10年ぶりに購入したこの新車にチャールズ・バベッジ号と名前をつけました。
私の持論はおよそ全てのものには名前があるべきで、
特に自分が関与するモノには必ずアイデンティティが発生しますから、名前が絶対に必要です。
この自転車には当初の目的を考えて
ファット・バーニング・エンジン
とでも名づけようかと思ったのですが、このマシンはそれ自体に動力がなく、自動制御でもなく、
しかしギアの組み合わせを変化させて運動しますから、チャールズ・バベッジに敬意を表して名前をいただくことにします。
当然、愛称はチャーリーです。 バベッジ号はフルスチール製の折りたたみ式マウンテンバイクです。 シングルチューブのフレームは中央部のヒンジで半分に折り曲がり、レオーノフ号のサード・シート前の隙間に収めることができます。 通常は折りたたまずにレオーノフ号のキャビンに収容しています。 バベッジ号はフロント・リアともにサスペンションを装備しています。 フロントはテレスコピック、リアはモノショック。 価格を考えれば、その性能については言及すべきではありません。 が、ブレーキの効きやシマノ製ディレーラーのシフトフィールも良く、 価格を考えればカジュアルユーザーには十分に満足できるものです。 新車購入時にはヘッドライトとベル、そしてワイヤーロックも購入しました。 まずは得体の知れないフレームステッカーを剥がし、Linuxのステッカーを貼りました。 「あ、自転車買ったの、かっこいいねえ! いくらしたの?」 バベッジ号は案外にカッコ良く、2万3000円だよというとたいていびっくりされます。 が、所詮は安物です。 さあ、まずはどこから壊れるかな? それとも、どこかが壊れるまで挫折せずにエクササイズが続くかな? 2001年07月 走行0km 新車購入 23000JPY |
ラボの周りには、夜になれば交通量も少なく安心して走れる道路が結構あります。
ここは地方都市のいいところ。
ですが、逆にいうと夜たまに走っている車の多くは飲酒運転だと仮定する必要があります。
郊外にぽつんとある居酒屋の駐車場には車がいっぱいだもんね。
前から来る車はかわせる可能性もあるけれど、後ろから来る車が飲酒運転だとすると対抗措置は多くはありません。 そこで、自照式テールランプをつけることにしました。 ドイツの街中などでは条例があるためかほとんど全ての自転車が明るく点滅するテールライトまたは腕に取り付けるランプを使用していました。 LEDはラボにごろごろしていますから、点滅回路でもこしらえて休日を過ごすことにしましょう。 単3電池が2本入るようなケースと自転車取り付け用のブラケットみたいな物を探しに100円ショップに行ってみたら、 なんと自照式LEDテールランプそのものが100円で売っています!! 100円ショップの商品の信頼性は知れたものですから、2つ買ってきました。 ラボで電池を入れてみると案の定、1つは故障。 内部基板と電池ブラケット金具との接触不良が原因で、修理できました。 100円ショップの商品は要するに出荷テストなんてものは行われていないわけです。 あくまでも素材と考えるのが吉。 で、この100円テールランプは、単3電池2本を用い、3個の高輝度赤色LEDを点滅もしくは連続点灯させることができます。 連続点灯は、実は大変周期の短い点滅動作をしています。 点滅動作は小さいプリント基板上のベアチップ実装のICが行っている様子。 100円なのにベアチップとは凄いなあ。 それともベアチップだから100円にできた? いずれにしても驚き。 実際に使ってみると、上下のショックで電源が切れてしまったり、 クイックリリースブラケットのバネ性が弱く脱落してしまったりというトラブルがありました。 電池ブラケットを曲げなおしたり、電池をケースに両面テープで固定してみたり、 また本体をブラケットに両面テープで固定したり工夫して、問題なく使えるようになりました。 電池は私の通常の走行パターンで実に半年も持ちました。 高輝度赤色LEDの自照式テールランプの視認性は抜群で、 後方から接近してくる自動車がかなり手前から中央寄りに針路変更してくれるようになったことがはっきりわかります。 わずか100円でこの安心が得られるのですから、これを取り付けないのはよっぽどのバカというしかありません。 なおきちんとしたメーカー製のランプでも1000円もせずに買えますので、これは絶対にお勧めです。 2001年8月 テールランプ2個 200JPY |
通勤に使用するので夜間走行が半分以上を占めるのはわかっていましたから、
ヘッドランプは車両購入時にホームセンターの店頭でいちばん大きかったナショナル製乾電池式のものを選びました。
単2電池4本で4.8Vクリプトン電球を点灯します。 このライトは配光が良くできていて、いちばん必要な場所を確実に照らせます。
光量に不満がないわけではありませんが、十分に実用的。 アルカリ電池は通常の走行パターンでだいたい1ヶ月持ちます。
安いマンガン電池では持続時間が短く、価格差を考えるとかえって損。
単2ニッカド電池も試しましたがトータル4.8Vでは照度が不足気味で数日間ごとに充電が必要なので、ここはケチらずにアルカリ電池を使います。 夜間走行が主体なので、バルブ切れを起こすと厄介です。ので、スペアバルブを買いました。 ライトの中にでも仕込んでおこう、と思ったら、プラスチック製のバルブホルダにはスペア球を取り付けておける部分がすでに作られていました。 おおお! 気が利くぞ、さすが一流ブランドだ。 メインテナンスをしているときに、うっかりバベッジ号を倒してしまいました。 ハンドルはまっすぐのままグリップ先端が地面にぶつかると同時に、バキンと音を立ててナショナルヘッドランプが脱落してしまいました。 見てみると、クイック リリース式になっているブラケットとの結合部の本体側プラスチックがぽっきり。 あれまあ。 このライトはレンズにプロテクションガードがついていていかにもマウンテンバイク用なのですが、この程度の衝撃で壊れるとは。 ホームセンターで売られているものだから過度な期待は禁物とはいえ、天下のナショナルブランドなのになあ。 次回モデルチェンジの時は結合部の強度をアップしてくださいね。 で、割れた部材を最初はシアノアクリレート系接着剤で貼り合わせたのですが、全く強度不足でした。 そこで、クイック リリース機構は使用できなくなりますが、ブラケットと本体をエポキシ接着剤でがっちり固定してしまいました。 2001年12月 修理費 接着剤 300JPY |
近所のホームセンターでサイクル コンピュータが安価で売られていましたのでこれをつけることに。
最近のコンピュータはたいてい車速センサがワイヤレス式ですが、
買ったのは低価格モデルで、コンベンショナルな車速ピックアップを取り付けます。
時計が内蔵されていないので所要時間等の計算機能はなく、スピードと距離だけ。
最高速度記録とトリップメータもありますから、実用上は十分です。
買ったのは2002年の正月2日。今年から距離を記録するということにしておけばいいや。
昨年6ヶ月間の距離は不明ですが、500km走行したということにしておきましょう。
あながち的外れではないはずです。 このコンピュータはホイールサイズ設定が26インチのつぎは27インチか24インチで、微調整はできません。 ま、5%や10%の誤差があったってどうってことありません。 実際の走行中にメーターを見たいのはエクササイズ中の夜間走行なのですが、メーターには照明がないので読むことができません。 そのうちなにか工夫したいと思っています。 2002年01月 1780JPY 車重25グラム増大 |
自転車で走ってみると、いかに自動車が自転車の存在を考えていないかがよくわかります。
ここのような郊外都市ではほとんどの人が自動車を利用し、自転車利用者は少ないのでなおさらなのでしょう。
自転車走行可の標識のある歩道を走行していると、路地から出てきた車に進路をいきなり塞がれることがしょっちゅうです。
こちらも注意して走行してはいますが、こんな状態で通勤に使用していたらそのうち事故にあうだろうなあと考えてはいました。
夜間ではヘッドライトの光で事前に察知できますが、朝の通勤ルートでは一日に1〜2回は進路妨害を受けます。
このうち全制動あるいは緊急機動で回避するなどの「ヒヤリ」が1ヶ月に1回発生しているとすれば、
ハインリッヒの法則により1年以内に必ず接触事故が必ずおきるということになります。 そして、その通りになりました。 一時停止の停止線を大幅に越えて黒のヴィッツが進路をふさぎました。 またか、と思い回避してこの鼻先をかすめようとしたら、 ヴィッツはこちらに全く気づいていない様子でずるずると発進し始めたのです! 結果、当方の側面に突っ込まれる形となり接触転倒。 障害物にひっかかったり他車に突っ込まれたりして転倒するのは昔エンデューロレースで慣れっこでしたからそれ自体はいいとして、 バベッジ号のフロントホイールはヴィッツのノーズに巻き込まれ大きく変形してしまいました。 ・・・大破というには大袈裟ですが。 ケガはバンソウコウ1枚と、軽い膝の関節痛が2週間。 元オフロード モーターサイクル乗りにとっては怪我のうちには入りません。 一時停止不履行・進路妨害・安全確認不履行のおばちゃんにはギュウと説教をたれておきました。 いっぽう自ら事故解析をするに、先方のドライバーとのアイコンタクトをしていなかったのが当方の最大のミス。 先方に過失があったといっても、事故を起こすライダーはやはりヘタクソなライダーなのです。 自戒。 レオーノフ号で回収したバベッジ号は町の自転車屋に持ち込み、先方負担でリム交換を依頼しました。 フロントフォークにダメージがなかったのは幸いでした。 このときすでにタイヤはリア4分まで減っていたので、ついでに自費で前後タイヤを新品に交換してもらいました。 自分でメンテする時間がなく、高いと知りつつもここは自転車屋に依頼。 衝突の際に自分の足がぶつかったと見えて、フロントのいちばん大きなチェーン ホイールも曲がってしまっていました。 が、これは手で曲げなおして修理完了。 わずかにブレが残ってしまいましたが、チェーン・ラインには支障はありません。 2002年3月 500+250km フロントリム交換 工賃込み9000JPY (加害者負担) タイヤ前後交換 工賃込み10000JPY |
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通勤用なので基本的に走行距離の半分は夜間走行です。
で、帰り道にエクササイズと称して郊外に出ると地方都市のこととて当然真っ暗。
新車の時から使用しているナショナル製の乾電池式6Vクリプトンヘッドライト(3W相当)
で平坦部分や登りでは問題はありませんが、
下りワインディングではスピードは出るのにコーナーの先が見えず、絶対的に能力不足でした。 最近ではメタルハライド ランプを使用した大変強力なライトがありますが、 いきなり車両価格の倍もするものに手を出すのはためらわれたので、 オーソドックスな鉛バッテリーのハロゲンヘッドライトを取り付けました。 |
このヘッドライトは6V 10Wハロゲンランプを2つ持ちます。
ひとつがスポット配光、もうひとつがワイド配光。手元のスイッチでそれぞれのON/OFFを切り換えます。
バッテリーボトルにはサイクルサービス用の6V 4.2Ah 鉛バッテリーが入っています。
説明書によれば使用時間は2灯点灯で1時間とのこと。 不必要時はこまめに消灯する必要があるでしょう。
走行中にバッテリー上がりの可能性が大なので、乾電池式ライトはひきつづき併用します。
またこのハロゲンライトは自動車用の配光ではなく、何も考えていない円錐配光です。
から、下向きに取り付けてあっても対向車にとってはかなり迷惑。
したがって、夜間走行時はナショナルの電池式を常時点灯し(このライトの配光は大変良くできています)、
必要時だけハロゲンライトを使うことにします。 メタルハライド ランプの強烈なパワーには及ばないとはいえ、やはり6V 10W x 2の明るさは乾電池式とは比べ物になりません。 従来先が見えないのでゆっくり走っていたワインディングを、思いっきり走ることができます。 おかげで同一コースでより体力を使うようになってしまいました。 鉛バッテリーは重いし、エクササイズの目的にはかなっています。 バッテリーボトルはフレーム上にマジックテープで固定しました。 充電は付属の充電器で行いますが、充電するたびにボトルを取り外して部屋に持ち込むのは面倒なので、 夜間レオーノフ号の車内で充電する装置 を考え始めています。 2002年04月 充電式ハロゲンヘッドライト 9980JPY 車重1150グラム増 |
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黒のヴィッツに突っ込まれたことも理由の一つですが、以前からヘルメットは欲しいと考えていました。
夜のエクササイズで丘陵コースを取ると、下りのストレートでは50km/h以上の速度になります。
なんらかの理由で転倒でもすれば、致命傷の可能性もあります。
その昔にアイコムIC-502を肩に掛けたまま濡れた下りワインディングでやはり50km/hで転倒したときは、
幸い頭は打たず、IC-502も無事でした。
が、膝は血だらけ、頑丈なはずのクランクも大きく歪んでしまった記憶があります。
自分ではどうにもならずに頭から落ちる場合があるのはやはりエンデューロレースで何度も経験済み。
ヘルメットを軽視するのはヘタクソなライダーです。 というわけで、今風のイタリア製自転車用ヘルメットを購入。 モーターサイクル用に比べると心もとないけれど。 2002年04月 10300JPY |
バベッジ号のシフト操作は、左右のハンドルグリップを回すことにより行います。
右グリップがリアディレーラー用の6段変速、左グリップがフロントディレーラー用の3速です。
安物自転車というのにこの台湾製
SRAM
社製GripShift MRX グリップシフタの操作感はよく、
以前のミヤタ リッジランナーに使用されていたレバー式よりも便利と感じられ、気に入っています。
リッジランナーの時は純正グリップがどうにも手のひらに合わず短時間で痛くなり、グリップを交換しました。
バベッジ号はフロントサスペンションつきということもあるのでしょうがグリップは大変快適で、全く不満がありません。 エクササイズと称した郊外走行が主体なので、ブレーキは距離のわりにはあまり使用しません。 その代わり起伏のあるコースを走るし、こまめにシフトチェンジをします。 だから、まず壊れるのはシフトまわりかなと思っていました。 案の定、2002年4月、リアディレーラー用の右側グリップシフトに不具合発生。 6速シフトのこのグリップは、回すとカチカチ手応えがあり、各速でホールドされるようになっています。 が、この手応えが突然なくなってしまいました。 あるギアに保持するためには右グリップを力を入れて保持する必要があります。 特に上り坂で気を緩めると勝手に高いギアに移ってしまい、かなり不便です。 |
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グリップを分解してみると、回転するスリーブのフランジ内側に設けられた凸凹に、
固定側に設けられたスプリングがはまり込むしくみでした。
このスプリングの位置を固定するプラスチック部材が破損していました。
この部分の肉をもうちょっと厚く設計しておいておけばよかったのに・・・。
ここを薄くしたからといって製造コストには影響しないだろうし、
そもそもミリグラム単位の重量を気にするような高級パーツではありません。
低コスト製品の最大の欠点は、信頼性評価に必要なコストまでも削ってしまっていることです。 さて、今回はスプリングをエポキシ接着剤で固定してしまうことにしました。 硬化するまで待ってから組み立ててみると、小気味良いクリック音が出なくなってしまったものの、 各速にホールドする機能は復活しました。 どのくらいこの修理が持つかなあ。 また壊れたら、同じようなグリップシフトに交換しようと思います。 SRAM社ではこのグリップシフタの2002年度モデルを出しているようですから、改善されていることを期待しましょう。 2002年4月 500+323km 修理代 0JPY |
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そこで思い切ってACアダプタと充電ボックスを切り離してみました。
ニッパでパチンとやった直後にこれは新品で買ったメーカー品だったことを思い出しました。
あああ、普通のヒトならメーカークレームで無料修理なのに。
普段保証のあるメーカー品なんて買わないからなあ。 で、やはりACアダプタから出力が全く出ていません。 またか! 中国製ACアダプタはわずか2回の使用で壊れてしまいました。 BayNetworks社製のイーサネット ハブ のACアダプタよりは2倍も長持ちしましたけどね。 最初の日に充電した時、ACアダプタは相当に熱くなっていましたから、うなづけるものがあります。 ACアダプタの代わりに安定化電源装置で試すと、ところが、疑問がまたまた増大しました。 メーカーのロゴの入っている充電ボックスは、どうやら出力電圧7.5Vの定電圧回路が入っているだけのようです。 安定化電源の電圧を徐々に上げていくと、入力11.5Vまでは出力電圧は比例して増大していきます。 入力電圧11.5Vになると出力電圧は7.5Vで頭打ちとなり、入力をそれ以上上げても出力電圧は変化しません。 となると、昨日の夜見たきれいな100Hzのデューティ50の波形はなんだったのだろう? ACアダプタが発生していた? それともACアダプタと同時に充電回路も故障した? または充電回路が故障したためにACアダプタが巻き添えを食った? この謎を解くためには、新しい専用充電器をもう一台買うか、ACアダプタと充電ボックスを開けて中身を見てみるしかなさそうです。 が、現時点で推測するに、そもそもACアダプタの定格を超えての利用だったのでACアダプタ内の保護回路が周期的に動作していたのではないでしょうか? 仕方なく今夜は、安定化電源装置の出力電圧を9.6Vにセットして充電ボックス出力がほぼ6.9V (このバッテリーの定電圧トリクルチャージ時の規定電圧) になるようにし、この状態で一晩8時間充電してみます。 充電開始して1時間経過した時点で、この電圧での充電電流は約530mA。 夜中に目が覚めちゃったので調べてみると、6時間経過時点では約350mA。 |
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すでに書いたように、黒ヴィッツにぶつけられた時の修理のついでに自転車屋さんに前後のタイヤ交換を依頼しました。
マウンテンバイク用のデコボコの多いタイヤを頼む、と言っておいたのですが、
取り付けられていたタイヤは
三ツ星ベルト株式会社
製の
ヒルトップ ストリート・バトラー
というモデル。
たしかにマウンテンバイク用タイヤなのですが、
これはトレッドセンター部を全周連続のリッジにして転がり抵抗を低減させたストリート モデルなのです。
それもまあいいかと思って修理が完了したバベッジ号をひきとり走ってみると、たしかに軽い!
通勤コースもとても楽ですし、コーナリングもスムース。 しかし帰宅エクササイズコースの途中休憩でバベッジ号を眺めていて、しだいにムカムカしてきました。 真横から見るとタイヤの外周にデコボコが見えず、斜めから見てもナデ肩のショルダー。 気に食わない、を通り越して、強烈な嫌悪感に襲われました。 こんなタイヤ絶対にイヤだ!!! 2日間使ってどうにも我慢ならなくなり、 3日目の週末に、捨てずに残しておいたフロントだけ台湾製のオリジナルに戻しました。 リヤタイヤは自転車屋さんに捨てるよう頼んでしまっていたので、やむなくストリート・バトラーのまま。 交換した直後に自転車屋さんに行き、今度はカタログを見せてもらって別のタイヤを注文しました。 返品・返金はあえて申し出ませんでした。 こんな気色の悪いタイヤとは金を払ってでもオサラバするのがいちばんです。 実際にはバベッジ号でダートを走ることはほぼないし、ストリート・バトラーでの走行は実に快適です。 にもかかわらずこれを拒否するのは、もはや 宗教上の理由 としか言いようがありません。 タイヤには山が不可欠で、山が高ければ高いほど頼りになる・・・・ 溝が切ってあったり、のっぺりしたタイヤは絶対にいけない。 彼女とタンデムツーリングに行くために買ったホンダNV400SPが人生唯一の気の迷いで、 それを除けばこの人生すべてデコボコタイヤを愛しつづけているのです。 ようやく届いた 三ツ星 ヒルトップ1300 を前後に組みました。 新品でのセンターブロック高は4mm。 硬質路面向きのトレッドパターンで、 間隔が広く背の高いショルダー ブロックを持ちながらもセンター部の接地面積は大きく舗装路も快適そう。 私の目的にはドンピシャのはずです。 前後アクスル ベアリングのグリスアップも含めた整備を終え、バベッジ号はようやくあるべき姿に戻りました。 実際に走ってみると、旋回開始の寝かしこみに一瞬のためらいがあるあたりがトレールタイヤっぽくてグーです。 2002年04月 500 + 510km タイヤ前後 新品チューブ含め 6000JPY 2002年04月 500 + 510km 仏米バルブアダプタ 250JPY |
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人もうらやむすらりと伸びた長足、なわけはないのですが、
バベッジ号の純正シートピラーは短すぎて、限界量を25mmも超えて伸ばしてようやく適正サドル高になります。
この状態だとかみ合い長が不足するためかシートピンをきつく締めても2時間も走行するといつのまにかサドルが下がってしまいます。
し、強度的にも心配です。 ホームセンターに長めのシートピラーが売っていました。 何の変哲もないクロームめっきぴかぴかのスチール製で、380円。 安いしこれで十分・・・と思いはしたものの、 色気を出して、スポーツ車専門店に行って長いアルミ製シートピラーを買いました。 結果は今までよりもさらにサドルを高くすることができ、長距離走行も快適のはず。 このイタリア製シートピラーは、リムを除いてバベッジ号においてはじめてのアルミ部品。 しかし重量はというと純正の300グラムに対して330グラム (いずれもサドル取付金具含む) で、30グラムの重量増となってしまいました。 実用上はこのピラーは長すぎるので、すこし切ってしまえば差はなくなりそうですが。 2002年04月 500 + 510km アルミ シートピラー 2980JPY 車重30グラム増 |
オリジナルのアルミ風ハンドルバーには全く不満がなかったのですが、
カーボン製ハンドルバーが安く手に入ったのでこれに交換します。
バー単体の質量差は大きく、スチール製の420グラムに対して新しいバーは140グラム。実に3分の1です。
ハロゲン ヘッドライトの重量増くらいはカバーできたかな。
さらにベルをコンパスつきのものに交換しました。
役立つ時があるかも。 2002年04月 500 + 510km カーボン ハンドルバー 1000JPY 車重280グラム減 2002年04月 500 + 510km コンパス付きベル 400JPY 車重15グラム増 |
バベッジ号走行1000km記念整備は完了しましたが、
さて肝心のエクササイズ効果はというと・・・体重に関してはいい結果が得られていません。
最初の4ヶ月で6kg以上も減ったのに、
その後お正月休みと出張先でのバカ食いがひびき、現時点では当初比3kg減でぴったり安定しています。 もっとも、体力に関してはずいぶん向上しました。 最初はわずか8km程度で完全にへたばり、走行後は30分以上もぶっ倒れてノビていたのですが、 現在では60km程度ならまったく問題なし。心肺機能も改善したことが自覚できます。 体重はたいして減っていませんが、筋力も持久力も明らかについてきているし、よいことだとしましょう。 |
サイクル コンピュータの距離計が1000kmを超え、総走行1500kmを記録しました。
土曜日の午後を車両整備で過ごすことにします。
交換後約500kmを走行したタイヤのブロック高は、フロントが0.4mm磨耗して3.6mm、リアが0.7mm磨耗して3.3mm。
まずは前後タイヤのローテーションをしました。
三ツ星ヒルトップ1300は、この調子ならあと500kmは使用できるでしょう。
作業時にフロントタイヤの虫ゴムを痛めてしまったので、新品に交換。 前回の整備時に判明したのですが、バベッジ号のアクスル ベアリングはかなり品質の悪いものです。 ガタがないようにスラストをかけると、回転抵抗が急激に増大します。 エクササイズ向き、とはいうものの、改善したいなあ。 新品のハブに入れ替えるほどの不満でもありませんが、 やはり格安モデルはこういった部分の品質が許容限度ギリギリに低くなっています。 SRAMグリップ シフタは、前回の接着修理が外れてしまったのでやり直し。 やはり部品交換を検討する必要がありそう。 バベッジ号は、どうやら新聞広告等で売られている「片山右京のマウンテンバイク」と同じモデルのようです。 広告の写真をじっくり見ると、しかし、片山右京モデルはすでに述べたリアショック取り付けの設計不良の対策がされていたり、 プロップ スタンドが異なっていたりと、改良されているふうではあります。 もし片山右京モデルとの触れ込みに期待して買ったのであれば、各部の品質の悪さにしだいに気がついて幻滅してしまうかもしれません。 でもバベッジ号はあくまでもホームセンターの格安車。 メンテナンスフリーの高品質は最初からまったく期待していません。 こっちのほうがはるかに心の平穏が得られます。 で、台湾製の格安車*2となると、設計強度不足や低品質の素材、 あるいは溶接不良などによる車体破損での人身事故が少なからず発生しているようです。 バベッジ号での夜間エクササイズのコースでは、長い下り坂で毎回時速55km以上を記録します。 そんな速度で車体にトラブルが起きたら、それこそ大事故になりかねません。 バベッジ号の取扱説明書には「耐振試験合格で強度は保証済み」のようなことが書かれていますが、はたしてどんなもんだか。 ので、強度的に負担の大きそうな部分は日ごろから目視チェックを行っています。 ステアリング ヘッド、折りたたみヒンジ部、リアショックの取り付けフランジの溶接部、 スイング アーム ピボット・・・ 幸い、今のところ亀裂などは確認できていません。 バベッジ号によるエクササイズを開始して1年がたちました。 体重は相変わらずですが、腹部超音波エコー検査の結果、脂肪肝の所見なし。 やったあ!! 2002年08月 500+1091km 虫ゴム不要のスペシャルバルブ \180 *2 正確には台湾設計、中国製造です。 |
天塩川でのアドベンチャーの後、本業の仕事が忙しくなり、自転車をこぐ元気も全く残らないほど憔悴しきった日々となってしまいました。
加えてラボに新しい主任研究員が来たこともあり、ほぼ1年近く、バベッジ号のオドメータは進まずでした。 この間のマイナーなトラブルとしては、フロントチェーンホイールに取り付けられたガードリングの破損。 ちょいと河川敷を走るつもりがトライアル走行となってしまい、障害物に引っ掛けてしまったのでした。 プラスチック製のガードリングはアウターのチェーンホイールにリベットで留められていますが、リベットが半抜けになってしまいました。 飛び出したリベットとチェーンが干渉してシフトが不可能になり、低速ギアだけで帰宅する羽目になってしまいました。 リベットを金ノコで切断し問題は解消、しかしガードリングの一部は破損したまま。 仕様変更としては、ハンドルバーエンドの追加。 たまには主任研究員をおんぶして乗ろうと思いましたが、現在のライディングポジションでは背中が前かがみになりすぎます。 が、ハンドルを高くする気も毛頭ありません。ハンドルバーエンドを使えば、直線のクルージング時は上体をアップライトできると考えました。 もちろん安全を考えブレーキレバーのエクステンションも追加。 いずれもホームセンターの安物パーツですが、目的は達成できました。 しかしこれらのパーツの追加によって、ヘッドライトによってトップヘビーになっていたステアリングはますますヘビーになり、 ハンドルを中立または左に切った状態ではサイドスタンドでは車両が倒れてしまうようになってしまいました。 とほほ。 ますますエクササイズ仕様です。 ところで近くのホームセンターには乳幼児用のヘルメットが売っていません。 プロショップに行ってみましたが、幼児用ヘルメットはどれも2歳から。 最近首が据わったばかりの乳児にはまだ無理のようですね。 2003-06-14 ハンドルバーエンド 2280JPY ブレーキレバーエクステンション 1280JPY |
純正のブレーキシューがそれなりに減ってきました。
利きが悪くなってきたわけでもないしまだ使えるのですが、
自転車ショップに立ち寄って特に買うものもなかったので、1セット450円の安いシューを2セット買うことにしました。
この日はこのショップのセールの日で、スピードくじで値引きのサービスがあります。
で、くじを引いたらなんと50%OFF!!
あちゃあ、これなら10万円の自転車でも買っておけばよかった。
これはおそらく台湾製の、取り付け方向のあるブレーキシューで、ロックしにくいよう設計されているようです。 使ってみると、特にどういうこともない感じ。特に最初はアタリが出てないせいか利きはよくありませんでした。 数km使っているうちに利きはよくなり始めましたが。 2003-12-13 ブレーキシュー 2セット 計900JPYところ半額セールで450JPY |
予期していたことではありますが、ヘッドライト用バッテリーが弱ってきました。
連続点灯時間も短くなってきましたが、それ以上に、フル充電の状態でも明るくなくなってしまいました。
2灯点灯すると1灯点灯時よりも輝度が落ちますので、バッテリーの内部抵抗が高くなってしまったのは明らかです。
いまやアルカリ乾電池ランプよりも暗い有様。
購入してから20ヶ月ですが、充電量が少ない状態で長期間放置してしまったのが寿命を早めた原因だと思います。
このライトのメーカーはバッテリーユニットを補修部品として単品販売しています。
さて、バッテリーユニットを交換するか、思い切って強力なやつに買い換えるか。 車両よりも高いライトを買う決心をして県内のスポーツサイクルショップ何店かに出かけましたが、在庫なし。 通販にしようかためらっているうちに、秋葉原に出かけるチャンスがありましたので、新しいバッテリーを購入しました。 秋月のほうが価格は安いことは判っていたのですが、当日はあいにく秋月の定休日でしたので、東デパのバッテリー専門店で購入。 ちなみに価格はライトメーカーのバッテリーユニット単品価格よりも高価で、かなり下手な買い物だったような気がします。 2004-01-22 ヘッドライト用バッテリー交換 日本電池 PortaLac PE6V4.5 稲電機 3450JPY |
ポゴの首が据わるようになってから、
たまにはポゴとバベッジ号でご近所ツーリングに出かけていますが、
子守帯(コンビ ニンナ ナンナ)を使うとポゴがおぶさるようになり、胸がちょっと苦しそう。
バベッジ号はリアサス車なので荷台タイプのベビーキャリアは装着できません。
そこで登山用のベビーキャリーを購入しました。 これはドイツ Salewa 社の Koala Kid Carrier で、レインカバーとサンシェードが標準で装備されており、 必要に応じて装着することができます。 バックボードの2つのポケット、シート下の大型ポケット、ウエストベルト左右のポーチ、 両サイドのメッシュポケットと収容力もたっぷり。 オムツや着替え、ウェットティッシュなどのベビー用品に加え、 飲み物やおやつを入れてピクニックに出かけることができます。 4点タイプのショルダー&ウエストベルトで乗員の転落防止性も十分。 背負った子供のアイポイントも高く、見晴らしも良好のようです。 バベッジ号のポジションだとポゴは両手を背当て部にのせて軽く上体を支えることになりますが、 ほとんど苦にならない様子。 一方でかつぐほうはというと、 ショルダーベルトとウエストベルトが細かく調整でき装着感はとても快適ですが、 子供のCGが後方かつ上方に位置するため、月面歩行する宇宙飛行士のような歩き方になってしまいます。 もっともいったん自転車で走り出してしまえば全く問題がありません。 追って幼児用ヘルメットも購入しました。まだサイズが大きめなので、 インナーパッドに詰め物をしてポゴの頭のサイズに合わせました。 最初は嫌がるかなあと思いましたが、パパもヘルメットをかぶるので、すぐに慣れ、 ベビーキャリーに乗せると自分からヘルメットを要求します。 うん、いい子だ。 2004年09月 Salewa Koala Kid Carrier 送料・税込み 18060JPY 2004年10月 幼児用ヘルメット OGK MILPOP 47cm 2480JPY 写真は2005年04月。携帯電話のカメラのオートフォーカスがどうにも使いにくくって・・・。画素数の問題じゃないってことですね。 |
バッテリーを交換してからさほど使用していないのに、ハロゲン ヘッドライトがどうにも暗くて頼りなくなってしまいました。
最近の白色LEDヘッドライトのほうが明るいのではないかと思えるようです。
そこで、エクササイズ再開の決意を込めて、
念願の、もっと明るいヘッドライトにとうとう手を出します。 購入したのは TOPEAK 社製のムーンシャイン HID エンデューロ。 HIDの強烈な明かりが連続4時間使えるとはまさに最強のスペックです。 取り付けはもちろん簡単。リチウムイオンバッテリーパックは今までの鉛バッテリーよりも小型で軽量。 まさに技術の進歩を見せつけられているようです。 もっともそれにふさわしい金額でしたが。 走ってみると、光量はもちろん十分ですが、色温度が高すぎ。 最初はHIDらしくていいと思いましたが、実用を考えると付属のカバーをつけて黄色よりにしたほうがバランスは上です。 配光は円錐ですが、あまりにも強烈なので、対向車への幻惑を考えるとホライゾンのある配光をぜひ取り入れてほしいところ。 2005-04-09 2020km HIDヘッドライト 税・配送料込み 50400円 取り外したハロゲン ヘッドライトを室内の明かりでよく観察したら、 普段よく使うワイド配光側のランプそのものが、バルブの内側が曇ってしまっていることがわかりました。 真正面から覗き込んでも眩しくないし、発光色も黄色味を帯びています。 使用距離1300kmのうちの1000kmが夜間走行だったとして、平均時速10km/hとすれば使用時間は100時間。 長めに見積もってもこんなものですが、それでバルブが寿命になっちゃうのかなあ。 それとも製造ばらつき? ハロゲン ランプはバルブ、リフレクタそしてレンズが一体になったもの。 これを交換すれば、しばらくは使えたのだと思います。 |
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以前は体重を落とそうと必死に上り坂にアタックしていましたが、
中高年の運動に無理は禁物とのアドバイスを受けて、
この春は軽く息が弾む程度のコースをちょっと長めに・・・という趣向で行きます。
4時間連続点灯可能なHIDヘッドライトのおかげで、のべ3時間のコースも安心して走れます。
ところがそうすると、心肺や足腰よりも先にお尻がギブアップ。
そこで、サドルをソフトなものに変えることにしました。
スポーツ車店の店頭の商品の中から、
ソフトで通勤に最適 !
とのうたい文句のサドルを選びました。
そう、私のエクササイズは要するに、行きと帰りとで距離が10倍も違う通勤なのです。 ヘッドライト バッテリーをフルチャージしておけば50kmの"通勤ルート"も安心ですが、 一回充電を忘れると、バッテリー切れを心配してエクササイズを切り上げなくてはなりません。 そこで、低価格になった高輝度白色LED式の乾電池ヘッドライトも併設しました。 バックアップ用だから小さくてもよかったのですが、販売価格が同じだったのでLED5灯の単3電池4本使用のものにしました。 以前使っていた単2電池使用の3Wクリプトンランプに比べれば軽いし、 明るさもそこそこで、説明書によれば連続点灯時間は30時間。 1200km使った2代目折りたたみペダルは、わずかながらベアリングのガタが出だしました。 最初のペダルよりは高品質です。 実を言うとこのペダルにしてからペダルを折りたたんだことがなく、それなら使いにくい片面ペダルである必要もないので、 低価格なMTB用の両面ペダルに交換しました。 プラスチックべダルでは河川敷のような泥のトライアルセクションでは滑ってしまい不都合でしたが、 金属ギザギザペダルなら大丈夫。 安いけれど有名プロショップで扱っている品物だから信頼できるかな。 2005-04-29 軽整備 2225km 後輪ハブベアリング スラスト調整、プラスチック製後輪スプロケットガードリング除去 (材質劣化による黄化と脆化ひび割れのため) ボトムスタンド取り付けボルト増し締め、スピードメータピックアップ取り付け修正 リアショックユニット ピストンロッド注油 (ストロークに伴う異音のため。全然オイルダンパになってないやん :-< ) 2005-04-30 中高年の健康仕様 装備追加変更 2237km Specialized Body Geometry サドル 3400円 高輝度白色LEDライト HL-EL300 2680円 デリニエータつき両面MTBべダル Wellgo LU-966 1200円 |
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サイクル コンピュータはまたまた機能停止。
梅雨時の2ヶ月近く乗らなかった間に、リードスイッチがONのままで電池が消費してしまったのかな。
前回作成したアドバンサはデューティ比が望ましくない(スイッチがONしている時間のほうが長い)ため、
距離を進めている間の電池の消耗は不利になります。
とはいっても2ヶ月でダメになるはずじゃないんだけどな。 もう一度アドバンサで距離あわせをするのも面倒になってしまったので、上級モデルに買い換えることにしました。 選んだのはTOPEAK PANORAM V12のワイヤード仕様。 すっきりしたパネルデザインに車速・距離・時間が同時に表示されるので便利そうです。 以前交換したヘンテコなリアブレーキシューはやはり効きが悪いので、今度はシマノXTRブレーキシューにしました。 やはり全然違う!! こんなところでケチるべきではありませんでした。 チェーンの伸びも気になりだしたし、ドライブトレインのガタも無視できなくなってきましたが、 一気に交換する決心がつきかねずにいます。 2005-07-31 SHIMANO XTR Vブレーキシュー \1790 2480km Reflex ヘルメット用リアビューミラー \1480 2005-08-05 TOPEAK PANORAM V12 送料込み 2520km \6235 |
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2004年以降はポゴとご近所ツーリングのみでまったく距離が伸びていません。
2001年から2002年ころは目を三角にして深夜の下りワインディングを60km/hで攻めていたりしましたが、
ここのところはせいぜい16km/hでのんびり走行。
ポゴはもうすぐ4歳、すでに
Salewa Koara Kid Carrier
の使用限度を超えています。
「ベビーキャリアにはもう乗せられないし、
Topeakのサスペンションシートが欲しいんだけれどリアサス車だから荷台式のキャリアも取り付けられないんだよ。」
とBMWのエンデューロバイク乗りでもある会社の知人に話したら、
「それじゃオレが使ってたヤツあげますよ。ウチはもう大きくなっちゃって使えないから捨てようかと思ってたんです。」 その日のうちに彼が届けてくれたキャリアは、ドイツ製の Römer Jockey Relax Kindersitz . Römer 社はISOFIXのチャイルドシートを多数販売しているメーカーで、品質は安心できそう。 シートポストのみに取り付けるタイプで、シートベルトと足ベルトつき。 背面にはドイツ製らしく大型の赤色リフレクタを持っています。 プラスチック製のシートベースもクッションもやや褪色がありますが、 目的には十分。やったあ。 このキンダージッツはレバー操作で簡単に脱着ができるよう設計されているものの、 バベッジ号のシートポストの場合はサドルとの位置関係からクイックリリースは不可能。 このシートを取り付けたままでは折りたたんでもハイエースの荷室には収まらないので、 収納時はシートポストから丸ごと取り外してサードシートに放り込んでおくことにします。 このシートは乗員体重22kgまで使用可能。 ただし乗員の体重をスチールパイプの片もちビームで支持する構造ですから、 ハードなライディングは控えたほうがよさそうですし、 アームのクラック等の目視点検も毎回行うべきでしょう。 また、現在使っているシートポストはアルミ製ですが、 かなりの曲げモーメントがかかることを考えると、 重量は増加しますがスチール製のシートポストに変えたほうが安全かもしれません。 Salewa Koara Kid Carrier とは異なりベビー用品の収容スペースはありませんが、 ポゴはもうオムツもおしりふきも必要としないので、さほど問題とはなりません。 片もちビームが適当なクッションとなり乗り心地もよさそう。 私の幼少時代は親父の重量車の荷台に直接座っていたことを考えると、 今のチャイルドシートはよくできているなあ。 登山用ベビーキャリーに比べれば前方視界は制限されますが、 それでも晴れた穏やかな日にいろいろなものを見ながら気ままに親子で郊外をのんびり走るのはとても幸せなひととき。 「ぱぱ見てー、お花が咲いているよー。」 だから地方都市暮らしは素敵なんだよなあ。 2006-09-24 Römer Jockey Relax Kindersitz 取り付け |
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ひどい腰痛を患ったためにバベッジ号にはしばらく乗れず。
で、そのせいもあってか健康診断の結果は思わしくなくて、医師の呼びだし。
「このままじゃ君やばいよ、何かしなさい」とのお医者さんの要求に、
それじゃ腰もほぼ治ったことだし1年間自転車を復活します、と約束させられてしまいました。 さて整備して乗ろうと思ったら、しばらく屋外駐車しておいたために、どうやらサイクル コンピュータを盗まれてしまったようです。 不思議なことに、なくなっているのはコンピュータ本体だけで、ブラケットもピックアップもそのまま。 自分の自転車に使いたいというより、子供のいたずらなのかもしれません。 オドメータの伸びが楽しみだし励みなので、3つめのサイクルコンピュータを買います。 ちょっと調べてみたらワイヤレス仕様が手ごろな価格になってきていますが、 TOPEAK PANORAM V12はとても気に入っていたし価格も下がっていたので、もういちど同じモデルを買いました。 ピックアップとブラケットは最初のまま。 オドメータは最後に公式確認できていた2860kmからエクササイズ再開とします。 2007-12-19 サイクルコンピュータ TOPEAK PANORAM V12 2代目 取り付け \3837 走行2860km 2007-12-19 バッテリーLEDライト 電池交換 |
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以前からナイトランのときもサイクルコンピュータの表示が読めるような小さなランプが欲しいと思っていましたので、
ジャンク部品で作ってみました。
単3電池2本で白色LED1本を点灯する、簡単なものです。
スイッチ付き電池ボックスは100円ショップの赤色LEDがたくさんつながったクリスマスイルミネーションからのサルベージ、
LEDも100円ショップのクリップライトからのサルベージ、
ハンドルバーホルダは松下電池工業製ハロゲンヘッドランプからのサルベージ。
2週間ほど前にはできあがっていたのですが、本日ようやく取り付け。 この手のガラクタを付けすぎると、たいていどこの町にもいる変な自転車おじさんの仲間入りですから要注意です(すでにそうなっているのかも)。 さあ、HIDヘッドライトも直ったし、これで本格的にナイトランエクササイズを再開できると思ったら・・・また腰痛が!! 2008-01-20 サイクルコンピュータ用夜間照明取り付け |
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ハイエースが無念のダウンをしてすでに1ヵ月。
ほぼ30年ぶりに、エンジン付きの乗り物を一台も所有していない状態が続いています。
幸いにバベッジ号はチェーンの給油とヘッドライトバッテリの充電を除けばトラブルフリーで、
また腰痛の再発もなく、小雨の日も含めて自転車登園・通勤を続けています。そういえば今年は台風が来なかったね。 小雨の中を数回走行したあと、リヤブレーキの利きがかなり悪くなってしまいました。 急ブレーキはまったくできない状態。そこで本日はブレーキのメンテをしました。 まずはリムを脱脂。 ブレーキクリーナはハイエースに積みっぱなしでディーラーの駐車場に置き去りにされていますから、 かわりに無水エタノールで洗浄。 ブレーキシューも洗浄しましたが、それだけではいまひとつ。 リムのブレーキ当たり面は表面にゴムが入り込んで黒ずんでいましたから、 電動ドリルに取り付けたワイヤーブラシで表面を荒らしました。 シマノXTRブレーキシューは最初の取り付けが傾いていたために摩耗の具合も傾いてしまいました。 今回はパッドボディがリムに並行になるように取り付け直しましたので、パッドの当たりが出るまでは利きは今一つでしょう。 それでもリヤブレーキはそれなりの制動力を回復しました。 2008-10-29 リヤブレーキ整備 3300km |
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雨ざらし放置が祟って、2個めのTOPEAK PANORAM V12サイクルコンピュータが動作しなくなってしまいました。
第3研究所設立のための新規コンピュータを買いに秋葉原に行った際、
通りかかったアウトレットショップで電気ストーブと一緒に格安品のサイクルコンピュータを購入。
最後のオドメータはたしか3760kmだったような。 2010-12-29 サイクルコンピュータ 580円 |
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第3研究所はできるだけ田舎の雰囲気が残っている環境を選びましたが、
それでも四輪車で買い物に行くのは道路混雑とか駐車場がないとか、ほとんど実用性がありません。
二輪車でも停めるところに困る場合が多いし、毎日の移動に使おうと考えてバベッジ号を第3研究所に移しました。 場所柄、自転車の盗難の危険性は100倍高まったといってもいいでしょう。 もうバベッジ号はサビがかなり目立つ状態ですから盗む方からすれば罪悪感が少ないだろう (変なことですけどね) し、 同等の新車の価格はさらに安くなってきていますから、盗まれてしまっても経済的にはさほどのダメージはありません。 が、たとえポンコツであっても自分とずっと付き合ってくれた愛車が盗まれるほど悔しいものはありません。心配だな。 ところが盗難の心配よりも切実なのは、第3研究所は丘陵地帯にあり、どこに行くにも10度を超える坂道を使わなければならないこと。 なんだ、ここは都会だと思ったけれど、富岡だって山の方に行かなければこんな坂はないぞ。 雨ざらし保管のまま整備せず持ってきたために初日はフロントディレーラーがハイギア固定のまま動かずに坂道を上れず、あえなく押し歩き。 翌日はペンチで無理やり動かしてフロントディレーラーをローギア固定、降りずに坂道を上れたものの、これを疲れた帰り道にやるのはきつ過ぎ。 というわけで第3研究所ではほとんど走行せず。 2011-01-09 第3研究所配置転換 |
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