The Compromised Solution TOYOTA HIACE 4WD WAGON Super Custom Limited |
アレクセイ・レオーノフ号のラフロード走行性能はすばらしいものでしたが、
さすがに初年度登録後16年めに入ると各部の痛みがひどくなってきました。
パワーステアリング ポンプに起因すると思われる異常振動の兆候が出始め、そろそろ潮時だと思われました。
シボレー アストロ、三菱デリカスターワゴンと10年の間積載能力に乏しいパセンジャーバンを使っていたので、
今度こそ4WDのキャブオーバー・バンに戻ろう。
ふたたびエンデューロレースに戻るもよし、自転車を3台積んでピクニックに行くもよし。
2台乗り継いだいすゞファーゴ、特に2台目のファーゴ4WD LTディーゼル ロング バンは本当に便利でした。
こんどこそハイエースにしよう。 しかし衝突安全法規と排気ガス規制はワンボックス ディーゼル貨物車にとって大変厳しいものとなり、 10年落ちの中古ディーゼル貨物車を選ぶのは必ずしも賢明な選択ではなくなってしまいました。 し、ハイエース バンはすでに首都圏では新車登録さえできない状態になってしまっています。 ですから2004年8月の新型ハイエース発表は本当に心待ちにしていましたが、1週間前にトヨペットへ行きプレビュー資料を入手して愕然。 こりゃダメだ・・・。 規制対応のコモンレール ディーゼルターボ、オフセット衝突対応のボディ構造はもちろん大歓迎なのですが、 いかんせん低い・・・!! 実際の最低地上高はたとえばキャラバンと大差ないし、現行型(旧型)ハイエースともさして変わりませんが、 ボディの下端がとにかく低すぎます。 わざわざローダウンしたりエアロパーツを装着したりするユーザーが多いので商品企画としては妥当なのかもしれませんが、 私の使い方では納車後さほど経たずにサイドシルをぶつけてしまうのは確実。 それほどまでしてキャラバンよりも長い荷室長にこだわったのか、リアハッチとリアバンパーがほぼツライチで、 後退時にリアハッチをへこませてしまう可能性も大。 フロントパネルも同様で、これではあっというまにボコボコになるでしょう。 当初からボコボコの中古を買うならともかく、新車を1ヶ月のうちにへこませてしまうことに耐えられるほどの度胸は私にはありません。 スーパーGLのフル装備を現金即決で買うつもりでしたが、一瞬のうちに白紙撤回。 実車をみるとオプティトロン・メーターもインパネシフトも魅力的でしたが、 やはりとても許せるデザインではありませんでした。 私の中の車両構造要件には、 「ボディ側面の下端ラインは前後アクスルを結ぶラインより高くなくてはならない」 という絶対的な掟があるのです。 そうなるとハイエース対策で規制対応ターボディーゼル4WDが標準ラインアップされたキャラバンしかない・・・ しかしキャラバンはどうにもデリバリ車の印象が強すぎて、色気がなさ過ぎます。 毎日カタログを眺め続ければそのうち好きになるかもしれないと努力したものの (本当に2ヶ月間、カタログを眺めつづけてインプリントの努力をしました)、 コラムのATシフトレバーを見た瞬間に幻滅。結局冷めたピザは冷めたピザ以上のものには見えてきません。 実車を見れば案外気に入るかも、と、あらかじめGXグレードの試乗車が置いてあるディーラーをウェブで調べてはるばる行ってみました。 が、店にはキャラバンの試乗車はありませんでした。 仕方なくポゴをキッズコーナーで遊ばせていると、店員さんが「こちらならご覧いただけますが・・・」と見せてくれたのが、 配達から帰ってきた、しばらく洗車もしていない薄汚れた白のDXのノンターボ マニュアル車。 夫婦そろって気絶しそうになりました。 これから300万円現金で払おうとしている顧客になんちゅうことを!! 併設されているルノーのコーナーにも行きましたが、日本ではルノーの商用車は入っていないとのこと。 労働者階級の味方ルノーならいいデリバリ車があるかもしれないと期待しましたが、日本ではずいぶん勘違いされているようで。 ポゴはこのディーラーのキッズコーナーに大満足だったのがせめてもの救い。 キャラバンの実車を見るためはるばる東京モーターショウまで行ってみたところが、ヨメが重度のうつ発作で、 きれいに飾ってあるバン4WD GXも落ち着いて見られず。 挙句の果ては「もうつべこべ言わずにボンゴブローニィにでも乗ってろ!!」と言い出す始末。 もう絶望だ・・・。 なかなか回復しない鬱病患者の相手をする日々にも疲れたし、 いまにも炎上するのではないかと人から思われてしまうモデルに乗り続けることにも苦痛を感じ始めたし・・・ ここらで心機一転クルマでも買い換えたいのに、納得できる車種が存在しない・・・。 心底疲れ果てて、もうどうでもよくなってきてしまいました。 バンの積載力をあきらめられるなら、楽しそうな車はたくさんあるのです。 ターボ・ファルコンを24ヶ月点検に出した直後に、代車のアルト バンで途中の中古車屋に立ち寄ってみました。 ランドクルーザー・プラドの格安車があったのでこれにしようと店員さんを呼びましたが、 それはガソリンエンジン車でした。長距離を走る私にはリッター5kmを下回るのはいかにも勘弁。 店を出て、やはりもうしばらくボロボロのアレクセイ・レオーノフ号に乗り続けるようだろうか・・・ と思いながら赤信号で止まると、角の中古車屋に並べられたハイエース ワゴンの4WDが私をまっすぐ見ていました。 青信号とともに左折して店に入り、 「これ、ちょうだい。」 2004年12月28日 購入契約 |
というわけで晴れてハイエースオーナーとなったわけですが、納車された車両を眺めていると、
どうして結局こういうことになっちゃったんだろうという思いが払いきれません。
キャブオーバー・バンの積載力と多用途性をこの10年間欲しがり続けていたのではなかったのだろうか? ハイエース ワゴンはレオーノフ号に比べればわずかに荷室は広いし、サードシートの前後移動ができるから積載力はアップしていますが、 折り畳まない限り自転車1台積むことができません。 4WDとはいえロードクリアランスは小さいし、タイヤは小さくサスペンションストロークもずっと短いのでラフロードの走破性は大幅に落ちています。 衝突安全性能も間違いなく不合格。 自分が本当に必要としている機能性がどれも不満足である一方で、しばらくの間は規制を心配することもないし、 実用上ほとんどの時間を占めるオンロード走行では快適になったはず。 結局この選択は強烈な妥協の結果だったのです。 そこで、よりよい名前がみつかるまでこの車を Compromised Solution - コンソル号とでも呼ぶことにしました。 コンソル号は初年度登録からすでにほぼ10年を経過していますが、 前のオーナーはおそらくこの車を大人数で乗れるクラウン的に大切に扱っていたようで、各部の程度はきわめて良好。 純正カンガルーバーも当時の流行でつけただけであって、ラフロードはほとんど走っていなかったようですし、 ひょっとしたら雨天走行すら避けていたのかもしれません。 新車と勘違いした隣人もいたほど、外装もきれい。 それが私に買われてしまったばかりにこのハイエースの人生が変わってしまいました。 きれいなままの荷室にいきなり段ボールが敷かれ、自転車やら工具箱やら電工ドラムやら、 2エレのHB-9CVと伸縮ポール、油圧ジャッキ、その他得体の知れないごみのようなものをブチ込まれ、 シート背後に消火器が置かれ、チャイルドシートが取り付けられました。 いきなり真っ暗な山のツイスティなワインディングをタイヤを鳴かせながら攻める羽目になり、 最高速チャレンジをされ、飛び出してきたイタチを理由に全制動を何度となく試みられ、ダートに減速せず突っ込み、 サスのボトミングを試され、雪の峠で横向きにさせられる・・・。 さらにはインパネを外され、あちこちのワイヤーハーネスを引っ張り出され、 おまけにフロアカーペットにはポゴのおもらし。 慣熟走行と銘打った1週間が終わった頃にはコンソル号は塩カルと泥はねでドロドロ。 でも私は、この車と付き合っていける感触を得ました。 いまさらハイエース、そしてそのサービス&メインテナンス ログとしてこのページを書きはじめました。 2005年01月22日 トヨタ ハイエース ワゴン 4WD スーパーカスタムリミテッド納車 諸費用・税込み \1274808 53573km (初年度登録 1995年04月24日) |
コンソル号についていたタイヤはウエット路面重視のロードタイヤで、まだまだ使えそうでした。
が、私の場合はオールテレインタイヤが必須なので、迷うことなく履き替えます。
季節柄まずはスタッドレスタイヤを。
サイズは色気を出さず、ホイールも純正のままとします。
いくつかの候補のなかから、今回はヨコハマ ジオランダーIT G072を選びました。
元のタイヤではずいぶん乗り心地が硬めでしたが、
ジオランダーIT G072ではゴツゴツ感が軽減されました。
その分タイトな舗装路ワインディングの旋回ではシャープさが落ちました。
私は緩やかでコントローラブルな限界挙動のほうが安心できるので、
装着直後から全く違和感のない自然な操縦性になりました。
ロードノイズの増加も気にならず、いい感じ。
肝心の氷上性能はまだ試していませんが。 今回も無料サービスの窒素ガス100%を使用。バルブキャップはブルーアルマイト色になりました。 街中の小さなタイヤショップで入れてもらいましたが、 バランスウェイトがなるべくホイール表側に来ないよう、かつウエイトが最小で済むように何度か組み替えてもらえるなど、 実にきめ細やかなサービスで、さすがプロショップと感じます。 2005年01月30日 スタッドレスタイヤ新品 ヨコハマ ジオランダーIT G072 組み込み工賃込み \68000 53880km |
コンソル号には純正のいわゆるカンガルーバーとフォグランプが装備されています。
三菱がやるとなんだかんだ揶揄されるのに、トヨタがやるとあまり言われないのは癪に障りますね。
バーはその取り付け構造から、ファッションのため、およびフォグランプステーとしての強度しかないものと考えておきましょう。
レオーノフ号のときのように、山肌にバーをこすりつけながら狭い山道で転回する、という使い方はできないと思っておきます。 規格サイズ角目4灯のレオーノフ号はハイビームの配光がとてもよく、夜の林道ではいつも満足していましたが、 コンソル号の2灯式はロービームが高め、ハイビームはスポットすぎてやや不満。 組み込みのフォグランプとオプションのイエローフォグを点ければ光量は増すものの、 配光ムラのためかえって見づらくなっています。やっぱりライトは絶対光量よりも配光のほうが重要だと思います。 とくに林道走行と高速道路走行とではハイビームの配光に求められるものがずいぶん違いますから。 取り急ぎビームを少し下げようと思いましたが、光軸調整機構が壊れていると見えて、左の上下調整しかできませんでした。 分解調査は後日の課題。 コーナリング ランプを常時点灯できるようにすれば、夜の林道での低速大転舵がずいぶん楽になるものと思いますので、 後で工夫してみましょう。でもこれは法規制上はどうなんだろう。 夜の林道でしか使わないから気にすることはないと思いますが、ちょっと調べておきますか。 ランプレンズの耐熱性も要チェックかも。 2005年02月15日 光軸調整機構機能不良を確認 |
JECO
製のVFD式デジタル クロックは、表示が薄暗く、ぼやけてしまっていました。
10年落ちですから当然とはいえ、シャキッとした感じが欲しいところ。
タバコのヤニなどでカバー内部が汚れてしまったのだろうと思いましたが、
インパネからデジタル クロック ユニットを取り外して着色半透明のプラスチックカバーを外してみると、
カバー内側もVFD自体もきれいで、汚れていません。
くすんでいたのはカバーの表面だけ。
カバーをプラスチッククリーナで20分ほど磨いたら、表面のくすみがほぼなくなりました。 ステアリングコラムとインパネの間を塞ぐための黒色フェルト布は日射で茶色く褪色していましたが、 このフェルトは左右対称形状で、インパネのツメに差し込まれているだけ。 一度取外して裏表を反対にし、取り付けなおせば新品同様。 いずれも些細なところですが、ずいぶん印象が違います。 2005年02月20日 デジタル クロック カバー研磨清掃、ステアリングコラム フェルト布 表裏入れ替え |
ターボ・ファルコン号の白色LED式DRLは具合がよいので (DRLとしての効果のほどはさておいて)、
コンソルエースにもDRLをつけることにします。
ファルコン号のDRLは信頼できるブランドのものでした。
今回買ったのはホームセンターでぶら下げられていたもので、別のメーカー製。
このメーカーは少なくとも私が使った製品はいずれも数年のうちに自然故障したため、
信頼性は疑問がありますが、当初売価4980円が2980円に値下げ。
これならいいでしょう。 この製品は自動ON-OFF回路つきでバッテリー直結するだけ、というのがうたい文句です。 "スイッチセンサー"なる小さいユニットがワイヤーハーネスの途中に入っており、 これが電源ラインの電圧変動を検出するようです。 一般ユーザが取り付けるには簡単で便利そうですが、 車両を理解した上でしっかりと配線ができるのならばわざわざトラブルの可能性を持ち込む必要もありません。 "スイッチ センサー"のハウジングはネジ止めで簡単に開けられましたので調べてみると、トランジスタを3石使ったプリント基板が入っています。 回路を正確に追ったわけではありませんが、最初の2つのトランジスタとダイオード2個が電源電圧の変動を検出し、 3つめのトランジスタがLEDへの電源供給を制御しているようです。 試してみると、電源電圧が一定の時はLEDは点灯しませんが、多少電圧を変化させるとLEDがぽわっといった感じで点灯します。 しかしLEDでは点灯開始電圧の量産ばらつきが避けられないため、ON-OFFの境がはっきりしないこの制御では点灯・消灯のタイミングが不ぞろいになります。 これはちょっとかっこ悪いなあ。 この製品は中国製ですが、スイッチ基板上の表面実装用部品は手半田のようです。 それだけならまだしも・・・キャパシタのひとつはなんと 2段重ね! こりゃ最近話題の マルチコンポーネント スタッキング テクノロジー と呼ばれる高密度実装技術ではないか!!! この曲芸を手半田で行うとは! さすが!!! ・・・取り付けマニュアルにはこのユニットは車両バッテリーに両面テープで取り付けるよう指示されていますが、 とてもエンジンルーム内での使用に耐える設計ではありませんね。おそらくコンポーネントも民生用グレードなのだろうと思います。 さらにいえばこのユニットは単に電源ON-OFFを行うのみで、 白色LEDのための電流制御とか気が利いたことはしていないし、 逆接保護とかサージ吸収とかの自動車電子機器に必要な配慮も見られません。 やはりこのユニットを使う必然性はなく、電波障害等による誤動作の心配が増えるのみでいいことは何一つないと判断し、切り離して直結としました。 が、電源電圧検出回路は別の遊び方がありそうなので捨てずにとっておきます。 この製品を開発・製造したメーカーのウェブサイトに行ってみましたが、ホームページの新製品紹介のFLASHには、 (この製品を開発するにあたり) 「社内外の英知を 終結 し」 とありました。たしかに終結しちゃってる感じがあります。 さてDRL電源取出しは、キーポジションがONのときに無条件で点灯するようにしましょう。 IG1系統から給電されている場所ならどこでもいいのですが、機能の類似性を考るとターンシグナル系からとるのがよさそうです。 ナビ取り付けのためインパネを取り外したままにしてあるので、ハザード スイッチに来ている赤-黒の線から頂戴すれば手軽です。 一方、ここからだとキャビンからフロントグリル裏までの引き回しが一苦労しそうです。 フロント周り車両下にもぐりこんで観察してみると、左フロントフェンダの前方にフロントウインドウウォッシャタンクがあり、 タンク一体式のウォッシャポンプモータがあります。 このモータ回路は下流側にスイッチが入っていて、上流側の青色ワイヤにはワイパー系ヒューズを通ったIG電源が供給されています。 こりゃちょうどいいや。 20Aのワイパー系ヒューズから給電されているのはフロントおよびリアのワイパーモータとウォッシャモータだけ。 ここから分岐で取り出し、0.5Aのインラインヒューズを介して左右フロントグリルに取り付けたDRLまで接続します。 製品のワイヤは細くて弱そうなので、配索にはスパイラルケーブルを使って多少なりとも機械的保護を入れ、 防水処理も行いました。 DRL本体は付属のタッピングスクリューでグリルに固定して、作業完了。 2005年01月30日 DRL購入 \2980 2005年02月19日 スイッチユニット調査・削除 2005年02月20日 DRL取り付け |
試乗したときには見抜けなかったのですが、フロントエアコンのブロアモータがずいぶん大きな音を出します。
ブラシの摺動音ではないかと思うのですが、ミュイーンといった感じのノイズが出ます。
大量の遮音材を使っていてエンジン音が静かになっている分、信号待ちなどでこのモーターの音はずいぶん気になります。
交換を考えましょう。 2005年01月 フロントエアコン ブロアモータ ブラシ摺動音過大 3月に入って、気がつくとブロアモータの音がかなり小さくなっています。 前オーナーの整備記録を見ると、年間の平均走行距離は7000km弱ですが、最後の2年間の走行距離はわずかに2000km。 車両以外になにか理由があったのでしょう。 そしておそらく、長期間使用されなかったためにブロアモータのブラシ部が発錆していたのではないかと推測します。 オートエアコンのファンスイッチを最大風量の状態にして4時間連続走行したら、ブロアモータの異音はほとんど解消されました。 あわてて部品交換しなくてラッキーでした。 2005年03月26日 フロントエアコン ブロアモータ ブラシ摺動音ほぼ正常回復 |
ETC OBEは、ターボ・ファルコンと同様の、OBE本体・アンテナ・スピーカの3点モデルを選びました。
なにしろ育児しながらの作業なので・・・お店に入ってポゴをだっこしながら3分で商品を選択し、
ポゴをママがキッズコーナーで遊ばせている間、店先で20分で取り付け。
その間にお店の人にセットアップカードの準備をしてもらいます。
しかしポゴは10分でキッズコーナーに飽き、後席に座らせてDVD鑑賞。
仮配策を済ませ、お店の人にセットアップとOBEテスタによる通信チェックをしてもらい、計40分で完了。
あわただしいなあ。 2005年02月20日 ECT OBE 装着(仮配策) |
KHZ106にはキーレス エントリが装備されていますが、古いモデルゆえハザード ランプによるアンサーバック機能はありません。
さらにキーレス送信機はシングルボタン式で、操作したときに閉まったのか開いたのかわからないときがしばしばです。
アンサーバック機能はぜひ追加したいところ。 ところでハイエース ワゴンのバックアップ ランプはリアハッチのガーニッシュに埋め込まれているタイプで、 見栄えはいいのですが、車両側方からは点灯していることがわかりません。 道路運送車両の保安基準では後退灯は車両後方から確認できることだけが規定されていますので法的にはもちろん問題はないのですが、 狭い駐車場でスピードを出すバカがいるこの国においては、後退灯が車両側方から見えない設計というのは安全意識の重大な欠如だ、 といわせてもらいましょう。 この対策としては、ハイエース バン用のコンビネーション ランプに交換するのが最もよさそうです。 ワンボックス乗りの良識として私は後退時はハザードを必ず出すようにしていますが、たまにはハザードを出し忘れることもあるので、 リバースに入れたら自動的にハザードが出たら便利なのではと思います。 このためのハザードランプ制御回路を追加するため、まずはハザード スイッチから必要な配線を引き出しておきましょう。
ターン シグナル フラッシャは、IG OFFのときはバッテリーから、またIG ONのときはIG1系から給電されています。 ハザード点滅させるためには、ターン シグナル フラッシャのランプ点灯出力を左右のターン シグナル ランプのハイサイドに接続すればOK。 リバース連動ハザードを実現するためには2回路のリレーを追加するだけで済みますが、 アンサーバック機能にはもう少し高度なロジックが必要だと思われます。 のんびりと考えることにします。 2005年02月20日 アンサーバック制御回路用ハーネス引き出し作業開始 |
首都高から外環道経由で関越下りに入るまでの間に、
2回 左前輪あるいはエンジンルームのあたりから突然「ギャーッ!!!」という細かな振動を伴った異音が発生しました。
最初のときはランプのコーナリング中だったので注意喚起舗装を踏んだかとも思ったのですが、それにしては音が大きすぎます。
2回目は車線を逸脱していることなどない状況だったのでこれは明らかに異常。
前日は深夜の雪の林道峠越えをしていましたが、路面が極端に荒れていたわけでもなく、何度か横滑りをした以外はごく正常な雪上山岳路走行でした。
そんなのでイッちゃうほどコンソル号はお坊ちゃま車なのでしょうか? 翌日は4回発生。 継続時間は数秒なので、原因を推測するためその都度いろいろ試してみました。 車速は50〜70KPHで発生、発生中にニュートラルに入れても音はやまず、音・振動の周波数はエンジン回転にも車速にも同期していません。 ファンベルトではありませんし、補機類でもなさそう。 エアコンは入れていないので、コンプレッサでもなし。 加減速や蛇行しても音は変わらず。ブレーキでもステアリングでもないみたいです。 ほんのちょっとした段差を乗り越えるなどのきっかけで発生するようです。 3日目の日曜日、ポゴとママと出かけたら今度はとうとう10秒以上音が消えず、車速が12KPHまで低下しても音が消えなくなってしまいました。 (逆に言えば、車両が減速すれば音は消えます。) この様子ではハブベアリングあたりがクサそう。 だとすると、いつも利用している修理工場まで症状が出ている状態で高速道路を走ったりすれば、 ハブベアリングの過熱から車両火災を起こしてしまう可能性が大です。 ポゴは 「はいえーち、うるちゃいね〜」 とはしゃいでいますが、 うつ病患者が背後から 「こんなもん近くのトヨペットにブチ込んじゃえ!!」 とワメくのでそのようにしました。 このトヨペットへの入庫は初めてだったので、店頭セールスマンにまずは修理見積もりを依頼したのですが、 私の上記試行の結果を話すとセールス氏は「それじゃエンジンですね」ときっぱり。 膝から下を切り落とされたかのようにがっくりきました。 セールスに話をしたのがそもそもの間違いだった・・・。 1時間ほど経ってピットを覗いたらコンソル号はリフトアップされて左前輪のハブまで分解されていて、 メカニックは 「原因がわかりません・・・お時間をいただくようです」と。 テストドライブをして現象再現したそうだし、セールスはともかくトヨタのディーラーメカニックなら信用できるでしょう。 「ここまでバラしてくれたんだから修理はお願いするよ。」 でもディーラーでもすぐにわからない故障だとすると、ありがちなパターンではないということで、 ビスカス センターデフとか、フロントディファレンシャル、ドライブシャフト、等速ジョイント・・・あたりでしょうか。 簡単に済む故障ではなさそうです。 2005年02月25日 左前方より異音発生 2回 2005年02月26日 左前方より異音発生 4回 2005年02月27日 左前方より異音発生 10回以上 トヨペット入庫 |
代車に借りたカルディナは高速道路ではもちろん快適だし、ドイツ車風のセンターコンソールの意匠もおしゃれでしたが、
薄っぺらいタイヤは街中の路面でもわずかなうねりに進路を乱されるし、
それを緩和するかのようにステアリングの遊びが大きめで、やはり私の好みではありません。
朝カルディナでポゴを保育所まで送ったら、ポゴはしきりに「はいえーち、ないね〜」。
その夜ポゴは連続インフルエンザ感染第2弾で、39度を超える体温で 「はいえーち、こあれちゃったね〜」としきりに繰り返します。
ポゴのカゼもハイエースも、はやく治らないかな。 カルディナをいったん返却するため給油していたら、目の前をわがハイエースがギャーッ!!!といいながら走っていきました。 給油所の兄さんが「ありゃあブレーキだな」と独り言をいうので、「あれ、オレの車。これ、その代車。」 スプライン磨耗によるフロントアクスル空転を疑ったメカニック氏がハブを組みなおしてテストドライブしていたのですが、 スプラインは正常でした。 なるほど、そんな故障もあるのか・・・でもアクスル空転なら、アクセル操作でアクスル回転トルクが変わって異音も変わるはず。 いったん発生した異音はエンジンパワーを増減しても変化しませんでしたから、この可能性はテストランするまでもなく排除できますが。 「まだわかりません・・・かれこれ10年やっていますが、初めてのパターンです。フロントデフかも知れませんね・・・」 トヨタ車なら現状渡しの中古でも大丈夫だろうと思ったのですが、今回はハズレくじかな。 「走れば何でもいいから」と軽トラあたりを期待して代車を頼んだら、トヨエース ジャストローのオートマチック。 そうか、トヨタには軽トラないのね。普通は断るところでしょうが、私としてはこりゃ楽しい、大歓迎。 もし夏なら、すぐさまホームセンターでドカシー買ってきてプールにしてポゴと遊ぶのですが・・・。 2005年03月01日 左前輪ハブ組みなおし、症状まったく改善せず。 |
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結局原因は、左前輪のナックル ベアリングでした。
私はこの部分の構造をよく知りませんが、メカニック氏によると本来はシャフトとの合わせ面はグリスで潤滑されているものの、
どうしたわけか潤滑が不足になりかじり始めていた、とのこと。
交換部品はナックル ベアリング2個と、オイルシール1つ。
デフの修理費用を覚悟していただけに安くついてラッキーでした。
交換されたベアリングは銅色をした非鉄金属で、内周にグリス溝が掘られていますが、
異常磨耗の傷がはっきり見えます。
相手シャフト側のキズの程度は不明ですが、おそらくベアリング側の材料が軟らかいので大丈夫なのでしょう。 納車にあたってはせっかく洗車してもらったのに、そんなことは気にせずその日の夜 小雪が舞い散る中テストランに出発。八ヶ岳周遊ルートをとり、一般道を約100km、高速道路を200km、合わせ300kmほど走行し、異音は皆無。 ふたたびハイエースは塩カルだらけのドロドロになってしまいました。 2005年03月05日 左前輪ナックル ベアリング交換 修理完了 工賃・税込み \11600 しかしこれは部品加工精度不良とか組み付け不適切とかによる偶発故障なのでしょうか? それとも右前輪ナックルもいずれ同じ運命? |
レオーノフ号の蛍光灯は明るさ3段切り替え式で大変便利でしたが、コンソル号のそれは明るさ切り替えなしで、機能的にはやや不満。
その蛍光灯が、2月中旬頃から点灯しなくなりました。
点灯しなくなる直前まで正常だったことから蛍光管の寿命とは考えにくかったし、
他のルームランプは点灯していることから車両側ヒューズのプローでもありません。
そこでインバータの故障を疑います。スライド スイッチの接点摩滅かな? 2005年02月13日 車室内蛍光灯点灯せず 約1ヶ月たって、ようやく修理を開始します。 蛍光灯カバーをはずすと、 紙エポキシ基板に実装されたインバータ があります。 カバーを外そうとした際に一瞬蛍光管が光りました。 どこかの接触不良のようですが、目視で異常なし、絶縁材の棒で各コンポーネントを軽くたたいてみても点灯しません。 蛍光灯ユニット全体をシーリングから取り外し、蛍光灯ユニットからインバータ基板を取り外そうとしたとき、指先の触感で故障箇所がわかりました。 パワートランジスタの半田付けがグラグラです。 |
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典型的な繰返し応力による半田の疲労破壊で、
3本の足のすべてが見事に抜けていました。
今まではほとんど接触による導通だけで動作していたのでしょう。
インバータは、パワートランジスタ2SD1036が1つだけのシンプルなもの。 基板とパワートランジスタの取り付け構造を見ると、 疲労破壊が起きて当然の構造 になっています。 ヒートシンクのアルミとパワートランジスタのリードの熱膨張係数の違いにより発生した伸縮力のストレスを、 半田部がすべて受け持つ設計になっているのです。 この故障は偶発的ではなく、おそらく同一設計ユニットのすべてが新品のときから有している時限爆弾のようなものでしょう。 修理は半田付けを3箇所やり直せばいいだけなので簡単。 しかし半田付けしなおしただけでは、根本原因である半田部への応力は軽減されず、再発は間違いなし。 とくに私は車室内灯を長時間利用しますから、対策しておきたいところ。 そこで、 パワートランジスタの足を通す穴をドリルで拡大 し、周辺の銅箔パターンを削除し、 パワートランジスタの足と基板上の回路をリード線で接続しました。 こうすれば、ヒートシンクが熱膨張してもパワートランジスタの足は基板に対して抵抗なく動くのでストレスが発生せず、 動きはリード線の柔軟性で吸収できるはずです。 2005年03月12日 蛍光灯インバータ 半田疲労破壊対策盛り込み補修 |
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蛍光管は18WのU字管です。透明な蛍光灯カバーの内側には同じ形の白色プラスチック板がはめ込まれており、
カバー全面からのソフトな発光としています。
が、私は見た目のソフトさよりも明るさが欲しいので、これを取り外して組みなおし、修理完了。 2005年03月13日 蛍光灯ユニット組付け 修理完了 費用0円 2005年04月16日 オイル交換 60000km 4263円 YJB |
5月の連休は天気のいい日が続いたのにラボにこもりっきりで外に出る時間がありませんでした。
もういいかげんスタッドレスタイヤからサマータイヤにしたいのに手配する時間もとれず。
ようやく近くのタイヤショップに寄れたのは、もう5月も下旬。 タイヤそのものは迷うことなくBFGoodrich Radial All-Terrain T/A KO。 純正ずばりのサイズはなく、アスペクトのひとつ小さなものにします。 最低地上高がごくわずかに高くなるのは、低いハイエースにはメリットです。 ホイールは新品をと思い、いろいろカタログをみましたがいまひとつ気に入ったものがありません。 あれ、そういえば・・・と店長がショップの裏からごそごそ取り出してきたのは中古ホイール。 シンプルな5本スポークタイプで、サイズはズバリ。 5本スポークは岩場のヒットで簡単に曲がりそうな気がして選択肢から外していたのですが、 安い中古ならまあ許せるかも。 今回はチープ路線を選びました。 スペアタイヤはスタッドレスのまま。 外径がわずかに違うので、フルタイム4WD車ではスペアを使用しての長距離高速走行は避けなければなりません。 2005年05月22日 タイヤ・ホイール セット購入 4本 \80000 |
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2005年09月25日 リモート キー 電池交換 CR1216 \230 |
2005年12月04日 オイル交換 \4263 |
土曜の朝、駐車場の隅に落ちていましたよ、と大家さんが私のウエストバッグを持ってきてくれました。
それを受け取りつつヨメが何か変だぞと感づき、「だんちゃん、ハイエース見てきな。」
ヨメの勘は的中。P席ドアオープナーがこじ開けられていました。 D席もスライドもリヤハッチもロックされていたので、ロックし忘れの可能性はなく、開けられたのはP席のみ。 推測すると、P席シートに見えたウエストバッグ目当てにどこかのバカが手馴れた方法でP席を開け、 ウエストバッグを取り出し、人目につかない駐車場の陰で中をあさったのでしょう。 ところがウエストバッグに入っていたのは、ポゴの紙オムツ、紙オムツ、紙オムツ、おしりふき、おしりふき・・・。 そのウエストバッグはポゴお散歩お出かけキットだったのです。 ごくろうなこった。 バカは手っ取り早く現金が欲しかったのでしょう。 IC-7000Mもナビゲーションも手付かず。 使い方によっては現金よりも価値があるはずの健康保険証も無事でした。 車内にあった私の帽子もバッグの近くに投げ捨てられていました。 これをかぶってバッグをあさっていたのでしょうか。 この黒い Novell UnixWare の帽子をかぶって。コアすぎるなあ。 結局の被害はドアオープナーとドアパネルの鈑金損傷。 ばかばかしいのでねんどパテをこねてぶち込んどきました。 しっかり指紋は採っておいてもらったからそのうち一斉検挙されて臭い飯でも食え。 2006年04月02日 車上荒らし被害 補修用ねんどパテ購入 |
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ルーフサイドに取り付けた電動マウントは、配線するヒマ(というか元気)がなかなか出ず、数ヶ月間 単なるマウントとして使っていました。
今回ようやく配線工事を行いました。
スイッチはインパネ上とし、電源はイグニションキーイルミネーションランプ上流側から拝借。
このイルミネーションランプは、ルームランプと同様に、下流側をイルミネーションコントローラが制御します。
上流側は常時通電で、車両ヒューズはルームランプ系統、定格15A。 2006年09月03日 ルーフサイド電動マウント 制御スイッチ配線 |
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冬になって厚着になったこともありますが、ポゴが今まで使ってきたチャイルドシートがきつくなってしまいました。
適用は3歳までのシートだったのでこれは当然。
新品のジュニアシートを買いました。
チャイルドシートに比べれば価格は1/3以下なので、
事前調査もなくお店の在庫品から選択します。
チャイルドシートは国交省のアセスメントが商品選択の最重要ポイントでしたが、
ジュニアシートはアセスメントが行われていません。
ジュニアシートでは拘束性能は車両シートベルトの性能が支配的になりますので無理はありませんけれど。 仕方がないので商品についているEU規制クリアとのうたい文句を信じて選択したのは 大垣産業フレッシュテンダー ハイバックGR。 これの正体は Ningbo Winwin Industrial Company Ltd. のVario Kidです。 クラッシュテストの結果を見たいなと思いましたが、 製造元でもOEMでもライン落ちしているためもあり詳細入手できず。 ま、 ECE R44/03 のホモロゲーションを取得しているし、 製造元はGMへのOEMとしてQS9000認証も取得しているようなので、 安心していいでしょう。 どのみちサバイバルゾーンのない旧型ハイエースに乗っていること自体が危険ですし。 ポゴが乗車していないときにジュニア シートが飛び回ってしまうのもイヤなので、 リアシートにタイダウンベルトで取り付けました。 ポゴは「大人と同じシートベルトだー!」と喜んで保育園の先生に自慢していました。 2006年12月17日 ジュニアシート \8190 |
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導入後半年頃からしばしば、リアモニタの映像が出ないトラブルが発生しています。
パワーサイクルで復旧しますが、
その後 DVD等の映像ソース切り替えを行うと復旧することがあることがわかりました。
ビデオスイッチャ制御プログラムのバグかなあ、と思っていたのですが、
段差通過後に発生する確率が高い (ヨメ談) ことを考えると、
リアモニタ信号処理ユニットのハードウェア故障の可能性がでてきました。
さらに、画面中央に黒の水平線・・というか黒い帯状の非表示部分が出ることがあり、
こうなると単なる接触不良じゃなくてLCDコントローラの不具合かも。
うむ、こりゃ困ったな。 2007年01月 リアモニタ表示不良 散発発生 |
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ひどい腰痛のためオールJAは参戦できず。
5月のオール群馬は・・・もし腰がつらくなったらすぐに帰れるよう、ラボの近くから運用することにしました。
といっても、富岡は地形的に谷あいですから、Eスポでも出ない限りほとんど飛びは期待できません。
まあ、おそらく富岡から6m電話でQRVする局は他にはないだろうから、県内局にマルチをサービスできればいいだろう。
秘密の運用場所を使うことにします。 オール群馬コンテストは土曜の夜と日曜の早朝からお昼までというフォーマットなので、 移動地にキャンプする必要がなく、手軽に参加できます。 移動運用に必要な機材はすべてハイエースの中に準備されており、 コンソルハイエースの目標であった「即時移動運用可能」のコンセプトはほぼ達成されています。 土曜の夜は移動地に赴いて、車から降りもせずHV7CX モービルマルチバンドホイップから運用。 局数の少ないコンテストなので、短いチャットを含みながらののんびり運用です。 ついで日曜日、再び現地に行き、腰を気遣いながら4エレメントHB9CVを立て、ホンダEu9i発動発電機を回して運用開始。 関東平野方面には開けていないロケーションなので、当然ワークできる局数も寂しい限り。 腰のためにほとんどの時間椅子に座らず立ったまま、5月ならではのすがすがしい空気と新緑に包まれて、 ただボイスキーヤのボタンを押すだけ・・・まるで何かの修行のような運用です。 それでも時たま応答してくれる参加各局からは、「富岡はニューマルチだ、ありがとう、がんばって」と応援を受けて、修行を続けます。 日曜日の11時30分すぎ、コンテスト終了まであと30分というところになって、バンド内のノイズが増え始めていることに気がつきました。 来たっ!! ビーコン局を受信して西へのオープンであることを確認し、ビームを磁方位240度に振ると、 いままでCQを出していた周波数には韓国国内の不法FMモービル局がいることがわかりました。 すぐにQSYし、クリアな周波数を探し、県外局を狙ってCQ呼出しを再開します。 まもなく立て続けに四国と九州各地からの応答があり、コンテスト終了直前の15分にマルチをぐっと増やせました。 まだまだ駆け出しのオペレータですが、今回初めて、コンディションの変化を察知して対応を取るということができるようになりました。 数週間後、コンテスト結果の発表を見ておどろき! なんと 県内50MHz電話部門で優勝!!!! 要するにたまたまこの部門のエントリーがとても少なくて、トンビ&アブラゲ状態の優勝だったのですが、 とにかく優勝!! 文句あるか!! 表彰式は6メーター・アンド・ダウンと同じ日なので出席しませんでしたが、 ばあちゃんは 「6メーター・アンド・ダウンは来年もあるけれど、 コンテストで優勝だなんて二度とないだろうから表彰式に行ったほうがよかったんじゃねえか息子よ」 とのたまいました。 母上、わかっていらっしゃる。 2007年05月 オール群馬コンテスト参加 |
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1年ほど使っているHV7CXは、7/21/28/50/144/430MHz帯で運用可能ですが、
18MHz帯でも運用してみたくなりました。
このアンテナにはオプション品で18/24MHz用エレメントが用意されていますのでこれを買うことにしました。
しかし地元のショップに注文したら、すでにメーカー製造中止で入手不能とのこと。
さらに何件ものショップを回りましたが、店頭在庫なし。
ようやく富士無線で在庫品を見つけ、入手できました。 このオプション部品は24MHz用ローディングエレメントと、18MHz用のエレメントが含まれています。 24MHzは28MHzのコイルと交換、18MHzは21MHzのエレメントと交換する、といった具合。 私はとりあえず18MHz帯だけ試したいので、21MHzエレメントだけを18MHz用に交換します。 大短縮アンテナゆえエレメント全長の調整はクリティカルです。 けっこうな時間をかけて、ベストな状態にもって行きました。 結果は下記。 結構シビアだなあ。 コンソル号にはオートマチックアンテナチューナがあるので、無理は利きますが。 その後、どうしたわけかSWRが下がらなくなり、 28MHz帯に至っては走行中にオートチューナでチューニングを取ろうとするとエンジン警告灯が点灯してエンジンパワーが下がり、 低速走行中に行うとエンストしてしまうようになりました。 ありゃありゃ。 よくよく調べたらIC-7000MとAT-1との間の同軸ケーブルのコネクタが緩んでいて、 それが原因でした。ふう。 2007年07月 18MHz帯調整 |
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フロントルームランプがときおり点灯しなくなることがでてきました。
ルームランプアセンブリ本体をギュッとシーリングに押し付けるように力を入れると点灯するので、
接触不良なのは確かです。
たかがルームランプですが、
しかしマップランプスイッチがONのままなのに点灯しないために忘れて車を離れ、
駐車中に接触が回復してランプが点灯してしまうとバッテリー上がりを招く恐れもあります。 2007年07月 ルームランプ点灯不良 散発発生 調査するヒマもなくしばらくほったらかしでしたが、症状発生から4ヶ月、 ようやくルームランプアセンブリを取り外して調査しました。 車両側コネクタはルームランプアセンブリにじかに組みつけられたコネクタターミナルに接続されます。 コネクタターミナルから左右のルームランプバルブの+側へは、 ビニール線ではなくて、プレス打ち出しの細長いスチールプレートとカシメだけで配線されています。 ランプが点灯しない症状が発生しているときは、ドア連動点灯もしないし、マップランプ点灯もしません。 また、左右のランプが同時に点灯しなくなります。 片側だけ点くということは一度もありませんでした。 この症状から、車両側ハーネスが正常だと仮定すれば、 ルームランプアセンブリのVB+コネクタターミナルのカシメか、 そこから伸びているスチールプレートの先のカシメ部分の接触不良以外に考えられません。 テスタでVB+ターミナルからバルプ部までの抵抗値をアナログテスタで測定してみると、接触は明らかに悪くて不安定ですし、 最小の状態でも直流抵抗値は8Ω程度残っています。 実際に安定化電源でランプを点灯させてみると、ランプは片側で0.5A、両側点灯で1.0A流れます。 ランプは明るく点灯していますが、このときVB+からバルブ部までの配線には実に0.8Vもの電圧降下が観測されました。 カシメ部では合計0.8Wもの電力による熱が発生しているわけです。 ランプが正常に点灯するようになっても、この電圧降下は全くムダです。 まあランプが直列に入っていますので車両火災に至るようなものではありませんが。 カシメと金属プレートによる配線は要するにコストダウンのための手法です。 ビニール線を追加してカシメに頼らずに給電するよう改造してみようかと思いましたが、 組みつけてあるコネクタターミナルは表面仕上げの関係で普通のはんだは乗りませんでした。 し、ボディはPPなので長時間はんだこてをあてることもできません。 車両側コネクタにマッチするコネクタを用意するとか、 カシメをドリル等で破壊し代わりにM2.5程度のビスを使って卵ラグを入れるとかと考えましたが、 いじっている間にランプが点かなくなるほどの接触不良は発生しなくなりましたので、 面倒くさくなってすべて元に戻してしまいました。 カシメ部は相変わらず0.8Wの無駄な熱を出したままです。 2007年11月17日 ルームランプアセンブリ分解調査 - 接触不良は解消、ただしカシメ部接触抵抗は残ったまま ルームランプについては、バルブを明るく消費電流の少ないLEDに換えるとか、 夜間走行中も眩しくないような助手席スポットランプを増設するとか、 昼間明るいときはドア連動ランプを点けないようにするとか、 ここはいろいろアイデアがある部分です。 さらに、このハイエースのドア連動ランプは消灯時にキー&ライトリマインダーリレーによってじわじわと消えていく制御が入っていますが、 消え方がスムースではなく、段階的に暗くなっていきます。 当時は高級な機能だったのかもしれませんが、今では軽自動車でさえすうっと滑らかに減光していきます。 この辺も工夫したら楽しそう。 |
冷間始動後約1分ほど、冷却水量警告灯が点灯するようになりました。
クーラント足してあげよう。
ちなみにコンビネーションメータ内の冷却水量警告灯は、ラジエータレベルセンサにより直接点灯制御されています。
このセンサの信号はエンジンECUなど他の装置には全く使われていません。
2007年11月 冷却水量警告灯点灯 |
ようやくオドメータが10万km。
メータークラスタのT-BELTランプが点灯し祝福してくれました。
この車両はいままでにタイミングベルトを交換したことはないようなので、
近いうちに交換してあげないと。
T-BELTランプ消灯のためにはメータークラスタアセンブリを取り外す必要があります。
面倒くさいけど、今年の冬休みの宿題にしよう。 2007年11月24日 100000km到達 T-BELTランプ点灯 |
スタッドレスに交換。
Geolandar I/Tが特に弱いわけではないのでしょうが、
スタッドレスタイヤのサイドウォールは本当に弱いです。
サイドウォールのバーストのために、今までに3本もまだ新品に近いタイヤを交換せざるを得ませんでした。
そのうち2回はハイエースで、いずれも縁石接触が原因。
まあ運転がヘタクソなためだと反省はするものの、
これほどサイドウォールが弱いと上信国境の尖った石の多いグラベルに足を踏み入れるのは躊躇してしまいます。 左輪だけ2本も新品を追加しているので、 左輪はまだトレッドは深いままですが、右輪の磨耗は進んでおり、 特に前シーズンで前輪に使っていたものはショルダー部のベースラバーが見えるほどの磨耗。 センター部はまだまだ使えるので交換しませんが、左コーナーではリアブレークに気をつけないと。 2007年12月01日 スタッドレスに交換 何度か過放電してしまったこともあり、バッテリーは昨年の冬 すでにかなり劣化が進んでいました。 どうにか冬は越せたものの、エンジン停止時に30分ほど装備品を使うと始動不能直前まで放電してしまいます。 これでは今年の冬はとても持ちません。 ので、自動車用品店でバッテリーを買い、店先駐車場でちょちょっと交換しました。 セルモータも軽快に回るようになり、これなら安心。 2007年12月04日 バッテリー交換 パナソニック 115D13R 約\28000 (ポイント割引含む) 100267km |
今年の春は腰痛の再発を恐れて夏タイヤに交換できず、スタッドレスタイヤのまま。
左側は2回もバーストさせて交換したので摩耗はまだウエアインジケータまで進んでいませんが、右側はショルダーの摩耗が激しく、
本来ならすぐにでも交換すべきなレベル。難しいタイミングだなあ。 仕事を引きずってしまって夏休みは遠出はしないし、あと1ヵ月ちょっと我慢して9月下旬になったら新しいスタッドレスを注文しよう。 2008/08/12 |
HV7CX 7バンドモービルホイップアンテナはルーフサイドに取りつけるには全長が長すぎるし、
一方で良好なアースを必要とするので、フロントのフォグランプステーパイプに取り付けていました。 本日高速道路に上がり本線に合流し終え、さらに増速して追い越しレーンに入ったとたん、HV7CXがへにゃっと左に倒れました。 助手席のポゴが「ぱぱー、アンテナ曲がった!!」 折り曲げ機構が働いたのならバタンと倒れるはずだし、以前にも発生したことのあるエレメント固定イモネジの緩みならいきなり脱落するはず。 走行車線に戻り、速度を80km/hまで落とします。 幸い、交通量は多くなく、パーキングエリアが2.4km先。 最初30度くらい傾いていたものが今や水平近くまで傾いています。が、なんとかなりそう。 どうにかエレメントは脱落せずに持ちこたえ、他車に迷惑をかけずにパーキングエリアに入れました。 車を降りてみると、給電ユニット中間の樹脂部が完全に切断されており、内部のローディングコイルでかろうじてつながっていました。 走行中エレメントはバンパーカバーにひっかかって、路面へ接触せずに済んでいました。 HV7CXは何本ものスタブエレメントやショートバーやらがごちゃごちゃ付いたメカニカルな外観もすごく気に入っていたし、 いったん各バンドを調整してしまえばバンド切り替え操作は不要なので便利でした。 短縮率が高くなる7MHzはさすがに日本国内ではQRMに埋もれてしまうものの、 それでも電波はしっかりアメリカ西海岸のカリフォルニア・オレゴン・ワシントンあたりまで届いていました。 21MHz/28MHzではS3ほど振れている局ならたいていワークできたし、 50MHzなら聞こえていさえすればほぼOK。 結構楽しみました。 もうすこし使い続けたいのですが、しかし今回の破損は修正不可能。 給電ユニットを補給品でオーダーするか、それがだめなら次はLittleTarheelIIにでもしようかな。 2008/08/13 HV7CX破損 |
毎年恒例のハムフェア詣でに向かう途中、首都高速5号線で渋滞にはまりました。
タンクローリー火災事故のために一部区間が閉鎖されているための渋滞です。
この分岐をすぎればこの先30分以上は覚悟しなければならないな、と思ってオプティトロンメータークラスタに目を落としたら、
水温ゲージが最高を示していて、セグメントが点滅している!! 左車線のトラックの運ちゃんに睨まれながら分岐の直前で車線変更し、すぐの出口で降りました。 それまで渋滞で停止状態だった車を動かしだしたとたんに水温計はいきなり通常の5 (デジタル水温ゲージは10個のセグメントで構成されています) に戻りましたが、その後も激しく上がったり下がったりします。 水温センサ周辺の接触不良? それとも水温センサが冷却水に触れなくなったほど冷却水が減っている? しかしここのところ冷却水量警告灯は点灯していなかったのに。まさか実は冷却水レベルスイッチが最近壊れちゃっていたとか? 首都高ランプを降りてすぐに具合の良さそうなコインパーキングがありました。 エンジンを止めエンジンルームをあけてみると、冷却水の煮えたぎるボコボコという音が大きく聞こえます。 単なるインスツルメンテーションプロブレムではなく、何かがおかしいのは確か。 ハムフェアはあきらめざるを得ませんが、どのみちエンジンを冷やさなければ何もできません。 当初の予定ではポゴのリクエストによりハムフェアのあとは東京タワーに行くつもりでした。 止めたコインパーキングのそばにはメトロの駅があり、乗り換えなしで東京タワーまで行けます。 計画変更。コインパーキングでお弁当を食べ、30分以上様子をみてそれ以上の重大なことは起きないだろうと判断し、 ハイエースをコインパーキングに置き去りにし、家族4人で地下鉄に乗り、日本電波塔へ。 おお、スーパーターンスタイルアンテナがあるぞ。 オノボリさんの東京見物を終えてハイエースに戻り冷却水をみると、確かにひどく減っています。 幸いに近くにガソリンスタンドがありましたので2リットルのペットボトルいっぱいにクーラントを買い、補水しました。 ハイエースに積んであった1.5リットルの水と合わせて合計3.5リットルを飲み込みました。うひゃあ、ずいぶん減っていたんだな。 おそるおそる走り出してみると、水温計の指示は正常。そのまま首都高に上がり、普通に帰ってこられました。ふう。 2008年08月23日 オーバーヒート クーラント 2L \3150 西巣鴨シェル 単に水が減っていただけか、と思いましたが、次の週末にも再発してしまいました。 高速道路の走行中は大丈夫なのに、インターから一般道に降りて最初の信号待ちで水温計が最大指示。同じパターンです。 エンジンルームをよくみると、漏れたとみられる冷却水がシャーシのラテラルメンバとエンジンガードに溜まっていました。 どうやら水漏れは続いているようです。し、リザーブタンクは空にはなっていません。こりゃ修理に出そう。 ショップまでどうにか自走できると踏んだのですが、交通量の少ないアップダウンのある裏道を走ると水温計は5から9の間で激しく上下します。 しかしエンジンパワーを必要とする登り坂の途中で水温計の指示が下がったり、 軽いエンジンブレーキで長い坂を下る2分ほどの間に水温が上がったり、不思議な動きをします。 こりゃウォーターポンプとかかな。どうにか水温計を最大指示にはせずにショップに入庫できました。 2008/09/06 冷却水漏れ入庫 代車は走行距離わずか7km、新車のスイフト。 借りたその足で用足しに往復130kmを走りましたが、前回借りたときのようにはときめきませんでした。なんでだろ。ハイエースが心配だからなのかな。 そのあとは1週間まったく乗らず、自転車通勤。私にとっては、新車のスイフトよりも自転車の方が楽しいです。 シリコンバレー時代、ヨメの足としてスティーブンスクリーク・ホンダで新車のシビックLXを買ったときも、 納車の日に商品受け入れ確認のために50マイルほど走った後は自分ではほとんど運転しませんでした。 長距離走行なら、デリバリートラックがベースのふらふらヘニャヘニャ足周りのアストロよりもはるかに快適なはずだったのにね。 以前借りたトヨタ カルディナもちっとも楽しくなかったし、結局私は乗用車には基本的に興味がないらしいです。 |
水漏れを起こしている部分は見当たらず、ラジエターキャップ交換のみ、とのこと。ええっ…。 確かにラジエターキャップは購入後換えておらず、おそらく新車時のままでした…これってメンテナンスの基本だよな。恥ずかしい。 2008/09/13 修理完了 3カ月ほど前からエンジンの始動性が落ちていることが気になっています。 1KZエンジンのグローシステムの性能はすばらしいものですが、そのグロープラグでも1本切れたかな。 9月の18日の朝、保育園から会社に向かおうとしてエンジンを再始動したら、物すごい白煙が!! ほかのお母さんたちに白い目で見られてしまいました。 白煙は30秒ほどで消えましたが、なんだったのだろう。 水温が上がりきっていない再始動条件でグローが効かなくなっちゃったのかな? しかしその後数日、同じような条件で再始動しても、わずかに始動性が低下していることを除けば白煙の発生はありません。 なにかの条件で未燃焼ガスが出ていたようですが…。 4D56にロッカーアーム折れが発生したときもこんな感じの白煙を吐きまくりました。 噴射ポンプやインジェクタノズル、あるいは動弁系などのエンジンそのものかなあ。 あるいは、冷却系のトラブルと関連があるのかな。水がシリンダヘッド内に漏れ出している、とか? 走行はまだ11万kmにも達しておらずディーゼルエンジンとしてはまだまだ痛んでくるには早すぎますが、車齢はもう14歳だからなあ。 2008/09/18 白煙 |
パイオニア製ナビゲーションシステムのリアモニタ表示途切れは、
AVモードを切り替えてラジオ等にして、再びDVD再生にすれば正常に復帰します。
どういう理屈なんだろ。ビデオスイッチャが壊れかけているんだろうか。 この半年ほどは、始動後2分以内に1回ないし2回リブートする現象も出ています。 バッテリが弱ってIG電圧が不安定になっているのかもしれないし、 電源配線の電圧降下が大きめで拍車をかけているのかも知れません。 ダイアグ画面でみる限り電源電圧はさほど低くはないのですが。 アフターグローが切れる瞬間にマイナスサージが出ている、とかかな? この辺の複合的な原因なのかも。 リヤスピーカから音声が出ないことがある、 また別の現象として、フロントも左チャネルの音声が出ないことがある、というのもあります。 単純な接触不良にしては動きが変なので、これらもスイッチャの不良を疑っています。 タッチパネルは座標の再キャリブレーションが必要。 画面の隅のウィジェットをタッチパネルで選択するのはほとんど無理になりました。 このあたりはだましながら使っている状態ですが、本日 ディスクの排出がうまく行かなくなりました。 ディスクの端をつまんで引っ張り出すとかすればなんとか排出できます。 地図ディスクがなくても誘導をつづけられる通称メモリーナビ機能 (あまりに不正確な呼び名ですがたいていの人にはわかりやすいでしょうね) は便利ですが、信号待ちでDVDムービーディスクと地図ディスクを入れ替えられないとかなり困ったことになります。 2008/09/21 |
ポゴがお友達を東京タワーへ連れていってあげたいというので出動。
ところがお友達は持病の呼吸系発作が数日前に起きたとのことで、都心へのお出かけは不安。それじゃあ山へ行こう。 2家族5人で榛名山へ向かうと、道がつま先上がりになってきたところで水温計の表示が上がり始めました。げ、直っていないじゃんか。 水温計表示が80%でどうにか外輪山の峠を超えて榛名湖畔にたどり着きましたが、 ビジターセンターに向かう道路に入って車速を落としたら水温計はたちまち100%! 同じだ・・・高速走行では大丈夫なのに、車速を50km/h以下に落とすととたんにオーバーヒート。 しかもいったん発生すると車速をあげても回復しない。 ひとしきりロープウェイやゴーカートやボート乗りを楽しんだあと、下りなら大丈夫だろうと思い再び走り出すと、 山からの長い下りをほとんどエンジンパワーを使わずに下り続けているのに水温計は90%と100%を行ったり来たり。 エアコンも停止してしまいました。 これは相当にヤバい状態。途中トヨペットがあったので助けを求めに入ろうとしたものの本日休業。うげげ。 エアコンが効かないままほとんどパニック状態で、どうにか第2研究所まではたどり着けました。 助手席をシートをはね挙げると、リザーバタンクのなかで冷却水が激しく沸騰しており、電動ファンが回りっぱなし。 その後エンジンを止めてあっても水温はなかなか下がらず、始動するとすぐに水温は通常以上に跳ね上がり、エアコンが止まり、 電動ファンが回りだします。 これでは中央研究所までの前途は危険と判断。そのまま再修理に引き上げてもらうこととしました。 今度は代車は要らないからじっくり直してくれ、と頼んでおきました。 帰路は電車で。高速道路を走ったときの5倍の時間を要しました。 2008/09/23 再発 |
ショップからの回答は、ガスケット抜け、シリンダブロックにまでダメージの可能性・・・エンジン積み替えで見積り60万円とのこと。
そんなあ!! 2週間前に入庫したときにまじめに調べてくれていなかったのかい!?
猛烈な白煙を1回吐いたことから、エンジン本体にダメージがあるのはおそらく本当なのでしょう。 しかし焼き付いたわけでもなく、走行中にパワーを失ったわけでもなく、さほどシリアスなものだとは思っていなかったのに。 2008/09/28 宣告 ・・・いきなり非常に深刻で困難な判断を要求されてしまいました。 はたしてエンジンを積み替えてまで乗り続けるべきなんだろうか? 走行距離は短いながら、車齢はもうかなりいってしまっているのです。 仮にエンジンを載せ換えたとしても、実用的に乗れるのはあと3年ほど。 仮にシリンダブロックは使用可能であり、 メイン・サブ両方のラジエータとウォーターポンプそれにヘッドガスケットの交換だけで済んだとしてもやはりかなりの値段。 乗り換えるとすると、次はこれだ!という、乗りたいクルマが新車にも中古にも見当たりません。もしあれば、お金のことはともかく、何も悩まないのですが。 一方で、最近NasvaとかEuro-NCAPとかの衝突実験ビデオを見せられ、 衝突安全設計されていない古い設計の、クラッシュゾーンのほとんどないキャブオーバー車の怖さを見せつけられていたのです。 はたして当初の予定通りにあと3年持たすのが賢明なのかどうか? いままで4輪では雪道で180度スピンしてリヤフェンダを歪ませた以上の事故の経験はありませんが、 それは多分運がよかっただけ。 膝から下を失い肝臓をつぶしてしまうくらいなら、200万や300万円の支払いは安いように思え始めていたのです。 ・・・お別れのときが来たようです。 お楽しみはまだまだこれから、と考えていたのに。 雨ジミが取れないトリプルムーンルーフのガラスをいつかはきれいにしてやろうと思っていたのに。 リヤハッチのカーテシースイッチを直そうと思っていたのに。 ふれあいサロンの駐車場でつけてしまったフロントバンパ左の傷を早く直せ、とポゴがいつも言っていたのに。 ばあちゃんが乗り降りしやすいようにアシストグリップをつけようと思っていたのに。 タイミングベルト警告灯のリセットくらいは自分でやってみようと思ってとっておいたのに。 夜の林道を安心して走れるように大型の補助灯をおごってやろうと思っていたのに。 砂利道を走ってもバラスがシャシーフレームの中に入り込んでカタカタ言わないようカバーをつくってやるつもりだったのに。 前席照明はルームランプアセンブリの接触不良の修理を兼ねてLED化し、また蛍光灯もつけたかったのに。 リヤハッチ照明用に追加し仮固定してあった蛍光灯はそのうちきちんと固定してカーテシースイッチ連動で配索しようとしていたのに。 ハザードランプをリバース連動にしようと思っていたのに。 PICを使ってキーレスエントリのアンサーバックとドアミラー自動制御機能をつくろうと思っていたのに。 吸気絞りがついているディーゼルだから圧力センサを買ってきてデジタル連成計をつくろうと思っていたのに。 オプティトロンVFDの中で使われていないセグメントを使ってみよう、特にTEMSインジケータは有効化しようと考えたいたのに。 ジョイフルトークのスピーカとマイクをハンズフリー用として使ってみようと思っていたのに。 サブバッテリを積んで充放電制御回路をこしらえ、ナビと無線機の電源はそちらからとろうと思っていたのに。 一回くらいは北海道ツーリングに連れていってあげようと思っていたのに。 ごめん。 |
トヨペットから引き上げられ、下取り・・・おそらく部品取り車として輸出・・・の運命が決まったハイエースは、
バッテリも上がってしまい、ショップの駐車場で事故で大破したクルマと並んでさみしそうにしていました。 仕事と育児とでのわずかな空き時間を見つけては取り付けてきた数々の装備品の取り外しは、2時間半でおおむね完了。 ひとつ取り外すたびに、その取り付け作業をしていたときの光景が思い出されます。 リヤモニタは取り外したものの、DVDナビゲーションは残し、そのままお別れとしました。 まだETC OBDなどの小物の取り外しが残っているのであと一回は作業予定。 外したままのステアリングカラムカバーなどの原状回復は、いくら部品取りの運命だとは言ってもやってあげよう。 2008/11/02 装備品取り外し フロントアンテナ基台 ルーフマグネット基台 ルーフサイド電動基台およびコントローラ HF/VHF/UHFマルチバンドオールモードトランシーバ オートマチックアンテナチューナ スイッチング安定化電源 リヤ液晶ビデオモニタ アクティブサブウーファ ABC型粉末消火器 2008/11/16 装備品取り外し 第2回 レーダーディテクタ ETC OBD ブレイクハンマー リヤハッチ蛍光灯 |
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