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笑うな! 「この本を読み終わるとき、あなたは本を取り上げたときよりも確実に歳をとっているんだからね!!」 これは強烈! タイトルからして 「年寄りとアルツハイマー」 だからね。 この本は、ユタの田舎町で手作り本を発刊している著者のもとに寄せられた、おじいちゃん・おばあちゃんたちの投稿集。 1999年の元旦に ユタのカフェ でランチを取ったときそのカフェで売られていたものを買ったのだけれど、 すべてのページは旧式なタイプライターと、ボールペンやフェルトペンでの手書きとで作成された原稿からの印刷。 たぶん一生懸命書いているんだろうけれど、手元もおぼつかないらしく、どう見ても殴り書きにしかみえず、誤字・脱字もたっぷり。 ステイプラー製本で最後のページのページ番号は80。でも、手書きで入れられたページ番号が正しく振られているかどうか怪しいので、 約80ページとしておきましょう。 手書き部分の字の汚さはさておいても、口語や文語の交じった内容は、なかなか読解にてこずります。 どのページも、おじいちゃん･おばあちゃんたちのユーモアとペーソスがぎっしり･･･と思うのですが･･･。 |
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ほぼすべてのページのあちこちに書かれた「ひとこと」のなかには、
もはや俺様にゃあ敵などいないさ。だって俺だけが生き残ったんだから!!
とか、
孫が病院に見舞いに来てくれるんだけど、私が目をつぶっていると、キスするよりも先に私の手首の脈を診るのよ!!
とか、
最後のひとりになるのはよそう･･･誰も葬式に来てくれなくなる。
とか、
いつかはお前さんもハーレーを売って電動3輪車を買う日が来るのさ。
とか。 |
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