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Miscellaneous Repairs and Attempts

わざわざページを用意するまでもないこまごました修理やその他のくだらないメモ。

コンピュータ関連のメモは Conservative Computing ページに移動しました。

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2002年09月 - Sharp Memoire CJ-A320 コードレス留守番電話機

    高かった電話加入権をどうにか支払って新しい電話機を取り付けたとき、 とうとう所帯持ちになったんだなあと実感したものです。 以来シリコンバレーラボ時代も含めて使い続けてきたそんな電話機のマイクロカセットテープドライブが故障しました。 原因は単なるゴムベルト切断。 あえて買い換える必然性もなかったので、部品を家電店で発注、入手し交換。 部品代800円、電話機はメンテしやすい構造で、所要15分。 もうしばらく使い続けましょう。

    子機のバッテリは最初1995年に寿命となり、Haltekで買った中古ニッカド電池で組んで交換しましたが、 それも寿命となったので、今回ふたたび単三ニッカド電池を4本購入して追加工し交換しました。

2002年10月13日 アレクセイ・レオーノフ号

    テールパイプステー溶接部疲労破断。
ホームセンターでパイプステーを購入しパイプステーとテールパイプを共締め。 部品代約240円。

2003年03月22日 - MFJ-959B Antenna Tuner / Preamplifier

    半年以上前から、MFJ-959Bアンテナチューナ・プリアンプの調子が変でした。 接触不良が起こっているような感じで、感度が上がらないことが頻発していました。 が、なにしろ仕事に忙殺されていて短波ラジオに火を入れることもできずほったらかしでした。 イラクの状況を知ろうと思い久しぶりに コリンズ51S-1 に火を入れると、51S-1そのものも接触不良で最初ぐずっていました。 が、チューナー・プリアンプもやはり不調。
    このチューナー・プリアンプは受信専用で、 古いモデルとはいえデュアルゲートMOS FETくらい使って欲しいところですが、 プリアンプに使われているのは2N3904が1石だけ。 このチープさ、アマチュアさはMFJならでは。 まったくナメてるよなあ。 まあリバモアのスワップミートで10ドルで買ったものですから、十分にモトは取れています。 で、2N3904を交換してみましたが感度は変わらず。 あちこちつついていると、背面パネルの電源ジャックの接触不良であることが判明しました。 この電源ジャックは通常のADアダプタに使われているようなタイプではなく、単なるモノラルミニミニジャック。 この辺もMFJ流のいい加減さが出ています。
    で、内部の電源スイッチのターミナルから直接電源用の配線を引き出しました。 そういえば前のオーナーもどうやら同じ症状で苦しんでいたのでしょう、ほとんど同じような方法で9V電池用のホックをつけていたのですが、 それと気づかずに入手直後に取り外していたのでした。 復活したMFJ-959Bのおかげで、情けないベランダホイップでも良好に国際放送が楽しめる状態に戻りました。


2003年03月29日 - Aiwa XR-FD55 MD Audio System

    ラボの常用オーディオアンプとして使っていたシャープ製のミニコンポは故障品の譲り受けでしたが、 半年ほど前に片側のパワーアンプが壊れてしまいました。 譲り受けたときにはすでにCDプレーヤーが故障し、MDデッキが故障し、カセットデッキも故障していました。 とうとうパワーアンプも故障したとあってはヘッドホンFMラジオとしてしか機能が残っていません。 一台の機械でこれほどボロボロに自然故障するというのもすごいなあ。

    今度こそアンプは自作するぞと思いつつ、全くそんな時間がとれない困った状況。 で、カテゴリー5のイーサネット ケーブルを買いに電気屋に行ったついでにオーディオコーナーを見てみました。 最近はガンダムチックなギンギンハデハデのモデルが少なくなり、低価格ながらコンパクトでセンスのよいデザインのものが多くなっているんですね。 ま、私が必要なのは小出力のアンプだけですからわざわざウン万円出すことはありません。 と、あれれ、このモデルは・・・クラシカルなアナログVUメーターがついてる!!

    それはアイワ製で、CD/MD/カセット/USB入力つき。 ですがサラウンド プロセッサやグラフィック イコライザなどの機能を削り低価格を狙ったモデルのよう。 カセットはノーマルテープのみだし、ドルビーNRもついていません。 試聴してみようとすると、 2台展示してあるうちの1台はCDのイジェクトボタンを押してもドライブがフォーカスのリトライ動作を繰り返すだけでトレイが出ず。 普通のお客ならここで呆れて購入対象から落選するのでしょうが、 私にとって通常必要な機能が揃っていることを確認したのち、即決で購入してしまいました。 アイワ製でカセットがありアナログVUメーターがついている、というだけで私にとっては決定的な購入動機です。 なにしろ「カセットならアイワ」だもんね。 ちなみに、このモデルは独立会社としてのアイワの最期の製品のひとつであるようです。

    ラボのラックにさっそく置いて試すと、付属のスピーカは低音の質感は明らかに不足。 小型ですからいたし方ありません。 このアイワのモデルにはサブウーファ用ライン出力ジャックがあり、 重低音が必要な方はサブウーファをお買い求めください、っていうことのようです。 私は伝統的な左右2チャンネルに固執しているので、 スピーカはシャープ製のバスレフを引き続き使うこととし(容積は3倍ほどあります)、 5分間だけ聴いた小型スピーカは元の段ボール箱に戻し、物置に直行させることにしました。

    VUメータのバックライトはブルー/ラベンダー/アンバーの3色を切り替えることができます。 これはグッド。 デザインは派手すぎずレトロすぎず、ちょうどいいかも。 フロントパネルも表示パネルもリモコンもすべて英語表記でナイス。 ただしデザイン優先で左右に振り分けたボタンの配置はたいへんわかりにくく、 ユーザーインターフェイスの観点からは完全に不合格。 クロームめっき仕上げのボリュームつまみはプラスチック型の成型精度が良くなく表面のでこぼこが目立ちます。 この部分は100円ショップの製品のような情けない品質。 ここだけは同じプラスチック製でいいからアルマイト風処理にして欲しかったなあ。 いまどき誰も使わないのかもしれないけれど、手動録音レベル調整つまみもぜひ欲しかった。

    そもそもMDは音楽用としては使わないし、 CDも全部物置にしまっちゃったし、カセットデッキはソニーの3ヘッド機があるし、 くだらないFM番組で時間を無駄にしたくはないし、付属のスピーカは使っていないし。 結局本当に必要なのはアンプ部だけなので、いくら低価格モデルとはいえすごく無駄な買い物をしました。 が、オムニグロウのアンバー色のメーターを眺めながら音楽を聴くひとときは幸せの一言。


2003年09月 - KS-465 Bicycle Head Lamp

    近くのレストランで夕食でもとろうと思いPEV-1にポゴを乗せて出かけました。 車通りのほとんどない裏通りのほうがベビーカーを押して歩くには安全ですが、 いっぽう街路灯もあまりない裏道では逆に無灯火の自転車に突っ込まれたりしないか不安になってしまいました。 もちろん無灯火で自転車に乗るヤツがバカなのですが、 ポゴをバカから守るために小さなバッテリーランプでもつけようかなと感じました。
    ちょうど次の日、ホームセンターの見切り品ワゴンセールで手ごろなランプがあったので購入。 販売価格780円で電池は別売り、単2形電池2本で点くハロゲンランプです。 パッケージを見ると台湾製で、アメリカのKマート向けに企画された商品のようです。 私はKマートよりも一段と安物を揃えているTARGETのファンでしたが。
    その日は町のお祭りの日だったので、夜店見物に出るためにさっそくPEV-1に取り付けようと思いました。 が、ベビーカーのハンドル部はウレタンコーティングされていて自転車のハンドルパイプよりも太く、なかなか取り付きません。 そうしているうちに、あれれ、さっきまで点いていたランプが点かなくなってしまいました。 面倒になって、結局 ブラック・アンド・デッカー 製のスネーク・ライトをPEV-1のフレームに巻きつけて出かけました。 なんだ、こっちのほうが調子いいじゃん。

    このランプは電池を入れるためにはプラスドライバーでいちいちケースを開ける必要がある不親切設計。 しかも防水性能はほとんど無いと想われます。 もう一度ケースを開けて調べてみると、なんとランプ切れ。 驚くべきことに累積点灯時間2分で切れてしまったのです。 ぐぎぎ。
    安物には安物で。 100円ショップで売っていた3個100円のクリプトン電球を使って修理完了。

The product worked only 2 minutes after purchased.... Simply the bulb burnt out.

2003年09月 - Walkie Talkie

    ベビー用品というとディズニーなどのキャラクター商品が多いですが、 NoobowSystems Lab.ではディズニー商品の使用が禁止されていますので、COMBI社の製品は好感を持って迎えられています。 が、パパが選んだCOMBIの電話のおもちゃ(写真下)はなぜかポゴはあまり好みません。 一方でパパのICOM IC-T90はお気に入り。
    ファルコン号でたまたま立ち寄った横浜の某大手リサイクルショップでおもちゃのトランシーバ セットが1000円で売られていましたので、 ポゴのおみやげにと思い買いました。

    このトランシーバは006P積層9V電池で動作します。 右側面のボタンを押すとコンデンサマイクロホンが入ったブームがバネ仕掛けでポップアップし、同時に電源が入るという仕掛け。 送信するには左側面のPTTを押します。 こりゃ楽しそうだね。 受信中にキーパッドを押すとピーと発振音がし、送信中に押せば発振音が送信されます。 どのキーを押しても発信音のピッチは同じ、ただしラバースイッチなので強く押したり弱く押したりするとピイッとかピュイッとかの音になります。 うーん、チープ。 ボリューム調整はありません。

    さて電池を入れて使ってみると、30cm以内ならなんとか交信できますが、1mも離れると全くダメ。 何じゃこりゃ。 パッケージには見通しで100m交信可能と書いてあるのに。 まあ、ポゴのおもちゃにするにはキーパッドを押すと音が鳴るだけで十分ですが、これでは貴重な資源を使ってゴミを大量に製造している典型例です。

    着色透明のケースの中をのぞくと、プリント基板にコイルといくつかのトランジスタ、それに低周波トランスとおぼしきものが見えます。 はて、このトランシーバはどんな方式なのかな。 このトランシーバは送信時にスプリアスをばら撒いており送信周波数を調べるのにはちょっと手間取りました。 最初は27MHzのAM機だろうかと思ったのですがそうではなく、アメリカのコードレスフォンと同様に49MHz帯のFMを使用しているようです。 受信時にもスプリアスが出ており、受信方式は超再生検波のようです。 送信はたしかにFMなのですが、その周波数偏移は極めて大きいことがわかりました。 受信回路にはまともな同調回路が入っておらず選択度は極めて低いものの、送信側の周波数偏移が極めて大きいので、 相手方との周波数ずれが大きくても交信できてしまうのです。 ほとんど拡散スペクトラム方式と言っていいのかもしれません。

    2台の送信キャリア周波数を正確に調べてみると、ひとつが43.3MHz、もうひとつが46.3MHz。 送受信の周波数差が大きくても構わない安直な方法をとっているにもかかわらず、それ以上に周波数の差があり、そのため交信できなかったのです。 ひどすぎ。

    案の定、プリント基板上のコイルが発振周波数の調整に使用されていました。 一台のケースをあけ、コイルを再調整してみます。 しかし発振周波数はアンテナ負荷で簡単に数100kHz飛びます。 発振回路から直接ホイップアンテナにつないでいるためです。 このため調整は容易ではありません。 いちいちケースを開けて回路を再調整するのが面倒になったので、ケース背面に小さな穴をドリルで開け、調整ドライバが通るようにしました。 両方の機械の送信周波数を約45.300MHzに合わせたところ、調子よく交信できるようになりました。 ここは日本であるということを考えると、40.5MHzに合わせなおす必要があるのではないかと考えます。 が、なにしろアンテナに触っただけでドカンと周波数がずれたりしますので・・・。 アンテナに触ると超再生回路が発振停止してしまったりする問題も残っています。

    このトランシーバのパッケージには対象年齢3歳以上と書かれていますが、 マトモに使うためにはせめて周波数カウンタを使えるだけの知能が必要と思われます。

Extremely wide FM deviation of the transmitter eliminates the necessity of the receiver tuning circuit - this may be a great invention: yes, spread spectrum! The problem was that, although the circuit design allowed a frequency mismatch more than 1MHz, this pair had frequencies adjusted 3MHz apart, and communication range was just 1 feet! Readjustment of the oscillator coil made the product operational transceivers for a short time of period - frequency again drifts as the battery voltage changes....

2004年07月24日 SONY Walkman WM-WX808 (1992)

    ワイヤレス ヘッドホンをもつ最初の世代のカセット ウォークマンですが、 音質はどうにも不満で、ほとんど通常のヘッドフォンで使用していました。 いよいよテープドライブが動作不良となり、調べてみるとドライブゴムベルトが伸びてスリップしていました。 部品を入手して交換すれば済みますが、そうするほどの愛着もありません。 これはお払い箱だな。 で、気がつくと、カセット式ヘッドフォンステレオというのももはや英会話レッスン用みたいなのしか残っておらず、 世代末期のようですね。


2005-07 Sony スゴ録 RDR-VH80 HDD搭載VHSビデオ一体型DVDレコーダ

    SONYのVHSビデオデッキ もさすがに先がなさそうだし、 MiniDVカセットに撮ったビデオをDVDに焼くのに便利だろうし、と思い、 DVD/HDDビデオレコーダを買いました。 もっとも、買おうと思ってお店に行ったわけではなく、 たまたま店頭でSonyのHDD 120GBモデルがずいぶん安く売られていたのを見て、 たまっていたポイントで全額支払って持って帰ったという状況。 すげえ、120GBか。 わがラボのファイルサーバより大容量だ。

    市場の事前サーベイを全くしなかったわけですが、しかし今回は大ハズレ。 なにしろこの機械は、故障しているわけでも初期不良でもないのですが、ダメダメでした。 リモコンでのメニュー操作、再生・早送り・巻き戻し・チャプター操作、 記録されている映像のサムネイル表示と選択、タイトルなどの文字列編集の操作手順と応答速度など、 全てのユーザーインターフェイスが激怒するほど遅いのです。 多少のまどろっこさはガマンする私ですが、その私にとってさえ許容できないものです。
    ユーザーインターフェイスの悪さだけならまだしも、 DVD-R/RWの書き込みが全くといっていいほどできません。 異なるブランドのメディアを複数種類使ってみたりといろいろ試しましたが、 焼いただけで全く読めないディスクが不燃物ゴミ箱に増えていくだけ。 当初の目的を全く実現できません。 いったい誰がこんなクズ製品に製品リリース承認を出したんだ? このモデルは実はSharpからのOEM供給とのことですが、 私はいままでシャープ製品をいくつか愛用しているだけに、なおのこと激怒。 ネット上には同機種で同様の苦情が複数見られましたので、やはり初期不良ではないようだし、 それらの記事に書かれているのはさらにひどい状況のようなので、 あきらめるしかなさそう。 ポイントカードのみで支払ったのでなんとなくタダで手に入れたかのように感じられるのがせめてもの救い。 秋葉原のガード下で1800円、というのが私から見た価値。

    まがりなりにも日本の有名ブランドのロゴをフロントパネルに貼り付けているのだから、 Japan Brandの誇りを汚すようなこんな製品は間違っても世に送り出してはならないと思います。

2006年01月29日 AIWA HS-PS0003 Stereo Cassette Player

    ポータブルオーディオはほぼシリコンプレイヤーによって置き換えられた感がありますが、 ラボのあちこちにはいまだにカセットテープが転がっていて、 フトンにもぐりこんでちょっと音楽を聴くのにやはりカセットプレイヤーが欲しくなってしまいました。
    家電店に出向いてみると、案の定・・・もはやポータブルカセットプレイヤーは低価格モデルか、 モノラルの英会話レッスン機程度しかありません。 会議録音用機も、大半はシリコンレコーダーになってしまっています。 ああ、もう少し早く音質重視のいい音楽用モデルを買っておくんだったな。 手ぶらで帰るのもバカらしかったので、 アイワの低価格ビニール袋入りステレオプレイヤー わずか1680円也を買って帰りました。 なにしろカセットならアイワだもんね。
    最低限の機能しかないものの、 オートリバース機はヘッドアライメントがどうしても弱点になるから避けたかったし、 また本機には低音増強スイッチがあり、低音好きの私にはありがたい装備です。 それにしてもメカをみると徹底したシンプル化・エンプラ化が行われており、 ここまでコストダウンができるのか・・・と、ある種の感動を覚えます。 キャプスタンはさすがに金属ですが。
    低価格モデルとはいっても10年ほど前のノーブランド品とはちがいさすがに日本メーカーへのOEM、 テープ走行は安定していて音も音楽鑑賞の実用に耐え、 15年前に3万円近くしたワイヤレスウォークマンよりもむしろいい感じ。 カセットテープ世代のオヤジは今夜1680円のカセットプレイヤーを抱いて、 シーというヒスノイズと、古いテープのときたまのヘッド暴れを楽しみながら寝ることにします。

2006年02月23日 VOLTCRAFT VC 555 Digital Multimeter

    Conrad Electronics のレジでチェックアウトしようとして、すぐ脇のカゴに山積みされていた安価なデジタル マルチメータを見つけ、 ろくすっぽ製品も見ずに一緒に買いました。 価格はわずか4.46€。 このVoltcraftなるブランドの製品は最近よく見かけますが、Conrad Electronicsのインハウス・ブランドのようです。 表示は3桁で、テスタリードは本体から直出し。

    ところがパッケージから取り出して使ってみようとしたら・・・電源が入らない。 あれれ、電池は別売りだったのかな。 取り扱い説明書はドイツ語・英語・オランダ語の3つが同梱されていて、 見ると電源は小型の23A型12V電池を使います。 むむ、このタイプの電池では日本ではなかなか手に入らないぞ。

    電池交換はスクリュー2本で固定されたリアカバーを外して行いますが、 カバーを開けてみると電池はしっかり入っています。 あれれ? と思ったとたん、電池ホルダと基板を結ぶ赤と黒のリード線がそれぞれ、 パラリと外れてしまいました。 ありゃ、質の悪いビニール線を使ったために断線してしまったようです。

    このデジタル マルチメータのパッケージには生産国の表示がありませんが、 中国製なのはほとんど間違いないようです。 液晶パネルやメータLSIなどのハイテクパーツは大丈夫でも、ビニール線を手はんだするといった工程の品質がひどすぎる、 というのはどの中国製品にも共通しています。 価格の低さはすなわち労働者の質の低さなのでしょう。

    修理は、 鈴喜デンキ で買ってきた品質のよいKIVビニール電線を使ってちょいちょいで完了。 うまく動作しはじめました。

    低価格機なので多くは期待していませんが、自動車電装の簡単なテストにつかうならせめて導通ブザーつきにしておけばよかったかな。



This low priced (4.46Euro) digital multimeter purchased in Germany did not work at all right after purchased. The wires between battery holder and the circuit board were disconnected due to poor wire quality and possibly poor handling. Fix was made quickly with high quality Japanese made KIV vinyl wire.


2006年06月10日 ユアサプライムス YF-10DI ミニ スリムファン修理

    ラボの寝室はその構造上夏場は極めて高温になります。 5月でさえ扇風機が必要。 そこで ポゴ にとっての最初の夏、小型の扇風機を買うことにしました。 近くのホームセンターで見つけた、ユアサブランドのシロッコファンです。 へー、バッテリーだけじゃないのね。

    このファンはロジック制御で、1/2/4時間電子タイマーがあり、本体そのものが回転する首振り機構があります。 片支持のシロッコファンの弱点である振動が結構あって、床に直置きでは振動騒音が気になってしまうものの、 総じて満足できる機能・性能ですし、スタイリングも好感が持てます。
    ただしチャチなマイナスイオン発生機能は無いほうがよかったなあ。 そもそもマイナスイオンに何らかの健康面でのメリットがあるとは思えないし、 ポゴがスプーンか何かを排気グリルに突っ込んでグリルのすぐ裏にある高電圧放電線に触れる可能性のほうがよっぽどリスキーです。

    首振り動作時には青色LEDが点灯しますが、このLEDがやたらまぶしくて、 気になって寝付けないことがありました。 もっとも強烈な仕事のプレッシャーと育児とうつ病患者のケアとで、 めちゃくちゃ疲れているのに寝付けない日々だったので、青色LEDだけを責めようとも思いませんが。

    なおこのファンはモータからかなりの磁束漏れが発生するので、 CRTのそばにおいて使うことはできません。


    もともとパワフルなファンではありませんが、使用3年目の今年、 さらに風量が物足りなく感じてきました。 私の暑がりも年々ひどくなってきているのかなあ。 しかしある晩、電源スイッチを入れてもモータがなかなか起動しなくなりました。 3分ほどするとなんとか実用になる風量が得られ、その晩もどうにか寝付くことができました。
    扇風機の不具合で火事なんていやだし、調べてみようかな・・・ とまじまじ見てみると案の定、内部のホコリがひどい!! すぐに掃除に取りかかります。

    まずはリアカバーの取り外し。しかしカバーを外すためには底面の5個のゴム足に隠れた5本のセルフタップスクリューを外し、 首振り角度を合わせておいてベースに隠れた本体底面のネジ4本を緩める作業が必要になります。 リアカバーの背面ネジ4本を入れて計13本のネジ。
    リアカバーを外した状態で掃除機をかけただけでは細部のホコリが取りきれなかったので、 フロントカバーも外し、隅々まで掃除機でホコリを取り除きました。 モータシャフトの逆ネジナットをゆるめてシロッコを外し、一緒にお風呂に入ってお湯で洗浄。 ポゴがシロッコのブレードをハブラシで磨き上げてくれました。

    このファンはやはり中国製ですが、設計そのものはとても素直で、組立品質や材質も悪くなく、 保守点検は楽しく行うことができました。


    ホコリはとれてきれいになったものの、ファンモータのシャフトの摺動抵抗はかなり大きく、 正常とは思えないレベル。 そこでシャフトベアリング部にマシン油を注油したら、 シャフトはずいぶん軽く回るようになりました。 いままでこんな重いシャフトを駆動していたのだから、 ベアリング部は結構熱を持っていたはず。 溜まったホコリが燃え出してしまう危険性があったのかもしれません。

    組み立てて電源を入れると、ありゃ、こんなに風量があったんだ! 「弱」でいままでの「強」以上のパワーです。 快適!

    このファンではボディ背面の上側と下側にルーバーがあって、そこからシロッコの吸気を行っていますが、 下側のほうがルーバー開口面積が大きく、こちらからの吸気が支配的。 で、ルーバーを通った吸気はまずファンモータにぶつかってからシロッコに吸われます。 したがってモータの強制空冷にはなっているものの、吸気中のホコリも真っ先にモータにぶつかるわけで、 機械油が付着しているモータシャフトとベアリングにホコリ溜まりができて何の不思議もありません。 もし私と同じように掃除もろくにしない部屋で連続使用しているユーザは、みな今年あたりに壊れてしまい、 低価格機ゆえ修理にも出さずに買い換えてしまうのでしょうね。 資源の有効利用の観点からは、製品価格が下がりすぎるのも考え物です。



    2007年07月、ふたたびシロッコが停止。 同じ手順で修理回復しました。 しかし2週間後にはまたまた回転数が低下。 やはり本機に使われているモータは軸受けの品質が悪すぎるようです。 別の中国製小型ファンも同様にモータシャフトがダメだし。 スタイルは物真似できても、 モータのシャフトのように本当の品質を得るためには本当の技術が必要な部分についてはそうそうすぐには追いつけずにいるようですね。 ゴミを買わされて不機嫌になるよりは、 「高くてもいいから日本製のモータを使った本物の扇風機をちょうだい」と注文するのが賢い消費者と言えそうです。

    2009年 廃棄。肝心のモータはやはりダメでした。 扇風機の品質はモータの品質以上になるわけがなく、後悔しつつお別れ。

2006年08月18日 AIWA STRASSER CSD-SR33 補助入力ジャック増設

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2006年08月30日 KENKO KK-613BM デジタルクロック修理

    考えてみるとここ数年間、腕時計をしていません。 携帯電話を懐中時計代わりにしていてそれで十分、だからなのですが、 IC-502でお手軽移動をするときにやはり携帯電話では不便なので、 100円ショップで小さな液晶クロックを買いました。

    しかし、直射日光が当たらないところとはいえ、6月の車内に置いてしまったのがいけなかったのでしょう、 買った次の日には液晶表示が見えなくなってしまいました。 100円とはいっても、わずか1日しか持たないのでは、30万円の時計を10年間使ったほうが割安です。 結局すぐに、1980円の気温計つきJJY時計を買いました。 こちらは調子よし。

    貴重な資源を1日でゴミ箱行きにするのは罪だと思われたので、直して使うことにします。 100円クロックを分解してみると、内部基板は超小型のビスで液晶パネルとともにプラスチックフレームに固定されますが、 2本あるビスのうち1本がバカになっていて、液晶パネルとの接続が緩んでしまっていたためでした。 たまたま出荷検査時はうまく接続されていただけで、これは明らかに製造不具合です。

    接着剤を一滴、またボディ背面カバーでも基板を押さえつけられるように厚紙を2つ折りにしたものを組み込み、 修理は完了。

    プラスチックボディのネジ穴の設計と、製造時のトルク管理・・・ どうしてこんな程度のことが満足にできないのかなあ。 やはり可能な限り日本製を買うべきですねぇ。


    さらにこの時計・・・室温で2ヶ月で10分も狂ってしまうという、振り子時計以下の精度であることがわかりました。 楽しいぞ、100円ショップ。 (「表示はあくまでも参考です」と書かれたストップウォッチもあったよね。)

2008年05月17日追記

    1年8ヶ月半ほどほったらかしにした後にこの時計を見たら、1日と1時間28分も進んでいます。 こりゃすごいぞ!! でもよく考えたら1日のずれというのはカレンダーに年がないためにうるう年補正ができていなかったためでした。 当初の「2ヶ月で10分」からすれば20.5ヶ月では103分狂うはずで、88分進んでしまったという結果とまあ整合します。





This 100Yen LCD clock failed only 1 day after purchased. We human being should stop spending our precious energy and resources only to produce garbage - so I fix it. One drop of adhesive and a piece of cardpaper successfully turned this garbage into easy-to-read LCD clock.

2006年11月04日 田中実業 白熱灯スタンド

    枕元で読書灯として使っている、またポゴが赤ん坊のときは常夜灯として使っていた ナイトスタンド は、おそらくは15年くらい前にママが結婚式の引き物か何かでもらったもの。 時計の手前にあるボタンに触れると、ピイッという音ともにランプの照度を3段階に調整でき、 結構気に入って使っていました。 しかし最近、勝手にランプが点いたり、 タッチボタンに触れてもいないのにピィ音が出続けたり、 タッチボタンに反応しなくなったりしたので、 ここのところプラグを抜いて時計だけとして使っていました。

    で、ふと思い立って本日、修理を開始します。
    まずはベース部に組み込まれた回路基板を観察。 2つのDIP型ロジックICが目を引くこの基板に、怪しい点がすぐさま2箇所見つかりました。 ひとつめは、1本の抵抗の周りのプリント基板にかなりの熱ダメージによる変色があること。 もうひとつは、圧電サウンダがひどく腐食しており、その近くのトランジスタの足元に得体の知れない白い結晶が析出しています。

    基板の熱変色は1本の抵抗(R1)によるもののようで、この抵抗器は外装がすでに脱落し、内部抵抗体が露出しています。 足元を白い結晶に覆われたTO-92パッケージのトランジスタは、 実はトランジスタではなく、300mAまで扱えるサイリスタ (SCR)、NEC 03P4Mでした。 このサイリスタの半田面パターンは白い結晶で腐食しており、 軽く触れただけでゲート制御のパターンが脱落してしまいました。

    もう少し回路構成を見てみます。 写真の配置で基板の左側にはシリコン整流ダイオードが4本、ブリッジ構成で接続されており、 AC100V電源を両波整流しています。 このDC100V出力をSCRでON/OFFして、100V 25Wの白熱ランプを点灯します。 ・・・ってまてよ、今装着されているのは25W球だけど、製品底面の銘板には100V 40Wって書いてあるぞ。 もし40W球を使ったら、サイリスタを定格オーバーで使うことになるんじゃないの? というわけで今後電球交換の場合は25W球を超えるものは使用禁止にしましょう。

    整流されたDC100V電源はランプをつけるほか、 抵抗R1とツェナー・ダイオードそれに25V 47μFの平滑キャパシタによる簡単な安定化電源回路を駆動しており、 この安定化電源の出力がロジック回路を動作させるための電源として使われています。

    タッチセンスは2SC1740トランジスタによって行われており、これは人体に重畳している商用電源の誘導ハム電圧を検出する仕組みです。 そういえばポゴが2歳かそこらのころ、パパやママがさわるとこのランプは反応するのに、ポゴがさわっても反応しないことがありました。 パパは動作原理を推定できていましたので、ポゴをボタンに触れたままにさせておき、 ママにポゴの足に触れさせると、ランプが応答しました。 ポゴはこれが不思議、というより単純に楽しくて、ひとしきり笑い転げていました。

    ロジックICの動作は厳密には追っていませんが、ICのひとつはモトローラ製MC14069UBCP HEXインバータで、 タッチセンス トランジスタのエミッタ電圧が、シリコンスイッチングダイオードを介して11ピン(IN 5)に入っています。 このICはまた圧電サウンダ駆動とSCRのゲート制御(OUT 6)を行っています。
    もうひとつのICはモトローラ製MC14027BCP デュアルJ-Kフリップフロップで、 おそらくこれでランプOFFと3段階の明るさのステートを保持しているのでしょう。


Night Lamp Control Circuit - Photo After Cleaning

    最大の疑問は、SCRの足元とその基板の半田面、それに圧電サウンダの表面を腐食させている謎の結晶の出所。 小さなTO-92パッケージのサイリスタから出てきたとはとても考えられない量なので、 基板を眺め回しても由来は不明でした。 しかしもう一度ナイトスタンド全体をしげしげと眺めていて・・・そうか。わかった。
    ナイトスタンドの内部、この基板の上空には、乾電池で動作するクォーツ クロックがあります。 このクォーツ クロック モジュールの単3電池が古くなって液漏れが発生すると、 電解液は電池ボックスの内部を伝って電池ボックス中央部のベゼル固定爪部から滴下するのです。 そしてその直下は・・・よりによってSCR。 なんてこった、100Vをスイッチングするデバイスのむき出しの足に電解液がかかるなんて!!
    アノード/カソード/ゲートの3本のサイリスタの端子が電解液とその結晶でショートされたら・・・ ランプが勝手についてなんの不思議もありません。
    回路上サイリスタは直流で点灯されるランプの下流側に入っているので、 ランプがOFFのときにアノード-ゲート間がレアショートすると、 アノードの高電位がゲートにかかり、サイリスタがONして(勝手にランプが点いて)アノード電位は下がるはず。 こう考えると、点弧に要する電圧を超える高電圧がゲートにかかりっぱなし、ということはなさそう。 だとすれば、 サイリスタのゲートを駆動している14069インバータに電圧が逆流して破壊してしまう可能性はあまり高くないと思います。 14069とサイリスタのゲートをつないでいるパターンは腐食で破断してしまいましたが、 残っている部分を覆うレジストは変色しています。 この変色は腐食によって起こったものであって、過大電流による温度上昇によるものではない、 と願いたいです。

    とりあえずこれで勝手にランプが点いてしまう故障の機序は判明しました。 基板にはヒューズ抵抗が入っていて安全への配慮がないわけではありませんが、 その基板がナイトランプ全体としてどのように使われるか、 という視点での システムFMEAが設計時に実施されていなかった ことは明白です。 再発防止として、基板の上空に電解液の直接滴下を防ぐカバーの設置を検討しましょう。



    次は抵抗R1の温度異常。

    修理を開始する直前にはこのランプは正常に動作していたので、 ロジック用電源回路は正常に動作しているはず、という仮説をたて、 サイリスタ周辺の電解液結晶を取り除いて清掃し、注意深く電源を入れてみます。
    ロジック用電源電圧は5.6Vで、ツェナーダイオード両端の電圧は6Vでした。 安定過電圧回路への入力電圧はDC100Vで、抵抗R1の実測は10kΩでした。 外装が崩落しているにもかかわらず、抵抗値は正常な様子。 さらに、測定された値は十分に納得のいく値であり、 したがって電源回路自体は正常に動作しているようです。

    R1の両端には94Vかかっていて、10kΩなのだからそこを流れる電流は9.4mA。 94V*9.4mA=883.6mWですから、抵抗R1は ランプが消えているときであっても常に約1ワットを消費している ことになります。 ベッドサイドのナイトランプは1日のうちほとんどの時間は消えていることを考えると、 かなり無駄なことだと思います。

    で、R1に使われている10kΩの抵抗器は1/4W型と同じくらいの大きさで、 これで1Wを扱えるものかとても疑問。 この抵抗器は放熱板などない自然放熱であり、かつ基板にぴったり実装されているので、 発熱した1Wのエネルギーの行き場は不十分。 基板の温度は当然それなりに上昇してしまいます。 この状態で15年間も連続通電していたわけですから、 紙エポキシ基板の変色が進んで当然でしょう。 これ以上ダメージが続けば、基板が炭化してすぐ近くを走っている100V電源ラインの絶縁が下がり、 発煙する恐れもあるかもしれません。 ヒューズ抵抗が入っているのでおそらく大丈夫だとは思いますが。

    サイリスタのゲート配線が腐食で剥がれ落ちたと思いこんでいましたが、剥がれたのはレジストだけで、 パターンは無事でした。 サイリスタ周辺を清掃後、ナイトランプは誤動作することはなくなりました。 ただし、抵抗体がむき出しになったR1が動作中の高温により抵抗値が上昇 -> ツェナー電流が低下 -> ツェナー動作しなくなる -> ロジック系電源電圧が異常上昇 -> ロジック系回路破壊または誤動作・・・ というパターンは考えられることなので、 R1を交換するまでは使用禁止としておきましょう。 ラボには10kΩ 2Wクラスの抵抗器の在庫は無し。 買い物リストだな。

    いずれにせよR1抵抗器のワッテージ選定と放熱処理の検討が不十分であったのは明らかで、 R1をせめて2Wクラスに交換し、かつプリント基板から浮かせて取り付けるか、 あるいは簡単なものでいいから何らかの放熱処理を施すべきでしょう。 また上空からの電解液の滴下を防ぐカバーをつけるべき、と書きましたが、 R1からの発熱を考えるとそのカバーの材質や形状もちょっと注意が必要です。 易燃性のカバーをR1からあまり離さずに取り付けたら、かえって安全性を落としてしまうかもしれません。 サイリスタ周辺だけコーティングスプレー処理、というのが案外に手ごろかもしれません。

    PSEはとんでもない悪法だと騒がれましたが、 不安全な設計を排除することを目的とした審査制度そのものは一般大衆ユーザの安全確保のためにやはり必要だろうと思います。




2007年01月07日 Sharp Memoire CJ-A320 コードレス留守番電話機

    子機のニッカド電池を交換して4年経ちました。 近くのホームセンターに補修用の同等品が売られていたので買い求め、交換。 しかしこの電池をよく見ると製造は2001年11月。 あれれ、これでは今まで使っていた電池のほうが製造は新しいかも。

マクサー電機 MCB-SH01 (N-0900同等品)

2007年03月 菊水電子工業 PAB 32-3 直流安定化電源

    故障・廃棄品です。 ずいぶん古めかしいスタイルですが、 おそらく10年ちょっとしか経っていないはず。 この電源装置は発売されていたときすでにかなりのレトロ感を漂わせていました。 私はこういった誠実で素朴なデザインが大好きですが、電源スイッチにスライドスイッチが使われているのはさすがに勘弁。 スライドスイッチはどうにも安物のイメージがぬぐえません。 せめてロッカースイッチにしてほしかったなあ。

    本機の症状は、負荷に何もつないでいないのに、出力電流計が振れるのみで出力電圧は出ず。 シリーズ ドロップ型の電源装置なら、トランスが故障していない限り如何様にでも修理はできるでしょう。
    まず内部を観察します。 元来回路の簡単なシリーズドロップ型とはいえ、0から32Vまでを連続に可変でき、 定電流制御や保護回路を持つために制御回路はそれなりに複雑。 多少のホコリはあるものの、焼けていたりしている部品は見つからず。
    次に、電流つまみにしたがって電流計だけが振れるということは、出力端子間がショートしてしまっているのと同じ振る舞いなわけです。 そこでアナログテスタで出力端子のプラス・マイナス間の抵抗値を測定してみると、 あちゃあ、見事に0Ωです。

    本機の出力端子には、フロントパネルのすぐ裏で2個の電解キャパシタが空中配線で接続されており、 ノイズ防止と追加の平滑を提供しています。 これがショート故障したのでしょう。 ニッパでパチンと2個のキャパシタを切り離したものの、 あれれ、相変わらず抵抗値は0Ωです。 となると、案外に部品点数と配線の多い制御基板に手を入れなくてはならなさそう。
    各部のネジを緩めてメインの制御基板、サブの電流検出基板、背面の2個のヒートシンクを分解し、 プラス出力端子まわりの配線を追っていこうとしたら・・・あれえ? 一本ワイヤが焼け焦げている!!


Shorted Diode

    焼けているのはメイン制御基板からプラス出力端子に延びている赤色ワイヤで、 他の配線とともにきれいに結束処理されていて(プロ機の香り!!)、しかも下側だったために、 最初の目視では見つけられなかったのです。 ワイヤはその全長にわたって被覆が溶けており、隣り合ったワイヤのシースと融着していました。 各所で内部導体が露出しており、最長の部分では3cmもむき出しになっていました。 うわっ怖い。 しかし自己消火性線材であるとみえて、装置全体への延焼は食い止められていたようです。

    この線は太くないので、出力電流を供給するワイヤではなく、端子電圧を測定するためか何かでしょう。 で、制御ボード側では何につながっているかと調べると・・・あれえ? ただ2つのダイオードが、マイナス側パターンとの間でつながっているだけ。
    そうか・・・これは誘導性負荷で発生する逆起電力から電源装置を保護するためのダイオードのようです。 ダイオードがショート故障するというのはいままで何回か経験しています。 何らかの原因でこのダイオードがショートすれば、出力端子間がショートされたのと一緒。 そして、本機が流すことのできる最大電流3Aがこの細いワイヤに流れれば、 ワイヤは焼損して当然です。 しかしこれでは、ダイオード1本の単一故障で保護回路も役に立たないまま発火に至ってしまう(少なくとも配線の内部導体が露出する)のですから、 改善すべき点であると思います。

    10年以上も経過して内部の他のワイヤはずいぶん硬化していました。 長期にわたって現役運用される航空機では、ワイヤーハーネスの定期交換作業はとてもコストと時間のかかる整備であるようです。 退役直前のF-14トムキャットでは、何べんもワイヤーハーネスを交換しているものの、 通常整備では交換が不可能な部位のハーネスは目をつぶって古いまま使い続けていたそうです。

    さて、ではなぜダイオードが故障したのか? たとえば、カーバッテリーを充電しようとしてうっかり逆極性につないでしまうと、 カーバッテリーからの電流でダイオードは簡単に過電流になり焼損してしまうでしょう。 それとも素子自体が自然故障したのかな?
    このダイオードは、同型のものが2つ並列につながっています。 もしカーバッテリー逆接のようなミスユースであれば、 ダイオードは2本とも焼けてしまうはず。 いっぽう、素子の不良・自然故障であれば、故障しているのはおそらくどちらかひとつだけのはずです。

    はんだこてを入れてダイオードを取り外す前に、基板のパターンをじっくり観察すると、 そのわずかな変色から正解がわかりました。 ショートしているのは一本だけです。 実際にダイオードを取り外してテスタで調べると、ほらね。
    取り外したダイオードは外装が一部欠けて、内部の半導体が露出していました。 これはショート故障して過熱したから外装が割れたのか、 それとも外装が割れてしまったために半導体が故障してしまったのか? これは確信がもてませんでした。

    ともかく、ショートしたダイオードを同クラスのラボ在庫品 1N5822 に交換し、 焼けたワイヤを新しい線で配策しなおし、 疑ってしまった電解キャパシタを元に戻して、修理完了。 電圧調整つまみを回すと、電圧レンジに応じて内部動作を切り替えるための軽快なリレーの音がしました。 さあ、これで産廃業者に引き取られずに済みます。まだまだ現役で働いてもらうよ。


Shorted Diode

2007年09月08日 Sharp Memoire CJ-A320 コードレス留守番電話機

    富岡は台風9号の直撃を喰らって被害続出。 幸いラボは停電もなく無事。 でもその翌日、電話機の留守録が動作しないとのヨメの報告。 テストしてみると、本来はボタン操作とともに聞こえるはずのビープ音がせず、テープを再生しても音が出ず、 オンフック発呼でも呼び出し音が鳴らず。 でもACアダプタからの電源は来ているし、受話器での発呼はできるし、ロジック回路も動作している様子。 台風に起因する電源系あるいは電話回線からのサージによる破損というふうではなさそうで、 となると、オーディオ出力かスピーカあたりがまずはクサそう。

    筐体を開け、スピーカ端子両端にテスタをあててみると、導通なし。 原因究明にはものの5分もかかりませんでした。

    次は交換用スピーカの在庫探しです。 スピーカはよくある外径φ56mmのものです。 東野電気でIC-7000Mを買ったときにおまけとしてもらった小型外部スピーカに同型のものが使われていますが、 これに使われているプラスチックコーンタイプのユニットは音質があまりに悪くて、 ボイスレコーダキットに付属していたスピーカユニットと交換して廃棄処分にしたばかりです。 そこで、捨てずにとっておいた Maxitronics 500 in One Electronic Lab に使われていたユニットと交換することにしました。

    電話機のスピーカ固定金具とスピーカフレームの接触部分にはビニル系接着剤が塗布されており、 ほんのわずかなビビリ音も出さないように造られています。 う〜ん、さすが日本製の真心こもった製造だ。 きょうびの製品ではコストを下げるためにこんな目に見えない心配りは真っ先にやめさせられてしまうだろうし、 中国製品ではそもそもそんな細かいことに気づきもしません。 やっぱり日本製はいいなあ。

    で、換えたスピーカはもともとフレームの歪みが原因で音質が悪かった粗悪品なのですが、 うまく音が歪まないように取り付けることができました。 φ56mmスピーカなどありふれていますが、最近のものはデスクトップPCのビープ用とかばかりで、 耐えられる音質を得られるものというのは案外に入手困難になっているのかもしれません。


Failed speaker

2008年01月12日 LED読書灯

    ポゴを寝かしつけながら本を読めるような小さな読書灯を、ママが欲しがっていました。 それなら高輝度白色LEDいくつかと電池ボックスでつくってあげよう。 しかしそんな時間などなく数カ月が経ちました。 そんな時、結婚式の引き物カタログの中に電池式のLED読書灯があったので、申し込みました。

    商品の到着を待っている間、韓国の高速道路のサービスエリアでズバリの製品を発見。 単3電池2本、自立式、フレキシブルブーム、白色LEDの6灯。中国製で、10000ウォンでした。 これで当初の要求は完全に満足。

    さて、届いたギフトカタログの読書灯は想像していたよりもずっと小さく、LED1つをボタン電池で点灯します。 本体のプッシュボタンを押すとランプのついたアームがゆっくりと起き上がり、ランプがつく仕組み。 動きは魅力的で楽しいけれど、読書灯としての使い勝手は今一つ。 韓国の高速道路サービスエリア露天商の勝ち。

    布団にもぐりこんでキーボードバックライトのないLinux Zaurusを操作するのにはいい具合に使えるかなと思い、 2カ月ほど経ってから小型読書灯を使ってみると、あれ? ずいぶん光が暗い。 それに、見る間に光が弱っていきます。たいして使っていないのに電池が自己放電しちゃったかな。
    電池はLR44相当のものを3つ使います。 アナログテスタで測ってみると、どれも無負荷時の電圧は十分だし、一瞬短絡させると500mA以上も流れます。はて、電池は元気だ。

    分解してみると、ヒンジ部がスイッチになっていました。 いかにも安い作りで、これではすぐに壊れそう。でもここの接触は良好で、まだ大丈夫。となると・・・。

    原因は白色LEDそのものの劣化故障でした。 100円ショップに多く出回っているLEDライトの多くは、LEDを電池2本の3Vで直接点灯させていますが、 このLED読書灯は電池3本の4.5Vを直接LEDに接続しています。 電流制限抵抗は要らないのかな? 過電圧でむりやり動作させているのかな? それとも中国製低価格白色LEDの寿命なんてこんなものなのかな? いずれにせよ同胞よ、これ以上貴重な資源を浪費してゴミを製造し、人をおちょくるのはやめてくれ。
    ロクに製品を確かめもせずにゴミを格安で輸入し、何倍もの値段をつけて結婚式の引き物として提供し、 受け取った人を幻滅させてしまった日本の業者も同罪。

    ポゴがおもちゃにして壊してしまった100円ショップの白色LEDクリップランプから取り出したLEDに交換し、 内部に100Ωの電流制限抵抗を追加して完了。 分解組み立てに耐えるほど樹脂の精度も強度もしっかりしていないため、 組付後はアームの伸び上がりがスムースでなくなってしまい残念。

2007年12月25日 LED故障
2008年01月12日 LED交換 電流制限抵抗追加
2009年 廃棄。やっぱり役立たずでした。

2008年07月26日 シャープCJ-N75CL 留守番電話機

    第2研究所で使っているアナログコードレス留守番電話機です。 ポゴが子機のACアダプタケーブルに足を引っ掛けて子機が宙を舞ったらしく、その後子機が発呼・着信ともにできなくなったとのこと。 どうせACアダプタのケーブルが断線して、子機のバッテリが上がってしまったんだろうと思いましたが、 見てみると充電ランプは点灯しています。 ファンクションキーでの登録番号呼び出しや、呼び出し音のサンプル再生など、ロジック動作はすべて正常で、 スピーカも断線していません。 しかし発呼ボタンを押すと、2〜3秒後に2回のビープ音が鳴り、液晶パネル表示が待機状態に戻ってしまいます。 どうやら親機とのリンクがまったく張れていない様子。

    となると、放り出されて落下したショックで内蔵アンテナあるいはトランシーバモジュールに接触不良が発生した、 というのが最もあり得そうなシナリオ。 しかし子機の筐体は特殊ネジで閉められており、手元のツールでは開けられません。

    どうしたものかなと考えあぐね、右手に持った筐体を左手の手のひらに強く2回バシ!バシ!と叩きつけたら、 あれ? おおお、親機とのリンクが張れ、何事もなかったように治ってしまいました。

    修理代だ、といって昼食にばあちゃんが近くのスーパーでパック寿司と缶ビールを買ってきてくれました。 うう、壊したのはポゴなんだからこちらが補償するべきなんだけどね。 でもこの一週間ロクなものを食べていなかったので、ありがたくおいしくいただいて、ぐが〜っと昼寝。

2008年09月 シャープCJ-N75CL 留守番電話機 戦線離脱

    平手打ちでの修理効果は長続きしませんでした。 やはり子機での発呼不能が再発。 中をあけ、フラットケーブルか何かをこねまわせば治ると思うのですが、ケースは特殊ねじで締められており開けられません。 やむなく戦線離脱。ばあちゃんにはパイオニア製の新品コードレス電話機をプレゼントしました。

2008年10月24日 東芝電気衣類乾燥機 ED-C50H 水漏れ修理

    新築一戸建ての家を売っている不動産業者のウェブサイトのホームページに、 日当たりのよい庭の物干し竿に洗濯物を干す奥さんの写真が大きく載せられていました。 とても幸せそうなすてきな笑顔だったのでヨメに「おいこれ見ろ、やっぱり一戸建てを買ってよかったなあ」と言ったら、 「ふざけるな、共稼ぎ家庭のどこにそんな時間がある。だいたい雨が降ってきたらどうするんだ。いいからゴミ出し手伝え」との回答。 ううう。

    たしかにわが家では衣類乾燥機はなくてはならない重要な設備です。 アメリカでの生活はたしかに豊かでしたが、家電品の出来はひどいものでした。 なんで金を出してわざわざこんなダサいものを買わなければならないんだ? マイクロコントローラがきめ細かな制御を行う日本の洗濯機と違って、 こちらのはメカニカルタイムスイッチがすべてのシーケンスを実行するだけです。 月に人間を着陸させた国のテクノロジーにはとても思えません。 パルセータの形状などはまさに衣類をこれでもかと痛めつけるように設計されています。からまん棒が懐かしいよ。

    とにかくパワー、のアメリカ製洗濯機と乾燥機は、じつはアメリカで売られている衣料品に合わせて造られています。 あるいは、アメリカの衣料品はアメリカ製洗濯機・乾燥機に耐えるようになっているのです。 日本から持ち込んだ衣類はパワフルな乾燥機にかけることができませんでしたが、 月日が経ち現地で買った衣料品ばかりになると、 ダイヤル一つのストレートでマッチョなアメリカンマシンにすっかり慣れてしまいました。

    日本に戻って買ったのは東芝製の全自動洗濯機と電気乾燥機のセット。 インバータ駆動のなめらかなモータ、制振鋼板を使った静かな筐体、衣類質量自動検出と水量自動制御、風呂水ポンプ、 ロードアンバランス自動修正制御、ドラム反転乾燥、クールダウン乾燥制御…やはり日本のテクノロジーはすごい!

    今まで洗濯機はトラブルフリーですが、乾燥機は3年目あたりでECU交換1回、また7年目あたりでドラム摺動抵抗過大でダウン。 これは工具でドラムとフロントパネルのすき間に詰まったゴミを掻き出して修復。

    そして今回稼働9年目に入った今年、なんべんか乾燥機本体からの水漏れが発生するようになりました。 思い立って本日修理に着手。

    やたらとネジの本数の多いリアパネルを外してみると、 コンデンサで冷やされて水滴となった水を溜めて排水パイプへと導く部分に、衣類の埃と水が混ざったスラリーが堆積していました。 スラリーは排水ポートを完全に塞いでいて、この部分の分解を始めたら溜まっていた水がドバッと出てきました。

    排水ポートのスラリーを清掃するだけでなく、コンデンサ部やセラミックヒータ部、モータの冷却風導入孔、筐体の底部など、 手が入れられる部分はすべて綿ぼこりを取り除き清掃しました。 特にヒータのアルミフィン部にはさほど多くはないものの細かな衣類屑が詰まっていて、 熱交換効率は落ちていそうだったし、燃え出しはしないのだろうかと心配になりました。

    このモデルはリヤパネルや内部部品の取り付けに何十本ものネジが使われています。 電動ドライバドリルがあるからよかったものの、普通のプラスドライバー1本でやったとしたらたいへんだっただろうなあ。 今回はオーバーホールに近い内部清掃を行いましたが、排水ポートの詰まりを直すだけなら、 排水パイプ取り付け部から割り箸か長いピンセットでスラリーを掻き出しても大丈夫だったでしょう。


Fixing water leak of Toshiba ED-C50H Laundry Dryer. Water drain port was jammed with slurrey.



As a preventive maintenance, accumulated dust in the heater was cleaned up.

2009年01月 東芝電気衣類乾燥機 ED-C50H ドアスイッチ

    スラリー詰まりを直した乾燥機は快調ですが、修理前から発生していた乾燥動作の中断トラブルは続いています。 樹脂製のドアが経年変化でわずかに変形してきていて、 ドア下端に取り付けられている突起部が本体側についているドアスイッチを正しく押せなくなってきているのです。

    01月になってあまりにも頻繁に止まるようになってしまったので、修理。 とはいっても、ドア側の突起部に突起が少し長くなるようプラスチック板をガムテープで貼り付けただけ。

    回路図を読むと、本体側のドア開口部には別のスイッチのような2つの金属板があります。 これはどうやら水センサだと思われます。 びしょびしょのままのものを大量に投入された場合など、 電極間が水でショートされたらコンピュータは乾燥処理を止める仕組みのようです。

2009年01月21日 ナショナル電子レンジ NE-A575 リコール

    新聞に、18年前の電子レンジが燃えたとの記事。 読めばすでに2年以上も前からリコールしているがなかなか回収が進んでいないとのこと。 「そりゃ18年も前のならいくらナショナル製でも燃えたって不思議じゃないよ! そんな古いのを使ってて燃えたからって文句いう方がなんだとおもうけどなあ。うちのはいつ買ったんだっけ?」 「私たちが結婚したときよ。カリフォルニアに行ってる間は実家で預かってもらっていたんだから。」 「で、おれたち結婚して何年経つっけか。」 「…今年で18年目。」 「…うちのやつの型番は?」 「NEハイフンの…A575」 「…該当してる…」

    18年経てば天下のナショナル製だって半田クラックが入るのです。 我々夫婦の間にまだ亀裂が生じていないのは奇跡。 それとももうかなりのところまでクラックが成長しているのか?

2009年02月02日 ナショナル電子レンジ NE-A575 レストア完了

    サービスセンターからは3つのオプションを提示されました。
    1) 同等機能の新品モデルに無償交換
    2) 1万円で買い取り
    3) 無償修理、修理中は代替機を無償貸与
    メインユーザであるヨメにチョイスさせたら、迷わず「そりゃ修理に決まってるでしょ!」 うう、普通の奥さんなら新品交換を選びそうなものですが。

    無償貸与機はみたところ新品のようでしたが、 ヨメは「こりゃダメだ! 加熱時間設定がキー式で使いにくい! 表示が液晶で見にくいし、なにしろ時計がついてない! 時計がない電子レンジなんて許せない! はやく直ってこないかな!」
    そう、ヨメはVFD表示で昼も夜も見易い電子レンジの時計で生活していたのでした。 し、ユーザビリティに関するヨメの評価は私もまったく同意。

    で、本日NE-A575がサービスを終えて戻ってきました。外装もピカピカに清掃されています。 内部もしっかり点検されたものと思います。 きれいになった反面、フロントパネルのプラスチックの黄変が目立ってしまいました。 が、やはりウチのキッチンにはこっちの方が合ってるなあ。 やはり家電を買うなら信頼できるブランドのものがいいね。

    温度サイクルで半田クラックが成長するのは当たり前、自然の摂理。 事故が起きたのはみな筐体の通気ルーバーを隣接物で塞いでいたり、 ホコリでルーバーが塞がったりして内部温度上昇が大きかった場合に起きているとのこと。 ウチのは途中4年半の不使用期間があったし、使用頻度もそう高くなかったのでおそらくトラブルは起きなかったでしょう。

    大電流を扱うはんだ接合部は、設計FMEAを行うときに「導通がなくなる」故障モードだけでなく、 「導通抵抗が高くなる」故障モードも考慮せよ、ということでしょう。 1Ωにまで導通抵抗が上がったジョイントに5Aが流れれば、25Wヒーターのできあがり。 ジョイントが異常加熱することがあるかもしれないということに設計検討時に気づくことができれば、 周囲に可燃物を配置しないとか、部材の耐熱グレードを再検討するとか、 必要によっては自己診断回路を設けてアクティブフェイルセーフするとかの対策が打てます。

    こういった対策は多少なりともコストアップの要因になってしまいますし、新品のときはユーザにメリットが見えません。 低価格の海外品との価格競争のために国産一流メーカーでも実施するかどうか苦慮しているのだろうなと思います。 日本製品が海外低価格メーカーに本当に負けるときが来るとすれば、 それはコスト削減を優先するあまり高品質設計の重要性をないがしろにしてしまったときでしょう。

    わがラボとしては、古い機器を修理するときは電源ケーブルまわりは導通があるだけで安心しないこと、 できれば新同品交換すること、という教訓としておきましょう。


2010-01-10 学童用防犯ブザー

    ポゴはもうすぐ小学生。ラボと学校は比較的治安のよい地域にありますが、だからといって安心できない時代になってしまいました。 学童用警報ブザーくらい持たせるべきだろうか。いやまてよ、人通りの多くない田舎だし、警報音だけで大丈夫だろうか。 いっそのことひとつ作ってあげようかな。 GPSレシーバとFMトランスミッタとFSKモデムそれにAPRSプロトコルで制御できるマイコン…ではどうだろう。 ラボのありあわせの材料でできるな。それとも、121.5MHzにしておけばポゴがピンチになっても哨戒機が捜索してくれるかな。

    ポゴの小学校入学式、教室の机のうえに置かれた様々な新入学童アイテムのなかに、学童用防犯ブザーがありました。 どの団体だったか忘れましたが、PTAとか子供会とかからのプレゼント品だったように思います。これはラッキーだな。
    かわいい卵型をしたこの防犯ブザーは、金属チェーンでランドセルのショルダーベルトに取り付けることができ、 下にぶら下がっているストラップを手で引き抜くことにより大音量で警報音が鳴ります。 ポゴはランドセルに取り付けたストラップを素早く引き抜く動作、抜いたストラップを戻して警報を止める動作を何回か練習。 すぐ上手にできるようになりました。準備オッケー。

    ポゴはこのブザーをときどき自主点検します。 ところが使用開始して9ヵ月も経っていないのに、音がずいぶん小さくなってしまいました。 「ぱぱー、こんなんじゃだれもたすけにきてくれないよ〜! でんちかえてよー、LR44ざいこあるんでしょ?」

    はて、鳴ってないときも暗電流を食う回路なのかな。 電池ではないような気がしつつも、ポゴのリクエストに応じてねじ2本を緩めてタマゴ型の筐体をあけ、LR44を3個、新品に交換しました。 が、案の定、音量は相変わらず小さいままです。 「ポゴ、こりゃ電池じゃないぞ。」 「そう、じゃなおしておいて。」

    ブザーの内部は小さな紙エポキシ基板にベアチップが一つ、発音体は圧電サウンダ。おそらくサウンダ駆動用のディスクリートトランジスタがひとつ、 電源インピーダンス低減用の電解コンデンサ。 音が小さくなったとすれば、雨や湿気で圧電サウンダがイカレかけているか、出力トランジスタがオーバードライブでへたってきているか。
    ところが、鳴らしているときに圧電サウンダを触ると、指先がしびれるほどにサウンダは振動しています。 それに…分解したとき圧電サウンダはケースからポロリと外れましたが、 ケース側の圧電サウンダ円周部分には黄土色の接着剤の跡が残っています。 ひょっとして…圧電サウンダ円周部分をプラスティック棒でケースに押さえつけて鳴らすと、音はがぜん大きくなります。これだな。

    瞬間接着剤はほとんど効かなかったので、ボンドG-17で圧電サウンダ円周部分をケースに接着させ、 少し経ってから鳴らしたら…近所の人が飛び出してきそうな警報音。なんだ、接着剤が取れただけだったのね。

    ポゴに聞くと、クラスの何人かはすでに新しいブザーに買い替えているとのこと。 ひょっとしたらこの製品はかなりの確率でサウンダ脱落が起きているのかも。 ベアチップや電子部品は大丈夫なのに接着が外れて故障、というのはいかにも最近の格安中国製品。 たいして温度差もないだろうに温度サイクル300回以下で壊れちゃうなんてひどい。 それとも自主定期点検で鳴らすたびにサウンダの強い振動で疲労したのかも。
    いずれにしろ、耐久試験は省かないでほしいなあ。 省くなら、せめて筐体プラスチックと圧電サウンダの線膨張係数の差とかを考えて接着剤を選んでよね。



Pogo, in her 1st grade of an elementary school, brought this child security alarm to me saying, "Dad, please replace the battery of this, it doesn't sound loud. Nobody would come and help me with such weak volume!"
This alarm was given to all new entrant of the elementary school by PTA or some sort of local organization, as congrautlatory gifts. It was not the batteries but the sounder adhesion to the plastic body got loose, caused weak sound volume. Re-attaching the sounder to the body with fresh adhesive revived the strong beep.
Pogo said many of her classmates already have new alarms. I suspect the same things would have happened to them, although only 8 months of product life had passed.


2010-02-28 コードレス電話子機バッテリ交換

    電話機子機の電池がなくなった警告が出て使えない、 とばあちゃんからヘルプ。 買ってから2年経っていないのだからまだバッテリ寿命ではないでしょう。 ACアダプタのケーブルか、充電スタンドの接触不良あたりかな。

    ラボに持ち帰って調べてみると、 あれれ、どちらも正常な様子。 となると、やはりバッテリかな。 インターネット通販で交換用バッテリを購入しました。 組みつけてみると、正常に動作開始。 でもたった2年でバッテリ消耗だなんてひどいなあ。

2010-02-28 Pioneer TF-BT10 1582円


2010-07-10 テレビアンテナ取り付け

    中央研究所にUHF帯の多エレメント八木アンテナ --- 要するにテレビアンテナが --- ようやく取り付きました。 2年2ヶ月ほど、テレビなしの生活でした。なにしろ夫婦そろってテレビを見ないのでほとんど困りませんでしたが、 ポゴがお友達と話が合わないのもかわいそうだと思い、ようやく設置。 でも肝心のポゴはあまり喜ぶふうでもありませんでしたが。


2010-08-07 地上デジタルテレビチューナ

    せっかく高いお金を払ってテレビアンテナを取り付けたのに、 家族の誰もテレビをほとんど見ません。 稼働率は低いものの、災害などの重大ニュースはやはりテレビがいいし、 やはり地上デジタルテレビの受信設備は用意しておこう。 チューナ単品はかなり手ごろ感が出てきているし、 アナログテレビ放送停波直前になれば品薄にもなるだろうし、 そろそろ時期かと。

    選んだのはI-O DATA HVT-TLSD 地上デジタルチューナ。 NTSC VIDEOアナログ出力を持ち、アナログテレビで地デジが見られる・・・という製品です。 月に数回しか受信しないテレビ放送視聴用に1万円以上の出費をしようとは思いませんが、 このチューナは実売価格5000円で、これなら可です。 ラボでのアナログテレビはゴーストが幾分ありましたが、 デジタル放送は十分な信号強度で、画質も良好。

    わがラボのテレビはSONYの25インチトリニトロンで、 1994年12月24日にサニーベールのCircuitCityで599ドルで買ったもの。 なにしろこのソニー製のテレビは、ソニータイマーが壊れており、 16年経った今でも全く調子良しです。 20年経ったソニー製テレビを回収しています、という新聞公告を見ますが、 ソニータイマーが壊れたままのソニー製品って案外多いものですね。


2010-10-04 東芝衣類乾燥機

    ここ2ヵ月ほど東芝衣類乾燥機が、動作中ずっとガッチャンガッチャンと派手なメカノイズをたてています。 ドライブベルトが緩んでテンショナアームが暴れているのは明白。 ドライブベルトを交換すればまだ使えると思いますが、運転させたまま寝てしまうこともあるし、買い替えた方がいいかも。
    いっぽう、東芝全自動洗濯機AW-C70VPは絶好調。となると、乾燥機だけ買い替えかな。 幸い、ほとんど同じタイプの乾燥機は2006年モデルながらまだ販売されています。 でも、洗濯機だってさすがに数年のうちには故障するだろうし、すでに11年6ヵ月経っていますから、リタイヤさせてもおかしくはありません。

    家電店に行って検討してみると、当然店員さんは新しいモデルを推してきます。 最新モデルは人気女優のギャラ分高いですが、シングルドラムの洗濯乾燥機はおしなべて値段は下がっています。 へえ、今の乾燥機はヒートポンプを内蔵しているんだ。
    洗濯乾燥機は洗濯と乾燥が並行して行えないというのは大きなデメリットだと思うし、どのみち乾燥開始前に衣類を分けるから、 乾燥まで一気に全自動というメリットもあまりありません。 斜めドラムでは洗濯物の出し入れに腰を屈めなくてはならず、腰痛持ちにはつらいし。 とはいえ、風乾燥なるものが使いものになるとも思えず、なんだかんだで結局松下の最新型ヒートポンプ機に決定。

    というわけで11年6ヵ月稼働した東芝AW-C70VP全自動洗濯機と衣類乾燥機は本日めでたく勇退。 長い間ありがとう。 新たに置かれた松下は、もし2本のマニュピレータアームをつけたらまるでディスカバリー号のポッド。 ヨメも「これって勝手に動き出したりしないだろうなあ?」とすこし怖がっています。

[2011-04-27追記 その後2ヶ月後に第3研究所設立が決定。洗濯機は残しておくべきだった!!]


2010-11-28 Sega HPC-0009 Pico

    ポゴはもうセガのキッズコンピュータ"Pico"は使わないだろうから処分してしまっていいのですが、 動作不良なので中古玩具店でも買値はつかないだろうし、絵本ソフトにも落書きを入れてしまったし、 捨てるしかないなと思っていました。 が、セカンドソースとはいえモトローラMC68000が入っていると思うと捨てるだなんてとんでもなくバチあたりに思えてなりません。

    で、本日日曜日の午後、退屈になったポゴが「Picoやりたい!」と言いだしました。おいおい、8歳にもなってPicoかい?
    最後に使ってからもう半年、ひょっとして1年は経っています。 その最後の使用時はほとんどまともに動かなかった記憶があります。 今回使ってみると、案の定、どの絵本ソフトでもまったく動作しません。

    絵本ソフトと呼ばれるプログラムROMカートリッジに収容されているメモリとのインターフェイスは、 いまなら高速シリアル通信を使って4極かそこらの少ない接点数で頑丈に接続し、 メインメモリにロードして実行・・・とかが可能でしょうが、 Picoはおそらくアドレスバス・データバス・コントロールバスが狭ピッチでならぶ多極カードエッジコネクタ。 すべてのピンが確実に接続されなければならないし、実行中に一瞬でも接触不良が発生すれば即システムクラッシュです。 実際、Picoではカードエッジコネクタの接触不良が最大の弱点。 こと幼児向け製品とあっては汚れとか異物混入とかに対して強力なタンパープルーフ性能が要求されますが、 樹脂製シャッターだけで保護されたPicoのコネクタ設計は残念ながら脆弱すぎました。 全くトラブルを出さないで現存している筐体はあまりないのではと思います。 このあたりは任天堂の設計の偉大さを痛感します。

    筐体付属のコンタクトクリーナで絵本ソフト側とコネクタ側の接点をこすってもまったく変化なし。 ひょっとして長期間使わなかったから電源系のキャパシタがイカれてしまったかな。 でもある1つの絵本ソフトで正常起動できたので見込みは残っています。
    綿棒にエタノールを染み込ませて接点を拭いたら、まったく動作しなかった絵本ソフトがなんと一発で起動。 やはり接触不良だ。 ポゴはよろこんで遊び始めましたが、10分と経たずにハングアップ。 ので、わがラボ御用達のSafety Washの出番。 エタノールの綿棒塗布に比べるとスプレー噴射ゆえ揮発に少し時間がかかりますが、正常起動後ハングアップすることなく遊べました。 まだSafetyWashもアルコールも使っていない別の絵本ソフトも動作するようになったので、 本体側コネクタのSafetyWashによる清掃の効果は確かにあります。 いっぽう、依然まったく起動できない絵本ソフトがあり、これも絵本ソフト側カードエッジコネクタにSafetyWashを使ったら一発回復。 本体側と絵本ソフト側の両方を清掃する必要があるということです。

    ハードウェアキーボードが付属しているキーボードPicoは、絵本ソフトは起動するのですがキーボードにまったく反応しません。 はて。キーボードの動作不良だろうか。 この専用キーボードを絵本ソフトに接続しているのは見るところPS2コネクタ。ひょっとしたら互換ATキーボードが使えるかも。

    SafetyWashのおかげでポゴは夕食まで2時間近くPicoを楽しむことができました。結局、まだ捨てられません。さすがに来年は・・・かな。

2011-04-30 アンプじゃなかった

    もう1年ほど、中央研究所ワークステーションのオーディオの調子がよくありませんでした。 音楽でも聞こうと思って鳴らし始めた直後に右チャンネルの音量がときたま下がり、また音質が極端に劣化します。 アンプのモードスイッチをいじったり、Noobow9100からのオーディオケーブルを抜き差ししたり、 はたまた音量を上げて再生しているとのうち治ってしまいます。 おそらく Kenwood KR-9340 のプリアンプ段のカップリングキャパシタのリークか何かだろうと思っていました。
    今回節電のために、無信号時でも38Wを消費するKR-9340を止め、 AIWA TPR-840 を使うようにしましたが、 あれ、ほとんど同じ症状が出ているじゃないか!!

    久しぶりに HP1200A の電源を入れ、Noobow9100とTPR-840の間に入っているオーディオテクニカAT-MX33の出力波形を観察してみると、 音が劣化したときに波形も異常になっていることがわかりました。 生産後38年経っているKR-9340が劣化してきたものと思い込んでいましたが、なんだ、そうじゃなかったの?

    そうなるとおかしいのはAT-MX33か、それともひょっとしてNoobow9100のオーディオデバイス? それともケーブルかも。 Noobow9100のオーディオデバイスはIntel D850EMD2マザーボードのオンボードデバイスで、 これとてすでに8年間使っているわけですから電解キャパシタの劣化があって不思議ではないし、AT-MX33となればなおさらです。

    HP1200Aもこれまた老兵で、波形が異常になってもHP1200A自体の不調だったりします。 そうこうするうちに音質劣化は出なくなってしまいました。こういった逃げバグは潰しにくいなあ。

2011-04-30 右チャネル音質不良はアンプ以前の問題であることを確認

    1日以上再生させないでおいて、テスト再開。 おお、再現している。 AT-MX33の入力と出力の波形をHP1200Aで観察すると、入力は正常なのに出力波形は異常です。 どうやら壊れかけているのはAT-MX33。 Noobow9100のマザーボード交換もしくはオーディオボード追加という必要はないようです。

2011-05-03 AT-MX33の右チャネル動作が異常であることを確認


2011-05-16 ELPA 朝日電器 BOTTCH CTR-201 ポケットラジカセ

    ホームセンターで買い物をしていて、モノラルポケットラジカセが安く売られていたのでひとつ購入。 寝る直前に小さい音で、 また庭で車両整備やガーデニングをしながら気楽に音楽を聴くのにいいかなと思ったのです。
    このELPA 朝日電器 CTR-201は当然のことながら中国製の安物。 商品パッケージと外装デザインはそこそこ整っていますが、ホームセンターの安物ですから多くは期待しません。 本機はオートリバースのAM/FMモノラルラジカセ。 フロントパネルにスピーカを持っています。 サイズはクラシックなウォークマンをぶあつくしたようなものです。 さてどんなものか。

    まずはFMラジオとして使ってみると、ううん、これは・・・ アナログダイヤルはリニアスケールを持つものの実体はバリコン直結で、 減速比が小さすぎます。 強力な信号であっても正しくセンターチューニングをとるのはとても大変。 感度もお世辞もいいとはいえません。 FMは苦労して同調を取ってもすぐに外れてしまいます。 どうやらこれは使用開始直後のドリフトが大きいためのようで、30分たつと安定してきます。 さらに音質は最悪の分類。 これは困ったな、せめてポケットFMラジオとしてなら使えると思ったのに。

    AMバンドも同調はやはり難しく、夜なのに聞こえる局は多くありません。 さすがにNHK東京第一はよく聞こえて、選択度が甘いこともありこのスピーカとしてなら音質は納得の行くもの。 中央研究所ではEagle810はたぶん無理と思いますが、第3研究所ではいい感じで聞けます。 ポケットAMラジオとしてなら十分使えるな。

    さて注目のテープレコーダ部は、パッケージの仕様にDCバイアス、マグネット消去とありますのではなから期待できません。 なにしろカセットハーフから数mmと離れていないところにスピーカのマグネットがあるので、 貴重な録音のテープは絶対にこのラジカセに入れてはいけません。 取扱説明書には「本機のスピーカは防磁設計ではありません。テレビやパソコン等の近くには置かないでください。」 と書かれていますが、それじゃ自分に入っているテープへの影響はどうなのよ?

    ラジオを録音して再生してみると、テープメカはオートリバースを含めて狙い通りに動作していますが、 録音音量がとても小さく、ヒスノイズに思いっきり埋もれてしまっています。 録音ヘッドのパワー不足か、それともバイアスがまともにかかっていないか。 さらにそのワウフラッタの酷いことといったら!! AMラジオの語学番組の録音としてですら能力不足で、録音機としては使い物になりません。

    AIWA STRASSER CSD-SR33 でちょこっとエアチェックしたテープを再生してみたら、 スピーカが小さいので低音はまるきり出ませんが、自機で録音した場合に比べてずっと音量は大きく、 ワウフラッタは語学用安物ポケットテープレコーダとしてならかろうじて我慢できるレベル。 ピアノなどでは音の濁りは明確なので、音楽鑑賞には使えたものではありません。

    さらに!! 聴きなれた曲を聴いてみると、テープスピードが耐えられないほど速いことがわかりました。 自機ではまともな音量では録音できず、他機で録音したテープは再生スピードが速くて聴けない! ってことはテープレコーダ機能はまるで使い物にならないってことだ。

    というわけで本機は2980円の単なる大型ポケットAMラジオ・・・。 ああ、ひどい買い物をした。

2011-05-14 ELPA CTR-201

    ちなみにこのテープレコーダのテストのためにテープに録音していて、 AIWA STRASSER SR33のテープデッキの早送りと巻き戻しが正常に行えなくなっていることが判明しました。 録音用デッキと再生用デッキの両方が同じ現象。 早送り・巻き戻しメカは両デッキに共通なのかな。 あれあれ、 修理ネタ が増えてしまった。


An excellent example of modern low priced Chinese product --- this compact radio cassette recorder looked nice to use while working outside such as gardening or motorcycle maintenance. But as soon as I started to use I found I made a mistake. Although the volume was plentiful, the radio sensitivity and stability was just marginal. The real difficulty is the very critical tuning for it does not have a dial reduction mechanism. Tape playback comes with obvious wow flutter, and its tape speed is aparently too fast. Moreover, recording audio level is too low to be useful. Therefore it cannpt playback a tape which was recorded by the other recorders; it cannot play the tape recorded by itself. After all this was a mere large pocket radio. Gee.


2011-05-23 Solid Bass

    まともに使えるヘッドフォンはいまだに Pioneer SE-550D ひとつだけ(かなりボロボロになってきています) なので、 第3研究所用としてひとつ買ってもいいな。 なにしろ低音大好きバスブースト大好きのドンシャリオヤジなので、 オーディオテクニカから発売されたSolid Bassヘッドフォンは発売当初からとても気になっていました。 本日家電店に立ち寄る暇があり、購入。

    Solid Bassの重低音のうたい文句は嘘ではなかった!! トーンコントロールとかバスブーストがない、たとえばSL-C860 Linux Zaurusのミュージックプレイヤーや、 カセットデッキフロントパネルのヘッドフォンジャックを使う場合も、 まるでバスブーストをたっぷり利かせたかのような低音です。こりゃいいや。
    ボーカルの中域がちょっと耳につくようなソースではリラックスできないことがあり、 やはりマルチバンドのグラフィックイコライザは欲しいです。

    低音の漏れを防ぎたいからなのか、イヤーパッドの圧迫力はかなり強め。 まだちょっとしか使っていませんが、これで数時間の連続リスニングはきついかも。

    このヘッドフォンは調整不可能な強力なパッシブバスブースト付きなわけですから、 グラフィックイコライザ設定値はスピーカを使うときとこのヘッドフォンを使うときとではずいぶん違ってきます。 プリセット機能でも使ってその都度再調整すればいいのですが、スピーカとは別系統の、 トーンコントロール付きヘッドフォンアンプがあれば便利かな。

2011-05-23 Audio Technica ATH-WS70 9980円


A combination of a brand-new Audio Technica Solid Bass headphones and an AIWA cassette player, provides me a time to forget bad things for a while with powerful rock music.


2011-11-12 Soundpit RCS-S786K-W ステレオラジオカセットレコーダ

    朝日電器 CTR-201 モノラルポケットラジカセ で思いっきり酷い目に会わされたというのに、 またまた懲りずにホームセンターで今度はコンパクトステレオラジカセを買いました。 ちょっと前に別の店で同様の製品を見かけたときは、 価格表示プレートの近くに「テープはステレオではありません」という手書きの注意書きがあり、たまげたものです。 スピーカは2つついていてFMラジオはステレオで聴けるのに、テープは録再ともモノラルだとしたらそりゃあ驚くよな。 手書きの注意書きがあるのは、おそらく複数の客から文句をつけられて返品されたんだろうな。 で、この オーム電機   [外部リンク] のコンパクトステレオラジカセはどうだろう。 テープヘッドを覗き込んでみましたが、 角度が良くなくてしかも老眼では使われているのが2チャンネルヘッドなのかどうかわかりませんでした。 が、たぶんテープもステレオ。 このモデルには姉妹機としてモノラルモデルもあり、そちらは1980円、こっちのステレオは2480円。 もうひとつ3980円のひとまわり大きなダブルデッキ機があり、それも検討したのですが、 目的が屋外作業時にポッドキャストをスピーカで聞くことですから、ダブルデッキ機は大きすぎ。 すっきりシンプルなスタイルのステレオ機を選びました。 さあ今日の2500円の賭けはどう出る。

    単3アルカリ電池4本を入れて試すと、期待に見合ったレベルでうまく動作します。 ラジオはノイズレベルが高くてAMもFMも感度はよいとは言えませんが、強い局なら大丈夫。 スピーカで聞くFMステレオは、まさかマトリクス処理をしているとは思えないけれど、すごくワイド感があります。 ラジオのチューニングはバリコンによりますが、きちんと減速してあって、操作感はやや重いものの、 妙な渋りやひっかかりはなく、さほど苦労なく同調ができます。

    テープもきちんとステレオ。 スピード偏差は問題なく、ワウフラッタも普通のロックやポップスならば気にならないレベル。 アンプのヒスノイズは小さくはないし、小さいながらモータの動作音がはっきりと混入して聞こえてしまうので (テープヘッドアンプへの誘導なのか電源からの回りこみなのか不明ですが)、 ピアニシモ部が多い曲では幻滅ですが、これも価格を考えれば見合っています。 セミオートストップ機構も正常に動作しました。 外箱の製品特長表記には「クッションイジェクト」なる文言が読めますが、イジェクトボタンを押すと普通にガチャンとテープドアが開きます。 どこがクッションなんだ。

    音質も価格相応。 内蔵スピーカは5cmクラスですからその音質はポケットラジオ。 まあはなから期待していませんけどね。 ヘッドフォンジャックの出力は高く、ボリュームコントロールはかなり下げた位置で聴くことになりますが、 ボリュームコントロールは最低部で左右のレベルずれがあり、 音量を下げようとすると左チャネルが先に聞こえなくなってしまうという問題があります。 どうしても気になるなら外付けのヘッドフォンアッテネータでもこしらえておけばいいかも。 これでJBL 4305Hを鳴らしたらどうだろう。

    単3電池4本の電池寿命は、取扱説明書にはAMラジオ受信で16時間、FMラジオ受信で10時間、テープ再生で10時間と書かれています。 このラジカセの最大出力は各チャネル400mWとの表記ですから、 上記の電池寿命は小音量ならもっと延びそう。 でもそれなりの音量で日常的に連続で鳴らすとすればやはりAC電源を使いたくなります。 で、このラジカセはこの低価格で軽量設計にもかかわらず、AC100V電源回路も内蔵しています。 ところがこのAC電源、平滑がとても悪く、本体内蔵のちいさなスピーカで聞く分には気にならないものの、 ヘッドフォンではハム音が大きすぎてまるきりダメ。 これは故障でも不良でもなく、取扱説明書にはイヤホンで聞くときはハム音がしてしまうからAC電源を使わず乾電池で使ってくださいと書かれています。 やるなあ。 まだ筐体は開けていませんが、すこしスペースがあるなら電源の改造くらいはできそう。

    キャリングハンドルもついた軽量でコンパクトな筐体、 スピーカでそれなりの音量が出て、単3乾電池4本で動作するし、ラジオもテープもOK。 今回の要求事項に対して総じて合格点。あとはどの程度壊れずに持つかだな。 今夜はお気軽なソフトロックの古いカセットテープを2本ほど楽しむことができました。

2011-11-12 Soundpit RCS-S786K-W


2012-03-04 Sharp Memoire CJ-A320 コードレス留守番電話機

    子機のバッテリが死んでもう3年経ちます。 最近の機器ではニッカド電池の出番はどんどん少なくなってきているし、 もう22年も経ったとあっては純正または純正互換の補修用バッテリが入手できず、 実質的に子機が使えなくなってもう3年経ちます。 あまり困っていなかったので、いかにわがラボは電話を使っていないのかがわかりますね。

    で、今回 稲電機   [外部リンク] で7本パックのニッカド電池が売られていたので、ラストチャンスかと思いつつ1つ買ってきました。 長期間保管しても痛まないのであれば3つくらい買っておきたかったですけどね。 パックを分解し、マクサー電機製パックからコネクタを受け継いで、組み込みは簡単に完了。 稲電機でも手に入らなくなったらそのときが本当の終わりかも。

2012-03-04 Sharp Memorie CJ-A320 子機バッテリ交換 (5代め使用開始) 7本パック 稲電機 500円


2012-03-19 菊水電子工業 直流安定化電源 PMC 18-5

    小型のシリーズドロップ型直流安定化電源装置です。 出力出ない、とのことで修理依頼品。直らないなら廃却予定の機械です。 急がないとのことで依頼を受けて3ヶ月も経ってしまいました。 試してみると確かに出力は出ませんし、レンジ切り替えリレーが激しくブザーのように誤動作してしまいます。

    中を開けてみも目視で判別できる顕著な異常はありません。 回路図は公開されていないようだし、どこから調べ始めよう。 フロントパネルには小さなカバーがあり、このなかにいくつかディップスイッチがあります。 取扱説明書を見ると、そのなかのひとつは単独運転と並列運転の切り替え用。 あれっ? これって並列運転用にセットされてるじゃん。 ディップスイッチを単独運転モードにセットしなおし、電源を入れなおして再始動すると、 電源装置は正常に動作し始めました。なあんだ。

    じゃあいったい誰がこのスイッチをいじったんだろう。 謎は残ったままですが、PMC 18-5は開発中の TDM850用ウインカーポジション・ハザードコントローラ の21Wウインカーランプをきれいに点滅させています。 2時間ほど連続運転させて、問題なし。 修理完了ということにしよう。

2012-03-19 菊水電子工業 直流安定化電源 PMC 18-5 ディップスイッチ設定間違いを修正

    なおこれと同時に修理しようと考えていたKenwood PWR18-2TP安定化電源はもっと本気の故障。 使おうと思ってスイッチを入れたら一瞬赤色LEDディスプレイが動作したものの、ほんの2秒程度の間に表示が暗くなり、無反応に。 電源スイッチを入れるとリレーの音はするのですがそれだけ。 内部を開けてみても焼けたりした部品等はなく、おそらくダイオードとかパワートランジスタとかの素子の異常なのだろうと思います。 まずは制御回路が自分の電源も与えてもらえないような故障なのかと。

    ただし、調査しようにもこの電源装置は、 シリーズドロップ型とは思えないような複雑で高密度なつくり。 制御パネルの電源を作っていると思われる基板にアクセスするためにはとても重い電源トランスを含めて匡体をほとんど分解しなくてはならず、 相当の気合を入れてかからないといけません。 サービスマニュアルが手に入れば調査はずっと簡単でしょうけれど、出回ってはいないようです。

    というわけでこちらはいまはあきらめてケースを閉じ、いつかサービスマニュアルが手に入るまで修理待ちの状態。 でも汎用部品で修理できるような場所じゃないかもしれないし、望み薄です。


2012-08-15 無電テレビ工業 ミニペット トランシーバ

    いつごろだっただろう、もう7年くらい前かもしれない。 埼玉のとある市の街中のデパートに立ち寄ったとき、駐車場の近くに小さなリサイクルショップがありました。 めぼしいものはなかったのですが、売値500円のこのペアトランシーバを買いました。 ポゴのオモチャにいいかな、ピクニックのときに使えたら楽しそうだし・・・と思ったのです。 もちろん、あれえ懐かしいなあという気持ちも購入動機の半分を占めます。

    私にとって最初の無線機が、オヤジが買ってくれたムデントランシーバでした。 おもちゃトランシーバですからせいぜい見通し50mが通信範囲といったところ。 それでもあるときオヤジの自転車の後ろに乗って河川敷に行ったとき、 ムデンのトランシーバにだれか別の人の声が聞こえてきました。 オヤジは面白がってその人としばらく話をしていました。
    今思えばそのトランシーバは27MHz帯のAM機つまりCB帯を使うものだったから、 近くを通りかかったトラックの不法CB局とたまたま周波数が合ってしまったのでしょう。 そのトランシーバは分解してしまってゴミとなり、捨てられてしまいました。

    今回買ったムデンミニペットは、私が買ってもらったモデルの端正なスタイルとは違い、 いかにもオモチャのトランシーバ然としたスタイル。 てもおそらく私が買ってもらったものよりも後のモデルなのだろうと思います。
    本機はトランジスタ3石の、27MHz帯AMトランシーバ。 電源は006P 9V積層乾電池1つです。 使われているのは高周波段に2SA102、低周波段に 2SB175と2SB176。 受信は超再生方式で、周波数切り替えもボリューム調整もありません。 電源スイッチは回転式ですが内部ではスライドスイッチを動かしています。 2台あるうち1台のほうが程度が悪く、ドーム型スピーカグリルのパンチメタルが凹んでおり、またホイップアンテナも先端が折れています。 それでけでなく、受信時に異常発振してしまい、正常に受信することができません。 送信はうまく行くのですが。 結局このトランシーバはポゴのオモチャにはならず、さりとて本腰を入れて故障解析する元気もなく、 保管室の在庫品の仲間入り。

    1970年台はこうしたトイトランシーバはおもちゃ屋の定番商品だったし多くの子供が遊んでいましたから、 その世代の男性でトランシーバを使ったことがない人は少ないのではないかと思います。 が、勤務先が東日本大震災後にいままでとは違う真面目な防災対策に取り組み始めたら、トランシーバを使ったことがないという人が続出。 トランシーバの使い方教室を開催する羽目になってしまいました。 「このボタンを押して話すんですよ」だなんて、まるで小学4年生を相手にしているみたいだぞ。

2012-08-15 ミニペットを引っ張り出してちょっとだけ遊ぶ





Muden MiniPet toy transceivers, perhaps from 1970s. Purchased at a "recycle" shop with a price tag of 500 yen, thinking these could be a good toy for Pogo. One of the pair shows a dent on the speaker grill and misses a tip of the whip antenna, in addition to the abnornal oscillation when receiving. The circuit is a typical for a toy 27MHz AM super-regeneration transceiver, using 3 transistors. It could be fun to scratch a circuit diagram from the circuit board and debug to stabilize the operation, I don't have enough power to doing so; therefore the pair is now stowed.

2013-11-30 アドバンテストTR-6142 プログラマブル電圧電流源

    ジャンク品です。 この時代のアドバンテスト製品はフロントパネルのタクトスイッチが不良になるから修理しないとダメでしょうが、 GP-IBインターフェイスを持っているからPCから制御していろいろ便利に使えると思います。

    試してみると、なんとすべてのスイッチが不良になっていました。一つの例外もなく、です。 すべてのスイッチが押されたままの状態になってしまったため、電源を入れても動作が正常なのかどうかが判断できません。 ので、フロントパネルを分解してすべてのスイッチからボタンとコラムを取り外しました。 スイッチの中にある小さなゴム、これが接点を導通させるとともにはね返りを行っているのですが、がすべてカチカチに硬化していました。
    押しボタンなしのままフロントパネルを組み付け。 接点を金属でショートさせるとパネルのディスプレイが変化しますからプロセッサは動作している様子です。 やはりこれはGP-IBで制御するのが現実的だな。 でも、うむ、マニュアルがないからリモート制御もできないぞ。どこかでマニュアルを見つけるまで保管、だな。


2013-11-30 岩通7412 デジタルマルチメータ

    ジャンク品のデジタルマルチメータです。 外装はきれいで、この時代のアドバンテスト製の機器と異なり、タクトスイッチのフィーリングは良好。 オプションのGP-IBインターフェイスが装備されているので、これは便利そう。

    電源スイッチを入れてみると、リレーの動作音はしますが、赤色LEDディスプレイは点灯せず、スイッチを入れるたびに不安定なビープ音がします。 これはバックアップバッテリが弱ってプロセッサが起動できていないのでしょう。

    トップカバーを開けてみると、リチウムイオン電池のターミナルは錆色に変色しています。 同じ型式の電池は手に入るかな。取りあえずは乾電池でもつないでテストしてみようか。
    リチウムイオン電池はメイン基板にコネクタで取り付けられたドータボード上に実装されています。 このドータボードを取り外してみたら、ありゃあ、こりゃあダメだあ。電池の下側の封止ゴムが飛び出し、液漏れしたようです。 さらに電解液から腐食性のガスが発生したらしく、周囲の部品が腐食しています。 プロセッサクロックジェネレータの水晶発振子のキャンパッケージは硫化ガスでやられたように真っ黒。 電池の下にあるプロセッサのピンもダメージを受けているし、その周囲の小さな抵抗器やダイオードも外装が痛んでいて、中身が痛んでいないとは思えません。 これでは修理するのはかなり大変。残念ですが本機は部品取り扱いでしょう。

    本機は電源トランスを持っていますが、その取り付けと周囲の部品の配置には無理があるし、後付けに思える小さなドータボードも見えます。 初期試作のメインボードの不具合を行き当たりで対策した状態で、そのまま量産に持ち込んだ様子です。 手作り感あるなあ。 生産数量が少なく、製造コストやタクトタイムの制約も少ない計測機器ならではの世界ですが、エンジニアさんたちの夜遅くまでの苦労が感じられる機器でした。





Iwatsu 5412 Digital Multimeter did not powerup. Chemical leaked from the memory backup battery resulted in the part of the CPU corroded; nearby crystal should-be shiny metal case was turned into full black. Successful fix would be less likely.

2013-11-30 AIWA CSD-A300 ライン入力ジャック追加改造

    ポゴの誕生日プレゼントにWalkman Fをドックつきでプレゼント。 ウォークマンといってもこれは通話機能のないAndroidスマートフォンのようなもので、 Wi-Fi接続してYouTubeはもちろんウェブブラウジングや通話アプリ、ソーシャルネットワークへの接続もできます。 いやあこれはちょっと早かったかなあと反省する一方、危険だからといってバイクに近寄らせもしない3ない運動のバカバカしさと同様の論議でもあります。 危険をきちんと認識させて上手な使い方を教育するほうが、手間はかかるしリスクもあるけれど、正しい道と信じます。

    で、第2研究所でウォークマンを友達と一緒にスピーカで聞きたいと思ったポゴがドックを持ち出そうとするので、 ドックの代わりに使えるポータブルパワードスピーカを用意することにしました。 ドックのフロントパネルはパンチングメタルで、持ち出せば必ずグリルをへこませ、美しい匡体に傷を付けることになるでしょうから。 まあそういうことであればそういう製品を買ってくればいいまでの話ですが、 ここはもともと生まれたばかりのポゴに音楽を聴かせる目的で買ったアイワのポータブルCDラジカセにライン入力ジャックを増設することにしました。

    このラジカセのボリュームコントロールはクラシックな2連ポテンショメータを使っているので、ここから線を引き出せばいいだけ。 でもボリュームコントロールの取り付いているフロントパネルを分解するのは一手間です。 ボリュームコントロールとメイン基板はコネクタを使ったシールド線ハーネスで接続されていて、 基板を観察するとそのコネクタを起点にしてプリアンプとオーディオパワーアンプIC周辺の配線がすぐに分かりましたので、 基板からワイヤを引き出すことにします。 お、ラジオ基板にはしっかりSONYとシルクが入っているぞ。 1μFの電解キャパシタを2個載せた小さなユニバーサル基板を匡体内に接着剤で取り付け、本体右側面にミニジャックを取り付けてできあがり。

    このラジカセは Strasser CSD-SR33 と一緒で、CDモードで再生していないとき、 またテープモードで再生していないときはオーディオパワーアンプのゲインを大きく落として残留ヒスノイズを低減する工夫がされています。 このモデルのカセットメカは、テープを入れずに再生ボタンを押したときはオートストップが働かないつくりなので、 増設した入力ジャックからの音を鳴らすときはテープモードでカセットを入れずに再生ボタンを押しておけばOK。

    これなら屋外での利用にも便利ですが、乾電池は単1電池を6本使うので、電池動作はかなりのコスト。 DC12Vのカーバッテリーから9Vをつくる電源回路を追加するというネタもあり、かな。

    ときにこのジャックの取り出しポイントは、ラジカセ本体で再生しているCDやテープ、ラジオの音声信号が出ていますから、LINE IN/OUT兼用です。 まあその用途にはヘッドフォンジャックを使えばいいだけではありますけどね。


2013-12-15 HP mp2210 液晶プロジェクタ

    故障廃却ジャンク扱い品。電源ランプが一瞬点灯しますが、電源ボタンを押しても反応しません。 ひょっとしてロジック基板のウィスカーだったりすれば直る見込みはあるかなと思ったのですが、歯ブラシで磨いても変化なし。 次に考えられるのは電源系でしょうけれど・・・ 高密度に実装されて専用部品だらけのこの手の装置を技術情報もなしに素人修理できるはずがなく、結局は廃却の運命に。


2014-01-11 CONTEC GP-IB(USB)FL

    GP-IB制御の機器をUSBで制御することができるインターフェイス・アダプタです。 アダプタとPCはUSBケーブルで接続。 アダプタ側はミニUSBソケットになっています。 が、このミニUSBソケット、アダプタ内部の基板に半田付けで実装されているのですが、 USBケーブルを抜こうとしたらソケットが基板からポロリと取れてしまいました。 うわあこりゃあ脆すぎるなあ、実験の現場でつかう機器なんだから頑丈に作ってほしいです。 結果、廃却扱いに。

    で、ジャンク品としてとってあったそれのUSBソケットの再半田付けにチャレンジ。 狭ピッチの半田付けは老眼の目では無理だろうと思っていたのですが、 最近 オーツカ光学   [外部リンク]   の蛍光灯照明つきスタンドルーペが手に入ったので、その使い心地を試す意味もあって修理にチャレンジします。

    USBソケットの端子5本のうち1つは基板の銅箔パターンを剥がす格好で外れてしまったので、 細いパターンにカッターをあててレジストを剥がし、半田ブリッジで接続。 なんとか取り付けることができました。 最初にPCにつないでみたときは認識してくれませんでしたが、これは半田ブリッジ接続がまだ不完全だったため。 再度慎重に半田こてをあてて、今度はOK。 GP-IB(USB)FLは、専用ドライバをインストールしたNoobow9100Dに正しく認識され、LINKランプが点灯しました。 うむ、これでGP-IBインターフェイスをもつ計測器を使った自動測定が可能だ。 やったね。

    スタンドルーペは2倍拡大のレンズがついていますが、倍率はこの手の作業には不足で、 ハヅキルーペと併用しての作業となりました。 それでも、安定していて間口が広く、明るく照らしてくれるスタンドルーペの助けなしにはこの作業は老眼持ちにはとても大変だったでしょう。






2014-01-19 YEW 2011-36 携帯用直流電流計

    程度の良い横河電機の2013-13携帯用交流電流計が手に入りました。 AC2A/5/10/20Aが計れますが、実際交流電流を測る必要性はあまりありません。 実はこの電流計は外装がきれいだったので、 もう10年以上もラボの片隅に置き去りにされている、ケースが破損した2011-36直流電流計と箱を交換してしまおうと考えたのです。

    中はさぞかしシンプルだろうから入れ替えも簡単かなと思いましたが、 実際に中を見て作業をためらってしまいました。 確かに原理的には簡単なものなのですが、 メータもシャントもケースから簡単に取り出すというわけには行かず、何箇所ものポストでつながれた配線をいったん切り離したり、 ケース上部のターミナルの間に這わされたシャントを痛めずに慎重に交換しないしいけません。 やろうと思えばできるけれど、わずかなミスでメータそのものやシャントを壊してしまったり、あるいは知らずに読みを狂わせてしまう危険性もあります。 ということでケース交換作戦は断念して、ケース内部に落ち込んでいたケースの破片を取り出し安直に接着剤で修理。 ついでにホコリだらけになっていたところをきれいに清掃しました。

    この破損はたぶんコモンターミナルのあたりに強烈な衝撃を食らったもののようで、 ケースの一部は失われています。 そのため接着剤でつなぎなおしても、ターミナルの取り付け強度は不十分。 クラフト系の樹脂材料を買ってきて補修するという手もありそうですが、そこまでするか?




2015-01-04 ダイソーヘッドフォン修理

    ここ一年ほどポゴはAndroid Walkmanでよく音楽を聴いていますが、 インナーカナルのイヤフォンは好まず、普通の軽量なオーバーヘッドヘッドフォンを使っています。 最初は在庫部品・機材置き場にあった何かに付属してきた安物を与え、それが壊れたのでつぎは EL500 でのトレーニング用として受講者用に4個ばかり買ったものを与えました。 が、これもじきにアウト。 ケーブルが複数個所で断線している様子。

    以前はボランティアでやっていたEL500での電子回路トレーニングコースも、 最近では時間がなくなってしまったのと、 真剣に電子回路を学ぼうとする受講生がいなくなってしまったので、 ここ3年ほどは開講していません。 工具やヘッドフォンや接続ケーブル等支給や受講者が壊してしまった電子部品の補給を自腹を切ってやるほどの熱意が失せてしまったためもありますが。

    ので、受講生用のヘッドフォンの同じモデルをポゴに渡しましたが、これも数ヶ月でアウト。 同じようにケーブルの内部断線です。 ずいぶん低品質のケーブルを使っているようです。 これでは1000円のヘッドフォンを1年使ったほうが割安だぞ。

    ポゴはホームセンターでママに吊るし780円ヘッドフォンを買ってもらい、ダイソーのに比べるとずっと音がいいよ! と喜んでいました。 でも後になって壊れかけた2個目のダイソーヘッドフォンを持ってきて、 「おとうさん、もったいないからこれ直しておいて。」 ダイソー300円ヘッドフォンはコンパクトに折りたためるので持ち運びには確かに便利です。 そうそう、物を大切にすることは本当に大切なことだからね。 それに、パパが先月ヨーロッパ出張の帰りに空港で買ったゼンハイザーの折りたたみ式コンパクトノイズキャンセリングヘッドフォン、 あれは君にはあげないよ。高かったんだから。

    今回のお正月休みはコンピュータのディスクとベンチ周辺のお片づけをして過ごしましたが、 ダイソーヘッドフォンの修理にちょうどいい耳かけイヤフォンが出てきたので、修理開始。 とはいっても何かに付属してきたとんでもなくプアーな音質のKOSS製耳かけイヤフォンからケーブルを切り取り、 ダイソーヘッドフォンのケーブルと交換するだけです。 ダイソーヘッドフォンのボディはプラスチック爪をこじって開けることができ、ケーブルの取り付けは半田付けでしたので、 なんと言うこともなくケーブル交換完了。 ほい、お待たせ、直ったよ。




2015-01-18 技術と経験の伝承を放棄したのだとしたら

    2年ほど前から、新卒採用面接にやってくるエンジニア志望者の質と経験の低下がますます顕著になってきました。 プログラムを書いたのは授業でだけ、オシロスコープを使ったのも授業でだけ、それもオシロスコープという呼び名を忘れてしまっていて、 はんだ付けをしたことがなく、車のタイヤ交換もバッテリ交換もしたことがなく、 スポーツ走行どころか免許を持っておらず自分でエンジン付きの乗り物を運転したことがなく、 ましてや切ったり削ったり曲げたりして何かを作ったことも中学校以来なく。 ホントおまえ何ができるの?

    今朝、東芝VC-PX7E電気掃除機の紙パックを交換しようとして、前回に引き続き苦戦しました。 この掃除機、紙パックを交換するには掃除機本体からホースパイプを抜く必要があるのですが、 脱着ボタンを押しても差し込みが固くて、抜けないのです。 10分近く全力でパイプをこじりつづけ、ようやく抜くことができました。 いつものようにポジティブシンキングで、日曜の朝からいい筋力トレーニングができたと喜んでおきます。

    この掃除機のホースパイプ差し込み部は当然プラスチック製、受ける掃除機本体もプラスチック。 で、差し込んだホースパイプ外周のわずかな隙間から排気が漏れて外部に埃が出てしまうことを防ぐため、 受け入れ部内部にゴム製の円形ダストシールがついているのです。 ゴムとプラスチックが長時間にわたって接触してしてプラスチックがゴムの攻撃を受け、 パイプ表面が溶けて段差ができてしまい、それが引っ掛かりとなってパイプ脱着を妨げていたのでした。

    うわあ、やっちゃったね。 そうか、君はたぶん大学に入ったころは消しゴムを使わなくなっちゃったんだね? で、たぶんカセットテープも使ったことがないんだね。 おじさんが中学生だった頃は、 掃除していない机の上でカセットテープを入れる透明プラスチックケースがプラスチック字消しのカスとくっついてが溶けちゃうことはよくあったから、 プラスチックが接触した相手から可塑剤の攻撃を受けることはバナナの皮を踏むとすべって転ぶ以上に常識で知っていたんだよ。 友達から借りたテープをそんなことにしちゃったら、真剣に謝らなくちゃならなくなるからね。 でも、バナナの皮で転んだことは一度もなかったなあ。

    プラスチック部品が異種の材料と接触する場合は双方の攻撃性を材料選定時にきちんと検討しておくことというのは、 したがってオジサンエンジニアにとっては常識でした。 しかし最近のプラスチック字消しはEDCs排除や攻撃性の配慮など可塑剤の選定もより慎重に行われていて、 しだいに材料攻撃をユーザが目の当たりにする機会も減ってきています。 ちょっと身の回りを見てみてください。 最近輪ゴムを見かけましたか? 昔は買い物をするたびに増えていった輪ゴム、最近本当に減ってきていますよ。 輪ゴムが溶けているのを最近見かけましたか? 日常生活の中でそういった学習の機会に恵まれなくなってきている若者に対して、 年寄りが一方的にもの知らずだと批判するのは不公平というものでしょう。

    ともあれ現実として若い世代の「ものづくりの実経験のなさ」の強まりは深刻です。 オジサンにとってはあまりに常識であるが故に若者に意図して伝えなくてはならないとは気づかず、 過去の経験という資産は次世代に引き継がれずに…。

    あるいはまた、材料選定を含むすべての設計プロセスを大陸の経験の少ない低コスト会社にアウトソースし、 日本からの品質指導ですら経費削減の名のもとに満足に行われず…が実態なのかな? もしそうだとすると、天下の東芝のブランドを冠する資格はどこにある? われわれ消費者がそのようなブランドの長い歴史に安心と信頼を期待する意義はもはや失われてしまったということなのか? カセットテープ時代の技術者が定年を迎えるころ、日本の産業はいったいどうなってしまうのだろう?

    などと考えながら、ホースパイプ差し込み部外周表面の、溶けてできた荒れを10分ほどヤスリで削って、 ひとまずは修理完了。 ふう、ようやく紙パックが交換できた。 さて、これで音がうるさくなった中央研究所1F強制排気パイプファンのメンテが始められるぞ。



Toshiba VP-PX7E Vacuum Cleaner. The hose pipe could not be removed from the cleaner body, unable to replace a dust pack. The surface of the hose pipe where is inserted into the cleaer body got attacked by a rubber seal, resulted in the surface deformation. Simple fix was made by grinding the surface to remove roughness. But the biggest concern to me was that even Toshiba made such a fundamental design mistake in material selection process. Did Toshiba outsource the product design entirely to a less-experienced, low quality manufacturer, and Toshiba did not provide any quality guidance or knowledge transfer to them? And if this the case, is there any reason remaining, to our consumer's expectation towards the big name like Toshiba?


2015-01-18 中央研究所1Fパイプファン

    中央研究所が稼働開始してそろそろ7年、 24時間運転の1Fパイプファンのモータ音がずいぶんうるさくなってきました。 カバーを外して掃除機で埃の塊を除去し、 ファンブレードを外してモーターだけで回してみると、やはり音はうるさいまま。 うぬ、モータスピンドルベアリングの摩耗か。 トルクはまだまだたっぷり出ているのですが、交換することに。

    使われていたのは地元企業マックスのVF-H08E22 Φ100mm排気パイプファン。 ホームセンターに立ち寄り、Φ100mmファンの新品を購入。 今度はパナソニック。 いや地元企業を応援したかったんだけど、売っていたのはこれだけだったんだもの。

    今回買ったものはAC100Vプラグつき。 いままで使っていたものは小判ケーブルの芯線を挿入するタイプ。 どうにやってつなごう。



2015-01-18 ソーラーパワー電卓の電池

    ばあちゃんが第2研究所で使っている太陽電池つき電卓の電池を本日交換。 もともと入っていたのはG10-A CNBで、互換のLR1130を使用。



2015-07-25 ダイソーヘッドフォン修理再び

    ケーブルを交換したダイソー300円ヘッドフォン、2ヶ月ほど前にイヤーユニットとヘッドアームをつなぐ部分のプラスチックが折れてしまいました。 外れちゃうけどまた取り付けて聞いていられるから、ポゴは折れたまま使用。 でもさすがになので接着剤で。 しかしまあ、この部分は肉が薄い!! 耐久試験とかされていないのだろうし。 想像をはるかに超えたとんでもない製品を売り逃げしているメーカーもいまだに多いようですが、 市場からのフィードバックを受けて次のモデルでは対策するといった製品育成のサイクルを続けられるメーカーは育ってきているのかな、中国では。



2017-01-20 東芝TDP-P8ビデオプロジェクタ

    修理依頼品。 きっと落としてしまったんでしょうね、レンズのフォーカス調整リングが傾いていて回すことができず、 フォーカス調整ができません。 よりによって投影レンズ部を下にして落としてしまうだなんてまるでマーフィの法則です。

    でもよく考えれば、投影レンズと反対の背面に電源ケーブルとビデオケーブルをつなぐわけですから、 ケーブルがつながったまま匡体を机から床に落としてしまうとすれば、 たいていはレンズのあるフロントパネルが下になって落ちてしまうわけね。 必然です。

    うっかり落としてもレンズユニットに直接インパクトが入らないガード構造を設けるよりは、 とにかく少しでも小さくて突起のないスムースなボディのほうが見栄えが良くて売れると東芝の商品企画さんは考えたのでしょうね。 ああきっとそうなのでしょうとも。

    結果として、プレゼの準備中に落としちゃいましたと報告して上司に怒られる社員、 さらには怒られるのが怖くてヘマをしでかしたことを隠し、バレはしないかとしばらくの間びくびくする社員が出てしまうわけです。



    フラットケーブルを注意深く外し、操作パネルが設けられているアッパーカバーを取り外すと、 中にバネが1本転がっているのにまず気づきました。 このプロジェクタには設置角度調整の脚が1本あるのですが、プレゼの準備に必ず操作するこの部分、 とても脆い作りで、数か月のうちに壊れてしまいます。

    まあ脚なんてなくてもなにか下に入れれば済みます。 タバコの箱なんかちょうどいいのですが、 カバンの中から取り出した本でもいいでしょう。 そのために、なにかちょっと難しそうでかっこいい本を一冊用意しておくのも手かも。

    んなことよりも…このプロジェクタは動作中は触れないほどに熱を出します。 トイレ用セラミックヒータ並みの電力を扱うこの装置のなかに金属スプリングがころころしているというのはかなりアレだなあと思うのですが。 そこまでは調べませんでしたが、外れたスプリングはどのような場合でも他のライブな部分には転がっていかないような匡体内区画設計にしてあるのかな。





    さて投影レンズ部ですが、ごらんのような状態で、 フォーカスリング部を持って強く反対方向に曲げる力を入れてもびくともしません。 かなり強い力でリングを回そうとしてもちっとも動かないし。

    傾いてしまっているのは黒い円筒形の部分で、ここはねじ止めで外せるようになっています。




    レンズユニットを取り外してみました。 基本的にはテレスコピック構造で、 フォーカスリングを回すとユニットが伸び縮みするようになっています。 斜めに強い力が入ってしまったので、 外筒内面に内筒が食い込んでしまっているのでしょう。 写真で一番左側はレンズをスライドさせるズーム機構。 ここは大丈夫な様子。

    さて、食い込んでしまった内筒を元に戻すには…。 レンズユニットボディはプラスチック製で、 あまり強い力は掛けられません。 これが金属部品だったなら嵌合部に浸透性潤滑剤を注入するのも手ですが、 レンズユニット内部に油やシリコンオイルが入ってしまったりしたらそれこそ取り返しがつかないので、 外筒と内筒の外径の間にできている隙間にマイナスドライバーの刃先を入れて少しずつ慎重にこじることにします。





    慎重に、あの手この手を使って、1時間。 最終的にはやはりマイナスドライバーでのこじり作業。 パキッという音とともに内筒が出て、外筒と同軸になりました。 ふう〜!

    幸い、フォーカス調整のテレスコピックの動きはスムースで、内部には支障となるダメージはなかったようです。




    休憩したのち、組み立てに約30分。 プロジェクタは正常に動作を開始しました。 でもテストしようにも第3研究所には (中央研究所にも) プロジェクタを投影するような白くてフラットな壁面なんてありません。 ので引き戸に投影。

    もともとあまり調整幅は大きくないズーム機能ですが、動きは正常。 そしてフォーカス調整が簡単にきれいに決まります。

    このプロジェクタは本来はビジネスプレゼンテーション用ですから支障はないのですが、 発色は映画には、またアニメにでさえも、向いているとは言えません。 明るくて発色がきれいな映画観賞用プロジェクタを作るってのは結構大変なんでしょうね。 いまは家庭用プロジェクタもずいぶんいいものができてるようですが、きっとものすごい努力の結果なのでしょう。

    ということでしばらくムービーを段差ありの大画面で観て、作業終了。







   


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