第3研究所から一番近い峠とも言える峰峠、しかし
いのぶ〜
に乗り出すまでの10年間、一度も訪れることはありませんでした。
しかしそれは正解。
とても傾斜がきつい0.8車線でしかもタイトターンもあるときては、
車両感覚がつかみやすいスターワゴンでさえかなりの危険を伴ったでしょう。
路面は急坂の簡易舗装ですがすでにかなり傷んでいてひび割れや段差もあります。
いのぶ〜で初めて峰峠を越えたのは夏至の頃の帰宅寄り道。
浅香入側からの登り、峠へ向かう途中からは、
夕日に染まった街がとても美しく輝いていました。 峠からの展望は良くありません。 ほかの多くの峠もそうですが、近年手入れがされていない道脇の木々が大きく成長してしまっていて、視界をふさいでいます。 峠からは峯の城跡への細いトレールがついています。 いっぼう峠には石造物はみあたりません。 峠の南東側の傾斜は20%級で、日当たりの悪い杉林の中を抜けるために道路中央部には苔が生えていて滑りやすく、 特に下りは細心の注意が必要です。 2009-06-23 峰峠 [初] 岩染から登る古来の藤田峠の道はいまでも車両の通過が可能ですが、 ほとんどの一般ドライバーが恐怖を感じるであろう狭くてタイトターンが続く急な登り。 いまでは藤田峠キャンプ場に行くには南後箇の涸沢から浅香入を抜けて山に登っていく道を使います。 こちらも市街地しか走ったことのないドライバーは恐怖を感じるかもしれませんが、実際普通車でまったく問題なく走れます。 こちらのルートは実はほぼ峰峠の古来のルートなわけです。 榎峠 に向かうために、6年ぶりに峰峠を越えました (もう6年も経ってるのか…)。 今回は ティーディ を使用。 浅香入から藤田峠への道の途中ので左鋭角に分岐に入り、 アドベンチャーツアラーばりにボディアクションを効かせてぐいぐい登っていきます。 今日はいまにも泣き出しそうなどんよりとした天気で、 景色の印象はほぼなし。 峰峠の道の状態はあまり変わっておらず、すぐに峠。 前回は気づきませんでしたが、 峠には注連縄が渡されていて、賽の神とされていました。 峰峠は賽ノ神の伝統がいまでも生きている峠なのです。 榎峠に訪れた後、再び峰峠を逆方向に越えます。 峯の集落から峠までの急坂は小梨峠ほどの斜度ではありませんが、うまくマシンをコントロールしてぐいぐい高度を上げていく充実感が味わえます。 2015-07-04 峰峠 [再] |
|