戦で行こう。 [正規手順で再起動:バッテリ使いきり] |
USBインターフェイスをもったICレコーダ SANYO ICR-S280RMをUSBホストアダプタを使ってX01Tに接続してみましたが、 100mA以上の電流を検出したとのメッセージを表示してしまい、外部マスストレージとして認識してくれません。 このICレコーダはホストのUSBコネクタに挿し込んで早送りキーを押すとUSBからの充電ができるのですが、 その操作をしなくてもホストから電力を吸い取るようです。 ICレコーダの電池をエネループからアルカリ電池に切り替えてもダメ、 セルフパワー型ハブを途中に入れてもダメ。 残念、出先でICレコーダのホストとしてX01Tを使うのは無理なようです。 |
ふと思いついたことをメモするため、メモ アプリケーションを使って短い音声メッセージを録音しました。
が、そのあとシステムの動作が極端に遅くなる現象が発生しました。
Today画面の描画に1分近くかかってしまいます。 設定→システム→メモリ→実行中のプログラム を使って、メモ アプリケーションを強制終了しましたが、まだだめ。 一方で、Softbankメールが立ち上がっていたもののソフトキーに機能の文字表示が空っぽでなにかおかしな状態になっていたので、 これも強制停止したところ、システムの反応は正常に戻りました。 メモが原因なのではなくて、Softbankメールが原因だったような気がします。 |
家に帰ってふとX01Tを見たら電話画面になっていて、通信履歴は30分ほど前に電話をかけた形跡が。
それもインドに国際電話です・・・。
ベルトホルダにしまったときにスリープ状態になっておらず、自転車をこいでいるうちにキーが押されてしまったのでしょう。
最後の通話は出先でのインドとの電話会議でしたから。 しっかり電源ボタンを押してスリープに入れてからベルトホルダに入れたとしても、 知らぬ間にウェイクアップしてしまうことはあります。 予定表に入れたアポイントメントの時間が近づいてアラームが鳴ったり、時計のリピートアラームが鳴ったり、 ソフトバンクメールが着信したり。 いったんベルトホルダの中でウェイクアップされてしまってそれに気づかないと、 ホルダの中でキーが押されて勝手に電話をかけてしまう・・・ことになります。 やはりパネルロックしてからスリープに入れるべきだな。ああ面倒だ。 こういった点では折りたたみ式ではない筐体はとても不利です。 現状さすがにNetMeetingは無理ですが、 直前に電子メールで送られてきたMicrosoft Word形式の会議資料を見ながら海外の仲間とテレカンファレンスを行い、 会議中にその資料に修正を加え、 会議が終わったらすぐに送り返す…といったことが外出移動中にたった一つのデバイスでできるというのはスマートフォンならでは。 普通のケータイではできない技です。 X01Tから会社のExchangeサーバに接続すれば会議のインビテーションの送受信も可能でしょう。 ただしセキュリティ的に十分とは言えないWindowsMobileデバイスからのVPN接続は勤務先では禁止されていますし (許されているとしたらあまりセキュリティ意識の高くない会社でしょうね)、 そもそもそんなことをすれば休日でも心休まらないでしょうから、やらないほうが幸せだと思います。 X01TにインストールされているOfficeMobileはパスワードセキュリティのかかった文書は開けないようだし、 WinZip形式を取り扱うことはできませんので、 タッピングされ覗き見られても大して問題とならない機密度の低いマテリアルしか扱えません。 ビジネスストラテジに関する会議だったら文書の暗号化機能がないので絶対に扱うべきではありません。 パスワードプロテクトのかかったWinZip形式を扱えるツールとかをインストールしておけばどうにかなるかな。 パスワードセキュリテイで編集禁止にされている文書の場合、 デスクトップOfficeではパスワードなしで読める文書であっても、Office Mobileでは開けません。 経済産業省のウェブサイトで公開されているExcel文書を出先で読もうとしてこの落とし穴にはまったことがありました。 今回の電話会議は1時間に満たない簡単なものでしたが、会議終了後バッテリはかなり消耗しました。 使用中のバッテリパックの充放電サイクルはとっくに300回を超えているでしょうから、そろそろ換え時でしょう。 実際ここのところバッテリ切れでダウン、が連発しています。 (もうさすがにこのページに書き残すのも面倒になりました。 バッテリ切れのダウンは今後特筆すべき時を除き書きません。) でも純正の1320mAHバッテリでは容量不足は明白なので、大容量品を発注しました。 ですが在庫切れとのことで、はたして手に入るのやら。 2008-11-15 X01T用スーパー大容量バッテリ発注 HLI-G900XL 10500円 @ Vis-a-Vis |
3.7V 3000mAhの大容量バッテリパックが入荷しました。今までの倍以上の稼働時間が期待できるし、その分充放電サイクルは少なくて済み寿命も長いでしょう。
このアフターマーケットバッテリパックは純正品より厚みがあるため、専用リヤカバーに交換して使います。 当然重たくなったし、筐体の厚みはぐっと増してとてもマッチョな感じになりましたが、手に持っての使い勝手にはさほど影響ありません。 キーボードを開いて使う場合は下側ボディに重心が移動したのでむしろバランスがよくなりました。 |
最初の充電はX01Tの充電ランプが消えるまでにのべ12時間以上を要しました。 充放電サイクルを数回繰り返してからでないと実力のほどはわかりませんが、 Wi-Fiインターフェイス経由で2GBメモリカードの内容をSambaファイルサーバにフルコピーしてみると、 純正バッテリでは最後まで持ちませんでしたが、大容量バッテリでは作業完了後も残量50%を示しています。 これなら出先でのバッテリ切れの心配はなさそうだし、普段は液晶バックライトもけちらず明るくして使えます。 |
朝、久しぶりにウェイクアップできませんでした。理由は不明。リセットボタンでブート。バッテリの影響でもあるのかな?
[障害による再起動 30回目] ウェイクアップできず、原因不明。 リセットボタンで再起動。 あいかわらずWindowsUpdateでの更新なし。東芝にもソフトバンクにもなにもなし。 9万円もするデバイスを売っておいてバグだらけなのに知らんぷりか。まあそういう業界なんだな。もう期待するのはやめよう。 文句を言ってきた客にだけ対策版に書き換えてやるといったことがあるのかもしれないけど、そういうものでもないはずですよね。 デバイス製品情報ページの「よくある質問」ページには、 「ソフトウェア開発品質をどのように担保していますか?」というのを入れてもらいたいなあ。 当初品質が良いのなら売りっぱなしでもいいわけですから。 マイクロソフトから供給されたコードにバグがあっても東芝では直せないという理由はおそらくあるのでしょうが・・・ 「横長モードで予定表を起動し、縦長モードにすると画面の一部の再描画が行われない」なんてのはあまりにお粗末なバグです。 ここはOEMコードではないような気がしますので東芝を責めるのはお門違いな気がしますが、どうなんだろう。 新品バッテリのエクササイズのために、システムダウンまでバッテリを使いきりましょう。 残量50%から2時間ほどWordMobileでの作業をしたところでダウン。ちょっと早いかな? 安定化電源装置を使って空の状態から充電を始め、充電インジケータが消灯するまで7時間10分かかりました。 X01TはUSBコネクタからの流入電流を430mA程度に自主制限しているので、 3000mAh÷430mA≒7時間。充電効率を考えればもうちょっとかかってもよさそうですが、このへんは今後の様子見。 |
途中充電せずに3日間使えました。
何回か電話をかけ、ウェブでニュースを読み、電子メールでニューズレターを読み、音楽を聞き、
WordMobileで文章を書き、IdeaTreeで小さなメモを書き・・・決してヘビーな使い方ではありませんが、
今まではせいぜい1日半しか持たなかったので、3日間も動作してくれると嬉しいです。 バッテリ残量ゲージが30%を割ると、さほど経たずにバッテリ消耗でシステムが落ちます。 これはパワーマネジメントが想定しているバッテリの数学モデルと違っているからなのかな、 それともバッテリがまだ目を覚ましきってないからなのかな? |
連絡先アプリケーションを閉じようとしてOKキーを押したのに、応答がありません。 よく見ると、右上に表示されるべきOKボタンアイコンがありません。さらに、右も左もソフトキーが反応しません。 タッチパネルでの操作には応答し、OKボタンアイコンが現れました。 いつもそうなるわけではなさそうですが、横長モードで連絡先を開き、 キーボードを格納して縦長モードに切り換えた直後にOKキー操作を行うと、OKボタンアイコンが消えることがあります。 さらにこれは連絡先アプリケーションだけではなく、他のプログラムでも起こることがあります。 ひょっとしたらWindows Mobile6 Professionalに特有の問題点なのかも知れません。 XRoofのトラブルもこの辺に引っ掛かっていたようですし。 |
連絡先一覧画面を会社表示モードにしておいて、
ある人のデータを流用して別の人のエントリを新規作成したい場合はよくあるものと思います。
ある人のエントリをハイライトさせておいて、メニューの「連絡先のコピー」を実行するとエントリのコピーができますが、
問題なのは次に表示される画面。
リストの最初のエントリにハイライトが移動してしまうのです。
普通この操作をやったら、次には今コピーしてつくられたエントリをハイライトさせるべきだと思うのですが。
あああ、ここにもユーザ不在のモノづくりが。 現在連絡先にエントリがいくつあるか知りたいのですが、方法がわかりません。 たいして意味はないですけど、簡単なことだと思うんだけどなあ。 住所登録時に郵便番号での自動候補表示機能がないのも、時代遅れな気がします。 オリジナルのOutlookのローカリゼーション版にすぎないから仕方ないのかな。 |
大容量バッテリパックは快調ですが、もうすこし使い倒してやろうと思いオリジナルのバッテリパックに戻しました。
夜のうちに充電しておいても、会社についてウェブでニュースを1ページ読むともう85%、
以降何回かウェブやニューズレターを読み短い電話を1〜2回かけ、
30分ほどWordMobileやIdeaTreeで文書を書けば帰宅時には残り30%のバッテリロー警告が出ます。
一泊の出張、つまり2日間の稼働でニッケル水素電池を入れたBatteryExtenderIIとMobilePowerBank Miniの両方を使いきりました。
こりゃきつい。 USBポートから電力供給を受けている時のウェイクアップ挙動は不思議です。 電源ボタンでスリープさせた直後は、フロントパネルのキーでキーボードバックライトが数秒間点灯しますし、 ユーザが割り当てを変えられるボタン1〜4のいずれかを押すとなぜかウェイクアップします。 電源ボタンでスリープさせてしばらくたつと、フロントパネルのキーには応答しなくなります。 内蔵バッテリだけで動作させているときはボタン1から4を押してもそのようなことは起こりません。 USBポートへの流入電流を電流計で測るとよくわかるのですが、電源ボタンを押してスリープに入れても、 しばらくの間はプロセサは動いているようです。 USB経由でPCと接続しているときにはスリープに入れさせないためにPCからキープアライブが来るのを待っている、とかかな? これも勝手な推測ですが。 仮にそうであったとしても、ボタン1〜4でウェイクアップする(バックライトを灯けて動作状態になる)というのは奇妙です。 夜中に目を覚ましてしまい、100%充電されたオリジナルバッテリパックで布団のなかでファイルサーバのデータ整理。 Wi-Fiインターフェイスで500MB近く送受信したオペレーションで、1時間30分でダウン。 同じころ私も再び寝付くことができました。 今年の2月にはもっと負荷の重い処理で2時間45分持っていましたので、 オリジナルバッテリパックの電力容量は定格の半分ほどまで減ってしまっているようです。 400回近い充放電サイクルの後ですから、まあ想定される範囲ですね。 Mobile PowerBank Miniは充電時に流入電流を510mAに自己規制しているようです。 |
貧乏症なのでオリジナルバッテリパックを使い続けています。
noobowsystems.orgドメインのメールアカウントをひとつ新調して2時間おきにGSM接続でPOPサーバのメールチェックをするようにしたためもあり、
稼働時間は一層短くなりました。
寝ている間にフル充電、午後にオフィスでフル充電の1日2サイクル運用が必要になってしまいました。 会議続きで午後の充電が十分できず、23時過ぎに会社を出るときにはバッテリ残量計の指示が40ちょっと%。 その後1時間半ほど人里離れた山奥で夜の林道走行を楽しんで帰ったら、バッテリが完全ダウンしていました。 基地局と接続できずフルパワーで再リンクを試みていたんでしょうね。 大容量バッテリパックと一緒にX01T専用の透明度の高いパネル保護フィルムを買いましたが、 貼り付けたところタッチパネルが効かなくなってしまいました。 貼り付け直してもダメ。 販売元に問い合わせたところ、いままでタッチパネルが効かなくなったという報告はないのでもう一度試してほしいとの回答。 確かに今度はタッチパネルが応答するようになりました。私の貼り方に問題があったのでしょうね。 新品とはいえ3回も貼り直してしまったので細かなホコリと汚れとでもう使う気にはなりませんでした。 勉強代と思ってあきらめて、代わりに100円ショップの大判汎用保護フィルムを切って貼り付けました。 タッチパネルの応答に問題はなく、透明度も高くてこれで全く問題なし! と思いましたが、 この100円ショップ品は耐スクラッチ性が劣り、1週間も経っていないというのにフィルム表面は傷が目立ちます。 パネルが点灯していればスクラッチは気にならないのでしばらくこれで。 さすがに直射日光下では反射がひどく、手で影をつくってやらないとパネルの表示は読めません。 |
Noviのサーキットシティで買ったSONY Cybershot DSC-T1のアナログ系に故障が起き、画像にノイズが入るようになってしまいました。
このコンパクトなデジタルカメラ、レンズは小さく、特に低光量での露光不足はひどいものだったので、
今度は本格的なデジタル一眼スチルカメラが欲しいなあとは思うものの、いつも持ち歩けるものでもないしなあ。 シャッターボタンを押して数秒後に撮影されるというX01Tカメラにも最近慣れてきました。 が、今日はイルミネーションで飾られた夜景を撮ろうとして、シャッターボタンを押したらハングアップ。 バッテリパックを取り外して停止させ、システムを再起動し、カメラを立ち上げて今度こそ撮影。 実際に撮影できたのは最初にシャッターボタンを押してから数分後。Windowsケータイは素敵だ。 [障害復旧のための再起動 31回目] カメラで写真を撮ったらハングアップ - リセットボタンで復旧 |
Sharp Zaurusシリーズ生産終了の報を読みました。
私は初代PI-3000以降3世代を使ってきましたので残念なニュースですが、
PDAへのニーズは完全にスマートフォンあるいは小型ラップトップコンピュータが受け持つようになった、ということでしょう。 私は2005年01月導入のV902SHも2006年01月導入の6680も、大して使いこんでいませんでした。 これはいずれも低機能すぎて、PDAの代わりにはなれなかったから。 でもX01T導入以降はSL-C860は全く出番なし。 私の場合は、X01Tは電話機能付きのネットワーク接続可能なPDAなのです。 予定表、アドレスブック、電話、電子メール、ウェブ、手書きメモ、音声メモ、リッチテキスト文書、スプレッドシート、 プレゼンテーション、PDF文書、メディアプレーヤ、すばらしく語彙の豊富な英語国語辞書、 汎用から専用までの数多くのアプリケーションプログラムの選択の自由度、 さらには必要とあれば自分でプログラム開発ができる・・・と、 X01Tが提供してくれる機能は初代「液晶ペンコム」 Zaurus PI-3000とは比較になりません。 しかしじつは、すでにLinux Zaurus SL-C860で感じていて、X01T(というかWindows Mobile)でも等しく感じている不満があります。 それは、現在のスマートフォンが提供してくれるものが基本的には数多くの単一機能の集合に過ぎない、ということ。 ちょうど、誠実だが全く気の利かない部下を抱えてひとり奮闘しているマネージャの立場になったような気がします。 専属の秘書なぞつけてもらえるはずがないそんな低級管理職を少しでも助けてあげるのが本来のパーソナル・デジタル・アシスタントの狙いだったんじゃなかったのかなあ。 初期のZaurusに搭載されていたのはシンプルなアプリケーションばかりでしたが、 複数のアプリケーションに分散している情報をキーワードを使って統合し、 意思決定の手助けをしてくれるアクションプランナー機能がありました。 このコンセプトこそがPDAが目指すべき方向の一つであると思います。 し、単4電池2本で長時間稼働でき、スペア電池を2本持っていれば出先でのバッテリ切れの不安は皆無。 Linux Zaurus SL-C860はすでにその方向から外れて、単なるミニPCに成り下がってしまった感がありました。 夜になってから予期せず発生した製品のトラブル…急遽納入先を訪問し明朝一番で対策を検討し、開発部隊と連絡をとりつつ、 可能であれば明日のうちに現地で暫定対策を行いたい・・・などはよくあるシナリオ。 顧客を含む関連者の連絡先のリストアップ、対策チームメンバの選定と役割の定義、 本来スケジュールの確認・日程変更あるいは代理者の手配、持参すべき資料と機材の取りそろえ、 準備すべき資料のリストアップと部下への作業指示、 いまから利用可能な新幹線や飛行機の便あるいは夜行列車や高速バス等の代替移動手段の選択肢をチェックし予約、 ホテルとレンタカーの予約、上位者への報告と提案。 これらを抜け漏れなく1時間以内で行えるとしたら・・・よほど優秀なマネージャか、よほど突発不具合に慣れているか、 すでに予測して周到に準備してあったか、あるいは優秀なアシスタントがいるか。 幸いに最近では緊急出動の回数も減ったものの、私はどう考えても優秀ではなく、 自分に代わって切り盛りをすべてを任せられるアシスタントがいるわけでもないので、 緊急時に頼れるデバイスがあるとしたら本当に助かるでしょう。 そんなデバイスが持つべきものは、Word文書が書けるとかPowerPoint文書が読めるとかだけではなく、 ましてやYouTubeやニコ動が見られるとかのはずがありません。 本当に必要なのは目的志向、あるいはミッション・オリエンテッドなコンセプトであり、 判断材料たりえる情報だけを的確に提示してくれて、意思決定をサポートし、 雑多なタスクを省力化してくれるアシスタント機能であるべきだと思います。 しかもそれはバッテリ残量などを気にしていてはなりませんし、いわんやクラッシュやハングアップなどもってのほか。 プロのためのデジタルアシスタントとしてX01Tを見ると、多機能なのは大歓迎ですが、あまりに脆弱で気が利かず、 理想にはまだ遠いと言わざるを得ません。 かといって初代Zaurusに戻れるわけでももありません。 当面X01Tでなんとか工夫するとすれば、 IdeaTreeあたりをうまく活用するのがよさそうな気がします。 Sharpの広報さんはZaurusのスピリットを何らかの形で復活させたい、 といった趣旨のことをおっしゃっていましたから・・・期待させてもらいましょう。 |
今日は明日の会議のために前泊。
新幹線の車中でMediaPlayerで音楽を聴いていて、目的の駅で降りて歩きはじめたら再生が止まりました。
あれ? で、さきほど車中で受信した先発隊からのSoftBankメールメッセージを読み直そうとしたら・・・
画面は真っ暗、ウェイクアップできません。
電源キーをなんべんか短押ししていたらバックライトが点灯しましたものの、それ以上の変化なし。
電源キー長押しでも再起動できず、さらにはバックライトはいつまでたっても消えず、バッテリを浪費し続けています。 幸い先発隊からのメッセージは簡潔明快なものだったので、メールを読み返すことなく問題なく合流できました。 明日の会議の成功を願って乾杯しつつ、バッテリ外しでX01Tを再起動。 新幹線の車中でいったんフル充電しておいた老兵オリジナルバッテリはすでに25%。 もし知らない間に燃料漏れモードになってしまったら、いくら大容量バッテリを使っていてもダメだよな。 [障害復旧のための再起動 32回目] MediaPlayerで再生中にハングアップ - バッテリ外しで復旧 |
今日は朝からフル充電の大容量バッテリで運用します。
もっとも会議は保安区画のなかでカメラ付き携帯電話は持ち込み禁止。
クズみたいなカメラがついているおかげでX01Tは持ち込めず、受付のロッカーにしまい、
会議には持参したB5サイズラップトップ機を使います。 会議は首尾よく終わったので、帰りは普段なかなかできないお勉強タイムにしましょう。 GPRS接続でインターネット上のウェブページを読みつつ、またローカル保存してある資料を読みつつ、IdeaTreeにメモをまとめます。 途中名古屋から乗ってきた30台半ばのビジネスマン2人組が、仕事が終わってほっとしたのか、 大声で楽しそうにくだらない話をし始めました。 今日はノイズキャンセリングヘッドフォンを持ってくるのを忘れてしまったので、 X01Tのメディアプレイヤーを最大音量にして普通のステレオイヤフォンで防御します。 私の席の前のお父さんはかわいそうに5分おきに彼らを睨んでいたのですが、気づいてもらえなかったようです。 列車を乗り換えたら、今度は前のお父さんの整髪料の匂いがきつい! これはX01Tではどうすることもできません。 お父さん、ヘアリキッドの匂いは加齢臭と同様に嫌われるんですよ、そろそろ気がついてくださいな。 隣に来たビジネスマンは、席につくやいなやラップトップコンピュータを取り出し、 猛然とタイプし始めました。 緊急会議の報告を書いているのか、あるいは次のアクションを指示するメッセージを書いているのか…ご苦労様です。 しかし彼は列車が動き出したらものの5分で深い眠りに落ちてしまいました。 それでいいのよ。寝不足の脳ミソからはどうせロクなアイデアは出てこないからね。 結局彼のラップトップのバッテリは約1時間スクリーンセーバを動かし続けていました。乗り過ごさないでね。 で、ネット独学を続けていたら、 http://www.newscientist.com/article/dn9019 を読もうとすると確実にInternetExplorerが落ちてしまうことに気がつきました。 いままでJavascriptとかのためにほとんどハングアップ状態になってしまうサイトは数多く出会ってきましたが、 ページをロードしている途中で確実にIEが落ちてしまうのは初めて。 普段はIEの表示を「一列に表示する」にして使っていますが、これを「表示調整しない」にしたらクラッシュせずにページを表示できました。 IEのレンダリングエンジンの問題なのかな。 でも「表示調整しない」でうまく全ページを表示できたあとに「一列に表示する」にすれば、うまく表示できます。 レンダリングそのものというより、ページ要素のロード状況によって再描画を行う処理あたりの問題かな。 結局途中Outlookでのメール送受信、SoftBankメールでのS!メッセージ送受信を含み、音楽も数時間かけたまま、 頻繁にインターネットアクセスし、バックライトは最大輝度…で、ほぼ7時間連続でX01Tを使うことができました。 さすが大容量バッテリパックだ。 |
X01Tは、時間にゆとりがあってじっくり使っているときは比較的快調なのに、
急いで何かしようとするとハングアップしたりクラッシュしたりすることが多いです。
私自身同時に複数の緊急仕事が入ってくるとすぐにパニくるほうです。マシンは飼い主に似る、ということなのかな。 私はDDCEViewerを「起動時は最後に使った辞書でスタートする」設定にしています。 新事実判明! 2009年01月11日参照。 この傾向はDDCEViewerに限らず、カメラやSoftbankメール、さらにはマイクロソフト製プログラムにさえ見受けられます。 実際の障害の原因は単なる一人のユーザには憶測するしかありませんが、 リソース競合とか、デッドロックとか、スレッドの同期外れとか、プライオリティインバージョンとかの、 マルチタスクプログラミングの教科書に出てくるようなことが起きているように見受けられます。 アプリケーション開発側の練度の問題なのか、それともOSの実装に不完全あるいは無理な部分があるのか? ふだんは調子がいいのに、急ブレーキを踏んだら全く効かないような車には怖くて乗ってられないでしょうね。 車のECUでなくてよかった。 |
「画像とビデオ」プログラムが取り扱える画像サイズについては前にも書きましたが、
大きな画像であってもスライドショー表示ならうまく全画面に表示できます。
そういえばサムネイル表示はできるのだから、大きくてもオリジナルファイルのロードはできるわけです。
おそらくサムネイル画面とスライドショーを受け持つプログラムと、
特定の画像の表示と編集を行うプログラムは別物なのでしょう
(あるいは一つのプログラムのなかに二つのサブプログラムが同居しているか)。
特定の画像をタップすると画像編集サブプログラムに渡され、これがRAWイメージに展開することができないでいる、
のではないかと思います。
File Explorerで大きな画像ファイルをタップして「画像とビデオ」で表示しようとするとハングする、
というのもこのあたりのつくりの問題なのでしょう。 File Explorerでは画像のサイズはあらかじめわからないから、ハングするかどうかは一種の賭けだ・・・と思っていましたが、 「画像とビデオ」のサムネイル画面なら画像を一つ選び「プロパティ」メニューを使えばサイズを知ることができます。 表示できないことには変わりがありませんけどね。 スキャナを新調してカラーネガフィルムをスキャンできるようになりました。 ファイルサーバにセーブした古い写真をX01Tでスライドショー表示させて楽しもうと思いましたが、 スライドショー実行中でも数分後にスリープしてしまいます。 これは…そういう仕様なんでしょうね。 ま、うっかりスライドショー状態のまま3時間放っておいたためにバッテリ切れ…よりはマシなのかも。 今現在、サーバ上のひとつのフォルダに画像ファイルが1200 個ありますが、 「画像とビデオ」は912個のサムネイルしか表示しませんでした。 「ファイルが多すぎるために一覧表示できていないものがある」といったような警告もなく、涼しい顔をしています。 質の悪い大学生のアルバイトみたいに無責任なプログラムだ、と思ったのですが、 これは取り扱えるサムネイルの最大数といった設計制約から来ているものではなく、 垂直スクロールバーコントロールの取り扱いのバグのようです。 ブラウザ画面にしておいて画面の縦横を切り換えるととても面白いことが起こります。 こんな基本的な動作の検証さえ行っていなかったのか、行えなかったのか、 行ってイシューに取り上げたものの修正する時間がなかったのか、修正できなかったのか…。 X01Tは当初予定日からずいぶん遅れてリリースされましたが、それでも熟成度はせいぜいがβ版のそれ。 世界中に名の知れた大手メーカーなんだから、 本来ならこんな低品質の製品を世に問うべきではなかったのだろうと思います。 |
お昼においしいそばでも食べたいなと思って、以前から気になっていた山奥のそば屋さんに行ってみました。
が、残念、本年度は23日で営業終了。来年3月中旬に開店とのこと。 仕方なく引き返す途中で、ポゴが川の対岸に見つけた小さな公園で遊ぶことにしました。 1979年以来なんべんも通った道ですが、ワインディングが続く道ゆえ脇見はできず、また多くは夜に走っていたので、 いままで気がつきませんでした。 すべり台とブランコそれに東屋だけの小さな公園ですがポゴは楽しく遊んでいます。 手ぶらで何の気なしに立ち寄ったので、X01Tで小さなムービーを撮りました。 さらに奥に短めながらボブスレー型のすべり台があったので3本目のムービーを撮り、 4本目を撮ろうとしたら・・・ハングアップ。別に意地悪な操作をしたわけでもないのに。 こうなるともうお約束という感じです。 例によってすべてのボタンが利かず、電源キー長押しでも無反応。 最近は裏カバーを取り外してリセットボタンを押すのもずいぶん手慣れてきました。 もうカバーにリセットボタン用の穴をあけてしまおうかと考えています。 [障害による再起動 33回目]: 動画撮影操作でハングアップ-リセットボタンで再起動 |
X01Tを使い始めてすぐにClearTypeを有効にしました。
X01Tを気に入っている理由の一つが液晶パネルと文字表示の美しさなのですが、
ひょっとして出荷状態では有効にできないClearTypeを使っていることがトラブル続きの原因だなんてことはないよなあ? ので、しばらくClearTypeなしで生活してみます。ああ、文字がずいぶん汚くなっちゃった。 |
のんびり元旦。でも世の中ではいろいろ大変な目にあっている人たちもいるようで、のんびりできるのは何より幸せなことだ。 マイクロソフトのZune開発エンジニアたちは緊急呼び出しを食らってしまい、不幸な人たちの仲間入り。 昨日大晦日にMicrosoft Zuneの一部のモデルに起動不能・ハングアップのトラブルが起きました。 騒ぎは全世界的に地球の自転に合わせる形で同時発生したもようです。 呼び出しを受けたエンジニアが調べてみると、Zune の初期30GBバージョンのクロックドライバにバグがあり、 うるう年の大晦日12月31日00時から24時間は起動できず、 あるいは起動中にハングアップするのだそうな。 なるほど、そのクロックドライバは1年がまさか366日あるとは夢にも思わなかったのですね。 Y2Kの騒ぎ、トリンブルGPSエンジンのEOWロールオーバー、 ひかり電話機の内部カウンタのオーバーフローなど、 日付や時刻あるいは通算経過時間・計時処理にまつわるバグは一向に減りませんね。 今回の事案は、おそらくうるう年の処理を含めた基本的な日付処理の要求テストはされていたのだろうと思います。 2006年12月31日から2007年1月1日への年越し処理が正常に動作し、 2008年2月28日・29日・3月1日が正常に動作したのであれば、要求テストはPASSとされたのではないでしょうか。 まさかうるう年の大晦日に問題が出るだなんて、ブラックボックステストでの発見は不可能に近いでしょう。 モジュールデザインレビューあるいはコードレビューでしか発見のチャンスはないと考えるべきでしょう。 今日の今日になって市場不具合が実際に同時多発するまでだれも気がつかなかった、というのも考えさせられてしまうことです。 今回の不具合は30GBモデルにのみ発生し、他のモデルでは出ないというのも、どういうことなんだろう。 使われているクロックデバイスがこのモデルだけ違うのかな? 案外に、レビューで指摘されて366日バグが修正されたのに、 どういうわけか30GBモデルでだけ旧リビジョンのモジュールが使われてビルドされてしまっていたとか? まさかね。 マイクロソフトはすぐにZuneサポートサイトで調査結果を公表、 ただし対策は「1月1日になれば直りますからご辛抱ください」とのこと。 さすがに6時間以内にQAを通してファームウェアを公式リリースするのは無理でしょう。 ニューイヤーイブパーティのために準備した音楽が台無しになってしまったユーザさんもいるでしょうね。 バグのとほほ度も高得点ながら、この情報提供の速さはさすが。 事態は変わらなくても、ユーザを安心させられればずいぶん印象が違います。 マイクロソフトはまた、「次のうるう年までには修正キットを提供します」とサポートサイトで言明していました。 ま、世代交代の早いポータブルオーディオプレイヤーですから、 発売から6年経った2012年12月31日にこの修正をありがたく感じるユーザはかなり少ないと思いますけど。 翻って、X01Tとそのサポート体制といえば、うむむぅぅぅ。 大半の機能に欠点を抱えていて、しょっちゅう機能停止しているのだから、 4年間に1日だけ使えないZuneのほうがよっぽどまとも。 にもかかわらず、開発元・発売元からは何のアナウンスも修正キットの提供もない様子。 ああ、そんな他愛もないバグ一つでBBCニュースのトップページに書かれるZuneがうらやましい。 |
ええっ? うそでしょ?
PlanetaryRadioでも聞きながらビエンタの車内清掃をしようと思ったのに、
メモリカードのなかのトップレベルフォルダのいくつかが見当たりません。 睡眠導入剤を飲んでフォルダ整理をしたから自分のやったことを覚えていない、とかかな? でも 設定→メモリ を使ってメモリカードの利用状況を調べてみると空き容量はわずかです。 覚えていないまま、あるいは操作ミスで知らないうちにファイルをごっそり消してしまった、のではなさそうです。 なくなっているのは出先で読んだり聞いたりするためのファイルを入れておくジャーナルフォルダで、 それらのファイルはファイルサーバに保管してあるもののコピーなので消えても困りません。 が、調べてみるとサブフォルダも結構な数が消えています。げげ。 TCARDでこしらえた蔵書データベースファイルの最新版もないし、Books That Stackのネタに書きためておいた文書もない。 はて、最後にメモリカードのバックアップを取ったのはいつだったっけかな。 こういうときは大きく深呼吸をして冷静になり方法を考えるのが吉。変化点はなんだろう? 昨日何をしたっけかな。 まあ、まずはWindowsMobileを再起動させてみることでしょう。 それでもダメなら、カードリーダを使って別のコンピュータで読み出してみたらどうだろう。 幸いに、システムを再起動したら正常復帰しました。あったはずのフォルダがすべてあります。ふう、よかった。 今回のような、メモリカードにあるはずのファイルが見えないというのは初めてのパターンです。 稀なことなんだろうけど、重要な資料が会議直前に突然消えてしまったら商談がご破算ということにもなりかねません。 ああ怖い。 頻繁なバックアップを行い、重要な仕事はX01Tに頼らずに済む体制を整えておくこと。 昨晩布団の中で英単語を一つ調べようと思いDDCEViewerを起動したものの、 処理中シンボルがくるくる回ったままになってしまいました。 数分待っても一向に変化なし。 そのうち私のほうがスリープモードに入ってしました。 ひょっとしてメモリカードファイルシステムになにか問題でもあるのかな? DDCEViewerやカメラのクラッシュはいずれもファイルシステムの排他処理の異常につまづいている、とかなのかも。 [障害復旧のための再起動 34回目] メモリカード上の一部のフォルダが見えなくなった - 電源シャットダウン&再起動で復旧 それとももしかして、使っているマイクロSDカードとX01Tとの相性が悪いのかな? カードそのものはよく知れたブランドのものなので品質は確かだと思うのですが。 しかしもしそうなら、このページに書いてある障害の大半は直っちゃうかもしれないし、 さんざん垂れた文句をすべて撤回して陳謝せねば。 |
SDメモリカードまわりの設定を変えて、動作の安定度がどう変わるか見てみます。
きちんと機序を明らかにするには関係しそうな項目をひとつひとつ試してみるべきですが、
システムのハングアップは毎日起きているわけでもないので、まずは3つを同時に試してみます。 (1) SDメモリカードドライバの優先度。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\Drivers\SDCARD\ClientDrivers\SDMemory_Class\High_Capacity] DisablePowerManagenent=1 を追加しました。 現在使っているのはSDHCカードではないので、これは関係しないと思うのですが。 |
SDカードドライバの設定を変えたのでDDCEViewerが確実に起動できるようになったかもしれないな、と期待しましたが、
残念、やはりとても時間がかかることがあります。
では、うまく行くときとそうでないときの違いはなんなんだろう。 何回か試しているうちに、X01TがWi-Fi経由で大量のパケットを送受信していることに気がつきました。 Wi-Fiアクセスポイントのトラフィックインジケータがしきりに点滅しています。 あれ? InternetExplorerがバックグラウンドでページをリロードしているのかな? 設定→メモリ を使ってIEをkillしても大量にアクセスしたまま。 ほかのプログラムを一つずつkillしていくと、どうやらDDCEViewerが犯人なようです。 DDCEViewerが起動中に長時間くるくるマークを出しているのは、ハングアップしたのではなくて、 なにやら一生懸命外部にネットワークアクセスしているのです。 辛抱強く観察すると、この処理には約25分を要していることがわかりました。 何回か繰り返してもやはりほぼ25分間、くるくるマークが出たままとなり、その後正常に使用できるようになります。 しかもこの25分間はWi-Fiインターフェイス経由でパケットの送受信を行っているため消費電力も大きく、 サイクルカウントの若いバッテリであっても25%は消費してしまいそう。 電子辞書を4回起動するだけでバッテリが尽きてしまうなんてとんでもないキカイだ! 3週間ほど前に「DDCEViewerの起動中にキー操作をするとハングアップする、図書館に自転車で行って辞書を引いたほうが早い」 などと書きましたが、起動中のキー操作がいけないのではなさそうです。 が、わが中央研究所から市立図書館までは自転車で20分くらいで行けるので、その点は誤っていません。 電子事典社のウェブページを読んでみると、DDCEViewerは辞書の自動更新を行うとか何とか書いてあるので、 ひょっとしてインターネット経由で辞書ファイルのアップデートを行っているのかもしれないな。 どこのサイトにどんなデータを読みに行っているのだろう? パケットキャプチャを試そうにもWi-FiアクセスポイントからWANにはスイッチでつながっているので、 同一セグメントの他のノードからはキャプチャできません。 Noobow6100のFedora Linuxをゲートウェイにしてやればうまくキャプチャできるかな? とスイッチングハブのパケットインジケータを見ながら考えていて、いやまてよ、 X01Tがアクセスしている先はWANポートの光モデムではなくて、ポート#1に接続されたコンピュータ、 つまりNoobow6100 Fedora Linux Sambaサーバだ! 実は、ひょっとしてスパイウエアに取り憑かれていて、 機密文書から何から勝手にインターネットに流出させられているのではないかなどとビビっていたのでした。 イントラネット内ならまだ安心です。でも一体、単なる電子辞書プログラムがわがラボのファイルサーバに何の用があるのだろう? もう一度DDCEViewer起動時のくるくるマークが出ている時間(つまり起動に要する時間)と、 ネットワーク環境の関係を調べてみました。すると、 明らかに関連性があります。し、これらの測定値は繰り返してもほぼ安定しています。 Wi-Fi経由でイントラネットのファイルサーバに接続されているときに顕著に起動時間が伸びるとは・・・これはひょっとして・・・あれか? 鼻息を荒くしてポケットの手を起動し、デバイス設定→システム の画面の「ネットワークフォルダを表示する」のチェックを外し、 X01Tを再起動させ、DDCEViewerの起動時間を測ります。すると、 おおお!! 原因判明! どうやらDDCEViewerは、起動時にすべてのローカルファイルシステムをスキャンして、 自分用の辞書ファイルがないかどうか探しているのです。 ネットワークフォルダを有効にしておくと、 /Networkというパスの下に自分がよく使うリモートファイルシステムをマウントすることができ、 ファイルサーバのシェアをあたかもローカルファイルのようにアクセスできてとても便利です。 が、DDCEViewerは/Networkフォルダ以下も自分のローカルファイルシステムだと思いこんで、 そのツリー構造をすべてサーチしているものと思われます。 現状で/Networkフォルダにマウントしているファイルサーバ上のシェアは2つで、 ボリュームサイズは合わせて120GB、ファイルの総数は約13万。 ご丁寧に13万のファイル名をすべてスキャンしていたのでしょう。 Wi-Fiインターフェイスを使わずGPRS接続しているときにFile Explorerで/Networkフォルダにアクセスしようとすると、 WindowsMobileは接続パスが見つからない旨のエラーを返します。 ということは…GPRS接続時にDDCEViewerを起動したときは5分ほどかかっていましたが、 この間X01TはSoftBankのDNSサーバにウチのファイルサーバとシェア名、 そしてFile Explorerが記憶していたすべてのパス名を問い合わせ、 ことごとくNot Foundを返されていたものと思われます。どひゃ〜!! パケット定額サービスにしておいてよかった!! でもまてよ、もし海外出張に行ってローミング接続を行い、 Outlookで電子メールを書いているときに辞書を引こうとしてDDCEViewerを立ち上げたら… 破産しそうなパケット通信費を請求されちゃうかもしれないってこと? こりゃロシアにダイアルアップさせる手口の昔の悪質アダルトサイトよりもっとタチが悪いんじゃないのかなあ。 もっともこれは、X01T標準では公開されていないネットワークフォルダ機能を有効にしたために起きたこと。 DDCEViewerの開発元を訴えたとしても、保証外のユーザの取り扱いということで勝ち目はないでしょう。 とはいえ、ネットワークフォルダはOSが提供している機能なので、 それを使えば小さなスマートフォンのファイルシステムが実質1テラバイトの容量を持ち、 ローカルファイルの総数が100万個を超えることだってありうる、ということにDDCEViewerの開発チームは気がつくべきだったと思います。 さて、ネットワークフォルダを使うのをやめればDDCEViewerはどうにか我慢ができる16秒で立ち上がってくれるわけですが、 ネットワークフォルダはとても便利なので簡単にあきらめたくはありません。 DDCEViewerに毎回辞書のサーチをさせなくする方法はあるのかな。 ところで、DDCEViewerはほかの多くのWindows Mobile用プログラムと異なり、 画面右上のOKボタンをタップあるいはOKキーを押すとプログラムが終了します。 一つ単語を調べ終わってOKボタンを押すと、次にもう一つ調べたいときにも再度全ローカルファイルシステムをスキャンしてしまい、 16秒かかってしまいます。 辞書ビューワこそOKボタンは最小化のみで、メモリに常駐してくれていればいいのになあ。 思考を中断させないためには、辞書ソフトはせめて2秒以内には起動してもらいたいものです。 |
どこかに具合のいいメモ帳アプリケーションはないものなんだろうか。
メモ帳アプリに対する私の要求は以下のようなものです。 描画機能 描画機能としては、ペン種・ペン色指定ができ、背景色が設定でき、長方形や楕円といったプリミティブがあり、 塗りつぶしができ、矩形選択のカット・コピー・ペーストができる・・・くらいあればいいと思います。 Linux Zaurus SL-C860に付属のドローイングプログラムはちょうどこういったもので、機能面は満足。 しかもCGシリコンの美しい液晶にカラーで描けるので気に入っていました。 4歳になったポゴも使い方を覚え、レストランで食事が出てくるまでの時間に描いた絵がたくさんたまりました。 X01T標準の「メモ」は筆記に主眼をおいたアプリケーションであり、ドローイングプログラムではありません。 ペンの太さや色が選べず、図形プリミティブ描画もないし、絵を描くのは不得意です。 SL-C860からX01Tに変えたとき、ポゴは「これつまんない〜」とがっかりしていました。 X01Tの「画像とビデオ」プログラムは基本的にビューワであり、編集機能はリサイズとトリミング程度でしかありません。 このため、「写真を撮ってそれに手書きで書き込みを入れ、電子メールで送る」というシンプルな操作ができないのです。 これがあるとフィールドでのトラブル時に現地調査隊から対策本部への報告がとてもわかりやすくなるんだけどなあ。 手書き文字認識 PocketZaurusでは手書きでメモを取っておいて、あとで文字認識編集できるインクワープロ機能がありました。 これはすごい、と最初は感動していたのですが、実務現場でなぐり書きした文字はなかなかうまく認識されず、 さりとて正しく認識されるように楷書できれいに書いていたのではのんびりすぎます。 結局インクワープロでの手書き文字認識機能は実際の業務では使いませんでした。 ラスター画像に加えてストローク情報を保持しておかなければならない手書き文字機能は、 そのためにデータフォーマットが独自になってしまう欠点もありますし。 ページの取り扱いとビューワ もうひとつメモの重要なポイントは、ページの取り扱い。 一画面あるいは1ページ描き終えて次を描きたいとき、 いちいち名前をつけてファイルを保存…などとやっていたのでは急ぎのメモは取れないし、思考が中断してしまいます。 すぐさま続けて次のページが描けなくてはいけないし、今までに描いたページをパラパラめくることができ、 またサムネイル表示機能も必要です。 SL-C860のドローイングプログラムはページの概念はなく、一枚のラスターグラフィックスが描けるだけ。 画面がいっぱいになったらファイルを保存し、新規ドキュメントとして次のページを作成する必要があります。 よって手書きメモという文房具としては不満。 ファイル形式 X01Tの「メモ」は固有形式で、Microsoft OfficeファミリのOneNoteに移さない限りデータの再利用はほぼ不可能。 こりゃだめだ。やはり規格公開されているか普及しているフォーマットでないと。 というわけで、そんなに風変わりな要求だとは思っていないのですが、いまだにいいソフトウェアにめぐり合っていません。 Screen Writer で今回、ポーランド生まれのScreenWriterというフリーの手書きメモプログラムを試してみました。 これは基本的にいわゆるScribbleアプリケーションで、ペンの太さは3種類、ペンの色も3種類しかなく、 図形プリミティブの描画もフラッドフィルもなく、とてもシンプルなつくりです。 ペン座標のサンプリングも粗く、すばやく円を描くと多角形として描画されます。 まるでプログラミングセミナーのサンプルみたいな感じ。 しかしこのアプリケーションの美点は、素早く次のページに移れること。 また、4ページあるいは9ページを画面に並べて表示することができ、マルチページの取り扱いが楽です、 描いた図形はBMP形式で保存することができますので再利用性も確保されています。 基本線はいいところに来ているのですが、しかしこのアプリはやはり落第。細かいところに問題がありすぎます。 描いたページはBMPで保存できるものの、それを再度読み込むことができません。 ファイル名をつけて保存するユーザーインターフェイスでは<文字>キーが応答しないのでファイル名の文字種を選べないし、 OKキーが効かないのでアプリケーションを最小化するにはXボタンをタップするしかなく、 とにかくWindowsMobileのユーザーインターフェイス標準をまるで無視しています。 X01Tの"メモ"よりはずっと便利ですが、長く愛用できる代物ではないなあ。 |
取り扱い不適切でむき出しのまま肩の高さからアスファルトの路面に落下。 ああ、やっちゃった。バックカバーのキズ以外にダメージはありませんでしたが、やばかったなあ。 |
メモリカードの設定を変えてからカメラが調子がいいような気がしています。 ひょっとして問題はすべて解決できたのかな? と思ってカメラを起動し、意地悪くアプリケーションの初期化中にキーボードを引き出すと、見事にハング。 今回はカメラアプリケーションだけがハングアップしたようで、設定→メモリ→実行中のプログラムでカメラをkillできました。 が、やはりカメラは爆弾です。 |
朝会社についてニュースでも読もうとしたらウェイクアップできません。本体はほんのり温かく、燃料漏れのようです。
バッテリを取り外して再起動。起動したら目ざましアラームが鳴り始めました。朝一番でバッテリは早くも40%以下。 [障害復旧のための再起動 35回目] ウェイクアップできず - バッテリ外しで再起動 ここのところ安定して動作していたので、昨晩のカメラアプリのハングアップが原因ではないかと疑われます。 カメラがなにやらパワーマネジメントをヘンテコな状態にしてしまっている、とか。 次にカメラをkillしたら、もういちどカメラを起動して正常終了させておこう。 それとも一度おかしくなったら次はもうカメラは使えなくなるかな? |
どうしたわけかオリジナルのバッテリの調子がいいです。
新品のときほどではないのだけれど、朝ウェブでニュースを読み、何回か短時間アプリケーションを使っただけでお昼にはもう残量警告、
ということがありません。夜になっても70%を維持していたり。
本体のバッテリマネジメントの残量推測の学習がうまく行っているとかかな? (そんな機能があるとして。)
それともソフトバンク3Gの基地局が近くにできて、昼間は送信電力が少なくて済んでいるとかなのかな? 電池の持ちが良いと感じ始めたのは、メモリカードの設定関係のレジストリをいじったころからです。 ひょっとして電源管理になんらかの変化がでたのだろうか。 ともあれ、使用頻度の少ない平日はオリジナルバッテリで運用しており、 大容量バッテリパックはスペアとして持ち歩いています。 このペアなら、出先でのバッテリ切れの可能性はまったくないといっていいでしょう。 |
モーターサイクルに乗り始めて峠越えの面白さにはまり、大学生のころ、越えた峠のリストをノートにつけ始めました。
1991年にようやく自分のパーソナルコンピュータを手に入れて、
帳票形式データベースプログラムでこの資料の電子化を始めましたが、その後ほとんど進展せず。 が、今年になって HONDA PS250 を買って14年ぶりにライダー復活したこともあり、峠越えデータベースの再整備を始めました。 OpenOfficeCalcで表として作成するか、電子地図プログラムを使うか、 それとも専用のアプリケーションプログラムを作成するか…と考えましたが、まずはTCARDでやってみることにしました。 TCARDならデスクトップWindowsで作成したデータをWindowsCE版でも読めるから便利だろうなと思ったのですが…うまく行きません。 Windows版で作成したデータをX01Tで開こうとすると、一瞬だけ項目名が表示された後すぐにアベンドしてしまうのです。 X01TのスタートメニューからTCARDを起動すると、最後に取り扱ったデータを読み込んで、すぐさまアベンドしてしまいます。 ええっ、これじゃ別のファイルを読むように指定することもできないじゃないのっ!! ま、これはFile Explorerで正常に取り扱えるTCARDデータファイルをタップしてやればうまく回復できます。 TCARDプログラムそのものが使えなくなってしまったわけではありません。ふう、驚かすなよ。 WindowsCE版TCARDでは画像を取り扱うことはできません。 Windows版で作成した峠越えデータベースには画像が張り付けてありますが、そのへんに問題があるのかな。 それともカードの表示設定、たとえば表示座標とかサイズとかが大きすぎると扱えないのかな。 |
使っている100円ショップの液晶保護フィルムは傷に弱く、ペンの痕が残ってしまいます。
レストランで食事をするたびポゴがドローイングプログラムで女の子の絵を描くので、
パネルに女の子の影がうっすらと残ってしまっています。
やっぱり安物だね。 貼り替えますが、今回も前回の残り、イノマタ化学(株)日本製の電子辞書用フリーサイズ。 結果はすでに見えています。 |
InternetExplorerでウェブサイトを読めなくなってしまいました。
あれ、また先日みたいにソフトバンクネットワークがダウンしたのかな?
そういえば今いる場所は、この間のネットワークダウンしたときとまったく同じ、山の中の茶店の前だ。
もしかして私がここからX01Tで3G接続するとソフトバンクネットが落ちるとか? そんな、まさかね。 先日のネットワークダウンのときは、ダイヤルアップしてもConnection reset by peerエラーで接続できませんでした。 今日は違い、DNSからの応答待ちのような感じ。 Internet ExplorerをCtrl-Qで終了させ、再度IEを起動したら復旧しました。なんだ、やはりX01T側の問題。 その後もTodayの再描画に時間がかかったりもしています。 どうやらメモリ不足が原因の様子。 MediaPlayerでPlanetRadioを再生し一時停止状態にしてあったため、MP3ファイルがオンメモリのままだったことが原因でした。 |
山の中で脱輪しました。詳細はそのうち別途。 携帯電話が使える稜線までは現場から歩いて1時間半かかることはわかっていたので、 救援が来るのにさらに1時間半かかると読んで、暗くなるまでに救援してもらうならば1600時がタイムリミット。 小雨の中4時間ほど奮闘したものの自力脱出できず、制限時間いっぱい。1600時、現場をあとにとぼとぼ13%の上り勾配を歩き始めました。 1720時、携帯電話が使えるはずの東側が開けている稜線に到着。 基地局まではえらく離れているので信号は弱く、X01T単体では安定通話は困難。 でも傘をリフレクタにしてわずかばかりビームを向けたら、かろうじて2Gでリンクが張れ、通話できるようになりました。 車両放棄時にGPSの測位座標表示をデジタルカメラで撮影しておいたので、 普通の地図には載っていない場所でしたが正確に通報することができました。 ここから最寄の人家までは歩いてさらに2時間かかるので、携帯電話のおかげでずいぶん助かりました。 GPSと携帯電話はこんなときには本当にありがたいテクノロジーです。ずぶ濡れで寒かったからそこから結局2時間歩いたんだけどね。 基地局との接続ができないと電池の消耗は早くなります。 弱りかけた純正バッテリだけで、かつ脱出にもがいている間に電源を切っておくことに気が回らなかったら完全にアウトだったでしょう。 幸い大容量バッテリパックを使っていてフルチャージに近かったし、作業中も30分おきにバッテリ残量をチェックし、 十分余裕があることを確認しました。 もし残量が不安であれば作業中にシガーソケットUSBチャージャで充電することもできたし、 さらにオリジナルバッテリパックとモバイルパワーバンクミニもフルチャージの状態でデイパックに入っていたので、 電話機の電源は心配しなくて済みました。 今回X01Tはなすべき仕事をきちっとやってくれました。 感謝! もし稜線についてさあ救援を呼ぼうとしたらハングアップしててバッテリがからっぽだったりしたなら、 X01Tは谷底に放り投げられていたかもね。 |
夕方1830時にX01Tをみたらウエイクアップしません。
電源キー長押しでWindowsMobileが起動しました。いつのまに落ちていたんだろう。
1600時ころまでファルコン号の内装清掃をしていて、MediaPlayerでPlanetaryRadioを聴き、そのあと再生停止にしていました。
カメラは使っていませんし、バッテリ残量は80%以上。どうして落ちたのか原因不明。 昨日、画像が主体のpdfファイルを読もうとしたもののPicselViewerがメモリ不足を訴えるので、 設定→メモリ を使ってすべてのアプリケーションプログラムを止めたりしましたが、 それでも「プログラム実行用メモリ」は80MB以上消費していました。 いま再起動直後にチェックしたら使用量は30MBとちょっと。もしかしてなにかひどいメモリリークが起きていたのかな。 [障害による再起動 36回目] (ウェイクアップできず。電源キーを長押ししたらWindowsMobileが起動) 夜、予定表に一つアイテムを新規登録し、机の上に置いておいたら、いつまでたってもパネルの表示が消えません。 あれれ。 キーの操作にもタッチパネルにもキーボードの開閉にもまったく反応しません。 電源キーを押したら即パネルが消えました。 電源キーを長押ししたらまたまたWindowsMobileの起動画面。 どうしたんだろう、立て続けに2回なんて。 夕方再起動してからはWord Mobileでこの文章を書き、InternetExplorerでニュースを読み、そのあと予定表を使っただけだよ。 いままでしばらく安定して使えていたのですが、なにか変わったのかな。 [障害による再起動 37回目] (反応せず。電源キー長押しで停止、再度長押しでWindowsMobileが起動) |
いのぶ〜
での走行時に経路を記録できたら便利だろうと思い、小さなGPSレシーバ・ロガーを買いました。
X01TにGPSレシーバが内蔵されていたら便利だっただろうなとも思いますが、
経路をログするためにX01Tを朝から晩まで動作させ続けなければならないとしたら大容量バッテリパックでも無理、
結局外部電源に頼ることになってしまうでしょう。
登山用のハンドヘルドGPSレシーバも考えましたが、ちょっと大げさかも。
買ったのはHOLUX M-241。 35mm写真フィルムパトローネ風の外観を持つ小さなモデルです。 本来はデジタルカメラに座標情報を送るために企画された製品なのでしょう。 私のSony Cyber-Shot DSC-H10にはGPS記録可能はないようで残念ですが。 M-241はフォトグラファーベストのポケットに気軽に入るし、単3アルカリ電池1本で12時間動作するのも安心。 1万円を切る実売価格というのもうれしいし。 M-241はドットマトリクス液晶パネルを持っており、測位した座標、速度や累積移動距離を表示することができるので、 単体でも最低限の機能を提供してくれます。 一定時間ごとまたは一定距離ごとにポイント記録したログデータは、USBまたばBluetooth接続でPCに取り込むことができます。 USBまたはBluetooth接続しておけば、M-241はNMEAフォーマットのGPSエンジンとして使うことができます。 X01Tで昭文社SuperMappleDigitalを併用すれば、出先で地図を参照することもできるはず。いろいろな使い方ができそう。 工人舎SA05に超小型Bluetoothトランシーバを取り付け、 アプリケーションプログラムとデバイスドライバをインストールしてまずはM-241の試運転。 コールドスタートもスムースで、とりあえず正常に動作しているようです。 Super Mapple Digital Ver.9との接続も正しく動作しました。 |
HOLUX M-241の付属CD-ROMには、PocketPC用のGPS表示プログラム HOLUX MiniGPS Viewer for PPCが付属してきました。
ので、これをX01Tで試しました。デバイスへのインストール作業はとくに必要なく、EXEファイルをコピーするだけ。 Bluetoothでのペアリングはすぐに済み、MiniGPS Viewerで天空図が表示されました。 測位した座標、フィックスステータス、捕捉している衛星の番号と電界強度、それにDOPを表示するだけのシンプルなプログラムです。 いまから14年前ころにちょうどこんな感じのプログラムを2つ自分で書いたことがあります。 ひとつはCで書いたDOSプログラムで、Noobow8000コンピュータのPC-DOS/V 6.1上で定点観測用として連続稼働させていました。 ログ機能と早回し再生をつけて、衛星が地平線から上ってきて天頂のやや北まで進みまた地平線に消えてゆくさまを見るのは楽しかったなあ。 そのとき使っていたGPSエンジンからはアルマナックやサテライトヘルス情報も取得できたので、 Navstar本部がメーリングリストで提供している衛星運航情報と見比べたり、 WWVが放送していたGPS情報を追確認したりと、ずいぶん楽しめました。 当時、故障して狂っているのに「サテライトヘルス良好」とウソをつきながら回っている困ったちゃん衛星があって、 それが登ってくるととたんに変なことが起きたり、 はたまた別のGPSエンジンではサテライトヘルスをチェックしていないといういいかげんな製品があって (正しくはサテライトヘルスのチェックにバグがある)、 サテライトヘルス異常の衛星からの航法メッセージを鵜呑みにして座標をふっ飛ばしてみたりと、いろいろ楽しいことがありました。 ふたつめのプログラムは実走行記録用で、 PC-9801NS/T500で動作するログプログラムと、プレイバックプログラム。 ログプログラムはN88BASICで10行かそこらのシンプルなもの。 GPSエンジンのシリアルインターフェイスはTTLレベルだったので、MAX232Cを使ったレベルコンバータを自作し、 PC-9801NS/T500のRS-232Cにつないでいました。 プレイバックプログラムはVisualBasic for Windows 2.0で書いたので、 PC-9801NS/T500のWindows3.1JでもNoobow7000のWindows95Jでも動かしていました。 そのうちStreetAtrasとかその姉妹版のMap'N'Goとかが発売されるようになりました。 Map'N'Goは専用のGPSエンジン"TripMate"も含めセットで買いました。 走行軌跡の記録と現在位置の確認はこれでバッチリなのですがルートガイダンス機能はなく、 その後ルートガイダンス機能を搭載したCopilotを買いました。 実際にはこれらPCソフトはすべて、実用とするには性能も使い勝手もダメダメでした。 当時はSAもあったし、マルチパスがある山岳道路やビルが林立する都市部ではしょっちゅう測位座標がふっ飛んでいました。 奇妙なことが起きたときは、家に帰ってから定点観測の記録と突き合わせて、 マルチパスによるものなのかどうか、あるいは衛星の不調または計画メインテナンスによる運用停止のためなのかを調べたりしていました。 かくもGPSの測位精度はひどかったので、GPSだけでカーナビゲーションなど不可能だったのです。 北米のアフターマーケットに初投入されたアルパインのカーナビも試しましたが、 マップマッチングに頼りすぎていたようで、ショッピングモールの駐車場を走っているとすぐ隣のフリーウェイに飛び乗っていました。 日本とアメリカではずいぶん道路事情が違うので、 地図だけアメリカのものに変えただけでは使いものにならなかったのです。 このアルパインはクロカン車でもなければ越えられそうにない急坂未舗装でラッツだらけの丘越えを強要したり、 階段を上れと指示してみたり、ルートがループしてしまっていつになってもフリーウェイのインターチェンジから出られないなどえらくお茶目で、 一日中ナビそのものを楽しんで走り回ったこともあります。 結局落ち着いたのはRockwell PathMaster。 80MBのPCMCIAハードディスクカートリッジをもつこのナビゲーションシステムは、 画面は小さく機能は質素でユーザーインターフェイスも地図も地味だったけれど、 GPSが大狂いしてもさして影響されず、レッドウッドの森の中でも迷わず、運転中はほとんど画面を見る必要がなく、 必要なときだけいいタイミングでボイスガイダンスしてくれ、とても頼りになりました。 インタータウンで地図データが間違っていることが多かったのには閉口しましたが。 さて、そんな昔を思い出しながらX01T上のHolux Mini-GPS Viewer for PPCでしばらく天空図を眺めていたら… X01Tのキーボードがずいぶん熱くなっています。 かなりプロセサパワーを消費するようで、これじゃあX01Tのバッテリはすぐに終わっちゃうだろうな、と考えていたら、ハングアップ。 どうやら処理が重くてX01Tが音を上げている様子。 リセットボタンでX01Tを再起動し、もう一度試すと、やはりハングアップ。 バッテリを取り外して再起動、またまたハング。 そうこうするうちに、Holux Mini-GPS Viewer for PPCはM-241とのリンクを張れなくなってしまいました。 今日のところはこれで断念。 [障害による再起動 38回目] (Holux Mini-GPS Viewer for PPCを使用するとハングアップ。 リセットボタンまたはバッテリとりはずしで再起動。数回繰り返したが傷害としては1回とカウント。) |
当初は動作していたX01T上のGPSビューワがM-241を見つけられなくなってしまった原因は、
X01Tに標準で組み込まれている"External GPS"の設定がまずいのではないかと思われました。
なにしろこのExternal GPSというものがどういった役割をしているのかといった情報はユーザーズマニュアルのどこにも書かれていません。
「プログラムポート」と「ハードウエアポート」とは一体なんなんだろう。
理解できていないのでは正しい設定を知ることはできません。 冷静になって考えてみます。 シリアルポート経由(実際にはBluetoothのSPPが提供する仮想COMポートだけれど)で物理的にコンピュータに接続されているNMEAプロトコルのGPSエンジンがあって、 マルチタスクOS上の複数のレガシーアプリケーションが同時並行してGPSエンジンにCOMポート接続を要求するようなシステムを成立させる必要があるとしたら、 私ならどうするだろう? たぶん間違いなく、GPSエンジンと物理COMポート経由で直接通信する唯一のプロセスを走らせておき、 そのプロセスは複数の仮想COMポートを提供できるようにしておいて、 仮想GPSハードウェアとして応答できるようにしておく。 アプリケーションがハードウェアCOMポートの接続を要求したとき、OSはそれをフックして、素知らぬ顔で仮想GPSへ接続する。 こうすれば、各アプリケーションはそれぞれ自分たち専用のGPSエンジンが接続されていると思うし、 実際のGPSデバイスからはたったひとつのアプリケーションから制御されているように見えるでしょう。 "External GPS"がそういった仮想GPSエンジンであるならば、 「プログラムポート」は仮想GPSエンジンがアプリケーションプログラムに対して提供する仮想COMポートの番号、 「ハードウエアポート」は実際のGPSエンジンが接続されている物理COMポート番号である、ということになります。 そして今私のX01Tが不調なのは、M-241はBluetoothのSPPのCOM4経由で接続されており、 "External GPS"のプログラムポートにCOM4を指定していて、ハードウエアポートは「なし」。 そこにHOLUX Mini GPS Viewer for PPCからCOM4を指定して接続していたため。これじゃワケわかんなくなるよね。 "External GPS"のプログラムポートもハードウエアポートも「なし」にして、 「GPSを自動的に管理する」チェックボックスを外しました。 これで仮想GPS機能は動作せず、 アプリケーションプログラムからGPSハードウエアを直接制御するレガシーなシステム構成となるはず。 試してみると、一発でうまく、かつ安定して動作します。 やったね。 買ったばかりのM-241が不良品ではないことがわかりひと安心。 |
"External GPS"の機能を無効にしてレガシー接続したことによりHOLUX Mini-GPS Viewer for PPCはGPSエンジンと安定して通信できるようになりましたが、
このプログラム自体は安定して動作しません。
NMEAフォーマットのメッセージをテキストで表示させているうちはいいのですが、
天空図を表示させると数分で、ひどいときは1分かそこらでハングアップしてしまうのです。
それもMini-GPS Viewer for PPCプログラムだけが応答しなくなるのではなく、
キーボードもタッチパネルも電源キーさえ反応しなくなる、完全なシステムキラーです。
リセットボタンかバッテリ外ししか回復の方法がありません。
2日前の現象が再現したわけで、これは"External GPS"の設定が正しくなかったのとは無関係ということになります。
どうやら処理が追いついていないかのような動きだったので、GPSとの通信速度を下げてみたりもしましたが効果なし。 [障害による再起動 39回目] (Holux Mini-GPS Viewer for PPCを使用するとハングアップ。 リセットボタンまたはバッテリとりはずしで再起動。数回繰り返したが傷害としては1回とカウント) こりゃこまったな。 でもこのアプリはHOLUX M-241専用というわけではなく、単にNMEAフォーマットのGPSデータビューワなだけのようですから、 同じ機能をもつプログラムはすぐに見つかるでしょう。 で、HOLUXのウエブサイトに行ってみたらより新しいバージョンがあったので、こっちを試します。 MiniGPS Lite for PPCと名付けられたこのプログラムは、 M-241付属CD-ROMに収録されていたMiniGPS Viewer for PPCとはまったく別物のようです。 MiniGPS Lite for PPCもまた、EXEファイルをコピーすればいいだけのインストール不要アプリ。 HOLUXが提供しているファイルの形式がRARだというのは一般大衆には敷居が高いかもしれませんが、 PocketPCとかWindowsCEとかWindowsMobileとかを使う人種には問題ないのかもしれません。 MiniGPS Lite for PPCは安定して動作しました。 ポートスキャン機能がなかったりPDOPは表示されないという点ではMini GPS Viewer for PPCに劣りますし、 Windows Mobile 6 用アプリとしては出来の悪い部分がいくつか見受けられますが、 システムを殺してしまうという害はありませんし、プロセサもさほど熱くなりません。 緯度経度の表示フォントサイズは小さいので、X01Tをいのぶ〜のハンドルバーに取り付けて走行中に座標を知るのは不可能。 GPSエンジンの動作確認以上の用途には使えません。 ちょうどいいフリーソフトでもないかとちょっと探してみました。 結構な数のGPSアプリケーションがありますが、ぴったりのものは見つからず。 |
マイクロソフトのウエブサイトに行き"External GPS"を調べたら、
想像通りこれはGPSエンジンハードウェアとアプリケーションプログラムの間に入るプロセスで、
GPSインターミディエイトドライバ、略してGPSIDと呼ばれるものであることがわかりました。
ピンポン、です。
このへんはさすがマイクロソフト、よく書かれたアーキテクチャ解説書などが多数みつかりました。 GPSIDは私が予想した機能、 つまり仮想COMポートの提供とポート接続要求のフックによって単一のGPSデバイスを複数のアプリケーションで共有する機構を提供します。 これはアプリケーション側でGPSエンジンとの通信プロトコルを処理するいわばレガシーな構成をサポートする機能。 それだけではなく、WindowsはGPS機能に関する新しいAPIを用意しています。 GPSIDは自分の中にNMEAプロトコルのパーサを持っているので、 新しいGPS APIを使えばアプリケーションプログラムはNMEAプロトコルなど知らなくても簡単に高次のGPS情報を入手できます。 なるほど、この新APIを使えば、今後NMEAに代わる新しいプロトコルが出ても、 GPSIDのサブモジュールとしてパーサを用意すれば、アプリケーションプログラムはそのまま使えるわけだ。 で、あ、これってオレが15年前に書いたプログラムと考え方はすごく似てるな。 GPSドライバと高次アプリケーションレイヤの間にジェネリックなインターフェイスレイヤを設計して入れておいたので、 本物のGPSエンジンとファイルからプレイバックするときとでアプリケーションレイヤはまったくいじらなくてよかったし、 独自プロトコルをもつまったく新しいGPSエンジンのエンジニアリングサンプルが手に入ったときも2時間後には基本機能が使えていました。 数秒間GPSエンジンとの通信が途絶えたときはエンジン初期化コマンドを送ってエンジンの再起動を試みる設計でしたが、 その部分に相手のプロトコルを自動判別するロジックを組み込んでおいたので、 プログラムを再起動せずにまったく別のGPSエンジンにホットスワップすることも可能でした。 実際、フリーウェイを時速65マイルで走りながら片手でGPSエンジンだけ別のメーカーのものに交換するようなこともやってました。 というわけでGPSIDの仕組みがわかったところで、 "External GPS"の機能を有効にして、プログラムポートをCOM7、ハードウェアポートはBluetooth SPPで割り当てたCOM4にし、 MiniGPS Lite for PPCからはCOM7で接続。今度は一発で動いたぞ! |
重い腰を上げていよいよSuper Mapple Digital Ver.9 for PPCをインストールします。
X01TとNoobow9100コンピュータをUSBでつなぎ、まずはプログラム本体と検索用データをActiveSync経由でインストールしてみました。
ところが・・・失敗。X01T本体のデータ記憶用メモリが足らないのです。 やむなくプログラム本体もメモリカードに入れることにしました。 .cabを作り、WiFi経由でX01Tのメモリカードに入れ、そこからインストールを実行。 今度はうまく行きました。 まだ地図データは用意していませんが、プログラムは正しく起動し、HOLUX M-241ともすぐにリンクでき、 ビークルシンボルが表示されました。いいぞ。 つぎに地図データ。 とりあえずいのぶ〜の行動範囲として、群馬・埼玉・長野・新潟のベクタ地図ファイルを生成し、 計約200MBのデータをメモリカードにWi-Fi経由でコピー。 結構な時間がかかりましたが、処理そのものは順調に進み、精細な地図が使えるようになりました。 ちょっと試すと、縮尺をズームインするとかなり処理速度が落ちます。 GPSを有効にした状態でBluetoothのリンクが切れてしまうと、データを待つせいなのかほとんどハングアップ状態。 無理やりkillしようとしても殺せません。 Bluetoothのリンクを再び張ったら正常に戻りました。 スマートフォンの小さな画面では実用とするのは辛かろうと思いましたが、なあに結構イケます。 走行中の画面確認はできないでしょうが、ちょっと止まってポケットからX01Tを取り出せばすぐに居場所がわかる、というのはすごい。 もちろん軌跡はマップ上で確認できるし、こりゃいいや。 同じことは工人舎SA5でもできますが、 コンパクトなモデルとはいえマシンを止めてデイパックからPCをとりだし液晶パネルをあけてWindowsへログインするのは面倒。 位置確認はX01Tで、休憩時にルートを検討するのはSA5で、と使い分ければバッチリでしょう。 なおこのインストールにあたってX01Tのメモリカードから音楽MP3ファイルを消去しました。 家電店の開店セールでKenwood MediaKegの1GBモデルが2600円かそこらで買えたので、最近出先での音楽鑑賞はそちらを使っています。 トーンコントロールはプリセットしかなく細かな調整は効きませんが、さすがKenwood、いい音しています。 X01Tの安っぽく歪みっぽい音とはかなり違います。 X01Tのカメラに愛想をつかしてCyberShotを買い、今度はオーディオの音質に愛想をつかしてMediaKegを買ってしまったわけです。 |
前々からヤバそうとは思っていましたが・・・ついに本日予想が現実に。
Arvel AGP04MBK GETPOWER USBバッテリ&アダプタの収納式ACプラグが破損。
ターミナルが相手側ACジャックに刺さったまま取り残され、むき出しになってしまいました。
完全にリコール級の、保安機能の重大な喪失です。ひでえなあ。
このアダプタにはPSEマークが入っていますが、こんな粗悪な製品にPSEマークを発給したお役所も同罪だ。 ACアウトレットに接続できないとなると、ACアダプタとしてもNi-MHバッテリチャージャとしても使えません。 Ni-MHバッテリパックとしての機能しかありません。廃棄処分だな。 1年持たなかったので、販売価格980円も高く思えてしまいました。 廃棄する前に中を開けて見ました。 カバーは接着だろうと思っていましたが、実際にははめ込み式で、簡単に開けられました。 内部からカラカラ音がしていたのは、スイッチング電源のインダクタのコアの一部が欠け落ちた破片でした。 プリント基板上にはんだ付けされているこのインダクタは、電源スイッチのスライドノブとカバー裏で干渉してしまい、 スイッチをONの位置にすると必ず欠け落ちるのです。 3D CADなんてもんを持ち出すまでもなく、こんなもんフツーは試作評価で気がつくだろ? 中国製は出荷検査しないだけじゃなくて試作も性能評価も信頼性評価もやらないんだな。 ひどすぎる!!!! |
今までX01Tを使ってきて経験した不具合は、その多くがパワーマネジメントに絡んでいるような気がしています。
今回Pocket Mapple Digital を使いだして、X01Tのパワーマネジメントがどう動作するのか、ますますわからなくなってしまいました。 Pocket Mapple Digitalを使うとき、そもそもどう動作してほしいのか私の希望を書けば、 ケース1. 出先でちょっと地図を見たいとき 地図を確認し終えたらもう用はないので、何も操作されずに数分間経過したならスリープに入り、バッテリを消費しないでほしい。 ケース2. 走行中・歩行中にムービングマップとして使いたいとき 明示的に終了操作をするまで、スリープに入らず地図を表示 し続けてほしい。バックライトも減光しないでほしい。 誤操作防止のためタッチパネルとキーボードはロックできるようにしてほしい。 ケース3. GPSトラックをログしたいとき 画面は見る必要がないので、明示的に終了操作をするまで、スリープに入らずログし続けてほしい。 バッテリ消費を抑えるために表示は消し、表示が消えている間はプロセサパワー節約のため地図の描画処理は行わない。 誤操作防止のためタッチパネルとキーボードはロックできるようにしてほしい。 現在位置を確認したいときだけ、なんらかの操作でパネル表示をONにでき、自動的に地図の更新描画を行う。 2と3は明らかに矛盾していますね。 どちらの動作をするべきかユーザが選択指示できるようになっていないと、自動で動作モードを選ばせるのは無理な気がします。 パワーマネジメントの設定との組み合わせで対応できるかもしれませんが、出先で行うにはそれなりにハッスルする必要がありそう。 さて、実際にX01TでPocket Mapple Digitalを動作させると、なんだかややこしい振る舞いをします。 a) バッテリ駆動、5分でスリープ、GPS位置取得ON、NMEAログ有効、GPS位置へ地図移動ON、Pocket Mapple Digitalをフォアグラウンドにする しばらくはムービングマップを表示しますが、やがて画面が消えてキーに反応しなくなります。 スリープに入ったように見えますが、完全なスリープではなく、画面が真っ暗な間もPocket Mapple Digitalは動作を続けています。 GPSレシーバからのデータは画面が消えている間もすべてNMEAログファイルに記録されるし、 キーボードを開くなどして画面を表示させるとPocket Mapple Digitalの地図にはすべての航跡が表示されています。 X01Tの筐体は温かくなります。 また、X01T本体の操作をしていないのに画面が表示されてスリープから復帰するときがあります。 → タイムアウトでスリープに入らないようにパワーマネジメントを設定すれば、ケース1が実現。 ただしキーロックはできないので、うっかり電話キーが押されないようにしないと。 大容量バッテリパックであれば、2〜3時間のハイクは問題なし。 b) バッテリ駆動、5分でスリープ、GPS位置取得ON、NMEAログ有効、GPS位置へ地図移動ON、Pocket Mapple Digitalをバックグラウンドにし、TODAY画面にしてキーロック有効にする Pocket Mapple Digitalはバックグラウンドにしても動作は継続されています。 その間もNMEAログは記録されるし、再度Pocket Mapple Digitalをフォアグラウンドにすればすべての航跡が表示されます。 X01Tの筐体は温かくなります。 Pocket Mapple Digitalはバックグラウンドにしているときは、たとえばTODAY画面の操作やスタートメニューの操作はとてもぎこちなくなります。 バックグラウンドで動作し続けているPocket Mapple Digitalがかなりのプロセサパワーを食っている証拠です。 この場合は5分後に画面が消えてキーが効かなくなり、ケース2が実現できそうに思えますが、 実際には画面が消えなかったりするときがあります。 a)のときもb)のときも、キー操作せず5分経って画面が消えたあとで再度勝手に画面が表示されることがあるのは、 どうやらBluetoothの通信リンクが関連していそうです。 画面が消えながら裏ではPocket Mapple DigitalがBluetoothでGPSレシーバからのデータを受信し続けているとき、 GPSレシーバの位置を変えたりするとX01Tの画面が点灯してスリープから抜けます。 画面が真っ暗でもそれなりのプロセサパワーを食い続けているので、 必要がなくなったらPocket Mapple Digitalをきちんと終了するか、あるいはGPSデータ取得をOFFにすること。 さもないとそのうちバッテリー切れになります。 このことから、いまさらながらではありますが、 パワーマネジメントで設定した時間が経って画面が消えスリープに入ったように見えても、 アプリケーションによっては動作し続けるものがあることがわかります。 無限ループに陥った、あるいはとてつもなく長い処理を始めてしまったプログラムがあるときは、 バッテリを浪費し続けるだろうし、ウェイクアップ処理にマシンサイクルを回せないケースが出てくるのかもしれません。 c) バッテリ駆動、5分でスリープ、GPS位置取得ON、NMEAログ有効、GPS位置へ地図移動ON、Pocket Mapple Digitalをフォアグラウンドにしたまま電源キー短押しでスリープに入れる 電源キーで画面を消しスリープに入れた場合は、その後Pocket Mapple Digitalは動作していないようです。画面が消えている間の航跡は記録されません。電源キーやキーボードスライドでスリープから抜けさせると、Pocket Mapple Digital はGPSとの接続が切れた旨を表示し、再度Bluetoothのリンク確立が必要になります。 |
Holux M-241の本体内メモリに記録されたデータを取り出すために、
Holux Logger UtilityというWindowsプログラムが付属しています。
このプログラムはコンパクトで動作は軽く、必要な機能がそろっており、安定して動作しているので基本的にはOKなのですが、
ユーザーインターフェイスに改良の余地があります。平たくいえばトホホな部分が多いのです。 まずは表記。変な英語なのです。Holuxは台湾のメーカーなのになあ。日本人エンジニアは平均してアジア圏の中ではずば抜けて英語がヘタクソなので、日本人が作成したというのならわからなくもないのですが。 たとえば本体内ログデータを消去すると、 Clear Succeed! と出ます。十分意味は通るのですけど、 Successfully cleared. とか、せめて Clear succeeded. とかじゃないのかな。びっくりマークを付けるほど、うまく行くことが珍しいわけじゃないだろうし。 GUIコントロールの配置と意味付けも素人臭さプンプン。 ログデータのクリアを行うボタンがログデータ取得のボタンと並んでいるというのはミスを誘いやすいし、 ログデータクリアのボタンを押すと確認ダイアログなしにいきなり消しに行きます。 取り消しは不可能。罠を仕掛けているとしか思えません。 ウインドウ下部には OK/CANCEL/Apply All/Default All のボタンが並んでいますが、OKもCANCELもアプリケーションを終了します。すごく違和感あり。 フォントの使いかたもプアで、文字が欠けまくっています。 見栄えを良くするためにグラフィックスが貼り付けてあったりしますが、それ以前の基本をしっかりしたほうがいいよ。 ウインドウは固定サイズで、SVGAであればいいのですが、工人舎SA5のように縦480ピクセルだと操作ができないケースもあります。 データを保存するとき、最後に使ったフォルダを覚えていて欲しいとか、 データフォーマット変換は複数ファイルの指定が可能であってほしいとか、 使い勝手の点でもプロの製品なのだからもう一歩研究してほしいところ。 ま、基本動作がきちんとできているので、アマチュアプログラマのフリーソフトだと思っておけば腹は立ちません。 |
X01Tを使い始めて1年7カ月とちょっと経過。
あれこれ文句をいいながら、
「ハイスペック全部入りケータイ」のうちどうにか使いものになる機能だけを結構楽しみながら使い続けています。
2年間の分割払いで買ったので、事故がなければあと5カ月は使うつもりだし、
これなら乗り換えたいと思う製品はまだ出てきていません。
Androidも製品化されましたが、次も案外にWindows Mobileを選んでしまうかもしれないな。 で、本日、docomo向けのWindows Mobile6.1Professional機T-01Aが発売3日目で販売中止のニュース。 なんでも011で始まる電話番号を国際通話と認識してしまい札幌あたりに電話をかけられないとか。 アゴが床に落ちてしまいました。 落ちたアゴを拾って顔に取り付けてニュースの続きを読めば、 国際化対応のソフトウェア変更が仇となって…とか言い訳しているようです。そうじゃないだろ? 完全に放置されたX01Tと異なり、T-01Aの011バグはすぐに修正されるでしょう。 しかしこれほどの明らかで致命的なバグが残っているならば、設計レビューもテストもろくすっぽ行われていないのだろう、 と思わざるを得ません。 X01Tのソフトウェア品質(ひょっとしたら電源制御チップとかのハードウエアも絡んでいるかもしれないけれど)は正直ひどいものだし、 発売以降ただの一回すらバグフィックスのようなユーザーケアがないとあっては、 期待してこの製品を選んだユーザは失望するより他にありません。 が、せめてX01Tの反省を足掛かりにして品質改善活動を行ってくれているものと信じ、 より魅力的な製品を提供してくれるのなら次も東芝を選んでもいいかなと思っていました。 が、今回のニュースでこのひどく寛大な1ユーザも考えを変えざるを得ないようです。 ひょっとするとこの大会社のマネジメントは、 十分な品質を担保するのに最低限必要なリソースすら開発チームに与えていないのかもしれません。 人員を削られ、予算を削られ、納期を短縮され、優秀なチームメンバーが体と心を病んで抜けていき、 残ったスタッフが長時間労働で疲れ果てて腐りかけた脳ミソに栄養剤を打ってなんとか頑張っている・・・ もし本当にそんなふうであるのなら、ミスをしたエンジニアを責めるのは絶対に間違っています。 有名なスポーツ選手に支払った広告出演料は、別のところに投資するべきだったのだろうと思います。 T-01Aのセールスコピーは「日本の本気が見えてきた」。あまりに残酷なコピーです。 |
朝起きて充電のためのUSBケーブルを抜いたときは画面が点灯しましたので正常動作していたと思うのですが、
その後ニュースを読もうとしたらウェイクアップできません。
が、本体はほんのり温かく、プロセサは何かを夢中で処理していたようです。 いつものことだ、とバッテリ外しで再起動させましたが、あれれ、今回は起動途中でハングアップしてしまいました。 画面下のメニューバーにはOKとCANCELが表示されたままで、TODAY画面になりません。 再度バッテリ外しで再起動。今度は正常。ふう。 昨晩は久しぶりに/Networkフォルダを使い、無線LANでFedora Sambaファイルサーバ上のムービーを見たり写真を見たりしました。 PicselViewerもなんべんか使い、「メモリが足りません」のメッセージも何度か出ていました。 MediaPlayer、画像とビデオ、PicselViewerあるいは/Networkフォルダを使うことのどれか、 あるいはそれらの組み合わせがウェイクアップ失敗を招くのでしょうか。 [障害による再起動 40回目] ウェイクアップできず。バッテリ外しで再起動。 |
本体が温かく、ウェイクアップできず。
今度は犯人の目星がついています。
それまでPocketMapple Digitalで地図を見ていました。
縮尺を中域にしてあれば、タッチパネル操作での地図スクロール描画はなんとか実用になる速度が出ます。
で、次に週末が晴れたらどこに行こうかとスクロールを続けていたら、
画面中央に描画中を示すシンボルが表示されたままハングアップ。 なにかにつまづいているのかなと思ってそのまま置いておいたら、 画面が消えてスリープ。 しかしおそらくアプリケーションプログラムは引き続き無限ループ処理を続けていたのでしょう。 「マシンサイクルが無限ループプログラムに占有されたままスリープに入ると、 ソフトウエアによるウェイクアップ処理ができなくなってしまう」ということなのかな。 アプリケーションがハングアップしてしまったときは、 そのままバックグラウンドに放置せずにプロセスをきちんとkillしたほうがよさそうです。 [障害による再起動 41回目] ウェイクアップできず。バッテリ外しで再起動。おそらくPocketMappleDigitalに原因。 |
自動車の助手席に乗って計6時間ほどの移動をする機会があったので、
PocketMapple DigitalとM-241でムービングマップとしての具合をみてみました。
PocketMapple Digitalを起動しGPSレシーバに接続しようとしたら、ハングアップ。
電源キーでWindows Mobileをシャットダウンできたので再起動し、もう一度トライ。
でも同じ現象。GPSレシーバをOFF/ONしてみたり、BluetoothをOFF/ONしてみたりしてもダメ。
結局、Bluetoothの設定でGPSレシーバに割り当てるCOMポートがいつの間にか変わってしまっていたのが原因でした。
これに気づいたのは操作を開始して40分以上経ってから。
今回は良く知ったルートなので別に困りもしませんでしたが、
X01Tの地図とGPSだけに頼って見ず知らずのところに行こうとしていたならパニックだったでしょう。 [障害による再起動 42回目] PocketMappleDigitalがハングアップ。GPSのCOMポート設定がなぜか変わってしまったため。 COMポートの設定がまずくてGPSレシーバとの接続が確立できないとき、PocketMapple Digitalは無反応になります。 さらにこの状態だと設定→メモリ→システム でPocketMapple Digitalタスクを強制終了させることができません。 この状態から抜け出すには、GPSの接続を復旧させるか、電源キーでシステムを落とすしかありません。 GPSからのメッセージをひたすら待ったりせず、タイムアウトのダイアログボックスを出すとか、 ユーザーによるキャンセル操作を受け付けるべきです。このへんのトホホ感は1990年ころの味わい。 外部電源としてMobile Powerbank Miniを使い、スリープタイマを無効にし、助手席でしばらくムービングマップを眺めました。 昔はトランクに積んだVMEラックのシステムでようやく実現できたことがいまやこんな小さなものでできるのだからすごいなあ! ところがそのうち、変なことに気がつきました。自車位置の更新がずいぶん遅れている! 腕時計で測ってみると、40秒以上も遅れています。高速道路なら1kmほどの遅れです。 一般道でもこれでは曲がるべき交差点はとっくに行き過ぎてしまっています。 1分ほど信号待ちすれば追いついてくるかなと思いましたが、青信号で動き出しても、画面上の自車位置が動き出すのはやはり40秒後。 どうやらマップの描画が重くて、更新が間に合わないことがあり、それが蓄積されていってしまうようです。 信号待ちしている間は地図は動かないのだからキャッチアップできそうなものですが、 自車位置が動いていなくてもPocketMapple DigitalはGPSの位置メッセージごとに律義に毎回地図を描画しているとみえて、 それゆえ走っていても止まっていてもマシンサイクルの消費量は変わらないようなのです。 GPS接続を有効にしている限り、プロセサは走りっぱなしで、本体はポカポカ温かくなり、当然バッテリ消費も激しいというわけ。 自車位置の変化が画面上の1ピクセル以下であれば地図描画をスキップするとか、 メッセージキューのたまり具合をチェックして遅れが出そうなら間引くとか、 地図はビューポートよりも大きめに描いておいてブロック転送で済ますとか、 グラフィックスコントローラのレジスタ操作でハードウエアスクロールするとか(Windowsではこれは無理かな)、 技はいくつも思いつきますけどねぇ・・・。 ひょっとしてそれらの技は知的所有権の関係で使えなかったりといった大人の理由でもあるのかな。 遅れがひどいだけでなく、あと10分で帰着というときにPocketMapple Digitalがクラッシュして落ちてしまいました。 それまでのGPSトラックログはすべて失われ、帰りルートの走行経路記録はX01Tにはまったく残りませんでした。 [障害による再起動 43回目] PocketMappleDigitalがクラッシュ。電源ボタンで再起動。 X01Tをいのぶ〜のハンドルに取り付けて、DC5Vのボルテージレギュレータをつくって電源を供給してやれば、 走行中も現在位置確認ができて便利かなと思いました。 が、どうやら能力的・品質的に満足できそうにありません。 どうしてもその機能が必要なら、地図表示ができるハンドヘルドGPSレシーバを使うか、PNDを使うべきです。 X01T用のGPSレシーバを買おうとしたとき、 トラックログはX01T側で記録できるのだからレシーバ側にはログ機能はなくてもいいかなとも思いました。 が、本体内にログ機能を持つHolux M-241を選んでおいて結果的に大正解でした。 乾電池の消耗に注意し、誤操作がないようにキーロックしておきさえすれば、 M-241はトラックログをきっちり残してくれます。 シンプルな単機能を絶対確実に提供してくれる装置のほうが、 何でもできそうで実際にはどれひとつマトモに使えないスマートフォンよりはるかに信頼できます。 |
S!メールが届いたので「了解!」とだけ返事をしようとしたら、SoftBankメールプログラムがクラッシュ。
画面が細かな縦線で埋め尽くされ、キーにもタッチパネルにも反応しません。
電源キー短押しで電源が落ちてしまいました。
SoftBankメールプログラムがメッセージ編集画面が描画し終えないうちにキーボードを引っ張り出したのがいけなかったかな。
電源キー長押しでWindows Mobileが起動しました。 [障害による再起動 44回目] SoftBankメールがクラッシュ。電源ボタンで再起動。 気を取り直して先ほどのメッセージに返信しようとしたら、「利用できません」というダイアログボックス。 目的語がないので、何が利用できないのかさっぱりわかりません。 3Gワイヤレスネットワークが接続できないのか、メールサーバに接続できないのか、それとも相手はS!メールを受信できないのか? SMSメッセージとして再度新規にメッセージを書いたら、今度は送信できました。 結局、「了解!」の一言を返すのに15分もかかりました。すてきだ。 |
X01TのInternet Explorerのお気に入りにあらかじめ焼かれているブックマークのリンク先が荒れ果てていることは前にも書きましたが、
そのひとつ
Club PocketPC
のなかの
「新着」
にある"Trans Island"に飛ぶと、ポルノサイトにつれていかれてしまうのには参りました。
こんなクソブックマークは削除してしまえ。
microsoft.comの管理体制もひどすぎ。
東芝もソフトバンクも全然チェックしていないと見えます。 2009-10-12 追記: いまはもうすこし無害な代替サイトになっています。 Microsoft Updateも7月に入ってからサーバーに接続することができずにいます。 アップデートがまったく行われないだけでなく、サーバにさえ接続できないとは。 ユーザーコミュニテイもほとんど崩壊しているようだし、 X01Tはすでに開発元からも販売元からも大半のユーザーからさえも完全に見捨てられているのではないかと思われはじめました。 すごく期待して2年間月賦で買い、まだ払い終わってもいないのに。こうなれば最後の人柱となるまで楽しんでやろうか。 X01TのWindowsMediaでNASA TVを見ました。 シリコンバレーにいたころは、 シャトルのミッションの間は車で走っていてもデ・アンザ・カレッジのリピータでオービタとMCCとの通信をライブで聴けましたが、 いまやビデオでも見られることになったわけです。 すごい。かなりへたったオリジナルバッテリでは、それでも1時間50分再生できました。 |
もう当たり前すぎて書くのも億劫になってしまいましたが…朝ウェイクアップできず。 [障害による再起動 45回目] ウェイクアップできず。リセットボタンで再起動。 |
最近メモリカードの内容のバックアップをとるには、USBマスストレージを有効にして、
すべてのファイルをファイルサーバにフルコピーする方法をとっています。
が、今回はPC側で読み出せないファイルが3つほど出てきました。
いずれもDicre TCARDのデータファイルです。PC側からは消去すらできません。
何か変わったことでもしているのかな。あるいはファイルシステムが変になっているのかな。 X01T本体のFile Explorerでは操作できます。どれも古いワークファイルだったので、消してしまいました。 |
Outlookを起動したら、クライアントエリアいちばん下のステータスバーが表示されなかったり、
メールテキスト画面の一部が残ったりしています。
初めてのパターン。
設定→システム→メモリ でOutlookをkillしてもう一度Outlookを起動したら正常になりました。
もうどうでもいいや。直せる方法がわかっているなら困りません。 Outlookの受信メッセージは本体側の「データ記憶メモリ」に格納されます。 PocketMapple Digitalをインストールして以来データ記憶メモリの空きが少ないので、 メッセージを100件溜めるのがつらくなってきました。 |
WindowsMediaが出たてで不安定でシステムクラッシャーだったころはRealPlayerを愛用しており、
RealNetworksの有料コンテンツサービスも利用していました。
が、RealPlayerはバージョンアップするたびに重くバギーになり、RealNetworksのサービスも不安定で、
コンテンツは他のサービスにくらべ見劣りするようになってしまいました。
一方でWindowsMediaの動作が安定してきたので、2年ほど前にRealNetworksに見切りをつけてサブスクリプションを止め、
その後はRealPlayerはほとんど使っていません。 X01Tでライブストリームで聴けるラジオがもっとないものか調べていますが、なかなかいいものが見つかりません。 今回 PocketPC用のRealPlayerをインストールしてみました。 かなり古い製品で、縦横切り替えに対応できておらず、出来は良くなく、気合なし。 メニューバーから行けるRealNetworksのウェブサイトはすでに廃墟と化していました。 |
連絡先アプリケーションの画面右上に×ボタンが表示されず、OKボタンを押しても無反応で、 終了することができなくなってしまいました。 スタートボタンでTODAY画面に戻り、もう一度連絡先アプリを表示させたら回復していました。 こんなんばっか。Windows Updateはサーバに接続できない状態が続いています。 |
先週いのぶ〜で峠に行ったとき、M-241 GPSレシーバ・ロガーにおかしなことがおきました。
出発時に新しい電池を入れ、ログをアクティブにし、しっかりキーロックをかけたのに、
2時間30分後に峠でM-241の液晶表示をみるとなぜかログが止まっていました。
本日電車で出かけたときも、X01TのPocketMapple Digitalとの接続がときおり切れることがあります。こりゃ何か変だな。 どうやらM-241の電池ボックスの接触不良のようです。 ポケットから取り出したり、机の上に置くといった軽いショックで電源瞬断リセットされてしまうようです。 あれまあ。アウトドアユースの製品なんだからもっとタフに造ってもらわないと困るなあ。 本体内部、奥のほうの電池端子を引き出すように曲げてバネ性を回復させました。 09/22追記。その後快調に動作しています。 |
ルータのトラフィックランプにふと目をやると、ラボのメインデスクトップ機Noobow9100が、
特にそんなアプリケーションを走らせてもいないのにインターネットにパケットを送信しまくっています。
アプリケーションをすべて閉じても変化なし。
変なサービスでも動いているのだろうかと思いましたが、そんなこともありません。
でもパケットキャプチャしてホスト名を逆引きしてみると、yimg.comなるサイトにひっきりなしにアクセスしています。
再起動しても変わらず。
げげ、ひょっとかしてボットでも入り込んでしまって、DoS攻撃マシンになってしまったか。
セキュリテイプログラムは何の警告をも出していませんが、
新しいパターンファイルがリリースされるまでの約18時間にイントラネットが大規模感染ということもあるみたいだし。 昨日までと何が違うんだろう? と冷静にみると、 Noobow9100にはX01TがUSBでActiveSync接続されています。 X01TからUSBコネクタを抜くと、怪しいパケットはぴたりと止みました。 再度USBコネクタをつなぐとまたパケットの送信が始まります。 X01Tで動作しているアプリケーションをひとつずつ止めていくと、MediaPlayerがリクエスト元であることがわかりました。 ストリームビデオを再生していたのですが、エラーが出てストリームの再生は中止されていました。 それでもMediaPlayerは接続の回復を試みて一生懸命ストリームサーバを呼び続けていたようです。 ActiveSync接続が有効なとき、X01TからのWAN接続要求はActiveSyncホストに送られ、 そこからインターネットに出ていきます。 だからブロードバンドルータのランプの点滅でX01Tがリクエストしまくっていることに気がついたのですが、 これってX01TがGSM接続でインターネットにつながっているときはどう振る舞うんだろう。 同じようにパケット出し放題なんだろうか。 ユーザからみればMediaPlayerは止まっているように見えますが、実は…なのかな。 |
X01Tがハングアップ状態になってしまいました。
電源キー長押しでシャットダウンダイアログボックスは出たので、完全に死んだわけではなかったようですが。
電話接続を無効にしてOutlook連絡先を編集し、そのあと電話を有効に戻してInternet Explorerを起動しただけだよ。 [障害による再起動 46回目] ハングアップ。シャットダウンダイアログで再起動。 |
Outlookの一つのアカウントにメールが190件ほど溜まり、本体メモリを3MB以上占有していたので、
Noobow9100のThunderbirdにサーバからメッセージをダウンロードし、メールサーバのスプールを空にしました。
次にX01TのOutlookで送受信を行えば、X01Tからメッセージが消え、本体メモリに空きができます。 ここのところ月1回ほどのペースでこの手順を行っていますが、 Outlookで送受信を行うと「変更箇所を探しています」メッセージをステータスバーに出したまましばらく何事も起こりません。 5分経っても変化がなければハングアップしたのではないかと不安になってしまいますが、今では慣れてしまいました。 あらかじめスリープモードに入らないようにセットしておいて10分ほど待てば完了。 このアカウントは実質的にメーリングリスト受信用のようなものなので1日5〜6通のメッセージしか届きませんが、 仕事で使うメインアカウントは1日100通なんてザラです。そんな用途にX01Tを使うのは無理なんじゃないかなあ。 |
急に海外出張の必要が発生しました。
明日のフライトで出発せよという指示は、社会人になって2回目です。
海外ローミングサービスは有効にしてありますからX01Tに関しては何もあわてる必要はありません。
が、パケット定額サービスは使えませんので、
X01Tがポケットの中で勝手にダイヤルアップをし始めてとんでもない料金を請求されてしまうことをかなり恐れながらの出張です。
LAXのトランジットターミナルで、X01TはすぐにAT&Tネットに接続しローミングが開始されました。 X01Tは専用の充電器を必要としないというのはすごく気が楽です。 今後電流容量を増大させた新規格USBが普及してくれば、 多くの充電器を持ち運ばなくて済むようになるかな? そういえば最近はユニバーサル電源電圧対応のスイッチングACアダプタばかりになったため、 海外出張のときでも1994年にラジオデパートの野口トランスで買ったステップダウントランスは出番がすっかりなくなっています。 今回のミッション専用に、noobowsystems.orgドメインに新しいメールアカウントを作成し、アメリカ各地に散らばったチームメンバーに割り当てました。 このメールサーバにはwebmail機能があるので、 持参しているコンピュータがインターネット接続できない状況下でも、 空港やホテルのロビーなどにあるパブリックPCを使えば連絡できるだろうと考えたからです。 また、ローミングサービスでは料金が怖くて緊急時以外は使う気になれなくても、 Wi-Fiが使えるところであれば安心してインターネット接続できます。 このへんはWi-Fi接続ができPOPサーバが使えるスマートフォンの利点。 セットアップしたwebmailには、残念ながらX01TのIEからは入れませんでした。 やはりスクリプトで動作しているダイナミックページはX01TのIEは苦手。 ので、X01Tにおいてはwebmailはあきらめて、Pocket Outlookに新しいアカウントとして追加しました。 このメールサーバは送信時は25番ポートではないので、送信サーバ名:ポート番号 とやります。こんなんみんな知ってるよね。 |
出先でのひと工程の作業が終わり、アメリカ人のマネージャと次工程の相談をしていたら、
彼は突然「ちくしょうめっ」と悪態をつき、
それまでメールをチェックしスケジュールを調べていたSamsungのWindows Mobile6スマートフォンを裏がえしてすばやくカバーを開け、
バッテリパックを引き抜き、1秒待ってから再び組み付け、電源キーを押しました。
はっ、はやいっっっ!! この間わずか4秒程度。
アメリカでは仕事ができるヤツかどうかはWindows Mobileのクラッシュからの回復に要する時間で判断できそうだな。 それにしても、あの様子ではずいぶんクラッシュしてるんだろうな。 東芝だけでなく、サムスンも似たようなもんだってことだ。Windows Mobile6.0はとにかくクラップです。 |
X01Tの設定→システム→「時計とアラーム」→「時刻」タブでは「現在地」と「訪問地」の2個所の時刻を設定でき、簡単に切り替えられます。
この時差設定画面では、デイライトセービングタイムの切り替えは自動的に行われます。 ところが、西海岸から東海岸に移動した後、ホテルでのめざまし用にX01Tのアラームを朝の5時にセットしてあるのに、 なんと朝の4時と5時の2回鳴ります。 おいおい、どういうこと? ここ2〜3日はあんまり寝ていないんだから、もうちょっと寝かせてくれよ。 さらに帰国後、アメリカ東部時間で04:05時にセットしていたアラームが、日本時間17:05時にも鳴りだしたのです。 それもアラーム画面ではすべてのアラームのチェックを外してあるのに!! 調べてみると、これは 「Windows Mobile 6 でアラーム発生後に時刻の変更をすると、消したはずのアラームが発生する場合がある」 案件としてマイクロソフトのKB950397で既知の問題でした。 すべてのWindows Mobile6.0に共通の問題のようです。 私の場合も、たしかに西海岸から東海岸へのフライトの朝は4時に鳴るようにセットしていました。 X01Tを使い始めてすでに22ヵ月経つものの、 リーマンショックの影響で昨年夏以降 緊急でないすべての海外出張が中止となり一回も海外に行っていなかったので、 いまになってようやくこの問題に気がついたというわけ。 KB950397では回避策も示されていますが、その手順はかなり面倒。 かわりに一発でゾンビアラームをクリアするプログラムくらい無償で提供してくれてもよさそうなものですけどね。 タイムゾーンをまたいで頻繁に移動するビジネスマンにとってはこれはさぞかし頭痛の種でしょう。 この一件だけをとっても、Windows Mobileはビジネスには使えないと結論づけるに十分です。 あ、観光で海外旅行に行く場合も同じか。 変な時間にたたき起こされたがゆえにお目当てのニューヨークでのレヴューを観逃したりしないようにね。 |
今度は100円ショップのインハウスブランド。貧乏症だなあ。 タッチパネル対応とパッケージに書かれているけれど、どうだろう。 スタイラスのすべりが悪くて減点。 |
大容量バッテリパックが入った小さなケースを置き忘れてしまいました。
どこにかはわかっているんだけど、取りに戻る交通費を払うならもう別のを買ってしまえ。くそ〜。 2009-10-10 X01T用スーパー大容量バッテリ発注 HLI-G900XL 10500円 @ Vis-a-Vis ゾンビアラームのクリア手順は面倒だったのでほったらかしにしておいたら、 いつのまにか変な時間には鳴らなくなっています。おそらく1週間経てば悪霊が退散するのでしょう。 ここのところ変わった使い方をしていないせいもあり、トラブルなく使えています。 |
ちょっとおフトンコンピューティングして、眠くなったのでキーボードを閉じ、
めざましアラームのためにボリュームを上げようとしたのですが、反応なし。
ボリュームキーをしばらくいじってもWindowsキーを押しても応答なし。
面倒になって寝ようとしましたが・・・応答がなくなったのではなくて、えらく遅くなったのでした。
もう少しで寝付けそうになったらX01Tがピン!と音を立てて目が覚め、またうとうとしていたらピン! 人の寝付きを邪魔するなよ。 なんとなく原因は見えているのですが…WiFi接続有効、バックグラウンドにMediaPlayerとPicselViewerがいる、 リモートファイルシステムとローカルファイルシステムとの間でファイルのコピーや移動や削除を行って、 キーボードスライド操作で画面の縦横を切り替える・・・といったあたり。再現実験するほどのヒマは今は無し。 |
ひさしぶりに不調。別のWi-Fiアクセスポイントに接続するためにワイヤレスLANアダプタのIPアドレスをDHCPにしておいたのを、
普段の固定IPアドレスに戻してOKボタンを押したら、いつまでたっても応答なし。
遅いながらも操作には応答するのでハングアップではありませんが、
実行中のプログラムをすべてkillしようとしたらPicselViewerと「設定」が殺せません。
電源キー長押しにも応答せず。面倒になってバッテリパックを外して再起動。 [障害による再起動 47回目] 無線LAN設定変更でシステム不安定 バッテリパック外しで再起動。 X01Tは2年目に突入。X02Tが発売されましたが、ソフトキーボードでは使う気はしないなあ。乗り換えたいモデルが出るまで、X01Tよ、頑張っておくれ。 |
前回と同じ安物。100円のフリーサイズフィルムから楽に3個分は取れるぞ。
ボーナス支給額もひどいものだったので、もう気持ち的に1枚1000円なんていう専用フィルムは買えません。 |
古い文献の電子化作業
を続けています。
Noobow9100の読取革命LiteでOCRし、OpenOffice3 Writerでレイアウト。
OpenOffice3はPDFジェネレータがビルトインされており使いやすいのですが、
縦書き日本語文書のなかに表が入っていて、その表のセル内文字列が横倒しのとき、PDFではセル内文字列の座標が正しく生成されません。
とりあえず文字の横倒しはやめましたが、オリジナルに近いレイアウトができないので残念。 X01Tでは画面サイズからPDF文書を実用的に読むことはできないので、 プルーフ・リーディングのためにWord Mobileにインポートします。 ところが、OpenOffice3でMicrosoftWordの.doc形式で保管し、 X01TのWord Mobileで読み込もうとしたら、 ほとんど全て読み込み終わった後に最後の部分でエラーを起こし、作業に入れません。 これは文書の一番最後に入れてあるテキストボックスの取り扱いでコケているらしく、そこを取り除いたらOK。 ただし、WordMobileは縦書き文書のサポートが不完全で、まともにレイアウトされません。 仕方なく、OpenOffice文書をテキスト形式で保存し、Word Mobileに読み込ませます。 これはもちろんうまく行きました。 200KBのテキストファイルはWord Mobileの.doc形式でセーブし直すと1MBをはるかに超えてしまいます。 本のページ数にしてすでに200ページほどあるのですが、読み込みは速く、スクロールも文字列検索もスムース。快適です。 OCRにつきものの誤認識を直すのが主目的ですが、それにしても間違いだらけ。 OpenOffice Writerで編集していたときには気づかなかったのに。 文字を小さく表示させているときは気づかなくても、きれいで大きなフォントを使えばわかったりとか。 これでよし、と思ってからもさらに5回ほどこの作業を繰り返しました。 まだ全体の6割ほどしか電子化できていません。 まだ先は長いな。とことんレビューしたつもりでもどうしてこんなに見落としがあるんだろう。つくづく人間というのは不完全な装置です。 |
File Explorerでファイル操作ができなくなった例をぐぐってみたら、
同じようなトラブルを抱えて途方にくれている人々の悲痛な叫びがつづられたBBSを見つけました。
なんと
microsoft.comのなかのユーザフォーラム
です。
最初の報告は2007年。そして、直った人もいるようですが、一向に直らない人も少なからずいるようです。
し、最終的な解決策はいまだ見いだされていません。
別のサイトでは2005年のポストもありました。WindowsMobile6固有ではなくて、5のころから内在している問題なのかもしれません。
また、WM6.1で発生している人もいます。WM6.5での報告はまだ見当たらないので、直っていたりするのかも。 私の場合、現在のところファイルが読めなくなったわけではないので、大半のデータは復元可能です。 が、自分のファイルにどうにもアクセスできず、なんの設定変更もできずという絶望的な症状のケースもあるようです。 バックアップをとることもできないのでデバイス初期化を行うわけにもいかず、万事休すなユーザも多いようです。 もっとも、これらの人は別のファイラ、たとえばGSFinderではファイル操作は問題なくできるということに気がついていないのかもしれません。 いっぽうでデバイス初期化をすれば直るのは間違いないようなので、デバイスのハードウェア故障ではなく、何らかのソフトウェア的な障害です。 この問題はさまざまなメーカーのWindows Mobile6機で発生していますので、これらの一連の現象は東芝が悪いわけではありません。 でも問題が顕在化してから少なくとも2年経っていて、しかもmicrosoft.com内のBBSにユーザからのコンプレインが書かれているというのに、 開発元であるマイクロソフトはまったく何も動きがないようです。 こりゃひどすぎるな。 多少手が込んでいてもいじりようがあるのなら、マイクロソフト内部の人間がパワーユーザを装って解決策をポストするくらいはできそうなのに、 そうなっていないところを見ると、簡単にはいかないのかな。 それともそれは、すなわちシステムポリシーを破るテクニックだから、わかってはいてもポストするわけには行かないのかな。 |
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SPB Backupを使ってフルバックアップをとってハードリセットしたあと、
バックアップしたデータをフルレストアしたらトラブルまでもレストアされてしまった…というポストもありました。
もっともな気もしますが、いっぽうこれはヒントでもあります。
バックアップ/レストアがセクタイメージで行われているのならトラブルまでレストアされるのは当然でしょうが、
論理ファイル単位でのバックアップ/レストアであれば、
ファイルシステムのフラグメンテーションやディレクトリ内部の論理的不整合までは再現できないだろうからです。 つまり今私はメモリファイルシステムのフラグメンテーションを疑っていて、 可能な限りのファイルとディレクトリをいったん退避した後に復元すればフラグメンテーションが減るのではないかと想像しているのです。 もっともフラグメンテーションまたはディレクトリの論理破損が原因ならば、GSFinderでなら正常に操作できるという事実を説明できません。 ファイルオーナーとカレントユーザの不一致とか、セキュリティポリシーによる制限がかかっているのなら、 それはシステムレベルでの話であり、すべてのアプリケーションに影響が出るはずです。 ところが、制限が出ているのは一部のアプリケーションだけです。 たとえば、Word Mobileのファイルオープン画面(文書を開いていないときに出るFile Explorerふうの画面)でならファイルの削除やリネームは可能です。 ただしこの画面では標準ではサブフォルダを扱うことができませんから(ひどい仕様だね)、ここだけでFile Explorerの代わりを行うのは無理があります。 企業向けのWindowsMobile用セキュリテイデプロイメントツールのホワイトペーパーを読むと、 特定のアプリケーションに対して選択的に動作を制限するような機能があります。 これを実現するための機構はWindowsMobileのなかに最初から用意されていて、それが何かの拍子に効き始めてしまったのではないかという気がします。 件のマイクロソフトフォーラムでは、Word Mobileで文書を開き、編集して別形式でセーブしたら症状が消えたという報告があり、 実際その方法で回復できたユーザも多くいます。 Word Mobileとこの現象に関連性があるはずがない、と懐疑的な意見もポストされていますが、 コンピュータの世界では風が吹いて桶屋が儲かる的な一見奇妙なことも時折発生しますから、解決へのヒントとして無視するべきではありません。 もっとも私の場合は効果がありませんでしたから、Wordと今回の障害はやはり直接的なものではないでしょう。 ともあれ、解決策がみえないので気休めとして…IEの「お気に入り」など、 2年間ほったらかしだった本体メモリ側のこまごましたファイルのコピーをとり、X01Tからアンロードしました。 本体メモリにずいぶん空きができ、すっきりしました。が、File Explorerファイル操作不能の障害は相変わらずです。 |
この障害とWord Mobileはどうみても関係がないだろう、
というフォーラムでのだれかの意見にかならずしも私が同意できずにいるのは、
デバッグにおいてはどのような可能性をもはじめから完全否定してはならないという教えを信じているからだけではありません。
事実、この障害に気がついた日に行っていた操作でいつもとは違っていたことといえば、
Word Mobileで大きな文書を書いている最中にバッテリ切れで落ちてしまったことでした。
もっともそういったケースは今まで何度もあったので、そのシナリオが即不具合を起こすわけではなさそうですが。 どのような可能性をもはじめから完全否定してはならないという教えは、だれから教わったことではなく、 自分の過去の経験から学んだものです。 ずいぶん昔の大学時代に、同じ研究室の友人がプリンタをつつき始め、 「おれのプリンタは夕方4時すぎになると決まって調子が悪くなる、いろいろいじくってるとそのうち直ってしまう」と言ったものだから、 居合わせていた教授も学生も半分冷たい目でそんな馬鹿なと笑い飛ばしていました。 が、わたしは「おまじない」といいながら彼のプリンタの側面に水着の女の子が表紙のグラビア雑誌を立てかけました。 すると…ドットマトリクスプリンタは快調に印刷を始めたのです。 私のおまじないのあまりの効き目にみんな驚きましたが、私自身もずばり予想が的中したことに驚いていました。 なにしろ彼のプリンタなど触ったこともなかったのですから。 「たねあかし」と私は言いながら、グラビア雑誌をどかし、プリンタの半透明カバーを開け、黒い部品を指さして 「これが紙の有無を検出するフォトセンサ。赤外線発光部の光が受光部に届いたら、紙が切れたと思うわけ。 で、夕方この時間になると、夕日が窓から差し込んで、受光部にお日様の光が直接当たっちゃう。」 今回のWindowsMobile6のこのトラブルは、 残念ながら研究室のプリンタのように一瞬で原因に思い当たることはありませんでした。 何人かの人がうまく行ったWord Mobile操作のおまじないは効き目がありません。 テンポラリフォルダに書き込めない、あるいは異常な見えないファイルが残っているのかもしれないとも思い、 ルート直下の/Tempフォルダを削除してみました。 再起動すると、2003年01月01日のタイムスタンプがついた/Tempフォルダが復活しています。しかしこれも効き目なし。 IEでダウンロード操作ができないのは、リモートページに限られることも発見しました。 noobowsystems.orgのウェブページはバックアップの意味も込めてすべてX01Tのメモリカードにフルコピーがあり、 ネットワーク接続がなくても閲覧できるようにしています。 そのローカルなウェブページでなら、たとえば.wavファイルや.jpgファイルへのリンクをタップすれば対応したアプリケーションでファイルを閲覧できます。 いったんローカルにフルコピーしなくてもいい場合ならうまくいく、ということかな。 大きなファイルをダウンロードすると、データはファイルシステムではなくていったん「プログラム実行用メモリ」に入りますが、 このあたりの問題なのかな。するとメモリマップドファイル関連でなにかある? うう、素人には手がだせそうにないなあ。 |
File Explorerファイル操作できず問題は、ところで、ファイルをカット(Ctrl-X)してほかのフォルダでペースト(Ctrl-V)したときは、
エラーメッセージも出さず、何も起きません。どういうことなんだろうね。
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今回のトラブルのためにX01TのIEではウェブサイトからpdfファイルをダウンロードできないので、
別のコンピュータでダウンロードして赤外線でX01Tにビームしようとしましたが、X01Tがエラーメッセージを出して受信に失敗します。
やはりテンポラリファイルを書き込めないかのような振る舞い。 まさかX01Tから添付ファイルつきの電子メールが送信できなくなってるなんてことはないよね? と試してみたら、やっぱり… 編集中メッセージにファイルを添付できないぞ。 受信するほうはどうだろう。 .jpgファイルをひとつ添付した電子メールをX01Tあてに送ったら、受信はできました。 が、メッセージ表示画面で添付ファイルをタップしてもエラーメッセージが出てしまい、「画像とビデオ」が起動せず、画像をみることができません。 添付ファイルをタップアンドホールドして「名前をつけて保存」しておき、それをFile Explorerで開けば普段通り読めます。 ので、ひと手間多いけれど、添付ファイルを受け取ることはできます。 ActiveSyncが同期に失敗するのですから、「連絡先」に登録してある400件以上の電話番号は外部にバックアップをとることはできません。 バックアップユーティリティを使ってバックアップをとる必要があります。 連絡先は、1件ずつなら赤外線で別のコンピュータに移せることは確認しました。 が、1分に1件を取り出したとすると都合7時間近くかかります。 複数の連絡先をまとめて赤外線で取り出す方法は用意されていないようだし、テキストなりCSVなりXMLなりの汎用形式でデータをエクスポートする機能もありません。 ActiveSyncとOutlookを使うことを前提としている、というか、Outlook以外は使わせたくないという意図なのでしょう。 が、この閉鎖性が、私がアプリケーションソフトウェアカンパニーとしてのマイクロソフトを普段から嫌う最大の理由です。 し、現実にそのために今こうして困ってしまっています。 いろいろいじっていればそのうち回復するんじゃないかと思って辛抱しているのですが、まだダメ。 いったいいつになったら直るんだろう。 ただでさえまともに使える機能が少ないっていうのになあ。今回のトラブルは過去2年1カ月で最大の、ボスキャラ級です。 ・・・こりゃ本当にひどいな。 |
どういうわけかフロントパネルのLEDが充電中を示す赤色に光っています…USBコネクタには何もつながっていないのに。
TODAY画面上部の電源ステータスアイコンは、約10秒おきに充電中と電池残量を交互に表示しています。およよ、こんなのは初めてだ。 なんとなくバッテリの減りも早いような気がします。 表示だけの問題なのか、それとも実際にパワーマネジメントがおかしくなっているのか。 気持ち悪いので電源キーで再起動させたら、復旧。 でもこんな感じでエナジー・ハーベスティング機能があるなら素晴らしいだろうなあ。 [障害による再起動 49回目] 障害による再起動 充電中表示が誤動作。電源キーで再起動。 |
障害を回復するための確実な手順が知られておらず、自然治癒は期待できず・・・。
直すためにはマスタークリアを行うしかなさそうです。
アプリケーションプログラムの再インストールはやむないとして、こまごました設定や情報が消えてしまうのは不便だな。
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なんとSoftbankメールが受信できてないということにいまさらながら気がつきました。
ふだんSoftbankメールをちっとも使っていないということに自分でも驚きましたが。 送信はできているのですが、受信がだめなようです。 あるいは、送信者にはエラーバウンスしていないので、X01Tは受信はできているけれど、それをまったく表示できないのかもしれません。 ふだんプライベートではちっとも使っていないとはいえ、Softbankメールは緊急連絡受信用。これはさすがに困りました。 ので、とうとうマスタークリアを決意。 いじって遊ぶだけの機械ならまだしも、まかりなりにもビジネスユースを謳っているモデルである以上、 何気ない操作でマスタークリアが必要な状況に陥るだなんて絶対に欠陥商品です。ふざけるにも程があるぞ。 [障害によるマスタークリア 1回目] 種々の障害の同時発生 というわけで、X01Tは晴れて出荷時相当の軽やかな動きに戻りました。 やはり2年も使うと気がつかないうちに重くなっていたんですね。 もちろん、ファイル操作等ができない今回の重大な問題は解決しました。 Wi-FiインターフェイスのIPを手動でコンフィグし、Noobow6100 Fedora Sambaファイルサーバに接続し、 GSFinder+やらPocketの手やら、当座必要なツールやアプリケーションをインストールしていきます。 出荷時組み込みの3種類のテーマはどれもいまや実用する気にはならないので、新しいテーマもインストール。 IMEの日本語ユーザ辞書も復旧しました。 |
vCalenderファイルをPCからX01Tに赤外線でビームするときは、28個までならまとめて送信できます。
し、そのままPIMの「予定表」に戻りますので比較的簡単。スケジューラはマスタークリア前の状態に戻りました。 続いて「連絡先」のレストア。退避しておいたvcfファイルを赤外線でX01Tに転送します。 PCから同時に送信できるファイルの数は25個前後。明確な数による制約ではなく、データ量で制限されているように見えます。 30分かところで全データが無事レストアできました。ああよかった。 Media Player関係は何も退避していなかったので、NASA TV
X01Tはクリーンな状態に戻ったので、いままでより安定するかな。 でも、WordMobileで新たに書き足した部分の表示フォントが正しくない、というのはいきなり発生してますね。 |
「連絡先」の全エントリが復旧できましたが、
それぞれのアイテムに指定できる"分類項目"のフィールドがすべて消えてしまいました。
このへんはvCard形式との互換性の問題なのかな。また全部つけ直すのは大変だな。
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朝ニュースでも読もうと思ったら、あれ、電池切れだ。
昨晩は充電しなかったけど、使いきってしまうなんて変だな。
どうやらスリープに入れなかったようです。どういう条件で発生するんだろう。 USBケーブルを差し込んで赤ランプを確認し充電スタート、 Windows Mobileを起動させ、そのままにしておいたら・・・ 充電ランプが消えていて、死んでいます。 あれえ、全然充電できないぞ。 別のUSBケーブルでも、モバイルパワーバンクミニでもだめ。 コネクタをゆすってみても効果なし。げげ、これでとうとう終わりか? 明日の土曜日にソフトバンクショップに行くようだなと思っていたら、 赤ランプがつきました。うう、一体なんなのよ。 深放電しすぎて、ちょっと充電したくらいではシステムが動作できるまでに母線電圧が上がらなかった、のかな。 夜、USBケーブルをつないだままにしておいたら、朝もバックライトが点灯したままになっています。 「30分後にスリープモードに入る」は、実際はスリープに入らないのだろうか? よくわかんないなあ。 |
WordMobileで文書を読んでいて、
縦スクロールバーの下向きボタンが表示されていないことに気がつきました。
いったんOKキーをを押してWordMobileを閉じ、再び開いたら、下向きボタンが正しく表示されています。
私はふだんWordMobileのツールバーは表示させませんが、これを表示させようとしたら、
「表示」メニューでは「ツール バー」にチェックが入っているのに、画面には現れてきません。
文書の最下行がソフトキーメニューバーに隠れてしまって使いにくいなあ。 私はX01Tをポメラのようなシンプルなテキストエディタとして使っているのでWordMobileはしょっちゅう使っているのですが、 こんなのは初めて。 今日は胃の具合が悪くて半日寝転がって文献を読んでました。 ドレーパー研究所から1976年に出された、 "History of Apollo On-board Guidance, Navigation and Control"。 オリジナルのスキャンにOCRをあてたPDFがVirtual AGCのサイトにあるのですが、 やはり読みにくいので、いったんテキストにエクスポートしてからOpenOoffice Writerで整形しました。 デスクトップWindowsとWindows Mobileのどちらでも読みやすい書式を見つけるのはなかなか難しいです。 と、あれ? File Explorerでも同じように縦スクロールバーの表示が変だ。 縦スクロールバーの下端は、画面最下部にぴったり合っています。 でも画面下部にはソフトキーメニュー領域があるので、これに隠れてしまっているのです。 WordMobileが悪いわけじゃなくて、WindowsMobileのGUI制御が変になったみたい。 Word Mobileをいったんkillして開き直したら直りました。 File Explorerも、いったんkillして立ち上げ直したら復旧。 アプリケーションからWindowsに画面サイズを問い合わせたとき、Windowsが嘘をついたかのように見えます。 |
USBマスストレージを有効にしてNOOBOW9100コンピュータにつなぎ、
BeyondCompare3を使ってファイルサーバのファイルとX01Tメモリカード内のファイルとをシンクロさせたあとしばらく放っておいたら、
X01Tはスリープに入っていました。
USBコネクタを抜いてX01Tをウェイクアップさせたら・・・X01T上でメモリカードが見えなくなってしまいました。 [障害による再起動 50回目] 障害による再起動 SDカードが見えなくなった。電源キーで再起動。 |
ワイヤレスマネージャの画面色が変になってしまいました。
すぐに治りましたし、いちいち気にしてたら使ってられないです。 |
液晶保護フィルムを張り換え。 OKボタンが消えたとか、キーに応答しないとか、あいかわらず妙なトラブルはなくなっていません。 が、充電できず異常の件を除けば、ハングアップといえるほどの異常は今のところ出ていません。 とくに大きなウェブページを表示しているInternetExplorerがバックグラウンドにいるときなどはキーボードスライドして画面の縦横を切り替えると数分間応答しなくなりますが、 いまではそういうものだと思って操作せずに待つようにしています。 いつのまにかトラブルを出さない使い方をするようになっているのかな。 それとも昨年末までは、アンインストールしたはずだったのにXRoofの怨霊が取り憑いていたのかな。 Wi-Fiが数日間接続できなくなっていましたが、 アクセスポイントを再起動したら接続できるようになりました。 X01T側の問題ではなさそう。 最近導入したイーサネットメディアコンバータが絡んでアクセスポイントの動作が不安定になっているんだろうか。 次期iPhoneOSはようやくマルチタスク化されるとか、 最新のSymbianOSはマルチタスク化されたとか・・・ ええっ、いままでマルチタスクじゃなかったの? X01Tではおフトンにもぐったまま、 音楽を聴きながらインターネットからファイルをダウンロードしつつ、 ファイルサーバから工人舎SA5に明日のお出かけ用ファイルをコピーさせている間、 WordMobileで文章を書く・・・といったことを普通にやっていますので、 マルチタスク動作はごく当たり前のことと思っていましたけど。 この辺はWindowsMobileが進んでいる部分なのかな。 標準装備のIEでは同時に複数のウェブページを開いておけませんので、ここは不便なままですが。 そのWindowsMobileの今後はというと、ZDNetあたりの記事によれば、 WindowsMobile6.5は技術的にも製品的にも行き止まりで、 次世代はZuneOSをベースにしたものになるとかなんとか。 そもそも、WindowsCEとか PocketPCとか WindowsMobileとか WindowsPhoneとか、 名前がふらふら変わってしまうこと自体、方向性を見いだせないでいることの証に思えてしまいます。 最近のWindowsPhoneのバージョンではタッチオペレーションを強化してなんとかルックアンドフィールを新しく見せようと躍起になっているようですが、 シェルだけいじりまわしてもダメだよな。 いまのところX01Tは快調ですが、いつ壊れてしまう、あるいは壊してしまうかもしれません。 そろそろ次はこれにしようというモデルがあってほしいですが、決定打なし。 |
久しぶりに平日休暇。ようやく春らしいいい天気なので、
いのぶ〜
でどこかへ行こうか。
X01Tをマスタークリアした後PocketMappleDigitalをセットアップしていなかったので、再インストール。
GPSデータロガーの電池も新品を入れ、だいたいのルートも決まったところで・・・
なんだか自分自身の元気がなくなってしまいました。ここのところうつうつが続いていたしなあ。 モーターサイクルを走らせるときは冷静さを保ったまま五感と全身の神経を研ぎ澄ませるべきで、 気合が入っていない状態で乗るとつまらないミスでケガをしがちだと信じています。 気乗りがしないならすっぱりやめておくべき。 で、せっかくの春の休日は、昼寝・・・いつも何かに追い立てられている人間にとって、 結局これがいちばん贅沢な過ごし方です。 PocketMapple Digitalがなにか悪さをしているのか、久しぶりにX01Tはウェイクアップできず。 液晶パネルのバックライトは点灯するものの、それ以外反応せず。バッテリ外しで再起動させました。 [障害による再起動 51回目] 障害による再起動 ウェイクアップできず バッテリ外しで再起動。 |
普段はBluetoothインターフェイスはOFFにしています。
が、File Explorerでなにか一つのファイルを赤外線でほかのコンピュータにビームしようとすると、
ほかのコンピュータをさがすための短い間だけ、
Bluetoothインターフェイスが勝手にONになることに気がつきました。
たとえば航空機の中で、GSMやWi-FiやBluetoothなど電波を発射する機能はすべてOFFにしておき、
赤外線でラップトップとファイル交換をしようとすると、
短い間だけ2.4GHz帯の電波が出てしまうわけです。
いや、それともこれは受信するだけなのかな?
Bluetoothが近隣のノードを検索するプロトコルがどんな仕組みなのか知らないのでどちらだかわかりません。
2.4GHz帯の電界強度計みたいなものもないので実際に確かめることもできないし。
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USBマスストレージ機能を有効にしてUSBホストに接続しても、
X01Tが正しくUSBデバイスとして認識されないことがあります。
今日もそんなふう。再起動したらすぐに正しく認識されました。 [障害による再起動 52回目] 障害による再起動 SDカードが見えなくなった。電源キーで再起動。 USBマスストレージが動作しないことがあるというのは、 どれかのアプリケーションがSDカード上のファイルを排他ロックしたままのために、 OSがSDカード全体を切り離せずにいるということなのかな。 USBマスストレージとしてNoobow9100に接続されているX01TのSRAMカードをネットワーク上で共有し、 資料室のNoobow9000 Windows95からアクセス。 ファイル整理と新しいポッドキャストのダウンロードを行いました。 作業に間があいたのでX01Tはスリープしてしまい、 そのままの状態でUSBコネクタを抜いてから電源キーでウェイクアップさせたら、 X01TはSDカードを認識してくれませんでした。 このパターンは再発。再現性ありです。 [障害による再起動 53回目] 障害による再起動 SDカードが見えなくなった。電源キーで再起動。 X01TをPCにつないでUSBマスストレージとして使っている間は、 X01T本体のFile ExplorerからSDカードは見えなくなります。 USBマスストレージとして動作していてスリープに入り、 ウェイクアップさせずにUSBケーブルを抜くと、 USBマスストレージ動作を終了させるためのイベントをとり逃してしまうため、 SDカードが消えたままになる、ということかな。 |
ZDNetに、
「2010年の、いまのところのスマートフォン トップテン」
Top 10 smartphones of 2010 ... for now By Matthew Miller
なるブログ記事が掲載されていました。 何を持ってしてスマートフォンと定義するのか、ということもあるし、 ユーザニーズも多様だから、私はこの手の記事は真剣に読んだりはしませんが・・・ 紹介されている10機種をみてみると、
ということで、SnapdragonとAndroid2.1エクレアの組み合わせがリードしているように見えます。 つまりこれはARMとLinuxとJavaの組み合わせということでもあります。 個人的にJavaは全然好きになれないんだけれど、次はこっちの方向かなあ。 WindowsMobileはとみると、第9位にようやく1機種。 Symbianにも、WebOSにも負けています。 筆者によれば、WindowsMobile6.5を採用しているHTC HD2はハードウェアのスペックは間違いなくトップクラスなのだが、 だからといってベストな製品と言うわけには行かない・・・ しょっちゅうハングアップして動作が不安定なので1カ月で手放してしまった、とのこと。さもありなん。 手放して間もなくソフトウェアアップデートがあって、動作は安定したらしく、いまならトップ5に入れると思うのだが・・・ と書かれています。 でもさ、ソフトウェアアップデートが提供されて改善されたとはまだ救われてるぜ。X01Tはほったらかしだもんなあ。 一方で、Sharp NetWalkerのカタログを眺めてみました。 超小型、高速起動、高速応答、長時間駆動、Ubuntu上のFirefoxとOpenOffice.org・・・使ってみたいなあ。 老眼の目でA4サイズのpdf文書を読むには小さすぎるでしょうけれど。 でもこれって、Linux Zaurusとどう違うんだろう。 Wi-Fiインターフェイスが内蔵されているだけの話で、 ラップトップスタイルの超小型パーソナル・コンピュータ、 というフレームワークは変わっていないような気がします。 まあ、そういった意味ではLinux ZaurusはすでにZaurusであることをやめていたのだ、と思います。 快適に文書を読むという用途には、やはりiPadクラスのディスプレイサイズが必要でしょう。 でもiPadを常時持ち歩くっていうのもなあ。 iPadはえらく話題をさらっていますし、 「まさか自分がこんなにハマるなんて思わなかった」という人が大勢現れています。 いままでタブレットコンピュータなんて長年にわたり結構な数のモデルが出ては消えていたのに、 どうしてiPadだけがこうもヒットするのか? マウス操作をタッチペンに変えただけのスレートWindowsであったなら、おそらくだれも注目しなかったのではと思います。 クパチーノの秘密結社のマーケティング戦術のうまさ、というのは間違いがないけれども、 確固たるコンセプトがファウンデーションとしてまず構築され、 スクラッチから「かくあるべき」姿に統合的に開発されたソフトウェアとハードウェアの集合体だからこそ、 なのでしょう。 これができるのはアップルだけ、というのは言い過ぎではなさそう。 ひょっとしたら人類はようやくiPadという名の、真の、あるいはいままでのものよりずっと真のものに近い、 ダイナブックを手に入れたのかもしれません。 ・・・なんて書いていたらiPad欲しくなってきちゃった。 超小型PC、巨大スマートフォン、電子ペーパー、iPad。 すくなくとも選択肢は増えてきていますね。 |
USBマスストレージ動作中にスリープに入り、ウェイクアップさせずにUSBケーブルを抜いて・・・
をまたやってしまいました。
また再起動させるのは面倒だなあ。
試しにSDカードを抜き差ししたら、読めるようになりました。
オープンしたままのファイルがあるとヤバいかもしれませんけどね。
そういえばWindowsMobile6ではSDカードのアンマウント操作というのはないみたいだなあ。
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マスタークリアを行ってから・・・カメラを使ってもクラッシュしなくなりました!!
さほど回数は使っていませんが、以前なら間違いなく一度はクラッシュしていたであろう使用回数は超えています。 もしかしたらXRoofを一度インストールしたのちにアンインストールすると、何か変なものが残ってしまうのか、 あるいは何かが書き換えられてしまうのかもしれません。 仮にそうであっても、WordMobileではめったなことではクラッシュしませんでしたから、 カメラプログラムがなにか潜在的な問題を抱えているのであろうことは推測されます。 いずれにせよ、最初の約2年間は、私のX01TはXRoofの亡霊に祟られっぱなしだったってことか。 クラッシュしなくはなったけれど、画質の悪さと反応の鈍さは相変わらず。 ちょっと画像メモを撮りたいとき、この日光写真のような遅さはやはり不便です。 |
File Explorerの詳細モード ファイル一覧表示画面で、アイコンが表示されなくなってしまいました。
スクロールは遅いし、一段上のフォルダに上がれません。こんなことは初めてだ。
タスクマネージャでfileexploere.exeをkillしてからFile Explorerを再起動したら、復活。
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カメラで撮影しただけで即クラッシュというスリルは最近味わえていませんが、撮影直後のプレビューが出なくなりました。
あれ、変だぞ。ちゃんと撮れているんだろうな。念のため繰り返して撮影したら、4ショット目にようやくプレビューが表示され、
「この画像を保存する」キーを押すことができました。 後で見てみると、最初の3ショットは案の定記録されていませんでした。 へへっ、もう付き合いが長いからね。そうやすやすと騙されないよ。 |
代表的な二重星のリストをつくって観察記録を入れておこうと思いました。
Excel Mobileで書いておけばいいかな。元データとしては
http://www.astroleague.org/al/obsclubs/dblstar/dblstar2.html
が良さそうです。 X01TのInternetExplorerには、閲覧しているページをセーブする方法がないし、htmlソースを表示させることもできません (隠し機能か何かで用意されているのかな?) ので、全テキストを選択してクリップボードにコピーし、いったんWordMobileに貼り付けて保存することにしました。 ところが、こんな簡単な仕事なのに、うまく行きません。 セーブしようとするとWordMobileがハングアップ状態になってしまうのです。 X01Tの筐体はどんどん熱くなり、なにか一生懸命働いている様子なのですが、一向に終わらず、時間がたつとスリープしてしまいます。 電源キーでウェイクアップさせると、セーブ作業の続きを始めてしまいます。 さらにこの間、Windowsキーを押しても反応が極端に悪く、どうすることもできません。 食わせたデータが悪かったのかな? 電源キー長押しでシャットダウンダイアログは出たので、電源を切りました。 再起動し、同じことを繰り返すと、まったく同じ状態。 再び再起動して3回目。やはりだめです。今度はWordMobileだけkillして、立ち上げ直しました。 ところが・・・WordMobileが立ち上がりません。いや、立ち上がるのですが、異常に時間がかかるのです。 くるくるアイコンが出たままスリープしてしまい、何度かウェイクアップさせてようやく初期画面になります。 げげ、WordMobile壊れちゃった。どうしよう、一番使うアプリなのに。またマスタークリアなんていやだじょ。 [障害による再起動 54回目] 障害による再起動 Word Mobileが応答しない (3回 再起動を1回としてカウント) いろいろ試してみて、結局このトラブルは2つの原因の同時発生でした。 1: Networkフォルダが有効であったこと。
もしインターネットへの問い合わせパケットを誰かがキャプチャしていたら、 わがラボのイントラネットのフォルダ構成がホスト名・フォルダ名とともに筒抜けだったわけで、 これは重大なセキュリティのコンプロマイズだと思うのですが、マイクロソフトさんとソフトバンクモバイルさんはどのようにお考えですか? え、出荷時無効にしてあるNetworkフォルダ機能を勝手に有効にしたオマエが悪い、ですか。そうですか。そうでしたね。
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発売直後で140万台も売れたiPhone4はさすがにすごいけれど、
一方で持ち方が悪いとアンテナを手で隠してしまって電話が切れるとか、
カメラで写真を撮ろうとするとハングアップするとかで騒ぎが始まっています。
あわてなさんな、iPhoneもようやく普通のスマートフォン並みに技術が追いついてきただけのことですよ。涙。 で、稼働2年6ヵ月を越えた私の愛機X01Tは、数日前からフロントパネルのOKボタンの効きが悪くなってきました。 げげ。今はちょっと強めに押せばいいくらいですが、ひょっとしてそのうち・・・。 |
久しぶりに休日出勤。
オフィスに他には誰もいないのでVertex Standard VX-3でFMラジオでも聴こうと思いましたが、
まったくもってつまらない番組しかやっていません。ので、X01Tでインターネットラジオを聴きます。
充電専用USBケーブルで外部電源を供給しているのに、3G接続でradiokozを4時間ほど聴いたら、
バッテリ残量はずいぶん減っています。
もうわかっていることではありますが、
外部電源を使用していて充電ランプが点灯しているのにバッテリが減っていくというのはやっぱり納得しかねるものがあります。
ポケットラジオとして使う場合の、X01Tスピーカの音質と音量不足も相変わらず不満です。 |
KINはまったく売れずに発売間もなく開発・販売中止になったとか、
WindowsPhone 7はカットアンドペースト機能を持たないとか、
マイクロソフトのモバイルOSに関して聞くのは怪しい雲行きのニュースばかり。
さりとてスマートフォン後進国の日本ではAndroid機はいまだ発展途上。 私のX01Tはというと、フロントパネルのOKボタンの反応がどんどん悪くなってきているし、 Windowsキーも怪しくなってきています。 2個目の大容量バッテリパックもなんだか劣化が始まってきているし、うまく次世代機に引き継げるだろうか。 今朝はなぜかいつの間にか電源が落ちていました。 昨晩寝付くまでの間Wikipediaの記事をいくつか読み、USBケーブルをつないで寝ただけだったんだけどな。 昨晩は「外部電源使用時に一定時間経過後スリープに入れる」チェックボックスを外してありました。 バックグラウンドにいたInternetExplorerがWi-Fiあるいは3Gで頻繁にウェブページを再ロードしていたために電力収支が負になり、 バッテリが切れてダウン、 その後朝までにバッテリの充電がある程度まで進んでいた…といったところかな。 もしそうなら、「障害による再起動」ではなくて「仕様通りの動作」といえそう。 ただし、プロセッサパワーを占有する暴走タスクが本当にあって、 スリープに入れず電力も消費し続けていた場合も、これと同じ結果になるでしょうね。 ユーザが予期できないことであったから、という意味で、厳しいけれど「障害」としてカウント。 [障害による再起動 55回目] 障害による再起動 いつのまにか電源OFF |
やはり女の子、ポゴは算数が得意ではありません。
いまはボローありの十進三桁の減算がどうにかできるようになってきていますが、
時計の読み方が極端に不得意なようです。こりゃ夏休みの課題だな。 で、土曜日の朝 ママが病院に行っている間、 二人でいのぶ〜でレストランに行きブランチ。 食事を待っている間、X01Tでウェブをサーチしたら、 ちょうどよさそうな時計の読み方CAIプログラムが見つかりましたので、これをダウンロード。 VBで書かれているので専用のランタイムライブラリも落とし、 さらにこの実行ファイルはlhaで圧縮されていたのでlhaツールもダウンロードしました。 この3つのファイルをBluetoothでNoobow7100 工人舎SA5に転送・インストールしました。 モーニングセットを食べ終えてから、時計の読み方トレーニングを開始。 ところがポゴは操作の簡単なこのCAIプログラムをすぐにマスターし、 最初のトライでテストモードに全問正解。 どうやらポゴは、アナログ時計を読むことはできるのだけれど、 つまり時刻の概念は完全に把握できているのだけれど、時間の概念・・・10時30分の20分前は何時だとか、 家を8時ちょうどに出発して8時10分についたのだから家からレストランまでいのぶ〜で何分かかるか、 といった、時間経過の概念とその計算方法がまるでダメなのです。 ま、そのうちできるようになるのだろうから心配は不要なのでしょうが、 時間概念をつかさどる領野の開発は遅れ気味のようです。 それともなにか普通の子供とは違った能力が潜在していて、 たとえば将来 時間順序保護仮説を証明するとかしてくれるかな。 ていうか時間にルーズな親の血と生活習慣の影響でしかないとは思いますけど。 ポケットWiFiは便利そうだなと思う反面、常時持ち歩くモノを増やしたくもありません。 それならスマートフォンをPCのモデムとして3G接続するときもパケット定額にしてくれたらいいのにと思います。 月々1500円アップ程度なら今すぐ申し込んじゃうのにな。孫さん、ご検討いただけないでしょうか。 |
そろそろ日本でも最大手のキャリアがAndroidスマートフォンの拡販に力を入れはじめてきています。
でも、若手人気女優が長い髪をなびかせながら「TwitterもMixiもYouTubeも・・・あなたをもっとスマートに」
なんていわれると、スマートって一体何のことなんだ? と叫びたくなります。
対価も払わずに中国だか台湾だか韓国だかの不法コピーアニメを観て、
狭いコミュニティの中に自分の思考を閉じ込め、
みっともない陰口を大衆の面前で大声でささやくことがスマートだって言うのかい? 要するにドコモXperiaのことなんですが、ドコモのXperia製品ページを見ると、 「新感覚エンタテインメントマシン」とのサブコピーが付けられています。 なるほど、エンターテインメントか・・・それなら十分にわかる。 思う存分楽しみ、人生を無駄に過ごしてくれ。 オレだってできることならそうして暮らしたいよ。 というわけで、iPhoneもXperiaも私の中では「エンタメフォン」のカテゴリーに分類されています。 これらはちっともスマートフォンではないのです。 Windows Mobile 6も結局は電話とワイヤレスネットワーク機能付き低機能・低信頼性・低性能マイクロPCに過ぎず、 せいぜいが「ビジネスフォン」と呼べる程度。 それではオマエが期待するスマートフォンって一体何なんだ? |
いままでなぜかX01Tに当初から組み込まれているOpera Browserはほとんど使っていませんでした。
日本語のテキストレンダリングが致命的にダメダメだったからです。 最近 The Planetary Society Blog をよく読むのですが、 このページの本文のテキストサイズはX01TのInternetExplorerでは文字サイズを最大に設定しておいてもえらく小さくて、 老眼の目ではまともに読むことができません。 それではOperaならどうだろう。 日本語のレンダリングはダメとして、英語ページなら使いものになるのかな。 で、試してみたら、どうにもうまく行きません。 ページを読み込ませた後に「ディスプレイ」メニューを操作したりすると、 なにかの拍子に瞬間的に終了してしまうのです。 見ようとしているページが何かOperaを困らせる構造になっているのかもしれませんが、 なにしろクラッシュしてしまうんだから、全く使い物にならないという結論にしかなりません。 つまりこの製品はRCどころかβ版以前の完成度。 こういう製品を組み込んで出荷しておいてそのあと何のサポートもないんだから、ひどい話だよね。 X01Tに組み込まれているOpera BrowserはVersion 8.65。 新しいバージョンなら具合がいいかも。 そこで http://www.opera.com/mobile/ に行って、Opera Mobile 10 Windows Mobile キーボードバージョンをダウンロードし、インストールしてみました。 インストールイメージはX01T本体メモリにとても収まりきらないので、SDカードにインストール。 実行してみると、おお、動いていそうだ。 IMEの挙動との整合が取れていないとか、X01Tのプロセッサでは応答が遅いとか、 いろいろありそうだけれど、最近のデバイス風なタッチパネルを使ったユーザーインターフェイスで、 見た目はよさそう。 しばらくこれを使ってみよう。 |
OracleがGoogleを訴えたのにはびっくりしました。
高い金を払って買ったからにはそれを元に稼げるだけ稼いでやろうって魂胆なのかな。 この手の訴訟はAT&TのUnix訴訟とかアップルがマイクロソフトを訴えたとか (憶えていますか? プレイヤーは自由陣営の戦士となって、アップル帝国の悪の権化マッキントッシュを撃ち落とすというスペースインベーダー型Windows3.0ゲームがありましたよね) 、昔からあったし、IT産業の商慣習であるとさえいえますが、聞いてうれしいニュースではありません。 一般ユーザの知りえない舞台裏ではハリウッド映画さながらのどろどろした駆け引きが行われているんでしょうね。 |
Softbankが海外でパケット定額サービスを始めたというのはうれしい知らせ。
一日1480円というのは、一週間海外出張に行けばそれだけで1万円コースだからかなり高いけれど、
今まで現実的に海外では使えなかったことに比べれば大きな進歩。
しばらく海外に行く予定はありませんが、それまでに一日980円とかにならないかな。 |
充電しようとしてUSBケーブルをつないだらハングアップ。
ワイヤレスマネージャの画面で、タイトルバーには「スタート」と表示されたまま。
キーボードスライドにも無反応。1時間がとこほったらかしてみましたが何も起きず。
電源キー長押しでシャットダウンダイアログが正常に表示され、再移動できました。 [障害による再起動 56回目] USBケーブルをつないだらハングアップ シャットダウンダイアログで再起動 |
やりたいこと・やるべきことは相変わらず山積みですが、
ここのところうつの気がでているので、夜も休日も無理せず、自分を責めずにぐだぐだライフ。
これでは何も問題は解決しないけれど、職場で大ゲロ吐いちゃうよりはマシ。 いままでちょこっと星図を調べたいときのためにX01Tに星図のグラフィックスファイルを用意していました。 が、標準の「画像とビデオ」アプリケーションはズーム操作があって無きが如くだし、 PicselViewerは起動に時間がかかるうえにメモリ不足で動かないことがしばしば。やはり億劫です。 そこで Pocket Stars 6.1 WM6 Professional ARM版 を試用してみました。 このプログラムはつまり電子星座早見盤で、恒星だけでなく太陽・月・惑星やメシエ天体、 彗星も含めてリアルタイムで天体を天空図に表示します。 自在にズームできるので乱視・老眼の目でも読めますし、クラシックな星座早見盤ではとうてい表現不可能な小さな星も見れるし、 その星のバイエル符号やフラムスティード番号も調べられるし、便利。 ヘンリー・ドレイパー番号データベースはないみたいだけれど。 天体の基礎データ、たとえば赤緯赤経や視等級、固有運動や距離も調べられます。 天頂座標表示や、望遠鏡での観測に便利なFOV円表示、観測時にまぶしくないように赤基調の表示にワンタッチで切り替えられるなど、 実使用環境も考慮されています。 色使いもフォントの使い方もきれいで、なにより調子よく動作しており、品質も高そう。これは一本買っておこう。 でも待てよ、いまこれを買ったとして、いつまでオレはX01Tを使うつもりなんだろう。 そして次はどうするつもりなんだろう。 もしAndroidに乗り換えるとなると、 Pocket Starsの開発元 NomadElectronics はAndroid版は出していないから、似たような別の製品をまた買うことになるのかな。 Windows Phone 7に移行するとしても、やはりこのプログラムはおそらく使えません。 Windows Phone 7はマルチタップを採用するためにまったく新規のユーザーインターフェイスを持ち、 それゆえWindows Mobile 6.5以前のアプリケーションプログラムとの後方互換性を捨て去ったとのことですから。 そのWindows Phone 7は、マイクロソフト社内のRTMイベントの際にスタッフがiPhoneとAndroidを棺に入れた挑発的な出しものを作って祝ったとのことだから自信の程がうかがえますが、 正規品の日本語版デバイスが出回るまでにはまだ1年ほどはかかりそうです。 (日本語IMEがあって日本語が書け、きれいなフォントで日本語が表示できるなら、 ユーザーインターフェイスは英語でちっとも困らないですけどね。) 問題は、私の用途に果たしてマッチしているかどうかということ。 カット・アンド・ペーストがない、マルチタスクではない、SDカードスロットを持たない、 以前のWindows Mobile プログラムが動作しない…となると、飛びつこうという気にはなりません。ううむ。 Windows Phone 7がRTMとなり、開発ツールが領布されている今となっては、 どんどんシェアを落としユーザー離れが続いているWindows Mobile 6向けの新たなアプリケーションは出てきそうにありません。 いっぽうマイクロソフトはWindows Phone 7用アプリケーションはアップル製品のようにソフトウェア配布の統制を行おうとしているようです。 安心できる製品が手に入るようになるのはいいけれど、コマーシャルベースに乗らない、 だけれど良くできた特定用途ソフトウェアが出回りにくくなるのではとも思います。どうなんだろ。 |
Opera Mobile 10はフルスクリーンのレンダリングを上手にこなしますが、
ズームと2次元スクロールを繰り返すのはやはりおっくうです。
テキスト主体のページ、たとえばこのページのように非常識に長いテキストページ…を読むなら特にそう。
ふだんInternetExplorerは「一列に表示する」で使っていますが、Opera Mobile10にも同等な「携帯表示」モードがあり、
これを使えばPlanetary Blogもいい具合で読めます。 Opera Mobile 10のユーザーインターフェイスにはまだ慣れていません。 IEなら簡単にできること、たとえばテキスト主体のページの最後に飛ぶ…のやり方がわかりません。 日本語ページの英数フォントがPゴシックのままでカッコ悪いし。 さらにOpera Mobile10は、レンダリングにずいぶんプロセッサパワーを食っている様子です。 画像がたくさん貼られているページを読むと、 スクロールして次の画像が出てくるまでにずいぶん待たされますし、 X01Tの筐体はホカホカ。 スクロールしようとして下カーソルキーを長押しするとキーを離してもカーソルが暴走してしまったり、 ページを読み込み始めた直後にWindowsキーを押すとスタートメニューが表示されないままOperaの動きが止まりまったく操作を受け付けなくなる (右ソフトキーの「中止」を押すとデッドロックから抜け出せます) とか、放り投げたくなることもしばしば。 このへんは、うまい付き合い方を見つけていくしかなさそうだし、適宜IEと使い分けていくようです。 |
2個目の大容量バッテリパックを使い始めてもう11カ月。
充電は2日ないし3日ごとで済んでいますが、それでも150サイクル近く行っているはずで、
事実 朝フルチャージしておいても3時間ほどヘビーに使うと夜にクリティカルローが出るようになってしまいました。
まだ新品の純正バッテリパックよりは容量がありますが、
そろそろまたバッテリ残量を気にする必要が出てきました。 今年のクリスマスまでにいいAndroid機が現れないなら、 3つめの大容量バッテリパックを買ってWindows Phone 7を待つか? そのときもしX01Tの大容量バッテリパックがもう手に入らなくなっていたら? ていうか今チェックしてみたらもう販売終了! げげっ!! でも海外なら…ふう、Portege G900用の3000mA品の在庫があった。今のうちに買っておこうかな。 ほぼ毎年一個バッテリパックを買っていることになります。一日あたりのバッテリパック代は約30円。 |
昨晩大容量バッテリパックの入手性の心配をしたからと言うわけではないのでしょうが、
今日はまったくもってバッテリの具合が変でした。
一晩充電したのに朝バッテリゲージは50%以下。
昼間も数時間充電したのですが、ウェブを30分ほど読んだだけなのに夜にはクリティカルロー。 これは何か変だと思い、実行中のタスクを全てkillしようとしたら、Softbankメールがどうしてもkillできません。 そうか、きっとこいつが無限ループに陥ってプロセッサを動かし続けていて、燃料を無駄食いしていたんだ。 シャットダウンダイアログで再起動したあとは普段通りの充電動作になりました。 [障害による再起動 57回目] 電量消費過大 Softbankメールがkillできない シャットダウンダイアログで再起動 |
何気にウェイクアップさせてWindowsキーを押したら、くるくるマークが回ったまま。
それも1分かそこら後には止まってしまい、まったく無反応に。
電源キー長押しでシャットダウンダイアログは出たので、再起動。
フツーのケータイなら折りたたみをパカンと開いてコンマ何秒かで終わることに5分ほど要しました。
急ぎじゃないからよかったけどさ、ひどいね。 [障害による再起動 58回目] 無反応 シャットダウンダイアログで再起動 Windows Phone 7はまったくの新設計とのことですが、 いままで経験してきたWindows Mobile 6のめちゃくちゃ具合を見れば無理もないことだと思います。 しょっちゅうクラッシュしたりハングアップするマルチタスクOSよりは、ロックソリッドなシングルタスクのほうが何万倍も価値があります。 Windows Phone 7のプレビュー機を試したZDNetのブロガーさんによれば、 5日間使ってクラッシュやフリーズは一度もないとのことですから、バッサリやった価値はあるようです。 [反論] 私がX01Tで初めて障害による再起動に遭遇したのは購入後6日目でした。5日間使っただけではわかんないかもよ。 [別視点] X01TにXRoofをインストールしたら3日目に再起動を要する障害が発生しました。 いっぽう、マスタークリアしてXRoofの亡霊を追い払ってからは障害の頻度がかなり減りました。 マイクロソフトのコードの品質がよくても、ベンダがクラップウェアを標準でインストール済みにしていたなら、 結果は大して変わらないかもしれないよ。 |
OracleがGoogleを訴えたのに続いて、今度はMicrosoftがAndroidに関してMotorolaを訴えました。
自社製品がようやく使いものになって反撃体勢が整ったからそろそろ…という思惑が見て取れます。
が、主張すべきは主張する、ということが悪いわけではありません。
されるがままに不利を被ったり、理不尽な要求に屈したりするのは良くないこと。 ビジネスの世界はかくもどろどろしていますが、国を挙げて理不尽な要求をまくしたてたり、 国際社会の後ろ盾が不十分なまま横暴な脅しに屈してしまったりするのに比べれば、 IT産業の訴訟合戦はまだまだ成熟した紳士の世界と言えるのかもしれません。 とはいえ、コンピュータユーザのほぼすべてが同時にプログラマであった頃の古きよき時代を想い返し、 今もなおフリーダム・イン・コンピューティングを望む人間にとって、 カネと権力とビジネスプランが支配する巨大産業と化してしまったソフトウェア業界はますます息苦しく感じられます。 OpenOffice.orgチームが新しいオーナーシップに馴染めず離脱を図ろうとしているその気持ちは察しがつきますし、だから The Document Foundation は応援したいと思っています。特にあの会社じゃあやりづらいだろうからね。 というわけで、OperaMobile10でLibreOffice3のベータ版をWi-Fi接続でダウンロード。 別にわざわざX01Tでダウンロードしなくてもいいのですが、Operaのテストも兼ねて。 130MB超の大きなファイルで、朝目を覚ましてみると111MBまでダウンロードしたところで止まってしまっています。 Operaのダウンローダにダウンロード再開を指示するとうまく続きを落として正常終了しました。 今日はいつもよりバッテリの減りが早いなあ。 Softbankメールは動いていませんが、エラー表示を出したままのMediaPlayerが裏にいます。 これが無駄食いの原因かな。MediaPlayerをkillしたら、筐体背面の温度が下がったような気がします。 |
DDCViewerで日本語の単語を調べようとしたら、見出し語リストは表示されるのですが、そのうち一つをタップしても Internet Explorer アドレスが無効です。アドレスを確認して、もう一度やり直してください。 とのダイアログボックスが一瞬だけ表示されてすぐ消え、本文が表示されません (一瞬で消えるので、スクリーンキャプチャすることができません)。 はて、何かしらのトラブルが起きているとしても、 なんでこのダイアログボックスのタイトルバーに"Internet Explorer"と表示されるんだろう。 DDCEViewerは表示のためにIEを呼び出しているとかなのかな。 実をいうと原因のひとつは今あなたが読んでいるこのページにあります。 すでに常識外れと言われるほどに長くなったこのページをX01TのIEで読み込むと、すべて完了するまでに数分間かかり、 その間IEがユーザ操作に無反応になります。 このページを表示しているIEがバックグラウンドにいる状態でキーボードスライドを行うと、 IEが必要もないのに再レンダリングを行うため、画面の縦横切り替えに数分間を必要とします。 常識外れの長さとはいえ、しょせんプレーンhtmlのテキストに過ぎないのだから、 500MHzプロセッサをもってすれば1分かかる必要はないはず。 明らかにIEの実装がヘボだと思いますが、現状がそういうことなんだから仕方ありません。 今回このページをIEで読み込み、プログレスバーが消えないうちに垂直スクロールバーのつまみを下にドラッグしたら、 ペンを離した後も画面のスクロールが止まらず、10分近くの間オートスクロール状態になりました。 IEがいつもと違う挙動を取ったわけで、IE内部がなにか不安定な状態になっていたのかもしれません。 ともかく、いったんIEを殺したらDDCEViewerは正常になりました。 今回の本文表示できず障害が発生したら、IEを殺せば治る、ということのようです。 そもそもこのページは楽しいことがいろいろ起きるからどんどん長くなってきたわけで、その意味では自家中毒と言えるかも。 Internet Explorer Mobileにとっては、CCSを使わずにただひたすらtableを並べた構成がつらいのかな? |
朝目を覚ましてX01Tを手にとると、充電中赤ランプがついたまま、本体がほんのり温かく、ウェイクアップせず。
昨晩はOpera でいくつかウェブページを読んで、そのまま電源キーでスリープさせて寝ただけだったんだけどな。
久しぶりにバッテリ外しで再起動。
充電もほとんど進んでいなかったので、出張先の事務所についたらすぐにラップトップ機から充電専用USBケーブルで充電。 [障害による再起動 59回目] ウェイクアップできず バッテリ外しで再起動 劣化が進んでいるとはいえ、大容量バッテリパックを装着したX01Tは普通の使い方ならば出先でバッテリ切れの心配はありません。 でも今回のような燃料漏れが起きると話は違うし、またそれが稀ではありません。 いまもモバイルパワーバンクミニを持ち歩いていますが、 最近は出かけるときに大容量バッテリパックつきNoobow7100 工人舎SA5を持ち歩くことが多く、これを空中給油機として使えます。 ので、モバイルパワーバンクミニの出番は減っています。 リチウムイオン電池はフル充電のまま長期保管しておくことは不得意ですから、 非常用リザーブ電源としてはニッケル水素二次電池を使ったBattery extender IIのほうが向いているかな。 今度はモトローラがアップルを訴えたとか。まるでちび○○さんぼの世界だな。 そのうちおいしいホットケーキができそう。ぜひアップルにはオラクルを訴えてほしい。 iOSを別にすればスマートフォン一番人気のAndroidは、クランキーすぎてダメだ、とユーザに見放されるケースも出てきています。 期待が大きすぎるとかえって悪さばかり目についてしまうのでしょう (このテーマがこのページの副題でもあります)。 いっぽうでWindows Phone 7は、前作Windows Mobile 6があまりにひどくほとんどの人から見捨てられ期待されていないから、 かえって都合がいいかも・・・と見る人もいます。 そのWindows Phone 7のデビューがいよいよ来週月曜日に迫ってきました。 ソフトバンク正規品の、フィジカルキーボードつきモデルはいつごろ出るんだろう。 |
昨晩は出先のホテルのベッドでPocket Mapple Digitalを使って、Outlookでメーリングリストを読んで、
いくつかIEでウェブページを読んでいただけですが、朝 ウェイクアップ不能。
電源キーに応答せず、バッテリ外しで再起動。再起動後のバッテリ残量は60%。 [障害による再起動 60回目] ウェイクアップできず バッテリ外しで再起動 |
せっかくパケット定額契約をしていても大きなファイルは
やはり日本はアメリカから2年遅れというところのようで、2010年冬、国内各キャリアから一斉にAndroid機が出ました。 3年前、日本のスマートフォン市場にはWindowsMobile機しかなかったことを考えると、 勢力地図が完全に塗り変わった感があります。 SoftbankからもフィジカルキーボードつきのAndroid2.2モデルが出ましたから、 仮にX01Tが壊れたとしたら後継機候補が現れたことになります。 Android2.2ではFLASHが使えるというのは大きな魅力です。 いいかえればスマートフォンは元来大きくて重いFLASHを普通に取り扱えるようになったってわけだ。 さて、私はどうしよう。 次世代機選定対象が出現したらなにか安心してしまい、 必要になればいつでも移行できるとわかったので何もあわてて飛びつくこともなかろう・・・ 今便利に使っているアプリケーションからの移行が何よりも億劫。 鳴り物入りの発売から3年、いまやToshiba X01Tは完全に過去のモデルになりました。 発売後数カ月で大多数のユーザーに飽きられ呆れられ見捨てられて、 もはやこれを使っている個人ユーザなんてそうは生き残っていないんだろうなあ。 こうなれば人柱の最後の一本にでもなってやろうか。 |
原因不明。PocketMapple Digitalを開いたままにしていたから? バッテリ取り外しで再起動。残量55%。 [障害による再起動 61回目] ウェイクアップできず バッテリ外しで再起動 |
子供会の会合に出席。
お母さん連中が集まって来年の役員さんを決めます。
開始時刻を8分すぎてようやく現会長さんが議事を開始。
来年の新入学生の人数を伝え、出席者の自己紹介が終わり、
「それでは5年生の父兄の方は話し合って役員を選んでください」といったきり、みごとに60分、ただ待つだけ。
その間、X01Tでいろいろ仕事を整理します。
ほかのお母さんたちはみな勝手にくだらないおしゃべりを始め、子供は会場内で鬼ごっこを始め、
だれもそれを戒めるでもありません。お母さんの会合なんてこんなもの。相変わらずひどいもんだ。 連絡先のなかのエントリを探そうとしましたが、あれ、「連絡先」には検索メニューがないぞ。 こんなときWindowsMobileでは「検索」アプリケーションを使います。 が、そういえばいままで3年もWindowsMobile6を使ってきたのに、「検索」を使ったことはほとんどありませんでした。 検索対象語を連絡先・予定表などの中から探せるのですが、どうにも作りかけ・できそこないの雰囲気で、気合がまったく入っていません。 20年前の初期型Zaurusのほうがよっぽどましだ。 Windowsメニューから「検索」を起動するとバックグラウンドでのインデックス構築かなにかを始めるとみえて、 キーボードの応答が極端に遅くなります。 「検索」を使うのはたいていなにか大急ぎで探したいときのはずなのに、このトロさは致命的。 せっかくマイクロソフト製OSでありながらOffice文書の中身のテキストサーチもできないし。 デフォルトでは「検索」を使うためにはWindowsキー→「プログラム」→「検索」の操作が必要で、 このへんのわずらわしさもWindowsMobile6の弱点で、いまとなっては古臭さを感じさせてしまいます。 ひととおりのデータの方付けが終わって、さて、次はEU法規改定の最新動向でも調べておくか・・・ とInternetExplorerでGoogleサーチをしようとしたら役員さんの一人がきて、 「今年は上級生のお母さんが多いのでその中で全部決まりそうです。低学年の親御さんは本日はお帰りいただいてかまいません。」 むう。 帰ろうとしてX01Tのキーボードスライドをカチャンと閉じたら・・・ あれ、画面が細かい白黒ストライプになり、クラッシュしてしまいました。 週末金曜日の今日は私は気持ちが落ち着いていたのでお母さんたちの悲惨な会議運営にも腹が立ちませんでしたが、 生来ののんびり屋であるX01Tですら我慢しきれなかったようです。 寝る前にX01Tでニュースを読もうとしたら、立ち上がりません。 おそらくハングアップしたままスリープに入れず、バッテリ放電でダウンしてしまったのでしょう。 USBチャージャをつなぎ、システム起動。 [障害による再起動 62回目] キーボードスライドしたらビデオドライバがクラッシュ バッテリ使いきりで再起動 |
中央研究所と第3研究所との間で簡便な情報共有の方法がないかな。
最近カレンダー共有とかいろいろなクラウドサービスが現れているので、試してみようかな。 WindowsMobile6の「メモ」はOutlookとOneNoteを揃えないとWindowsとのデータ共有はできないし、 フォルダ分けをしたりタイトルをつけたりといったデータ整理はWindowsのファイル管理そのままを使わなければならずとても面倒、 複数のメモをプレビューさせて探し出すこともできず。 機能があまりに貧弱で、だからいままでX01Tで書いたメモはほとんどが再利用されることなくただ記憶域を占有していただけでした。 EvernoteはOneNote代替としてずいぶんいい評判を得ているようですから、今更ながらEvernoteを試してみました。 WindowsMobile6へのインストールもアカウント作成もスムース。 UIもシンプルで、すこし首をかしげる部分があるもののおおむね許容範囲内。 テキストも手書きも簡単に、気持ちよく作成できます。 Noobow7100 工人舎SA5 WindowsXP、ヨメのNoobow8200 IBM ThinkCentre WindossXPとも簡単にデータ共有ができます。いい感じだな。 これならWindowsMobile6標準の「メモ」を使わずに済みそうだ。 でも、とても大きな問題が。EvernoteのWindowsMobile版では、作成したノートのローカル保存ができないのです。 デスクトップ版ではオンライン保存ノートとローカル保存ノートを分けてうまく管理できるのですが、 WindowsMobile版ではオンライン保存つまりEvernoteサーバの内容を見たり、 あるいは新規ノートをEvernoteサーバにアップロードするしかなく、ローカルには一切保管できません。 要するにインターネット接続できない場所では書くことはおろか読むことさえできないのです。 これは非常に大きな、致命的ともいえる不備です。 iOS向けバージョンではオフライン機能が実装されているとのことですが、 WindowsMobileバージョンではいまから2年以上も前に多くのユーザによって要請されているのにもかかわらず未だ実装されていないとは・・・。 次に出るとしたらWindowsPhone7用でしょう。 システム的に互換性がなく、消えゆく運命のWindowsMobile6用の新版は出てこなさそうだなあ。 WindowsPhone7はすでに市場に出回り始めているのに、まだEvernoteクライアントが用意されていないというのも解せません。 スマートフォンを情報消費端末あるいはエンターテインメントデバイスとして使うのならともかく、 なにか知的生産活動のために使おうとするのなら、Evernoteはとても便利だし、いったん使い始めたら欠かせなくなりそうなものなのに。 ひょっとして対抗勢力がWindowsPhone7版の開発を遅らせるように政治的な圧力をかけているのでは、とは勘繰り過ぎ? |
レストランでヨメと夕食をとりながら、この冬はどこへ行こうか、前行ったあの氷見の民宿はまだ空きがあるかな、
と、InternetExplorerで民宿のウェブサイトに行ってみると、まともにレンダリングされません。
ので、OperaMobile10を起動したら・・・そのままX01Tが固まってしまいました。キーボードバックランプも灯きっぱなし。 [障害による再起動 63回目] OperaMobile10を起動したらハング バッテリ取り外しで再起動 |
Wi-Fi接続でEvernoteでオンラインのノートを更新し、その後スリープに入り、ウェイクアップさせたらEvernoteが応答しません。
設定→メモリ→システム→実行中のプログラム でEvernoteのkillを試みましたが、死んでくれません。
電源キー長押しでシャットダウンし、再起動したら回復。うう、Evernoteもこんな様子では安心して使えないぞ。 [障害による再起動 64回目] Evernoteがハング 電源キー長押しで再起動 |
People's NoteというEvernoteクライアントがあり、オフラインでも利用できるとのことなのでX01Tにインストールし試してみました。
バージョン番号は0.2ということで、まだまだ開発中の趣がありますが、基本機能は備わっていて、
なによりEvernoteサーバに保管されているノートをローカルのSDカードにコピーしてくれるので、オフラインで読むことができます。
おお、良さそうだ。 しかしノートの編集を試したら、何しろ遅い! まるで8086 10MHzプロセッサで一太郎4を使っているみたいだ。 遅いだけならまだしも・・・evernoote.comにサインインできなくなってしまいました。これじゃだめだ。 |
Softbank Mailプログラムが応答しません。
「通知」ポップアップが出て新着メッセージが届いたことを知らせてくれているのですが、ポップアップの中身は真っ白。
メインのプログラムも無反応。一度killしたら、今度はスタート メニューなどから起動しようとしても反応なし。
まるきり使えなくなってしまいました。仕方なく電源キーで再起動。
届いた問い合わせメッセージに短い応答文を返信するのにまたまた10分かかってしまいました。 [障害による再起動 65回目] Softbank Mailがハング 電源キー長押しで再起動 ZDNetの記事によれば、アメリカでは昨年12月での実働ベースでのスマートフォンのうちWindows Mobile系OSのシェアはなんとわずかに1%。 大半がAndroidとiOSとRIM OSとで94%を占めており、残り6%の半分がSymbian。 Windows Phone7が出たにもかかわらず、Windows Mobile系は完全に「どうでもいいその他のOSのさらにその一部」になっています。 この数字は、全デスクトップコンピュータのOSのうち現在なおも稼働しているWindows98の比率よりも少ないとのことですから・・・ 本当だとすれば悲惨なんてものじゃないな。 いまから3年前はスマートフォンなどというものはごく一部のユーザしか使っていなかった日本では、 これよりもっと極端な結果なんだろうな。 シェアがこんな様子では、サードパーティ製アプリケーションもサービスも集まってくるはずがありません。 |
朝、くるくるマークが出たままハングアップ。原因不明。
昨晩、第3研究所のNoobow9200とWi-Fiでアドホック接続を試していて、
一度はうまく言ったもののその後サーバ認証に失敗していましたが、その影響かな。
電源キー長押しでシャットダウンダイアログは出ましたので再起動し回復。 [障害による再起動 66回目] くるくるマークが出たままハング 電源キー長押しで再起動 |
USBケーブルをつながずに寝たら、翌朝バッテリ切れで死んでいました。なんだろ。 [障害による再起動 67回目] 異常なバッテリ切れ 電源を接続し再起動 |
これだけの規模の災害が発生したら携帯電話なんて使えるはずがないと思っていましたが、
それにしても今回はひどかった!!
ことソフトバンクはネットワークの細さが顕著に現れてしまっていました。
Softbank 3Gのデータ通信は4時間後になんとか接続できて安否確認メールが送信できましたが、音声通話はまったくダメ。
地震発生後6時間経っても発呼できず。
幸い第3研究所は停電にならなかったものの、中央研究所は停電していることが東電ウェブサイトでわかっていましたから、
いつも連絡に使っているEvernoteにメッセージを書き込んでも中央研究所では読み出せませんし、
もしヨメが携帯電話で読もうとしてもまだ接続できないでしょう。
NoobowSystemsファミリーは、
大規模災害時はお互い無理に連絡をとろうとせず各自サバイバルに徹せよということにしてありますので、
無事を信じて第3研究所から中央研究所に戻る方法を検討します。 夜20時30分、かなりの遠回りになるものの、完全渋滞を回避できそうなルートが見つかったので、TDM850を発進。 で、こんなときはやはり公衆電話だな。 一番近いISDN公衆電話を使ったら一発で接続できました。安全が確認されたので、無理せず焦らず心配せず走れます。 地震発生後に送信したヨメへの安否確認メールは、4日後にヨメの端末に届きました。うひゃ。 |
使うことがないことを祈りながら、職場の緊急連絡網をFreeMLに作成。
Pocket Outlookではたとえば10分おきにメールサーバをチェックするようにしたとして着信は最大10分遅れてしまいますし、
バッテリにもかなり負担になります。
ので、モバイル用電子メールアカウントにメールが届いたときにはSMSに自動転送するように設定しています。
このアカウントは急ぎの連絡用としているので普段はあまり着信がありませんが、
今回はFreeMLへのメンバー参加確認メッセージが多数届き、
X01Tを使い始めて以来もっとも頻繁にSoftbank Mailプログラムを使いました。
X01TのSoftbankMailプログラムの出来がとんでもなく悪いことはずいぶん前に書きましたが、
動作の極端な遅さはともかく、クラッシュには至らずに1週間を乗り切ることができました。 X01Tは今となっては化石のような古いスマートフォンなので緊急地震速報受信機能がないのは仕方がないけれど、 うらやましいなあ。 最近ではAndroidでも緊急地震速報プログラムを備えたものが出てきているみたいだけれど、 この手の機能を持たせるならAndroidなんかよりもフィーチャーフォンのシンプルなOSのほうがずっと簡単で高品質に実装できるんだろうな、 きっと。 |
ウェイクアップせず。
デニーズで食事を待つ間ポゴがScreenWriterで落書きしていたくらいであまり変わったことしていなかったけど。
バッテリ取り外しで再起動。 [障害による再起動 68回目] ウェイクアップせず バッテリ取り外しで再起動 |
TODAY画面でSoftbankMailをタップしたら、くるくるアイコンが出たままハングアップ、操作不能。
電源キー長押しには反応したので再起動。 [障害による再起動 69回目] ハングアップし操作不能 電源キー長押しで再起動 |
ホームセンターでスチールラックを買おうとして第3研究所の間取り図を見るためにEvernoteを使用。
その後にスリープから復旧させたらEvernoteがゾンビになり殺せなくなりました。
電源キーで再起動。再現性ありのバグです。Evernoteは使い終えたらすぐに終了する癖をつけよう。 [障害による再起動 70回目] Evernoteがゾンビに 電源キー長押しで再起動 |
ふだんタイトルバーにデジタル時計を表示するように設定していますが、 本日どういうわけかこれがアナログ時計になってしまいました。 ま、ポケットの中でタッチパネルが押されて意図せず設定が変わってしまったんだろうな。 でも、時計表示のデジタル-アナログ切り替えの方法がわからずしばらく苦戦。 時計表示をタップ&ホールドすればいいのだけれど、それを思い出すのにずいぶん時間を食いました。バカ。 |
USBケーブルでPCにつないでも、ActiveSyncも接続できなければUSBマスストレージ接続もダメ。
起動しているアプリケーションをすべてkillしても変わらず。
電源キーで再起動したらすぐOK。またか。
記録を取りそびれたので書いていないことがありますが、この問題はいままで何べんも起きています。 [障害による再起動 71回目] USBで接続できず 電源キー長押しで再起動 |
Evernoteのアップデート版がないかしらと思ってevernote.comに行ってみたら、
Windows Phone 7用は出ていたけれど、Windows Mobile 6用は今使っているものと同じ。
ああ、もう新しいバージョンは出ないんだ。
スリープするとゾンビになってしまう現行バージョンを使い続けるしかありません。 なんだかいまさらAndroidに変えようという気も起こらなくなり、 Pocket Mapple DigitalはまだAndroid用は用意できていないようだし、 バッテリをもう一回買い換えて使い続けてやろうという気になっています。 はたしてX01Tは何台が今でも稼動しつづけているんだろうか。 |
PowerPointプレゼンテーションスライドをひとつ、BluetoothでNoobow7100に転送しようとしましたが、
転送エラーメッセージが表示されてうまく行きません。
Noobow7100 WindowsXPを再起動しても変化なし。でもX01Tを再起動したら一発で接続できました。 [障害による再起動 72回目] BlueToothでファイル転送エラーが出る 電源キー長押しで再起動 Bluetooth経由でのGPSロガーとの接続もあいかわらず不安定。 BluetoothトランシーバをONにし、デバイスのパートナーシップ設定を行い、仮想GPSドライバをセットアップし、 PocketMappleDigitalを起動してGPSトラックを有効にする…を行わなければならず、 この順序を間違うとPocketMappleDigitalがハングアップし、多くの場合システム全体が止まってしまいます。 およそ手軽なものではないし、設定に時間がかかります。 青崩峠の場合は、駐車場を歩き出してからGPS設定を始めたら、仮想GPSドライバの設定中に峠に着いてしまいました。 わずか5分の山歩き、古い峠の歴史を感じながら歩くべきところを、X01Tのパネルしか見ていませんでした。バカ。 |
どういうわけかいつのまにかダウンしていました。電源キーで正常に起動。
ここのところ変わったことをしておらず、IEは使い終わったらほぼテキストだけで軽いホームページ表示にしているし、
以前のように頻繁にクラッシュしていませんでしたけどね。 [障害による再起動 73回目] いつの間にか落ちいてた 電源キーで正常に起動 ZDNetのブログに、WindowsPhone7は現時点でもっとも安定なスマートフォン用OSだ、というものがありました。 AndroidはカーネルもUIもブランチがありすぎ、 またデバイスメーカーのコードもやプリインストールアプリも熟成しないうちにリリースされているので、 どのデバイスもクラッシュフリーとは言えない様子。 私はすでにAndroidに乗り換える気が失せてしまっていますが、これを読むとWindows Phone Mangoを待とうかと言う気になっています。 |
呼び出し音が鳴らなくなってしまいました。再起動して復旧。 [障害による再起動 74回目] 音が出ない 電源キー長押しで再起動 |
充電しようとUSBケーブルをつなぐと、0.5秒ほど赤LEDが点灯し、その直後にいきなり落ちてしまうようになりました。
4回連続で発生。
先日いつの間にか落ちてたのもこれと同じだったようです。
なんでだろ、USB周りの、あるいは充電制御回路周りのハードウェア障害だろうか。
だとするとこれはゆゆしき事態、老兵WindowsMobileもとうとうダウンか。
USBケーブルをつないだ状態で電源キーで起動させると、Windowsスタートアップスクリーンが表示され10秒程度たつとやはり落ちます。 そのときは汎用のUSB電源アダプタを使っていましたが、 Noobow9200コンピュータのUSBポートにつないでも同じことが起きましたので、電源アダプタが壊れたということではありません。 Noobow9200につないだときは2度ばかり突然落ちる現象が出ましたが、 その後落ちずに動作し続け、正常に充電赤ランプ点灯になりました。 ひょっとしてこれはバッテリに関連しているかな。 2個目の大容量バッテリパックが劣化してきていて、USBプラグを差し込むと充電を開始しようとするけれど、 思いのほか充電電流がとられすぎて、USBからの440mA自主規制が作動するとシステム動作を維持するだけの電圧が確保できずにダウン、とか。 であれば、設計時想定外のサードパーティ製バッテリパックを使っている自分に責任があるとも言えますけどね。 でもそうなら、これは面倒だなあ。 [障害による再起動 75回目] USBケーブルつなぐと落ちる (複数回発生したが1回の事象と記録する) [2011-10-12 追記: その後2〜3回再発しましたが、9月中旬以降はこの問題は発生していません。なんでだろ。] |
ウェブページを読んでいたら突然画面がシアン色になりました。
再起動しても回復せず。おそらくハードウェア障害と思います。
大昔家庭のテレビがまだ白黒だった時代、ブラウン管の管面にコントラスト増強用の青いアクリルパネルを取り付けていた頃がありましたが、
ちょうどそんな感じ。1960年代っぽくてレトロ、とか言ってる場合じゃないな。
この日の夜は小雨で、TDM850で中央研究所に戻る際、X01TをRough&Roadウォーターシールドジャケットのフロントポケットに入れていました。
防水ジャケットなのですがポケットの中は少し雨水がしみてくるようで、
ひょっとしたらわずかばかりの水がLCDパネルに入り込んでしまったのかもしれません。
だとするとこれは私のミスユース、大失敗だ!!
あるいは、水とは全然関係がなくて、単なる偶発故障なのかもしれません。 さて困った。 単にごくわずか濡れただけなのならそのうち回復するでしょうが、フラットケーブルに水が入り込んで発錆し接触不良あるいは絶縁不良、 であれば分解しなければ修理できません。 それまで正常だったものがページを読んでいる目の前でパッと色が変わり、そのままずっとシアンがかったままですから、 LCDドライバの損傷という可能性の方が高そう。 リークによってパネルのどこかに絶縁破壊が起きたとか、かも。これはいよいよX01T引退か。 さりとてフィジカルキーボード付きのWindowsPhone7.5はまだ日本では販売されていないし、いまさらAndroidに移行する気もしないし、どうしよう。 ヘソ曲がりの相棒選びはかくも難航。 2011-10-22 LCDパネル発色異常 第3研究所に着いてX01Tをウェイクアップさせたら、おおっ、直っている! しかしこれはぬか喜び。 パネルにわずかな力を加えるとシアン色になったり、戻ったり。 どうやら内部のどこかで接触不良のようす。 でも今日の夕方までは一度も直っていなかったことを考えると、水滴浸入の可能性が一番あり得そう。 月曜日、パネル発色は朝から正常、一日異常は発生しませんでした。よかった、直ったみたいだ。 やっぱり雨水の浸水だったんだな、やばかった、ごめんごめん。 でもこれであわてて納得できないままの製品を買わなくて済む。 っていうかそんなにしてまでWindowsMobile6を使い続ける理由ってなんなんだっけ。 |
ポゴに尋ねられた質問がもとで疑問がわき、数学オンチのくせにリーマンゼータ関数の解析接続について調べ回っています。
数学落ちこぼれにもわかるようにやさしく説明してくれているものはないかなあ。
で、論文を読んでいたらファイルによってはPicsel Viewerが数式を正しく表示できない場合があることがわかりました。
どうもマイナス記号が表示されていないみたいだな。 |
富士通のAndroid機T-01Dが発売当日に不具合発覚、約5200台が売れたけど245件の不具合苦情があったとか。
すごいな、販売台数の5%だ。苦情申し出をしなかったユーザもいるだろうから、実際に発生したのは10%くらいか。
すると10日で全顧客がシステムクラッシュを経験、平均して5日目に経験することになるな。
私がX01Tで初めてシステムクラッシュにあったのが 購入後6日目だったから、T-01DにはX01Tも真っ青ということだ。
(大学を出たあなたならちょっとこの計算はおかしいことに気づけますね? ご自分で計算なさってください。) スマートフォンがごく一部のアーリー・アダプタのための製品であった4年前と異なり今では数多くの一般大衆が手にするようになったわけだし、 なにしろX01Tの時代から4年も経っていますから、製品リリースの品質確認プロセスもずっとよくなっているはず。 にもかかわらずこんな極端に発生率の高いゼロデイデフェクトに気づかなかったとは、いったいどこに落とし穴があったんだろう。 ゼロデイ発覚直後のベンダとキャリアの対応はとても素早く見えますので、リスクマネジメントが定着し効果を出しているのは確かなようです。 [2011-11-22 追記: バッテリ残量が5%を割ったときまたは初回電源投入時に問題が発生する、との発表がありました。 おいおい、バッテリ切れ直前とか初回電源投入時とかは当然テストシナリオに入っているでしょ? やっぱりそれ以外になにか一般ユーザには説明が難しい要因があるのかな。 いずれにしろ、充電してから使い始めたユーザは不具合を経験せずに済んでいるのかな。 もし不具合が初日のみに5%の確率でしか起きないのだとすれば、 X01Tユーザに言わせれば何もニュース記事にするほどのことじゃないでしょ、となります。 なぜなら私がX01Tを使い始めてほぼ丸4年、今までに76回の障害再起動。 76÷(365.25 × 4) = 5%。 つまりX01Tは、T-01Dと同じ障害発生率が毎日つづいていることになるのですから。] さて、X01Tのバッテリはスマートフォンらしい使い方をすると2時間ちょっとでクリティカルローになってしまうようになりました。 純正標準バッテリなみまで容量低下しています。 さらに増槽としてのモバイルパワーバンクミニも容量減が明らか。 先日 いのぶ〜 で出かけた先でバッテリ切れになり、林の中を歩きながら工人舎SA5のUSBポートから充電する羽目になってしまいました。 そろそろ実用に問題が出てきたな。 ので3個目の大容量バッテリパックを発注しました。 すでに日本国内のベンダでは取り扱い終了となっているので、Mugen Powerに直接発注しました。 円高だし、海外発送も送料無料とのことで割安感あり。 もう生産終了の在庫限り品なのでしょうが、在庫があってよかった。 ただし送料無料のオプションはデリバリが2〜3週間とのこと。気長に待つか。 しばらくX01TのWi-Fiは使っていませんでしたが、ファイル整理するためにTCP/IPとアクセスポイント情報を設定し直し。 アクセスポイントにはすぐにつなげたのですが、その直後にWindowsMobile6がいきなり落ちちゃったり、 DNSサーバとNoobowSystemsイントラネットにはなかなかつながらず。 X01Tを再起動すること2回、無線LANアクセスポイントを1回再起動したりして、ようやく安定して接続できるようになりました。 [障害による再起動 76回目] Wi-Fiを設定しアクセスポイントに接続したらいきなりシステムクラッシュして電源OFF WindowsMobileで走るBASICインタプリタがあったらいいのにと書いてからもう4年近く経ちますが、 ようやくwonbeWMをインストール。 WindowsMobile5用に設計されたものでQVGAではスクリーンサイズの実装に難がありますが、うまく動いています。 いろいろできそうだな。 先日InternetExplorerの「お気に入り」にサブフォルダをつくって整理しました。 各エントリ、つまり.urlファイルは大半をサブフォルダに移動したのですが、 今日見るとなぜか多くのものがサブフォルダと「お気に入り」フォルダ直下の2カ所にあります。 はて、先日整理したときにファイルの移動ではなくてファイルのコピーにしてしまったのかな。 今回はX01Tでちまちま整理するのはやめて、 「お気に入り」フォルダすべてをNoobow9100 WindowsXPにコピーし(バックアップの意味もかねて)、 重複ファイル検索ツールをつかって整理しました。 X01Tの「お気に入り」はいったん全消去し、その後Noobow9100からX01Tにフォルダごと書き戻しました。 これでも重複ファイルが復活しているとすれば、いままで気づかなかったヘンテコな仕様(あるいは実装)にようやく気づいたことになります。 |
Some special characters are not displayed, making the mathematic fomula not readable. |
今日はウェイクアップできず。
電源キー長押しでWindowsMobileの起動画面になりました。
いつの間にか落ちていたようです。
今日は本当に何も変わったことはしていないのになあ。 [障害による再起動 77回目] なぜか落ちていた 発売当事でさえ少なっ!!と思ったけれど、本体データ記憶用ユーザメモリがわずか36MBというのは今となってはまるで冗談です。 ので本体の不要ファイルを整理。 Softbank Mailのメッセージを空にして、Application/Volatileフォルダの70個の空サブフォルダを削除、 不要なアプリケーションを削除、その他もろもろ。 これで空きメモリは12MBまで増えました。 3個めの大容量バッテリパックは9日間で到着。 さあ、これが死んだときこそ本当にX01Tとお別れだ。 って、あと2年も本当に使うんか? 2011-11-27 Mugen Power HLI-G900XL 3個目 入荷、2011-11-28 使用開始 |
新品バッテリパックのフルチャージ手順が完了したので、今度はフルデューティサイクル使用を開始。
2晩続けて充電をしないで済むのはやはり楽だなあ。
3日目もまだ45%あるぞ。と思ったら、突然ダウン。
再起動しても起動中にダウン。バッテリロー警告も出ていないのに。
どうやらバッテリ残量表示が新品バッテリに戸惑っているらしいな。これは障害としてカウントするのは酷でしょうね。 SoftBank Mailの表示縦横アスペクトが変になりました。もう永遠に修正されることのない不具合。2011-12-11。 |
なにかの拍子にこんなダイアログボックスが出ました。
知らなかったなあ。
使い始めて5年たってから気づくチュートリアルファンクションだなんてとってもステキ。 |
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ばあちゃんが災害対策用に携帯電話がほしいというので008SHを買いました。
高齢者用にいろいろ工夫されていて、いい感じ。
UIのレスポンスも小気味よく、フィーチャーフォンの美点を再認識。
届いたSMSメッセージへの返信は、X01Tの超鈍速Softbankメールプログラムを使っている私よりもばあちゃんのほうが素早く返事できるかもしれません。 2012-03-17 008SH購入 |
Word Mobileを起動し、キーボードを引き出し、Today画面とみようとWindowsキーを押したら、なぜかWordの右ボタンメニューが表示されてしまいました。
画面のメニューバーをタップして回復。縦横切り替え時のUIリマップ処理はWindows Mobileの最大の、そして永遠の弱点のようです。 |
なにかの拍子にSDカードの名前がStorage Card2になってしまい、そのかわり本体メモリにStorage Cardというフォルダができてしまっています。
SDカードの中身は読めているのですが、
SDカード中のローカルファイルをInternet Explorerのホームページに指定してあるのでIEを立ち上げるたびにエラーメッセージを出してしまいます。
また、Word Mobileの文書一覧画面にSDカード上の文書は表示されません。やっぱり不便だな。 本体メモリのStorage Cardフォルダを消したあと、SDカードの名称をStorage Cardにリネームしようとしましたが、 「問題が発生しました」とのメッセージが出てしまいます。開いているすべてのアプリケーションを閉じてから試しても変わらず。 SDカードをいったん抜いて差込み直したら、勝手にStorage Cardという名称に戻りました。問題解決。 おそらく、SDカードがマスストレージモードになっていてStorage Cardフォルダが使えないときにOutlookが困ってしまってStorage Card/Inbox/添付ファイル フォルダを自分で作ってしまったのでしょう。 その後マスストレージモードが終了してWindows MobileがSDカードを再マウントしようとしたら、 どういうわけかすでにStorage Cardフォルダがあるために、Storage Card2と名付けたのでしょう。 これはOEMコードではなくてWindows Mobileの問題と思われます。 |
Wi-FiでつないでOutlookで電子メールを送信。折り返しSoftbankメールあてに返信がありました。
Softbankメールプログラムはヘッダとメッセージ冒頭部は受信してポップアップを出してくれましたが、「続きを受信」を指定したら、
メール受信中のアニメーションを表示したまま数分間何も起こらず。 接続マネージャでWi-Fiを切ってSoftbankメールに戻ると、「接続できません」とのダイアログボックスが表示されました。 再度「続きを受信」を選択すると、自動的に3Gでダイヤルアップしてメッセージの続きを正常にダウンロードできました。 これってこういうものなんだっけ? Wi-Fi接続中はSoftbankメールのヘッダ受信はできるがダウンロードはできないってこと? しかもなんらの警告も出さずに永遠に受信しようとし続ける、ってのがこの機械の仕様なんだっけ? |
ホストをWindows7にしてからActiveSyncもUSBマスストレージもトラブルが少なくなりましたが、まったくというわけでもありません。
今日は設定→接続→USBマスストレージでチェックボックスをcheckedにしたらくるくるが出たまま一向に変化せず。電源キーで復旧。 [障害による再起動 78回目] USBマスストレージアプレットが応答不能 Androidはバリエーションが増えすぎて収拾がつかずデバイスメーカもキャリア各社も頭を抱えているとか。 Googleがもうすこしうまく統制をとるだろうと予想していたのですが。 さらにスパイウェアが幅を効かせているようで、混沌たる世界になっているようです。 いっぽうハードウエアもソフトウェアもガチガチに管理するAppleがいちばんユーザに受け入れられているという紛れもない事実。 私は古い世代のプログラマとしてオープンソースを支持し続けていますが、 ユーザに喜ばれる製品を提供するという目標にとっては必ずしもベストなソリューションじゃないってことだ。 稼働5年目のX01Tは雨水侵入の後遺症はなく動作し続けていますが、キーボードスライド機構のガタが大きくなってきています。 |
システム初期化しXRoofの呪いから解放されてからは明らかにシステムクラッシュが減っていましたが、本日久しぶりにハングアップ。
休憩時にInternet ExplorerでBBCのニュースを読んでいただけだったのに。
その1時間ほど前に読んでいたウェブページはInternet Explorerがまともにレンダリングできず、ページのロードに5分以上かかっていましたが、
そのときに変なことが起きたのかな。それとも前の晩に友人から届いたmixiのメッセージに返信しようとしてうまく行かなかったのが発端かな。 いずれにせよ、自力でスリープに入れず、どのキーにも応答がなく、電源キー長押しにも応答しません。久しぶりにバッテリ取り外しで再起動。 しかしなあ、いまどきmixiのメッセージコンポジションページが正しく表示できないような機械を使い続けているのってある意味すごいよね。 [障害による再起動 79回目] IEがハングアップ、システムが無応答 |
SoftbankMailで複数の未読メッセージを選択し「既読にする」を実行すると、「処理中」の表示が出た後にプログラムが異常終了しました。
どうやら選択したメッセージのなかに全文ダウンロードが済んでいないものがあるとこの現象が出る様子。
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USBポートのラバーカバーのつなぎ目が切れてしまいました。
これがないとホコリやらなにやらでUSBレセプタクルの痛みはずっと進んでしまうでしょう。
これが壊れたら充電不能、本当に終わってしまいます。ので、安直にガムテープでラバーキャップを押さえてみました。
みっともないけど具合はいいです。でもなあ、いよいよガムテープか。
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久しぶりにウェイクアップ不能。
昨晩、アップデートした
ポゴ曲線研究ページ
と画像ファイルをWiFiでNoobow9100からSDカードにコピーしたあと、
そのページをInternet Explorerで表示させただけなのですが。
ひょっとしてアニメーションGIFが含まれているウェブページを表示させると起きるとか? [障害による再起動 81回目] ウェイクアップ不能 原因不明 バッテリパック取り外しで再起動 出先のちょっとした空き時間にもポゴ曲線の研究ができないものかとWonbeWMを試してみましたが、 あれ、これは整数BASICだ。 グラフィックス機能もないし、残念、実用にはなりません。 |
南会津ツアーの途中、山奥の峠ででジャケットのポケットからX01Tを取り出してみたらすでにウェイクアップしていて、
しかもハング状態。気がつかなければバッテリダダ漏れで、必要なときにバッテリ切れになっていたかもな。
バッテリ外しで復旧。
どのみちこの先しばらくはリンクが張れないだろうから、バッテリ温存のために電話機能を止めて進もう。 [障害による再起動 82回目] ハングアップ 原因不明 バッテリパック取り外しで再起動 いままでは山で現在位置を知るためにHolux M-241とX01TのPocket Mapple Digitalに頼っていましたが、今回からはSONY NV-U37がメインの誘導設備。 さすが専用機、使い勝手は比べものにならないほど良いです。 が、この機械を買ってさほど経たずにSONYはナビゲーション事業からの撤退を決定。 PNDはスマートフォンに押されてしまって・・・とのことですが、駅前の居酒屋までの案内ならいざしらず、 専用機ならではのパフォーマンスを必要とするユーザも多いと思うのですけどね。 昭文社SuperMapple Digitalのモバイル版はようやくAndroidに対応したので、自分的にX01Tから離れられない理由は完全になくなりました。 一方でApple対Googleの戦いはSamsungの代理戦争の形でますます泥沼状態。 そこに機をうかがうWindows Phone 8という状況になってきています。 X01Tは相当にくたびれた状態で動作し続けていますが、あと1年以内には納得できる製品が出てきてくれることを期待します。 |
Word Mobileで文書を編集しようとして、あれ、おかしいなあ、メモリカードのどこにも目的のファイルがないぞ。
Word Mobileを開けてみると、目的のファイルはすでにロードされて編集中でした。
とりいそぎファイル名を変えてメモリカードにセーブして、再読み込みしてから編集を始めます。 途中何回かセーブして、さて今日はここまでと思ってセーブすると、「メインメモリが不足していてセーブできない」というメッセージ。 でもメインメモリ不足が原因ではないのは明らか。 どうやらメモリカードに正常にアクセスできていないようです。 Word Mobileの文書をクリップボード経由でテキストエディタにコピーして、メインメモリに保存できました。 とりあえず叫ぶような事態には陥らずに済みそうです。 Word Mobileの文書も「ファイル名を変えて保存…」メニューでメインメモリに保存できましたが、 Word Mobileは保存した後もメモリカードをアクセスしているようで、くるくるアイコンを出しています。 File Explorerでメモリカードのファイル名一覧を見ると、ファイル名がすべて文字化け。 メモリカードアクセス不良ははたしてハードウェア故障か、Word Mobileのセミクラッシュか、 それとも何かの拍子にWindows Mobile6のファイルシステムそのもののセミクラッシュしているのか。 電源キー長押しで再起動したあとはすべて正常に動作しているところをみると内部エラーか。 [障害による再起動 83回目] メモリカードへのアクセス異常 電源キー長押しで再起動 あとでわかったのですが、編集中のファイルを消したのは私自身でした。 Wordで編集中と気づかずにUSBでマスストレージ接続し、ファイルをポータブルハードディスクに移動していたのでした。 で、そのことを忘れていたのです。 でも、それが以降のメモリカードアクセス異常を起こしたのだとしたら、システム設計上の問題はないわけではありませんね。 |
「POP3サーバーが各メッセージに固有識別子を指定しないため、メッセージをダウンロードできませんでした。」 で、どうしろと? |
Androidに乗り換えるタイミングをすっかり逸してしまって、しかしWindowsPhoneは実質的に日本市場には登場すらせず、
日本国内にはフィジカルキーボードつきのいいモデルも出てこないし。
次はいったいどうしよう。 幸か不幸か、3個目の大容量バッテリパックはまだまだ使えています。 で、今日はたまってしまったSoftBankMailのメッセージファイルをファイルサーバに退避して、本体から消去。 7.57MBだったのが9.44MB。たいした量じゃあなかったね。 |
後継機は店頭在庫切れのため系列店からの取り寄せ。でも平日は第3研究所に行ってしまうから、取りにいけるのは来週。
X01Tとの最後の一週間だな。
Noobow7200 Dell Latitude10が来てからはX01Tはメールといつものニュースページを読むだけで特別なことをしておらず、
よってクラッシュしたりハングしたりということもほとんどなかったのですが、
後継機が決まって緊張の糸が切れたのか、変な挙動を示すようになりました。 X01Tの通知領域と通知ランプは最初からほとんどまともに動作していませんでしたが、 今日は通知ランプを緑と赤に点滅させたまま、電源ボタンに応答しません。 バッテリ外しで再起動。 その前最後に行っていたのは連絡先のチェック。この辺か? [障害による再起動 84回目] 2013-12-17 通知ランプ緑赤点滅のまま電源ボタンに応答せず バッテリ取り外しで再起動 あしたはいよいよ引退セレモニー。 仕事を終えて帰る前にニュースでも読もうと思ったらウエイクアップせず、電源キーを押したらコールドスタートしました。はて。 高速道路を走って中央研究所に戻り、寝る前にニュースを読もうと思ったらまたまた起動せず、今度はスリープのまま。 バッテリ取り外しで起動させました。 てことは、例によって電話を受けられない状態だったってことだな。 1日に2回も起動できず、また携帯電話機としての基本機能すら満足に果たせなかったとは、最後の夜を飾るにふさわしい・・・のかな。 [障害による再起動 85回目] 2013-12-20 いつのまにか電源OFF [障害による再起動 86回目] 2013-12-20 ウェイクアップせず バッテリ取り外しで再起動 |
新しいNoobow1200 Sharp 302SHに使われるSIMカードは形状が違うため、X01Tを復活させたいと思ってもそうは行かなくなってしまいました。
今ではそんなこともないようですが、X01Tが発表された2007年の頃は、X01Tに限らず多くのデバイスで、SIMカードがないとデバイスの多くの機能が使えなくなるように細工されていました。 SIMカードを抜かれたX01Tは、キャリアネットワークへの接続ができなくなったばかりでなく、そういった大人の事情によっていくつもの重要な機能を失いました。 Wi-Fiインターフェイスが有効にならず、SDメモリカードもマウントできません。 カメラの動作も禁止されてしまいました。 本体メモリのデータ領域の空きは実質6MB程度でしかないので (6GBじゃないですよ、6MBですよ)、音楽を聴くこともできません。 モバイルデバイスとして息の根をたたれた格好です。 ActiveSyncでWindowsデスクトップと接続している間は、WindowsMobile6はActiveSync経由でインターネット接続を行います。 SIMカードがなくなった後も、この機能は殺されていません。 PCとUSBケーブルで繋がっているときはInternet ExplorerもOutlookも使えますが、でも、そんなことわざわざしないよね。 いままで試していませんでしたが、BlueToothでActiveSyncすれば、すくなくともPCの近くのソファでくつろぎながらニュースレターを読むという余生はあるか。 Word Mobileは使えますから、本体メモリに収まる範囲でおフトン文書書きには使えそうだと思いましたが、 書いた文書を使うにはActiveSyncでPCに接続するのがひと手間。 ううむ、これではひきつづき使おうという気にはなれなさそうだなあ。 SIMカードなしのシステム動作にはどうやら問題があるようで、ほぼ毎日、バッテリが完全放電して起動できなくなるトラブルが発生しています。 スリープ動作がうまくいっていないのか、GSMモジュールを停止することができずに電力消費が大きいのか。 考えてみればSIMカードなしで使うなんてX01Tを買って以来初めてですから、この問題を知らずにいたのでしょう。 引退後も楽しませてくれてるな。 [障害による再起動 87回目] 2013-12-25 いつのまにかバッテリ放電でダウン (繰り返して発生しているけれど面倒なので1インシデントとしてカウント) |
PCにOutlookをインストールしていないとActiveSyncを使っても連絡先はPCに転送できないし、
さりとてまた全部の連絡先をひとつずつ赤外線でPCにvcard形式で転送する元気はないし、
電話帳代わりにしばらくはX01Tを持ち歩くようかと思いましたが、
いつのまにかバッテリ放電のトラブルで出先で起動できるかどうか分からないとすると、それも無理があります。 電話帳はともかく、データはすべて回収しておきましょう。 SDカードのデータは100円ショップで買ったカードリーダで読み出してコピーしました。 これはもちろんOK。 実際にはSDカードのほとんどすべてのデータはDropboxを使ってクラウド・ピアツーピアで保存してあるので、X01Tのカードにしかないデータというのはわずかです。 本体データはそのうちどれほどが再利用できるかわかりませんが、 本体データはWindows7 Windows Mobileデバイス センターの「ファイル管理」を使ってすべてコピーしておきます。 しかしX01T Windows Mobile 6.0のActiveSyncはもともととても不安定で、 何回か繰り返して接続できてファイルコピーを始めたものの、 ファイル転送の途中で接続が失われてしまいました。 一方的に切断されたX01T側のActiveSyncはどうしたらよいか分からず、接続したまま。 切断させるための操作が完了せず、結局電源OFFダイアログで再起動することになりました。 [障害による再起動 88回目] 2013-12-28 ActiveSyncがクラッシュ 電源OFFダイアログで再起動 さらに問題は、Windows Mobile デバイスセンターでは、/Windowsフォルダは表示されず、コピーはもちろんどのようなファイルがあるかを確認することもできません。 Internet Explorerのブックマークや、Outlookの電子メールメッセージは/Windowsの下にあるので、これらを救い出すにはさらにひと工夫。 Internet Explorerのブックマークは /Windows/お気に入り にあります。 お気に入り フォルダを本体のルートディレクトリ(My Documentsの下でも何でもいいでしょうけれど)にコピーしておいて、ActiveSyncで読み出して復旧完了。 ここは2009年のマスタークリアで一度すべて失われ、またそのあとどこかの時点で内容が半分近く消えてしまうトラブルがあり (なんとなく気づいたので記事に書くほどの確信を得られていませんでした)、 現時点では119個のお気に入りが残っていました。 Outlookの電子メールは、POP3サーバの場合はX01Tで受信した後もサーバからは消さず、また別のアカウントはIMAPで運用していて、 すべての受信メッセージはNoobow9100/Noobow9200のThunderbirdによってDropboxに保管されているので、ほとんど問題ではありません。 自分のアドレスにBCC:せずにPOP3アカウントで送信したメッセージだけがとりこぼされている状況。 で、これも同様に、/Windows/Messaging をルートディレクトリにコピーしておいてActiveSyncでPCに吸い出しておきました。 ActiveSyncで接続している間は、X01TはActiveSync経由でインターネット接続を行います。 SIMカードがなくなった後も、この機能は殺されていません。 そうか、であればOutlookのメッセージで復旧したい重要なものがあるなら、ActiveSyncで接続して他のメールアドレスに送信するって方法もあるな。 やはり一番の問題は「連絡先」のデータ。 WindowsMobile6.0ではこれはルートディレクトリのpim.volに格納されています。 このファイルはすでにPCにコピーできているので失われることはありませんが、 pim.volの内容をエキストラクトする簡便な方法は提供されていません。 これがあまりにあからさまに簡単にできてしまうと別の意味で危険ですけどね。 手はなくもないようですけれど、そこまでする必要もないなあ。 pim.volをアップロードすればCSVに変換して送り返してくれるというウェブサイトがありましたが、ちょっとまてよ、 それって友人やビジネス相手の電話番号やらメールアドレスやらをどこの誰とも知らないウェブサイトのオーナーに全部見せちゃうってことだよな? いくらなんでもそんなことするわけないだろ? でもそのサイトがあるってことは、それを使ってしまうまるきり何にも考えていないユーザがそれなりの数存在するってことだよね。 |
USBホストアダプタを使って外付けUSBフラッシュメモリの読み書きができれば隠居後の楽しみも増えそうですが、
「100mAを超える電流を検知した」とのメッセージを出して、アクセス不能です。
このメッセージはポータブルハードディスクなど実際に100mA以上の給電が必要なデバイスをつないだときに表示されていたものですが、
ひょっとしてSIMカードなしにはUSBフラッシュメモリの使用も禁止されているけれど、その旨を表示するダイアログを用意していなかったので「100mAを超える」ダイアログを表示しているのかな。
だとすれば、WindowsMobile6.0の手抜き・出来損ない加減を示すもうひとつの実例に6年経ってはじめて出会えたということか。 Windowsデスクトップとほぼシームレスに使えていたカード型データベースTCARDですが、 開発元のDicreはAndroidアプリへの移行が遅れているか、あるいはその気がないと見えて、いまだにAndroid版TCARDは提供していません。 これはどうしようか。 いまでは外出時にWindows8.1を持ち歩いているから、そちらで使えばいいだけのことですけど。 pim.volのデータを回収する方法を探して、 (株)オフィスサービス開発部さんの「アドレス帳CSVコンバータ」 [外部リンク] を見つけました。 ありがたくダウンロードさせていただき、 配布ファイルPOCSV_102.CABをActiveSyncでX01の本体メモリにコピーして、File Explorerでタップしてインストールを実行。 X01Tを再起動し、File Explorerで/Program Files/POCSV/POCSV.exeをタップして実行します。 このプログラムはもともとW-Zero3用に開発されたもので、PocketPCの連絡先データを、H"問屋なるプログラム用にあわせられたCSV形式にエクスポート・インポートできるほか、 自分自身でバックアップを取りまたリストアするためのCSV形式ファイルにエクスポート・インポートできます。 試してみると、どちらの機能も一発でスムースに動作。 できあがったファイルをActiveSyncでWindows7に転送したら、すべての連絡先データを読み出せました。 これはすばらしい!! マスタークリアしたときにもこれが使えたならば1日以上の作業時間を浮かすことができたでしょう。 でもあの時はファイル操作ができなくなっていましたから、このプログラムのインストールや、あるいはファイルへの書き出しもできなかっただろうけど。 ともかく連絡先データは完全に回収できました。 合計616件の連絡先・・・この6年間に電話をかけ、またかけてもらい、メールをやりとりした人々たちの名を見ると、 すでに会社を辞めたひと、いまはどこに行ったのか分からなくなったひと、もはや連絡する必要性が全くなくなってしまったひと、 すでに無くなってしまった会社と、すでに亡くなってしまったひとたち。 6年とはかくも短くもあり、長くもある時間でした。 |
アドレス帳CSVコンバータで取り出したX01Tの連絡先データは、そのCSVファイルにすべてのデータが含まれてはいますが、
フィールドの位置関係が乱れているものが多く、
そのままではきれいに使えませんでした。
マスタークリアした後にvCard形式で復旧したものと、その後に追加したものとでフィールドが変わっているようでもあります。
あるいは、単にアドレス帳CSVコンバータのバグなのかもしれません。
いずれにせよ、CSVファイルをNoobow9100D上のTCARDで編集しました。 アカウントが切れたSIMカードをX01Tに入れて試してみたら、WiFiもSDCardも使えます。 おお、隠居生活に希望が見えた。 |
本体にしか記録されていないデータはまだありました。
スクライブ型ノートアプリケーションであるScreenWriterのデータもそのひとつ。
実際にはこのプログラムは、レストランでの待ち時間などにポゴがお絵かきプログラムとして使っていたので、
作業はポゴの作品の回収ということになります。 ScreenWriterにはBMP形式に書き出すプラグインが用意されていて、これを使ってBMP形式にしていくのですが、 すべてのシートのデータを一気に書き出す機能はなく、 各シートごとにエクスポート作業を行わなくてはなりません。 ScreenWriterは1シートに4ページを配置できるようになっているのですが、1シート1ページの場合と1シート4ページの場合とでうまく画像を書き出せなかったり、 また作業中にしょっちゅうアベンドしてしまいます。 当時は「これはすばらしいアプリだ」的に良い評価をされていたプログラムですが、 iPhoneやAndroid登場以前のスマートフォンのアプリケーションの機能・品質の水準なんてそんなものだったんですねぇ。 SDCardがマウントできない現状では、本体メモリに記録できるBMPファイルはせいぜい8つ程度なので、 メモリがいっぱいになったらNoobow9100DにActiveSyncで転送するという作業を繰り返すことになります。 手間はかかりましたが、すべてのデータを回収することができました。 ポゴの作品はやはり女の子の絵が多いですが、 Noobow1000 Zaurus SL-C860で描いてた作品とNoobow1100 X01T ScreenWriterで描いたものとではずいぶん違っていて、 上達が感じられます。 |
No. | DATE | RECOVERY METHOD | REASON | MAY BE ATTRIBUTED TO | |
---|---|---|---|---|---|
XRoof | Camera | ||||
17 | 2008-02-11 | Power Button | Shortcut key for File Explorer (O+Right) does not work | --- | --- |
18 | 2008-02-13 | Removing Battery Pack | Unable to Wakeup | --- | maybe YES |
19 | 2008-02-23 | Battery depletion | Grabage image remained on the screen after right soft key is pressed while playing a movie | --- | --- |
20 | 2008-02-24 | Power Button | Word Mobile does not work after tapping "X" while loading a file | YES | --- |
21 | 2008-03-04 | Reset Button | Unable to Wakeup | --- | --- |
22 | 2008-03-04 | Reset Button | Unable to Wakeup | --- | --- |
23 | 2008-03-09 | Removing Battery Pack | System failed to respond after camera is used | --- | YES |
24 | 2008-03-24 | Reset Button | Unable to Wakeup | --- | --- |
25 | 2008-04-01 | Reset Button | Unable to Wakeup | --- | --- |
26 | 2008-05-01 | Reset Button | Camera Failed to Start, and later Cannot wakeup | --- | YES |
27 | 2008-08-05 | Auto Reboot | Sudden rebooting while browing the Web | --- | --- |
28 | 2008-09-08 | Shutdown dialog | System unable to respond when external nmbd failed to respond | --- | --- |
29 | 2008-09-21 | Reset button | Unable to wakeup | --- | --- |
30 | 2008-12-13 | Reset button | System failed to respond after camera was used | --- | YES |
31 | 2008-12-29 | Reset button | System failed to respond after movie was taken | --- | YES |
32 | 2009-01-02 | Shutdown dialog | Some folders in the memory card became invisible | --- | --- |
33 | 2009-02-05 | Removing Battery Pack | Unable to Wakeup | --- | maybe YES |
MODEL | TYPE | RATED VOLTAGE | RATED CAPACITY | RATIO TO ORIGINAL(*1) | BENCHMARK RESULT |
---|---|---|---|---|---|
X01T ORIGINAL | Li Ion | 3.7V | 1320mAH | 100% | --- |
Large Battery Pack | Li Ion | 3.7V | 3000mAH | 227% | --- |
JustMobile PP-07 Mobile Power Pack | Li Ion | 3.7V | 2200mAH | 167% | --- |
Battery Extender II | Alkaline AA x 4 (Mitsubishi) | 6V | 700mAH (presumed) | 86% | --- |
Battery Extender II | NiMH AA x 4 (Panasonic HHR-3MPS) | 4.8V | 2000mAH | 197% | --- |
Arvel AGP04MBK GetPower | NiMH AA x 2 (Chinese brand) | 2.4V | 1800mAH | 88% | 75min: External Battery Out 140min: Total Playing Time |
(Sharp Zaurus SL-C860) | Li Ion | 3.7V | 1700mAH | 129% | (reference purpose only) |
(Vertex Standard VX-3) | Li Ion | 3.7V | 1000mAH | 76% | (reference purpose only) |
(ICOM IC-T90) | Li Ion | 7.4V | 1300mAH | 197% | (reference purpose only) |
(Sanyo ICR-S280RM) | NiMH (Sanyo Eneloop AAA x 1) | 1.2V | 800mAH | 20% | (reference purpose only) |