Heathkit IT-18
Transistor DC Beta Tester
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私は電子工学の基礎を実はいまだに正しく理解していないので、 明らかに異常な動作をしている壊れたラジオを直す程度のことはできても、一から設計することができないのです。 こりゃいかん、と思って何度も入門書やらテキストやらを読むのですが、いつも途中で挫折。 トランジスタ回路については直流増幅率までは理解できますが、そこから先に進めずにいます。 で、実験と学習用にと思って買ったのがこのヒースキットのトランジスタテスタ。 直流増幅率を測る程度なら自分で作れ、といわれそうですが、新品の部品を集めるより安いので手を出してしまいました。 |
メータには7207の数字が見えます。製造年月を示すものだとすれば、本機は1972年夏から秋の製造ではないかと推測されます。 パネルのつまみの周辺を見ると指でこすれた痕がわかり、それなりに使い込まれている様子です。 しかしメーターにはキズ一つなく、美しい状態を保っています。大切に使われたのでしょう。 大型のメーターにはDC BETAの目盛りとリーク電流の目盛りがあります。 |